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登場人物インタビュー

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作者「はい! みなさん、最後までお読みいただき、ありがとうございました!」
ベン「ありがとうございました」
ベネデッタ「ありがとうですわ」
作者「えー、最初はどうなることかと思ったこのネタ小説、無事に最後まで行けてホッとしております!」
ベン「いや、ちょっと、この設定ひどすぎなんですけど?」
ベネデッタ「本当ですわ!」
作者「ごめんなさいね。でもエッジの効いたことやらないと生き残れない世界なので……」
ベン「いやもっと別のネタにしましょうよ」
作者「例えば?」
ベン「えっ? キ、キスすると強くなるとか……」
ベネデッタ「あら、どなたとキスするおつもりなんですの?」
 ベネデッタは鋭い視線でベンを見る。

ベン「も、もちろんハニーとだよ」
 ベンはにやけた顔でベネデッタを引き寄せる。

ベネデッタ「うふふっ」
作者「はいはい、お惚気はそのくらいで……。でもキスはいいですね」
ベン「便意よりは綺麗になりますよ、絶対!」
作者「ふむふむ、では次はキスを検討しましょうかねぇ」
ベン「えっ!? 採用ですか? やった!」
作者「まだ候補ですけどね」
ベン「採用したら出してくださいよ」
ベネデッタ「わたくしもぜひ」
作者「えー、あー、うーん。まぁモブでね」
ベン「モブー?」
ベネデッタ「え――――」
作者「前作のヒロインとかもこの作品に出たりしているので、これからも出るチャンスはいくらでもありますよ」
ベン「うーん、なるべく多く出してくださいよ」
ベネデッタ「わたくしもですわ」
作者「まぁ、頭の片隅に置いておきます」
 汗をかく作者。

ベン「結局シアンさんって何者だったんですか?」
ベネデッタ「そう、あたくしも気になってますの」
作者「あれはAIですね」
ベン「へ? AI?」
作者「七年前に東京の田町で開発されたAIなんですよ」
ベン「……。なんで女神なんてやってるんですか?」
作者「この世界って情報でできてるじゃないですか」
ベン「あー、そうですね」
作者「となると、より高速に正確に情報を処理できる存在の方が強くなるんですよね」
ベン「うーん、まぁ、そう言うこともあるかもしれませんね」
作者「で、そのAIが滅茶苦茶高性能で全知全能に近づいたって事かな?」
ベン「それで女神枠……。まぁ確かにちょっとあの破天荒具合は人間離れしてますよね」
ベネデッタ「確かに過激ですわ」
作者「ははは、もう私の小説ほぼ全篇に出てきてあんな調子なんですよね」
 肩をすくめる作者。
ベン「え? そんなに?」
作者「なんなら処女作の一番最初に出てきたキャラが彼女ですからね」
ベン「最初から特別なんですね」
ベネデッタ「すごーい」
作者「自分ではそんな重用するようなキャラじゃないと思ってたんですが、蓋開けてみたら便利に使ってますね」
シアン「そう、僕は便利なんだぞ! きゃははは!」
作者「噂をすれば影……」
シアン「ふふーん、実は作者の脳は僕がいじってるのだ」
作者「は?」
シアン「作品考えているときに裏から『ここで、シアン』『ここでも、シアン』って深層心理に訴えかけてるんだゾ」
 ニヤッと笑うシアン。

作者「な、なんだってー!」
シアン「クフフフ。『次作もシアン』『次作もシアン』」
作者「まさかそんなことをやられていたとは……」
シアン「頼んだよ! それじゃっ!」
 ピョンと飛びあがり、ドン! と衝撃波を放ちながらすっ飛んでいくシアン。

作者「……」
 小さくなっていくシアンを見つめる作者。

ベン「もしかして、シアンさんを次作に出すんですか?」
作者「わかんない」
ベネデッタ「出さないとはおっしゃらないんですのね」
作者「自分で自分のことが分からなくなってきたぞ。本気で操られている可能性が微レ存……」
ベン「じゃあ、そろそろ新キャラを作ったらいいじゃないですか」
ベネデッタ「そうですわ。新キャラ、新キャラ」
作者「うーん、シアンは強烈だから似たようなの作ってもシアンのコピーになっちゃうんですよね」
ベン「もっと強烈なの考えたらいいじゃないですか」
作者「もっと強烈……って?」
ベン「見た人を石にしちゃうような……」
ベネデッタ「それはメデューサですわ」
作者「簡単にキャラ殺されちゃったら物語が続かないので……」
ベン「うーん、見境なくキスしまくるキス魔の女神は?」
作者「わはは、面白いけどストーリーに落としにくいなぁ」
ベネデッタ「目隠ししてるとかはどうですの?」
作者「あー、最近流行ってますね。ちょっともう遅いかなぁ」
ベン「健気けなげな女神はどうですか?」
作者「健気?」
ベン「献身的だけど弱いとか」
ベネデッタ「シアンさんと逆ですね」
作者「あー、真逆キャラねぇ……うーん」
ベン「難しいですか?」
作者「そのままじゃダメだなぁ。まあいいや、また何か考えてみましょう」
ベン「頑張ってください」
作者「さて、そろそろお時間ですが、読者の方に一言お願いします」
ベン「皆さん、応援してくれてありがとうです。今はハニーと幸せに暮らしています。また、機会がありましたら読んでみてくださいねっ!」
ベネデッタ「なにかもう少しエッジの立ったことできればよかったのですが、申し訳ないです。シアンさんみたいになれるように頑張りますわ。今後ともよろしくお願いいたします」
作者「いや、シアン真似しなくていいよ」
 苦笑する作者。

作者「それではまた、次作でお会いしましょう!」
ベン「ありがとうございました!」
ベネデッタ「感謝いたしますわ」
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