ひな*恋 〜童顔ひな子の年の差恋愛(ノベル版)



端から見れば、普通の高校生カップルかもね



「ひな、何食う?」


「あ、ゲーセン寄ってかね?」


もうすっかり忘れていた若い頃の遊び方



「うち来なよ。
しばらく親、帰って来ねーから」



「初めて?
じゃ、バージンもらい!」




その年の差


12歳




もっと遅くに生まれてればよかったって思った


…ううん

せめて年相応の姿ならば、諦める事ができたのかもしれないね




*******





「…よかったら、途中まで送らせてもらえませんか。
今度は、個人的な理由かもしれませんが…」



「かわいい人だなって、思って見てました。
僕も…男ですから」



お互い結婚適齢期を過ぎちゃってるかな


童顔な私を子ども扱いせず、オンナとして見てくれる



「ずっと、ずっと僕があなたを守っていきます。
だから…ずっと、ずっと僕の側にいて下さい」


その年の差


9歳





─W 年の差 恋愛─



私も真剣に考えなきゃならない

結婚


だけど…っ




「俺、ひなとずっと一緒にいたい」



ダメ

ダメなの


私はキミとはつり合わない


見た目はキミのようにヒナだけど

心はキミ以上にオトナなの!





「好きだよ、ひな。
俺やっぱ、ひながいい」




好きになっちゃ、ダメ



だって私は


キミの母親になろうとしているのよ…!






※既出漫画コンテンツ、ひな*恋のノベルバージョンです!
むしろこちらが原作で、そこから漫画をアップしました。もしよかったら、どちらもドゾー!
24h.ポイント 0pt
1
小説 193,829 位 / 193,829件 恋愛 58,549 位 / 58,549件

あなたにおすすめの小説

ナイショのお見合いは、甘くて危険な恋の駆け引き!

むらさ樹
恋愛
娘を嫁に出そうと、お見合い写真を送り続けている母 それに対し、心に決めた男性と同棲中の娘 「最後にこのお見合いをしてダメだったら、お母さんもう諦めるから」 「本当!?」 と、いう事情で 恋人には内緒でお見合いに応じた娘      相川 優 ところが、お見合い相手の男性はなんと年商3億の社長さん 「私の事なんて早く捨てちゃって下さい!」 「捨てるだなんて、まさか。 こんなかわいい子猫ちゃん、誰にもあげないよ」 彼の甘く優しい言動と、優への強引な愛に、 なかなか縁を切る事ができず… ふたりの馴れ初めは、 “3億円の強盗犯と人質の私!?”(と、“その後のふたり♡”) を、どうぞご覧ください(^^)

カプチーノ アート

むらさ樹
恋愛
気になる人がいるの 結婚して子どもまでいるのに、私は 「あの、見ましたっ ラテアートのハート…!」 主人とは違う男性に 特別な気持ちを抱いてしまっていたの……

3億円の強盗犯と人質の私⁉(ラブサスペンス)

むらさ樹
恋愛
私…誘拐されちゃった!? 春うらら 明日から社会人1年生になるってのに、まさか銀行強盗の人質になり、更には誘拐までされてしまうなんて! でも私にとってのまさかは、人質になってしまう事なんかじゃなかった 人質になったからこそ出会えた 誘拐されたからこそ惹かれた そんな銀行強盗兼誘拐犯な、彼 そして、私 でもこれから 一体どうなるの…?

紫に抱かれたくて

むらさ樹
恋愛
キスやセックスはお金で買えるのに でも心は、お金じゃ買えないの? あたしを夢中にさせる あなたの心は 気分転換で行ったホストクラブで、たまたま出会ったこの店のオーナー 名前は… 紫苑 知っている事はそれだけ なのに、あたしの心は いつの間にか、彼だけのものになっていた…

愛すべきマリア

志波 連
恋愛
幼い頃に婚約し、定期的な交流は続けていたものの、互いにこの結婚の意味をよく理解していたため、つかず離れずの穏やかな関係を築いていた。 学園を卒業し、第一王子妃教育も終えたマリアが留学から戻った兄と一緒に参加した夜会で、令嬢たちに囲まれた。 家柄も美貌も優秀さも全て揃っているマリアに嫉妬したレイラに指示された女たちは、彼女に嫌味の礫を投げつける。 早めに帰ろうという兄が呼んでいると知らせを受けたマリアが発見されたのは、王族の居住区に近い階段の下だった。 頭から血を流し、意識を失っている状態のマリアはすぐさま医務室に運ばれるが、意識が戻ることは無かった。 その日から十日、やっと目を覚ましたマリアは精神年齢が大幅に退行し、言葉遣いも仕草も全て三歳児と同レベルになっていたのだ。 体は16歳で心は3歳となってしまったマリアのためにと、兄が婚約の辞退を申し出た。 しかし、初めから結婚に重きを置いていなかった皇太子が「面倒だからこのまま結婚する」と言いだし、予定通りマリアは婚姻式に臨むことになった。 他サイトでも掲載しています。 表紙は写真ACより転載しました。

奪われたものは、もう返さなくていいです

gacchi
恋愛
幼い頃、母親が公爵の後妻となったことで公爵令嬢となったクラリス。正式な養女とはいえ、先妻の娘である義姉のジュディットとは立場が違うことは理解していた。そのため、言われるがままにジュディットのわがままを叶えていたが、学園に入学するようになって本当にこれが正しいのか悩み始めていた。そして、その頃、双子である第一王子アレクシスと第二王子ラファエルの妃選びが始まる。どちらが王太子になるかは、その妃次第と言われていたが……

私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜

月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。 だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。 「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。 私は心を捨てたのに。 あなたはいきなり許しを乞うてきた。 そして優しくしてくるようになった。 ーー私が想いを捨てた後で。 どうして今更なのですかーー。 *この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。

不妊妻の孤独な寝室

ユユ
恋愛
分かっている。 跡継ぎは重要な問題。 子を産めなければ離縁を受け入れるか 妾を迎えるしかない。 お互い義務だと分かっているのに 夫婦の寝室は使われることはなくなった。 * 不妊夫婦のお話です。作り話ですが  不妊系の話が苦手な方は他のお話を  選択してください。 * 22000文字未満 * 完結保証