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第六章
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朝ごはんを作るためにスマホで目覚ましをセットしていた。耳元で鳴り出して慌てて止めた。
託を起こさないようにそっとベッドを抜け出た。
託の方を振り向くと、すやすやと寝息をたてていた。そういえば託の寝顔など見るのは初めてだ。普段は男らしいしかっこいいけど、こうしているとかわいい。
やばい。朝立ちついでに自分のモノが膨らんできたので、慌てて託から離れた。
無心でフレンチトーストの準備をした。無防備な寝顔が破壊力抜群だと思ったが、無理矢理頭から押しやった。
託がキッチンにやってきて、反射的に口にした。
「あ、おはよう」
「おはよう」
返事が返ってきて、僕はえもいわれぬ幸福感に包まれた。そういえばまともに泊まったのは初めてだった。
何だか新婚初夜のようでうれし恥ずかしい。
フレンチトーストなんて誰でもできるのに、託は褒めてくれた。
それだけで満たされた気持ちになった。プレイの後にこんな時間を過ごせるなんて前までは考えられなかった。
「傷、治ったね」
急に言われて、僕は戸惑った。
改めて自分の腕を見ると、傷は跡形もなかった。1度だけだったから痕に残らかったようだ。
「ごめん」
反射的に謝ってしまった。
「謝らなくていいから、もう2度としないって約束して」
託は僕の方をじっと見つめてきた。
「うん」
「絶対だよ」
グレアを放ちながら言われ、僕はもう一度頷いた。
こんな風に託が側にいてくれるなら、2度と自分を傷つけたりはしないと心の中で誓った。
託とのプレイは甘く優しく、僕の本気で嫌がることはされなかった。
セーフワードを使うこともなくて、自分の罪を忘れそうになっていた。
託を起こさないようにそっとベッドを抜け出た。
託の方を振り向くと、すやすやと寝息をたてていた。そういえば託の寝顔など見るのは初めてだ。普段は男らしいしかっこいいけど、こうしているとかわいい。
やばい。朝立ちついでに自分のモノが膨らんできたので、慌てて託から離れた。
無心でフレンチトーストの準備をした。無防備な寝顔が破壊力抜群だと思ったが、無理矢理頭から押しやった。
託がキッチンにやってきて、反射的に口にした。
「あ、おはよう」
「おはよう」
返事が返ってきて、僕はえもいわれぬ幸福感に包まれた。そういえばまともに泊まったのは初めてだった。
何だか新婚初夜のようでうれし恥ずかしい。
フレンチトーストなんて誰でもできるのに、託は褒めてくれた。
それだけで満たされた気持ちになった。プレイの後にこんな時間を過ごせるなんて前までは考えられなかった。
「傷、治ったね」
急に言われて、僕は戸惑った。
改めて自分の腕を見ると、傷は跡形もなかった。1度だけだったから痕に残らかったようだ。
「ごめん」
反射的に謝ってしまった。
「謝らなくていいから、もう2度としないって約束して」
託は僕の方をじっと見つめてきた。
「うん」
「絶対だよ」
グレアを放ちながら言われ、僕はもう一度頷いた。
こんな風に託が側にいてくれるなら、2度と自分を傷つけたりはしないと心の中で誓った。
託とのプレイは甘く優しく、僕の本気で嫌がることはされなかった。
セーフワードを使うこともなくて、自分の罪を忘れそうになっていた。
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