悪役令嬢に転生したら溺愛された。(なぜだろうか)

どくりんご

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第三章 魔法は必須科目です!

まさかの聖女様!

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「私の名前はアシュリー。ソフィアちゃん、アル君。これからよろしくね」

「ふぇ?」

 え?この人って聖女様だよね?この国の教会のシンボルといってもいい人でこの国の聖女の称号をもらった人だよね!?
 元平民なのに高い魔力と聖属性を持ち今じゃ王弟との大恋愛にて結婚した人だよね!?

 そんな人が
 なんでこんな場所に!?(陛下に失礼)

 一応ここは陛下の執務室だけど…


 そんなことを考えていると聖女様は口を開く。

「私が今日から貴女達の先生なのよ」
 
 『秘密』とはそういう意味だったのかとお父様をにらむとニヤニヤした顔で見てきた、今後からお父様を無視しよ。

 考えると当然の事である。聖属性の使い手が聖属性魔法を教える。この国に一人しかいないのだから(アルと私を抜いて)聖女様になるわ。
 お父様と陛下が口を開く。

「学園でアシュリーとは結構仲が良くてな、聖属性…それに平民、注目するのは普通だろう」

「そうそう、アシュリーと陛下と王妃様と私とセシリーは大体いつも一緒だったんだ。セシリーとアシュリーは大の仲良しだよ」

 まじか、お母様大物じゃん。公爵婦人で聖女様と仲が良いって設定もりもりすぎだよ。確かに美人どうし絵になるだろうけど。

「聖女様…「アシュリー」

「ア、アシュリーさm…「アシュリー」

「アシュリーさん!!」

 アシュリーさんなんですかそのまぁ、いいかみたいな顔。アシュリーさんは押しが強い。本当に。普通の公爵令嬢が名前呼びできるか~!王族と同じくらいなんだぞ!(アルは別枠だからノーカウント)

 自分の考えてた聖女様じゃない!


と、考えたのが昨日の事。


 今日はついに魔法の練習!マスターしてやる!意気込みをいれてアルとアシュリーさんの元へいく。


「やっほー、それじゃあ初めていこうかまずは今日一日で魔力を動かせるようにしようか。基本は大事だからね」

「えっ!?」

 アルと私は驚いたがアルと私では理由が違う。

 (一日で魔力って動かせるの!?
 私の頑張った四年半はなんだったんだよ!頑張ったのに!(´;ω;`)
 本当に泣ける。あ、涙出てきそう)
  

 そんなことを考えながら手をさしのべてくるアシュリーさんに手をのせた。

 あ、ちなみにアルはおどおどしながら手をのせた。


 こうしてアシュリーさん(聖女)とアル(皇太子)と私(公爵令嬢)という豪華なメンバーで魔法訓練が始まった。

 てゆうか、この中で一番私が地位が低いんじゃない?公爵令嬢なのに!

 少し悲しくなったソフィアであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 聖女は王族と大体同じくらいの偉さ。
 信者がスゴいよ!敵にまわしたら協会と戦争だ~!怖いよー((((;゜Д゜)))

 この小説は美形が多い…!
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