35 / 101
第六部 梟雄の死
33 再会か、邂逅か
しおりを挟む
弘治二年四月。
後世、長良川の戦いと伝えられる、「一色」義龍范可の大軍と、斎藤道三入道利政の寡兵の激突が、今、ここに始まろうとしている。
最初に動いたのは道三で、四月十八日、彼は留守居役の竹中半兵衛に城を託し、鶴山という山に布陣した。
これに反応して、義龍は明智城へと向けていた兵を返した。
向かう先は、長良川南岸。
きっとやって来るにちがいない、尾張の織田信長の援軍を見越しての動きである。
すると、少数であるが、南方からものすごい勢いで駆けてくる武者たちがいる、との情報が入った。
それはかつて、今川義元が義龍に言い残した言葉どおりの動きであった。
「さすがは海道一の弓取り、今川義元どの。読みどおりよ」
義龍はこの頃には、すっかり義元に心服し切っていた。
義元は美濃を発つにあたり、義龍に細々とした指示を下し、必要に応じて書簡や使いのやり取りをする、と確約してくれた。
そして義龍は義元の言葉どおりに行動し、弟たちを始末し、今こうして、「父」道三を追い詰めている。
「……どれ、その武者たちは、おそらく信長の斥候か、それとも使いか」
放っておいても良いが。
そう思った義龍だが、何かの気まぐれか、自ら一隊を率いてその武者たちの捕捉に向かった。
「……長井道利の叔父といい、安藤守就といい、最近、予のことを舐めている節がある。ここはひとつ、予もやるということを示すか」
それは、義元の言うことを金科玉条として、彼らに言うことに耳を傾けない義龍に原因があるのだが、誰もそれを指摘する者がいなかったのが、義龍の不幸である。
いずれにせよ、義龍はその巨体に似合わず素早い馬捌きで、謎の武者たちを追った。
そして謎の武者たちはわりとあっさりと、義龍の目に捉えられた。
「……ふむ。先を急ぐあまり、周りに目がいっていないと見える。どれ」
義龍が弓矢をかまえて、容赦なく、先頭を行く緋色の甲冑の武者の首を狙った。
「……ッ」
緋色の武者は矢に気づくと、振り向きざまに抜刀した。
だがその刀の前に、最後尾を行く大柄の武者の十文字槍が一閃した。
「この三左、一生の不覚。ここまで敵を気取られぬとは」
三左――森三左衛門可成が、叩き落とした矢を馬に踏ませながら振り向く。
「……そこのでかぶつ! ようもこのお方に対して矢を! わが十文字槍を馳走してくれるわ!」
「……でかぶつじゃと?」
六尺五寸の巨体を誇る義龍だが、それをあからさまに言われることを嫌った。
義龍は激怒した。
「ようも言ってくれたわ! 覚悟せい! この一色義龍范可に対して、ようもさような口を利いて!」
「……義龍?」
これは緋色の甲冑の武者の反応である。
武者は、驚きに目を見開き、そして面頬を取った。
「……あ、兄上……ですか?」
「……ほお?」
義龍もまた驚きに怒りを忘れ、緋色の武者――帰蝶を見た。
「……これはこれは、わが妹だった女性ではないか」
「だった!?」
「……何だ、知らんのか。尾張の奴らは話に疎いな」
義龍は嘲笑する。そして語った。
自分の真の父親が、かつての美濃国主・土岐頼芸であったこと。
そして母親である深芳野は、足利家名門・一色家の血を引いていたこと。
「……以上により、予と帰蝶、貴様の間に兄妹の縁など、無かった! それゆえ、妹だったと言うたのじゃ!」
「…………」
帰蝶が馬上、無言のままでいると、それを見て義龍はさらに、図に乗った。
「どうした? 頭が高い! 予は足利幕府名門、三管領四職の家柄、一色家の連枝なるぞ! 控えい! 控えおろう!」
「…………」
帰蝶は沈黙を保っている。
森可成は歯噛みし、明智十兵衛は沈痛な面持ちになり、木綿藤吉は何と声をかけてよいものかとおろおろとしている。
義龍はその様子を見て、率いて来た将兵に目配せで待機を命じながら、ゆっくりと馬を進めた。
このいつも取り澄ました顔をしていた妹を、否、妹だった奴を、もう少しからかってやろう。
今や得意絶頂の義龍は、その嘲りの表情をさらに強めた。
「……どぉうした? お前のその、あの父だった男に似たしたり顔が気に入らなかった……だが、今やそのしたり顔もできなくなったよぉうだなぁ?」
「……らぬ」
「あ?」
わざとらしく片手を耳にあてる義龍。
どうせ泣き言か何かだろう。
せいぜい吠えてみせろ、負け犬。
そう思った義龍の耳に、とんでもない言葉が飛び込んで来た。
「……くだらぬ! そう申し上げました! いや、言ってやりました!」
「……何だと?」
「お前の言うことやること、みんな、くだらぬ! そう言うたのが、判らんのきゃあ! このでかぶつ!」
「……なっ、なっ」
帰蝶が決然として顔を上げる。
眦を決する、という言葉がある。
目を大きく見開いて、覚悟を表すという意味だ。
今、まさに、帰蝶はその表情をしていた。
「何だお前その言葉は帰蝶! 尾張弁かそれは!」
「うるしゃあ! 黙れ、このでかぶつ!」
十兵衛は手を打った。このお姫さま、やるわい、と。
木綿は腹を抱えて笑った。いいぞ、もっとやれ、と。
可成だけは渋い顔をした。このお方、殿に似てきた、と。
そして帰蝶は止まらない。
「……大体、土岐頼芸さまが父というのなら、土岐と名乗れば良い! それを一色ぃ? おおかた、一色の方が格好いいからだろうが! そんななぁ、相手の方が大きいからそっちの餅をくれという童と何ら変わらぬ! この餓鬼がぁ!」
「が、餓鬼……」
だんだん、義龍の顔が青ざめていく。
義龍麾下の将兵たちはどうしようかと戸惑ったが、義龍の八つ当たりを恐れて、沈黙を守った。
「……もういいもういい、お前は一色でいい! その代わり、斎藤はこっちが貰うぞ!」
「も、貰うとは」
「そんなんのも判らんのきゃあ? そんなんだからお前は一色なんだ! 何だ出来星の一色が! 一色ごとき、何だというんだ! もうお前は一色でいい! 斎藤家から縁切りじゃ!」
「い、一色ごとき……」
父・道三が必死に国盗りした美濃の守護代・斎藤家を盗るというのなら判る。だが、単に血がつながっているからという理由で一色と名乗ることの、何とくだらないことか。
帰蝶はそう言い切った。
義龍はわなわなと震え、押し黙った。
「……行きましょう」
ようやく冷静になった帰蝶はそう告げると、馬首をめぐらして、駆け出した。十兵衛、木綿、可成らも後につづいた。
……遠ざかっていく帰蝶たち。
その背を見ているうちに、義龍はふとあることを思い出した。
義龍が再び嘲りの表情を浮かべ、叫ぶ。
「よーく判った、帰蝶! ならばせいぜい斎藤と名乗るがよい! あの男と……商人の女との間に生まれたお前には過ぎた名乗りだがなぁ!」
一瞬、帰蝶がびくっと震えたように見えた。
「……せいぜい、あの男と話すが良い! 自分は何者ですか、とな!」
義龍の哄笑が木霊する中、それでも帰蝶らは速度を落とさず、一路、道三の許へと向かった。
そこで帰蝶を待ち受ける真実が何なのかはまだ判らない……。
後世、長良川の戦いと伝えられる、「一色」義龍范可の大軍と、斎藤道三入道利政の寡兵の激突が、今、ここに始まろうとしている。
最初に動いたのは道三で、四月十八日、彼は留守居役の竹中半兵衛に城を託し、鶴山という山に布陣した。
これに反応して、義龍は明智城へと向けていた兵を返した。
向かう先は、長良川南岸。
きっとやって来るにちがいない、尾張の織田信長の援軍を見越しての動きである。
すると、少数であるが、南方からものすごい勢いで駆けてくる武者たちがいる、との情報が入った。
それはかつて、今川義元が義龍に言い残した言葉どおりの動きであった。
「さすがは海道一の弓取り、今川義元どの。読みどおりよ」
義龍はこの頃には、すっかり義元に心服し切っていた。
義元は美濃を発つにあたり、義龍に細々とした指示を下し、必要に応じて書簡や使いのやり取りをする、と確約してくれた。
そして義龍は義元の言葉どおりに行動し、弟たちを始末し、今こうして、「父」道三を追い詰めている。
「……どれ、その武者たちは、おそらく信長の斥候か、それとも使いか」
放っておいても良いが。
そう思った義龍だが、何かの気まぐれか、自ら一隊を率いてその武者たちの捕捉に向かった。
「……長井道利の叔父といい、安藤守就といい、最近、予のことを舐めている節がある。ここはひとつ、予もやるということを示すか」
それは、義元の言うことを金科玉条として、彼らに言うことに耳を傾けない義龍に原因があるのだが、誰もそれを指摘する者がいなかったのが、義龍の不幸である。
いずれにせよ、義龍はその巨体に似合わず素早い馬捌きで、謎の武者たちを追った。
そして謎の武者たちはわりとあっさりと、義龍の目に捉えられた。
「……ふむ。先を急ぐあまり、周りに目がいっていないと見える。どれ」
義龍が弓矢をかまえて、容赦なく、先頭を行く緋色の甲冑の武者の首を狙った。
「……ッ」
緋色の武者は矢に気づくと、振り向きざまに抜刀した。
だがその刀の前に、最後尾を行く大柄の武者の十文字槍が一閃した。
「この三左、一生の不覚。ここまで敵を気取られぬとは」
三左――森三左衛門可成が、叩き落とした矢を馬に踏ませながら振り向く。
「……そこのでかぶつ! ようもこのお方に対して矢を! わが十文字槍を馳走してくれるわ!」
「……でかぶつじゃと?」
六尺五寸の巨体を誇る義龍だが、それをあからさまに言われることを嫌った。
義龍は激怒した。
「ようも言ってくれたわ! 覚悟せい! この一色義龍范可に対して、ようもさような口を利いて!」
「……義龍?」
これは緋色の甲冑の武者の反応である。
武者は、驚きに目を見開き、そして面頬を取った。
「……あ、兄上……ですか?」
「……ほお?」
義龍もまた驚きに怒りを忘れ、緋色の武者――帰蝶を見た。
「……これはこれは、わが妹だった女性ではないか」
「だった!?」
「……何だ、知らんのか。尾張の奴らは話に疎いな」
義龍は嘲笑する。そして語った。
自分の真の父親が、かつての美濃国主・土岐頼芸であったこと。
そして母親である深芳野は、足利家名門・一色家の血を引いていたこと。
「……以上により、予と帰蝶、貴様の間に兄妹の縁など、無かった! それゆえ、妹だったと言うたのじゃ!」
「…………」
帰蝶が馬上、無言のままでいると、それを見て義龍はさらに、図に乗った。
「どうした? 頭が高い! 予は足利幕府名門、三管領四職の家柄、一色家の連枝なるぞ! 控えい! 控えおろう!」
「…………」
帰蝶は沈黙を保っている。
森可成は歯噛みし、明智十兵衛は沈痛な面持ちになり、木綿藤吉は何と声をかけてよいものかとおろおろとしている。
義龍はその様子を見て、率いて来た将兵に目配せで待機を命じながら、ゆっくりと馬を進めた。
このいつも取り澄ました顔をしていた妹を、否、妹だった奴を、もう少しからかってやろう。
今や得意絶頂の義龍は、その嘲りの表情をさらに強めた。
「……どぉうした? お前のその、あの父だった男に似たしたり顔が気に入らなかった……だが、今やそのしたり顔もできなくなったよぉうだなぁ?」
「……らぬ」
「あ?」
わざとらしく片手を耳にあてる義龍。
どうせ泣き言か何かだろう。
せいぜい吠えてみせろ、負け犬。
そう思った義龍の耳に、とんでもない言葉が飛び込んで来た。
「……くだらぬ! そう申し上げました! いや、言ってやりました!」
「……何だと?」
「お前の言うことやること、みんな、くだらぬ! そう言うたのが、判らんのきゃあ! このでかぶつ!」
「……なっ、なっ」
帰蝶が決然として顔を上げる。
眦を決する、という言葉がある。
目を大きく見開いて、覚悟を表すという意味だ。
今、まさに、帰蝶はその表情をしていた。
「何だお前その言葉は帰蝶! 尾張弁かそれは!」
「うるしゃあ! 黙れ、このでかぶつ!」
十兵衛は手を打った。このお姫さま、やるわい、と。
木綿は腹を抱えて笑った。いいぞ、もっとやれ、と。
可成だけは渋い顔をした。このお方、殿に似てきた、と。
そして帰蝶は止まらない。
「……大体、土岐頼芸さまが父というのなら、土岐と名乗れば良い! それを一色ぃ? おおかた、一色の方が格好いいからだろうが! そんななぁ、相手の方が大きいからそっちの餅をくれという童と何ら変わらぬ! この餓鬼がぁ!」
「が、餓鬼……」
だんだん、義龍の顔が青ざめていく。
義龍麾下の将兵たちはどうしようかと戸惑ったが、義龍の八つ当たりを恐れて、沈黙を守った。
「……もういいもういい、お前は一色でいい! その代わり、斎藤はこっちが貰うぞ!」
「も、貰うとは」
「そんなんのも判らんのきゃあ? そんなんだからお前は一色なんだ! 何だ出来星の一色が! 一色ごとき、何だというんだ! もうお前は一色でいい! 斎藤家から縁切りじゃ!」
「い、一色ごとき……」
父・道三が必死に国盗りした美濃の守護代・斎藤家を盗るというのなら判る。だが、単に血がつながっているからという理由で一色と名乗ることの、何とくだらないことか。
帰蝶はそう言い切った。
義龍はわなわなと震え、押し黙った。
「……行きましょう」
ようやく冷静になった帰蝶はそう告げると、馬首をめぐらして、駆け出した。十兵衛、木綿、可成らも後につづいた。
……遠ざかっていく帰蝶たち。
その背を見ているうちに、義龍はふとあることを思い出した。
義龍が再び嘲りの表情を浮かべ、叫ぶ。
「よーく判った、帰蝶! ならばせいぜい斎藤と名乗るがよい! あの男と……商人の女との間に生まれたお前には過ぎた名乗りだがなぁ!」
一瞬、帰蝶がびくっと震えたように見えた。
「……せいぜい、あの男と話すが良い! 自分は何者ですか、とな!」
義龍の哄笑が木霊する中、それでも帰蝶らは速度を落とさず、一路、道三の許へと向かった。
そこで帰蝶を待ち受ける真実が何なのかはまだ判らない……。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
【短編】輿上(よじょう)の敵 ~ 私本 桶狭間 ~
四谷軒
歴史・時代
【あらすじ】
今川義元の大軍が尾張に迫る中、織田信長の家臣、簗田政綱は、輿(こし)が来るのを待ち構えていた。幕府により、尾張において輿に乗れるは斯波家の斯波義銀。かつて、信長が傀儡の国主として推戴していた男である。義元は、義銀を御輿にして、尾張の支配を目論んでいた。義銀を討ち、義元を止めるよう策す信長。が、義元が落馬し、義銀の輿に乗って進軍。それを知った信長は、義銀ではなく、輿上の敵・義元を討つべく出陣する。
【表紙画像】
English: Kano Soshu (1551-1601)日本語: 狩野元秀(1551〜1601年), Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
前夜 ~敵は本能寺にあり~
四谷軒
歴史・時代
【あらすじ】
織田信忠は、本能寺の変の前夜、父・信長を訪れていた。そして信長から、織田家の――信忠の今後と、明智光秀の今後についての考えを聞く。それを知った光秀は……。
【表紙画像・挿絵画像】
「きまぐれアフター」様より
花倉の乱 ~今川義元はいかにして、四男であり、出家させられた身から、海道一の弓取りに至ったか~
四谷軒
歴史・時代
【あらすじ】
今川義元は、駿河守護・今川氏親の四男として生まれ、幼くして仏門に入れられていた。
しかし、十代後半となった義元に転機が訪れる。
天文5年(1536年)3月17日、長兄と次兄が同日に亡くなってしまったのだ。
かくして、義元は、兄弟のうち残された三兄・玄広恵探と、今川家の家督をめぐって争うことになった。
――これは、海道一の弓取り、今川義元の国盗り物語である。
【表紙画像】
Utagawa Kuniyoshi, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
河越夜戦 〜相模の獅子・北条新九郎氏康は、今川・武田連合軍と関東諸侯同盟軍八万に、いかに立ち向かったのか〜
四谷軒
歴史・時代
【あらすじ】
今は昔、戦国の世の物語――
父・北条氏綱の死により、北条家の家督を継いだ北条新九郎氏康は、かつてない危機に直面していた。
領国の南、駿河・河東(駿河東部地方)では海道一の弓取り・今川義元と、甲斐の虎・武田晴信の連合軍が侵略を開始し、領国の北、武蔵・河越城は関東管領・山内上杉憲政と、扇谷上杉朝定の「両上杉」の率いる八万の関東諸侯同盟軍に包囲されていた。
関東管領の山内上杉と、扇谷上杉という関東の足利幕府の名門の「双つの杉」を倒す夢を祖父の代から受け継いだ、相模の獅子・北条新九郎氏康の奮戦がはじまる。
敵は家康
早川隆
歴史・時代
旧題:礫-つぶて-
【第六回アルファポリス歴史・時代小説大賞 特別賞受賞作品】
俺は石ころじゃない、礫(つぶて)だ!桶狭間前夜を駆ける無名戦士達の物語。永禄3年5月19日の早朝。桶狭間の戦いが起こるほんの数時間ほど前の話。出撃に際し戦勝祈願に立ち寄った熱田神宮の拝殿で、織田信長の眼に、彼方の空にあがる二条の黒い煙が映った。重要拠点の敵を抑止する付け城として築かれた、鷲津砦と丸根砦とが、相前後して炎上、陥落したことを示す煙だった。敵は、餌に食いついた。ひとりほくそ笑む信長。しかし、引き続く歴史的大逆転の影には、この両砦に籠って戦い、玉砕した、名もなき雑兵どもの人生と、夢があったのである・・・
本編は「信長公記」にも記された、このプロローグからわずかに時間を巻き戻し、弥七という、矢作川の流域に棲む河原者(被差別民)の子供が、ある理不尽な事件に巻き込まれたところからはじまります。逃亡者となった彼は、やがて国境を越え、風雲急を告げる東尾張へ。そして、戦地を駆ける黒鍬衆の一人となって、底知れぬ謀略と争乱の渦中に巻き込まれていきます。そして、最後に行き着いた先は?
ストーリーはフィクションですが、周辺の歴史事件など、なるべく史実を踏みリアリティを追求しました。戦場を駆ける河原者二人の眼で、戦国時代を体感しに行きましょう!

吼えよ! 権六
林 本丸
歴史・時代
時の関白豊臣秀吉を嫌う茶々姫はあるとき秀吉のいやがらせのため自身の養父・故柴田勝家の過去を探ることを思い立つ。主人公の木下半介は、茶々の命を受け、嫌々ながら柴田勝家の過去を探るのだが、その時々で秀吉からの妨害に見舞われる。はたして半介は茶々の命を完遂できるのか? やがて柴田勝家の過去を探る旅の過程でこれに関わる人々の気持ちも変化して……。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる