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第一章 異世界転生ってやつですよね!?
朝の出来事
しおりを挟む「…起きてください、ソフィア様。もう朝ですよ~」
「んー、」
起きたくないな。寒いんだよー、冬の朝は凄く辛いの。
「もうすぐ朝食のお時間です。旦那様がお待ちになられますよ」
しょうがないなと思いながら暖かいベットから抜け出す。今日は私の誕生日だからお父様達は楽しみにしているのだ。
そんななか朝食を一緒にしないのはさすがに酷いだろうし、私の家族は絶対に待つだろうから罪悪感半端なくなるから遅れないように気をつけているのだ。
モソモソとベットから抜け出した私の髪をすいてくれているのはカナエだ。
「今日はソフィア様の誕生日ですね、おめでとうございます。」
私よりも三歳年上であるカナエだが、その年齢にみあわない精神年齢だなってよく思う。この年でもう私の侍女をやっていて、朝早く起きて主人を起こしたり絶対大変に決まってるもん!
だけど私にとっては凄く過ごしてきた時間があるからもう、私のお姉さんみたいなもの!
今日も一人で百面相しているソフィアを見てカナエは相変わらず可愛いな、と思ってることもソフィアは今日も気づかない。
部屋(めっちゃでかい)の中に入ると一斉にみんな声を上げた。
「おはよう。ソフィー、誕生日おめでとう!私の膝が空いてるよ!」
「おはよう。ソフィー、誕生日おめでとう!私の隣においで!」
「おはよう。ソフィー、誕生日おめでとう!僕の隣においで!」
上からお父様、お母様、お兄様の順番である。
お父様はルイスといい黒髪黒眼であり、元このサンライト王国の第二王子だった。
お母様は割愛
お兄様はカイルといい父親譲りの黒髪と母親譲りの水色の瞳が特徴で我がスイート公爵家の嫡男である!
みんな普通の時は冷たい印象を覚える顔だが、私と話す時は凄く目元が下がって子犬みたいになるのだ。(くそ可愛いな!?)
だけどね思うんだ。
お父様、膝は空いてるって言わないよね?
お母様、声を上げるなんて淑女じゃないっていってましたよね?
お兄様…好き!!!
こんな優しくて可愛いお兄ちゃんなんて最高かよ。しかも私以外にはほとんど冷たいとかギャップ萌えすぎて!
まぁ、大体日替わりみたいだから今日はお父様の膝だな。凄く嬉しそうにしているお父様を見てしまったら嫌って言えないよね。…もうなれたし。
あ、これ美味しい。
ほわほわと幸せそうに食べてるソフィアはそれを嬉しそうにみているルイスに気づかない。
こうして朝は過ぎて行く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お父様(ルイス)、お兄様(カイル)登場回!
名前考えるの難しかった!( ;∀;)
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