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内緒で
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「行ってきます」
「今日……何かおかしくないか?」
アレクに言われた。
姿見で確認したけれどおかしいところはないと思う。お母様と相談して決めたドレスだった。水色と白で爽やかさを出したつもりなんだけど?
「その髪型、どうした?」
メイド達にゆるふわ系? に結って貰ったの。可愛らしいと思うんだけど? メイド達を見ると“うちのお嬢様が一番可愛いです”と言った。するとアレクの眉がぴくっと動いた。
「うちのお嬢様が一番って何?」
「アレク何をごちゃごちゃ言っているの! キャシー従者をどれだけ待たせるの! 早く行きなさいっ!」
お母様がその様子を見て声を上げた。お母様は私の味方だもん。お母様は分かってくれたもん。
「はぁい」
「ちょっと待て!」
アレクが言うとお母様がアレクの首を捕まえてくれた。
「アレクも用事があるんでしょう?」
「ちっ」
あ、舌打ちした! お母様に怒られると良いわ! そもそもなんでアレクに行き先を言わなきゃいけないのよ。自分だってどこに行くか言わないくせに!
******
「キャサリン! 本当に来たのね! よく来れたね」
声を掛けてきたのはルビィだった。
「そりゃ来るわよ。約束したもの」
今日のお茶会の衣装のカラーは男女共にブルーだった。過ごしやすくなってきた季節だから涼しい色が良いということで、爽やかなブルーが今日のお茶会のイメージカラーなんですって。ブルーなら薄くても濃くてもなんでもオッケー。もちろんブルーが入っていれば単色じゃなくても良いという緩いルールなんですって。
「今日は男性の比率が多いみたいね」
「今日はって、ルビィは初めてじゃないのね?」
「あら、言ったでしょう? お茶会に参加している。って」
「聞いてたけど、こういうお茶会だと思わなかったから……ごめんね」
「いいって。キャサリンには本来なら関係ないお茶会だものね。お話を楽しむだけでも良いから、行きましょうか?」
今日のお茶会は貴族街の一角にあるレストランでのガーデンパーティだった。◯◯邸だと気を遣うからこういったお茶会はお店ですることもあるんですって! たまに◯◯家主催などもあるみたい。自分の開いたパーティで出会って結婚した。となると家同士の縁ができるからなんですって! ルビィは物知りね。ルビィと話をしていると、声を掛けられた。
「初めて見る顔だね。良かったら話をしない?」
「はい、勿論です」
ルビィが返事をしてくれた。ここにいる子息、令嬢の身元はバッチリ検査済みなんですって。だから安心して話をして良いそうな。
「私は、アンディ・ブラッドリーと言います。君の名前を聞いても良い?」
「私はキャサリン・ウエストウッドと申します」
ブラッドリー家といえば侯爵家の? 確か私より五つほど上の子息がいたはずだから二十一歳くらい?
「あぁ、ウエストウッド伯爵家の令嬢か! こんなに可愛らしかったのか」
……む。レディに向かって可愛いとは!
「あ、ごめんごめん。伯爵が可愛い娘と豪語しているところに居合わせたことがあって……親からしたら娘はいつでも可愛い存在だろう。という意味だよ」
「お父様ったら……一体どのような状況で。恥ずかしいですわ」
「あれだよ。その、殿下の婚約者候補が次々に辞退した時?」
「あの時ですか……」
「娘が可愛いから家に一生居ても良いと。確か親戚筋から引き取った義息子の出来が良いから義息子に任せて……とかなんとか言っていたんだ」
お父様ったら……恥ずかしいわね。
「そうでしたか。お恥ずかしい限りです」
「このような場でキャサリン嬢と会えて嬉しいよ。友人に誘われて来たんだけど、来てみるものだね。うちの親もそろそろ相手をと五月蝿くてさ。ところで伯爵は今日ここに来ていると知っているの?」
「母には伝えてきましたが、父は……あれ? 私からは言ってません。朝も何も言ってこなかったので」
お母様に内緒にして! って言ったから知らないのかも。ま、いっか。お母様からオッケーを貰っているもん。
「そうか。それは困ったな」
「どうしてですか?」
「デートに誘う時は伯爵を通さないといけないだろう?」
「え? デート……私とですか?」
「……伯爵家の令嬢は君一人だと思うのだけど」
「そうですが……まだ会ったばかりですし、私なんて面白くないですよ? 気の利いたことも言えませんし」
……これが男女の出会いというのなら私には無理かもしれないわ。知らない? 人とデートだなんて。
「これから知っていけば良いじゃないか。っとあまり君を独占していると周りから怒られそうだから、手紙を送るよ」
ブラッドリー様は手にキスをして去っていった。初めて会った人にキスされた……大人の男の人って怖いよぉ。
次に話しかけてきた人はとても大きな人で騎士団に入っている方で友人ときたそうだ。体を鍛えるのと仕事が忙しくて出会いが無かったそう。真面目そうな人なんだけど、壁みたいに大きくて圧が……縮こまってしまって会話が……
「まずは手紙のやり取りから始めませんか?」
「……え?」
「君があまりにも可憐で、会話が弾まない……相手を知るには文通からだと聞いたことがある」
そうなの? よく分からないよぉ。
次に話しかけてきた人は公爵家の三男の方。チャラチャラとしていて遊び人って感じがした。
「最後に落ち着くところは、年下の可愛い嫁さんだと聞くが、まさに君の事だ! 君に決めた」
ビシッと! 指をさされた。人を指差したらダメだって習ってないのかな……?
「よし、伯爵に話をしに行こう」
肩を抱かれた。ひぃっ。鳥肌が……
咄嗟にスタッフの人が飛んできて、公爵家の三男の人を引き離してくれた。た、助かったわ……
「今日……何かおかしくないか?」
アレクに言われた。
姿見で確認したけれどおかしいところはないと思う。お母様と相談して決めたドレスだった。水色と白で爽やかさを出したつもりなんだけど?
「その髪型、どうした?」
メイド達にゆるふわ系? に結って貰ったの。可愛らしいと思うんだけど? メイド達を見ると“うちのお嬢様が一番可愛いです”と言った。するとアレクの眉がぴくっと動いた。
「うちのお嬢様が一番って何?」
「アレク何をごちゃごちゃ言っているの! キャシー従者をどれだけ待たせるの! 早く行きなさいっ!」
お母様がその様子を見て声を上げた。お母様は私の味方だもん。お母様は分かってくれたもん。
「はぁい」
「ちょっと待て!」
アレクが言うとお母様がアレクの首を捕まえてくれた。
「アレクも用事があるんでしょう?」
「ちっ」
あ、舌打ちした! お母様に怒られると良いわ! そもそもなんでアレクに行き先を言わなきゃいけないのよ。自分だってどこに行くか言わないくせに!
******
「キャサリン! 本当に来たのね! よく来れたね」
声を掛けてきたのはルビィだった。
「そりゃ来るわよ。約束したもの」
今日のお茶会の衣装のカラーは男女共にブルーだった。過ごしやすくなってきた季節だから涼しい色が良いということで、爽やかなブルーが今日のお茶会のイメージカラーなんですって。ブルーなら薄くても濃くてもなんでもオッケー。もちろんブルーが入っていれば単色じゃなくても良いという緩いルールなんですって。
「今日は男性の比率が多いみたいね」
「今日はって、ルビィは初めてじゃないのね?」
「あら、言ったでしょう? お茶会に参加している。って」
「聞いてたけど、こういうお茶会だと思わなかったから……ごめんね」
「いいって。キャサリンには本来なら関係ないお茶会だものね。お話を楽しむだけでも良いから、行きましょうか?」
今日のお茶会は貴族街の一角にあるレストランでのガーデンパーティだった。◯◯邸だと気を遣うからこういったお茶会はお店ですることもあるんですって! たまに◯◯家主催などもあるみたい。自分の開いたパーティで出会って結婚した。となると家同士の縁ができるからなんですって! ルビィは物知りね。ルビィと話をしていると、声を掛けられた。
「初めて見る顔だね。良かったら話をしない?」
「はい、勿論です」
ルビィが返事をしてくれた。ここにいる子息、令嬢の身元はバッチリ検査済みなんですって。だから安心して話をして良いそうな。
「私は、アンディ・ブラッドリーと言います。君の名前を聞いても良い?」
「私はキャサリン・ウエストウッドと申します」
ブラッドリー家といえば侯爵家の? 確か私より五つほど上の子息がいたはずだから二十一歳くらい?
「あぁ、ウエストウッド伯爵家の令嬢か! こんなに可愛らしかったのか」
……む。レディに向かって可愛いとは!
「あ、ごめんごめん。伯爵が可愛い娘と豪語しているところに居合わせたことがあって……親からしたら娘はいつでも可愛い存在だろう。という意味だよ」
「お父様ったら……一体どのような状況で。恥ずかしいですわ」
「あれだよ。その、殿下の婚約者候補が次々に辞退した時?」
「あの時ですか……」
「娘が可愛いから家に一生居ても良いと。確か親戚筋から引き取った義息子の出来が良いから義息子に任せて……とかなんとか言っていたんだ」
お父様ったら……恥ずかしいわね。
「そうでしたか。お恥ずかしい限りです」
「このような場でキャサリン嬢と会えて嬉しいよ。友人に誘われて来たんだけど、来てみるものだね。うちの親もそろそろ相手をと五月蝿くてさ。ところで伯爵は今日ここに来ていると知っているの?」
「母には伝えてきましたが、父は……あれ? 私からは言ってません。朝も何も言ってこなかったので」
お母様に内緒にして! って言ったから知らないのかも。ま、いっか。お母様からオッケーを貰っているもん。
「そうか。それは困ったな」
「どうしてですか?」
「デートに誘う時は伯爵を通さないといけないだろう?」
「え? デート……私とですか?」
「……伯爵家の令嬢は君一人だと思うのだけど」
「そうですが……まだ会ったばかりですし、私なんて面白くないですよ? 気の利いたことも言えませんし」
……これが男女の出会いというのなら私には無理かもしれないわ。知らない? 人とデートだなんて。
「これから知っていけば良いじゃないか。っとあまり君を独占していると周りから怒られそうだから、手紙を送るよ」
ブラッドリー様は手にキスをして去っていった。初めて会った人にキスされた……大人の男の人って怖いよぉ。
次に話しかけてきた人はとても大きな人で騎士団に入っている方で友人ときたそうだ。体を鍛えるのと仕事が忙しくて出会いが無かったそう。真面目そうな人なんだけど、壁みたいに大きくて圧が……縮こまってしまって会話が……
「まずは手紙のやり取りから始めませんか?」
「……え?」
「君があまりにも可憐で、会話が弾まない……相手を知るには文通からだと聞いたことがある」
そうなの? よく分からないよぉ。
次に話しかけてきた人は公爵家の三男の方。チャラチャラとしていて遊び人って感じがした。
「最後に落ち着くところは、年下の可愛い嫁さんだと聞くが、まさに君の事だ! 君に決めた」
ビシッと! 指をさされた。人を指差したらダメだって習ってないのかな……?
「よし、伯爵に話をしに行こう」
肩を抱かれた。ひぃっ。鳥肌が……
咄嗟にスタッフの人が飛んできて、公爵家の三男の人を引き離してくれた。た、助かったわ……
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