302 / 431
七章 白と黒の追跡者
14 幸せな眠り
しおりを挟む
エルに引っ張られて隅っこの方に陣取った。
とりあえずずっと担いでいたリュックサックを下ろす。そういやエルの荷物と俺が手に持っていた荷物は先の戦闘で全部置いてきちまったな……色々入ってるし後で回収しねえと。
「……」
で、何故エルは不機嫌なのだろうか。
それは分からないし、なんか分かったらしいハスカは周囲の精霊に俺達に聞こえないような声で何かを話している。
とりあえず教えてくれ。分かりやすいジェスチャーで。
そしてどうも話が終わったらしいハスカは、俺達に向かっていう。
「あ、とりあえず私達は外いるね。ゆっくりしてなよ」
そしてハスカは集団を率いて小屋から出ていく。その際エリスが小さく手を振ってきたのでとりあえず振り返しておいた。
その際なんかエルがムッとなる。
……あ、なんかこう……今のでようやく色々分かった気がするぞ。
多分これは……アレだ。エル、嫉妬してんじゃねえのか?
だとすれば今までの違和感感色々と納得いくんだけど……だとしたらマジでか。
なんかこう……嫉妬される位に俺の事を好きでいてくれると思ったらそれはとても幸せな事なのだろうけど、だとしてもエルの機嫌がこのままなのは不味い気がする。
だから今そういう事に気付けたのなら。俺はきっとはっきりとエルに言っておくべきだと、そう思った。
「……なあエル」
「なんですか?」
「その……なんつーか、別にアイツらの事をそういう変な目で見てるわけじゃないからな」
だから話を切りだした。
もし俺の予想したエルの不機嫌の理由が全く的外れなら、俺は突然何を言いだしたのか良く分からない奴みたいな事になるが、まあそうなったらそうなっで笑って済ませる。だから言葉を紡いでいく。
「……本当ですか?」
そしてどうやら俺の予想は当たっていたらしく、エルが食いついてきた。
「本当だって」
「じゃあさっきあのエリスって子に抱き付かれて、普通に嬉しいとか言ってたのはなんなんですか」
「いや、普通にありがとうって言われて嬉しかったから…ああ、なるほど。ごめん、エル。これ端から見れば完全に誤解を生む発言してるわ」
なんかこう……あの時俺は普通に嬉しかったんだけどさぁ、エルのあの質問に答える回答じゃ無かったよな。
うん、どう考えてもそんな感じだ。
「だからその……別に気移りとかそういうクズい事はしてねえし、しないから」
「……本当ですか?」
「本当だよ。今もこれからも、そういう事は一切ない」
「……」
なんだろう。なんか少し安心した様な表情見せてくれたけど、でもなんかこう……イマイチ信用されていない気がする。何故に?
「……あの、エルさん」
「なんですか?」
「俺、あんまり信用ないかな?」
やっぱりエルの表情から、イマイチ俺の発言が信用されていない様に思えてしまう。
だけどエルが慌てて首を振った。
「え、いや、そういう訳じゃなくて……そりゃさっきの発言聞いたときは、少しなに言ってんだこの人とは思いましたけど、別にエイジさんを信頼してないとかそういう訳じゃなくて……」
そしてそこまで言って、言いにくいのか少し黙りこんで……それでもエルは俺に言う。
「……女の子、一杯いるじゃないですか」
「……」
「……みんなすっごく可愛いじゃないですか。だからなんか、不安で」
「……そっか」
どうやらエルの機嫌は嫉妬や、俺の失言によるものだけでは無かったらしい。
考えてみればハスカ達と会う前から様子がおかしかった事を考えると、今のエルの発言の主に前半部分で納得が行く。そもそもそういう環境にあまり俺を入れたくなかったのだろう。
理由はエルが口にした通り、不安だったから。
だけど当の俺からすればエルの不安という奴は、本来抱く必要のない不安だと思う。
だって、不安になる要素が俺からすればあまりにも弱いんだ。
だってそうだろ。
「でもお前が一番……その、えーっと、可愛いからさ、なんの問題もないだろ」
面と向かって言うのは恥ずかしい事の様な気がするけど、結局そういう事なのだ。
確かにまあ、俺も思うよ。基本的にどの精霊も無茶苦茶可愛いんだ。エルの前では言いにくいけどそれは否定しない。
だけどそれ以上に、圧倒的にエルの方が可愛い。俺の彼女が世界で一番可愛い。それだけは揺るがない。揺るぎようがない。
というかそもそも、それが揺るいだところで何なんだって話だ。
「つーか、そんな程度でどうにかしちまう様な関係じゃねえだろ俺ら。そんなんだったら俺達はこんな所にいねえよ」
きっと何処かで終わっている筈だ。
だけど俺達は今此処にいる。二人で生きながらえてる。
「……だからまあ、大丈夫だ。心配すんな」
俺の大丈夫という言葉ほど信用ならない言葉はないんじゃないかとも思うが、これだけは絶対だ。
……俺はエルがいないと生きられなくて。
そしてそうでなくとも、エルと生きたいのだから。
その思いに嘘偽りはないのだから。
「……そうですか。なるほど……エイジさんがそう言ってくれるなら安心ですね」
なんんか少し顔を赤らめながらエルが言う。
その様子に安心していると、一拍明けてからエルに言われる。
「……いいですか?」
「え?」
「もう一回言ってもらっていいですか? 可愛いって」
「……可愛いよ、お前が一番」
「……えへへ」
……やべーよ、なにこれ。
思っている事をそのまま口にしてるだけなのにすっげえ恥ずかしい。というかそれ以上にすげえエルが可愛い。
何この充実感というか幸せな感じ。もしかしてこれ、八月上旬から今日この時までの中で一番幸せな気分なんじゃないか? 置かれてる状況は大変なのに。
とりあえず、とにかくすげえ幸せな気分。
願わくばこの幸せが、崩れてなくなってしまいませんように。
そんな風に考えながら、そこから先、エルとの会話を楽しんだ後に力尽きるように俺は眠りに落ちた。
久しぶりに、怖くもなく辛くもなく、幸せな気分に浸りながら。
……きっと俺にはもう睡眠薬なんていらない。
とりあえずずっと担いでいたリュックサックを下ろす。そういやエルの荷物と俺が手に持っていた荷物は先の戦闘で全部置いてきちまったな……色々入ってるし後で回収しねえと。
「……」
で、何故エルは不機嫌なのだろうか。
それは分からないし、なんか分かったらしいハスカは周囲の精霊に俺達に聞こえないような声で何かを話している。
とりあえず教えてくれ。分かりやすいジェスチャーで。
そしてどうも話が終わったらしいハスカは、俺達に向かっていう。
「あ、とりあえず私達は外いるね。ゆっくりしてなよ」
そしてハスカは集団を率いて小屋から出ていく。その際エリスが小さく手を振ってきたのでとりあえず振り返しておいた。
その際なんかエルがムッとなる。
……あ、なんかこう……今のでようやく色々分かった気がするぞ。
多分これは……アレだ。エル、嫉妬してんじゃねえのか?
だとすれば今までの違和感感色々と納得いくんだけど……だとしたらマジでか。
なんかこう……嫉妬される位に俺の事を好きでいてくれると思ったらそれはとても幸せな事なのだろうけど、だとしてもエルの機嫌がこのままなのは不味い気がする。
だから今そういう事に気付けたのなら。俺はきっとはっきりとエルに言っておくべきだと、そう思った。
「……なあエル」
「なんですか?」
「その……なんつーか、別にアイツらの事をそういう変な目で見てるわけじゃないからな」
だから話を切りだした。
もし俺の予想したエルの不機嫌の理由が全く的外れなら、俺は突然何を言いだしたのか良く分からない奴みたいな事になるが、まあそうなったらそうなっで笑って済ませる。だから言葉を紡いでいく。
「……本当ですか?」
そしてどうやら俺の予想は当たっていたらしく、エルが食いついてきた。
「本当だって」
「じゃあさっきあのエリスって子に抱き付かれて、普通に嬉しいとか言ってたのはなんなんですか」
「いや、普通にありがとうって言われて嬉しかったから…ああ、なるほど。ごめん、エル。これ端から見れば完全に誤解を生む発言してるわ」
なんかこう……あの時俺は普通に嬉しかったんだけどさぁ、エルのあの質問に答える回答じゃ無かったよな。
うん、どう考えてもそんな感じだ。
「だからその……別に気移りとかそういうクズい事はしてねえし、しないから」
「……本当ですか?」
「本当だよ。今もこれからも、そういう事は一切ない」
「……」
なんだろう。なんか少し安心した様な表情見せてくれたけど、でもなんかこう……イマイチ信用されていない気がする。何故に?
「……あの、エルさん」
「なんですか?」
「俺、あんまり信用ないかな?」
やっぱりエルの表情から、イマイチ俺の発言が信用されていない様に思えてしまう。
だけどエルが慌てて首を振った。
「え、いや、そういう訳じゃなくて……そりゃさっきの発言聞いたときは、少しなに言ってんだこの人とは思いましたけど、別にエイジさんを信頼してないとかそういう訳じゃなくて……」
そしてそこまで言って、言いにくいのか少し黙りこんで……それでもエルは俺に言う。
「……女の子、一杯いるじゃないですか」
「……」
「……みんなすっごく可愛いじゃないですか。だからなんか、不安で」
「……そっか」
どうやらエルの機嫌は嫉妬や、俺の失言によるものだけでは無かったらしい。
考えてみればハスカ達と会う前から様子がおかしかった事を考えると、今のエルの発言の主に前半部分で納得が行く。そもそもそういう環境にあまり俺を入れたくなかったのだろう。
理由はエルが口にした通り、不安だったから。
だけど当の俺からすればエルの不安という奴は、本来抱く必要のない不安だと思う。
だって、不安になる要素が俺からすればあまりにも弱いんだ。
だってそうだろ。
「でもお前が一番……その、えーっと、可愛いからさ、なんの問題もないだろ」
面と向かって言うのは恥ずかしい事の様な気がするけど、結局そういう事なのだ。
確かにまあ、俺も思うよ。基本的にどの精霊も無茶苦茶可愛いんだ。エルの前では言いにくいけどそれは否定しない。
だけどそれ以上に、圧倒的にエルの方が可愛い。俺の彼女が世界で一番可愛い。それだけは揺るがない。揺るぎようがない。
というかそもそも、それが揺るいだところで何なんだって話だ。
「つーか、そんな程度でどうにかしちまう様な関係じゃねえだろ俺ら。そんなんだったら俺達はこんな所にいねえよ」
きっと何処かで終わっている筈だ。
だけど俺達は今此処にいる。二人で生きながらえてる。
「……だからまあ、大丈夫だ。心配すんな」
俺の大丈夫という言葉ほど信用ならない言葉はないんじゃないかとも思うが、これだけは絶対だ。
……俺はエルがいないと生きられなくて。
そしてそうでなくとも、エルと生きたいのだから。
その思いに嘘偽りはないのだから。
「……そうですか。なるほど……エイジさんがそう言ってくれるなら安心ですね」
なんんか少し顔を赤らめながらエルが言う。
その様子に安心していると、一拍明けてからエルに言われる。
「……いいですか?」
「え?」
「もう一回言ってもらっていいですか? 可愛いって」
「……可愛いよ、お前が一番」
「……えへへ」
……やべーよ、なにこれ。
思っている事をそのまま口にしてるだけなのにすっげえ恥ずかしい。というかそれ以上にすげえエルが可愛い。
何この充実感というか幸せな感じ。もしかしてこれ、八月上旬から今日この時までの中で一番幸せな気分なんじゃないか? 置かれてる状況は大変なのに。
とりあえず、とにかくすげえ幸せな気分。
願わくばこの幸せが、崩れてなくなってしまいませんように。
そんな風に考えながら、そこから先、エルとの会話を楽しんだ後に力尽きるように俺は眠りに落ちた。
久しぶりに、怖くもなく辛くもなく、幸せな気分に浸りながら。
……きっと俺にはもう睡眠薬なんていらない。
0
お気に入りに追加
372
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最後に言い残した事は
白羽鳥(扇つくも)
ファンタジー
どうして、こんな事になったんだろう……
断頭台の上で、元王妃リテラシーは呆然と己を罵倒する民衆を見下ろしていた。世界中から尊敬を集めていた宰相である父の暗殺。全てが狂い出したのはそこから……いや、もっと前だったかもしれない。
本日、リテラシーは公開処刑される。家族ぐるみで悪魔崇拝を行っていたという謂れなき罪のために王妃の位を剥奪され、邪悪な魔女として。
「最後に、言い残した事はあるか?」
かつての夫だった若き国王の言葉に、リテラシーは父から教えられていた『呪文』を発する。
※ファンタジーです。ややグロ表現注意。
※「小説家になろう」にも掲載。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ここは貴方の国ではありませんよ
水姫
ファンタジー
傲慢な王子は自分の置かれている状況も理解出来ませんでした。
厄介ごとが多いですね。
裏を司る一族は見極めてから調整に働くようです。…まぁ、手遅れでしたけど。
※過去に投稿したモノを手直し後再度投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
はぁ?とりあえず寝てていい?
夕凪
ファンタジー
嫌いな両親と同級生から逃げて、アメリカ留学をした帰り道。帰国中の飛行機が事故を起こし、日本の女子高生だった私は墜落死した。特に未練もなかったが、強いて言えば、大好きなもふもふと一緒に暮らしたかった。しかし何故か、剣と魔法の異世界で、貴族の子として転生していた。しかも男の子で。今世の両親はとてもやさしくいい人たちで、さらには前世にはいなかった兄弟がいた。せっかくだから思いっきり、もふもふと戯れたい!惰眠を貪りたい!のんびり自由に生きたい!そう思っていたが、5歳の時に行われる判定の儀という、魔法属性を調べた日を境に、幸せな日常が崩れ去っていった・・・。その後、名を変え別の人物として、相棒のもふもふと共に旅に出る。相棒のもふもふであるズィーリオスの為の旅が、次第に自分自身の未来に深く関わっていき、仲間と共に逃れられない運命の荒波に飲み込まれていく。
※第二章は全体的に説明回が多いです。
<<<小説家になろうにて先行投稿しています>>>
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる