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第三章 魔法は必須科目です!
王宮で魔法の勉強!
しおりを挟む「私の名前はアシュリー。ソフィアちゃん、アル君。これからよろしくお願いね」
「「ふぇ?」」
オウキュウニセイジョガアラワレタ!
☆★☆
「お父様!私、魔法を覚えたいの!私に必要なことなの」
私、ソフィアはお父様の執務室でお父様と話をしていた。
アルを守るために魔法は必須科目。
しかもここは現実。もしかしたらシナリオ通りにいかずアルが死んでしまうかもしれない。
だから未来を変えるのだ。
私の真剣な顔を見てお父様はフゥと息を吐く。
「ソフィー、そこまで君が真剣ならば止めることはしない。ソフィーの先生は私が決めておく」
こうして許可をとり私は今日その先生とご対面だ。
王宮なのは私とアルをまとめて面倒みてもらおう!とのことで結果的に王宮。
『先生は秘密だよ~(*´∀`)』とニヤニヤしながらお父様がこちらを見てきたので先生はまだ知らない。楽しみだなぁ。
先方にアル発見!
ただちに抱きつきます!
「うわっ!」
「アル~おはよう!早くいこ!」
顔を真っ赤にしながら手を差し出してくるアルの手をとり目的地へと向かう。
(うへ~、相変わらず可愛い。いつもこうだったらいいのに~)
最近アルが恥ずかしい台詞を言ってドキドキするだけだったがアルはもともとこういう可愛い系だしやり返しができて少し気分がいい。
しかもナチュラルに手をつなぐことができた。
(可愛い。嬉しい。)
うへへ~と笑いながら幸せを噛み締めているソフィアは幸せ、嬉しいという感情が駄々漏れでそれがアルを赤面させてるとソフィアは気づかない。
手をつなぎながら王宮を歩く。
陛下の執務室にその先生はいるらしい。
陛下の執務室につきコンコンとノックする。そして「入れ」という言葉を聞き扉を開ける。
「「失礼します」」
メイドも執事も部屋には入ってこない。
二人ではいる。少し緊張する。
部屋のなかにはお父様がいた。ニッコリ笑顔…というよりニヤニヤという効果音が似合うかおで私とアルの顔を見てきた。
なんかムカつくな、なんやねんそのかお。
陛下とお父様の傍に一人の女性がいた。
服はヒラヒラとしたシスターのような格好。
振り向いたその顔に驚きが隠せない。
白銀の色をしたサラサラの髪に金色の瞳がキラキラしていてその顔にその姿。
この国の誰もが知っている人がいた。
「私の名前はアシュリー。ソフィアちゃん、アル君。これからよろしくお願いしますね」
「「ふぇ?」」
オウキュウニセイジョガアラワレタ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1分遅刻してしまった~!(´;ω;`)
直前に書き終わった!
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