悪役令嬢に転生したら溺愛された。(なぜだろうか)

どくりんご

文字の大きさ
上 下
52 / 61
後日談 王妃は試練がいっぱいです!

王妃になりました

しおりを挟む

 注意
 まだ、モモ(子供)が生まれてないときです。妊娠してる最中。
 ご了承下さい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

「王妃様!本日は…」

「王妃様、○○商談が…」

「わかりました、今行きましょう」

 ソフィア・スイート25歳になりました。
 ただいま王妃やっています。

 事の発端は前国王(義父様)が一年前に突然国王の引退発言から始まった。
 国民の前で堂々と言った発言は回避出来ず、アルが国王になった。
 義父様は現在義母様と一緒に旅に出ている(というより旅行?)
 
 そのためスゴく仕事に追われている。許すまじ…と怒ったのはご愛敬だ。
 まだ半年ほどだから落ち着かない。それと同時に商人達が こぞって来るのだ。

 ーー私が妊娠したから。

 妊娠しました!嬉しいです!けどさらに仕事が増えるという悪環境の出来上がり。
 だけど魔法による効率化ができるようになったからこれでも楽になった方だ。

 もうひとつ辛いのが暗殺だ。

 ハッキリ言うと意味がない。どんな状況でも守れる防御魔法はしてるし危なくはないけど…精神的に少しキツイ。
 こんなにも私を殺したい人がいっぱいいるのかとメンタル面で少しやられる。

 昔よりすっかり心が弱くなってしまった。これも妊娠だからかな?
 そんなとき手を握ってくれるアルにすっかり甘えている。
 お腹が結構出てきてそっと撫でるのが今の私の流行りだ。

 だけどこんな慌ただしい毎日は嫌いじゃない。




「アル、今日は誰か来そう?」
「いや、来ないと思う」
 寝室で二人話あっていた。
 魔法で探知は私を中心とすると5000キロ先までわかるけど範囲を限定すればもっとできる。だから西側はアルに頼んでいるのだ。

 不審者(暗殺者)はここ最近毎日現れるからとても珍しいことに少し驚く。

「隣国はもうあきらめたのかな?」

「さあ?諦めて欲しいけど」

「精神的に疲れるからやめて欲しいけどね」

 私の言葉にアルは少し考えて言葉を口にする。
「犯人は隣国の王って確定してるんだ。あの国を滅ぼしても僕は別にいいんだよ?」

 ヤンデレに磨きがかかってきたな。すげぇよ。怖いよ。

「絶対にこの子を守るから」

 私のお腹をそっと撫でて語るアルはもう一人前の父親のようだった。
 だから、この子がいなくなったら隣国と戦争してくるなんて怖いこと言わないでくれよ。

 え?アルと子供が隣国の王様に殺されたら?
 戦争仕掛けに行くけど?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 シリアスじゃありません。
 ヤンデレ感強めで帰ってきました!
 結構不定期になっていきます。
 後日談書きたいよぉーってめっちゃ思って結局かきました。妊娠しました(ソフィアが)
 少し性格が変わっているのもご愛敬です。
 これからもよろしくお願いします(*´∇`*)
 
しおりを挟む
感想 29

あなたにおすすめの小説

村娘になった悪役令嬢

枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。 ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。 村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。 ※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります) アルファポリスのみ後日談投稿しております。

【二部開始】所詮脇役の悪役令嬢は華麗に舞台から去るとしましょう

蓮実 アラタ
恋愛
アルメニア国王子の婚約者だった私は学園の創立記念パーティで突然王子から婚約破棄を告げられる。 王子の隣には銀髪の綺麗な女の子、周りには取り巻き。かのイベント、断罪シーン。 味方はおらず圧倒的不利、絶体絶命。 しかしそんな場面でも私は余裕の笑みで返す。 「承知しました殿下。その話、謹んでお受け致しますわ!」 あくまで笑みを崩さずにそのまま華麗に断罪の舞台から去る私に、唖然とする王子たち。 ここは前世で私がハマっていた乙女ゲームの世界。その中で私は悪役令嬢。 だからなんだ!?婚約破棄?追放?喜んでお受け致しますとも!! 私は王妃なんていう狭苦しいだけの脇役、真っ平御免です! さっさとこんなやられ役の舞台退場して自分だけの快適な生活を送るんだ! って張り切って追放されたのに何故か前世の私の推しキャラがお供に着いてきて……!? ※本作は小説家になろうにも掲載しています 二部更新開始しました。不定期更新です

婚約者を奪い返そうとしたらいきなり溺愛されました

宵闇 月
恋愛
異世界に転生したらスマホゲームの悪役令嬢でした。 しかも前世の推し且つ今世の婚約者は既にヒロインに攻略された後でした。 断罪まであと一年と少し。 だったら断罪回避より今から全力で奪い返してみせますわ。 と意気込んだはいいけど あれ? 婚約者様の様子がおかしいのだけど… ※ 4/26 内容とタイトルが合ってないない気がするのでタイトル変更しました。

公爵令嬢は、どう考えても悪役の器じゃないようです。

三歩ミチ
恋愛
*本編は完結しました*  公爵令嬢のキャサリンは、婚約者であるベイル王子から、婚約破棄を言い渡された。その瞬間、「この世界はゲームだ」という認識が流れ込んでくる。そして私は「悪役」らしい。ところがどう考えても悪役らしいことはしていないし、そんなことができる器じゃない。  どうやら破滅は回避したし、ゲームのストーリーも終わっちゃったようだから、あとはまわりのみんなを幸せにしたい!……そこへ攻略対象達や、不遇なヒロインも絡んでくる始末。博愛主義の「悪役令嬢」が奮闘します。 ※小説家になろう様で連載しています。バックアップを兼ねて、こちらでも投稿しています。 ※以前打ち切ったものを、初めから改稿し、完結させました。73以降、展開が大きく変わっています。

〘完〙前世を思い出したら悪役皇太子妃に転生してました!皇太子妃なんて罰ゲームでしかないので円満離婚をご所望です

hanakuro
恋愛
物語の始まりは、ガイアール帝国の皇太子と隣国カラマノ王国の王女との結婚式が行われためでたい日。 夫婦となった皇太子マリオンと皇太子妃エルメが初夜を迎えた時、エルメは前世を思い出す。 自著小説『悪役皇太子妃はただ皇太子の愛が欲しかっただけ・・』の悪役皇太子妃エルメに転生していることに気付く。何とか初夜から逃げ出し、混乱する頭を整理するエルメ。 すると皇太子の愛をいずれ現れる癒やしの乙女に奪われた自分が乙女に嫌がらせをして、それを知った皇太子に離婚され、追放されるというバッドエンドが待ち受けていることに気付く。 訪れる自分の未来を悟ったエルメの中にある想いが芽生える。 円満離婚して、示談金いっぱい貰って、市井でのんびり悠々自適に暮らそうと・・ しかし、エルメの思惑とは違い皇太子からは溺愛され、やがて現れた癒やしの乙女からは・・・ はたしてエルメは円満離婚して、のんびりハッピースローライフを送ることができるのか!?

悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!

たぬきち25番
恋愛
 気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡ ※マルチエンディングです!! コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m 2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。 楽しんで頂けると幸いです。

生まれ変わりも楽じゃない ~生まれ変わっても私はわたし~

こひな
恋愛
市川みのり 31歳。 成り行きで、なぜかバリバリのキャリアウーマンをやっていた私。 彼氏なし・趣味は食べることと読書という仕事以外は引きこもり気味な私が、とばっちりで異世界転生。 貴族令嬢となり、四苦八苦しつつ異世界を生き抜くお話です。 ※いつも読んで頂きありがとうございます。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。

【改稿版】婚約破棄は私から

どくりんご
恋愛
 ある日、婚約者である殿下が妹へ愛を語っている所を目撃したニナ。ここが乙女ゲームの世界であり、自分が悪役令嬢、妹がヒロインだということを知っていたけれど、好きな人が妹に愛を語る所を見ていると流石にショックを受けた。  乙女ゲームである死亡エンドは絶対に嫌だし、殿下から婚約破棄を告げられるのも嫌だ。そんな辛いことは耐えられない!  婚約破棄は私から! ※大幅な修正が入っています。登場人物の立ち位置変更など。 ◆3/20 恋愛ランキング、人気ランキング7位 ◆3/20 HOT6位  短編&拙い私の作品でここまでいけるなんて…!読んでくれた皆さん、感謝感激雨あられです〜!!(´;ω;`)

処理中です...