162 / 431
五章 絶界の楽園
ex そして私にできること
しおりを挟む
「……どうすればいいんでしょうね」
視線をエイジの方に向けてからエルはそう呟く。
「エイジさんは多分今日起きた事をまともに受け止められない。エイジさんは自分のやっていた事を誇りとまで言ってましたから……それが引き金となった今日の事を受け止められる気がしないんです。まだ全部が終わってしまった訳じゃなかった時にも既に酷い様子でしたし」
ナタリアを助ける為に力を貸してくれと行った時。本当にまだ可能性があったその時ですら、もう瀬戸栄治という人間は壊れかかっていた。そこから少しでも転がり落ちれば待っている状態がどういう物かは容易に想像できる。違った姿を想像しても自然とその姿は消失してしまう。
そうなったエイジをどうやったら助けられる?
「そんなエイジさんに……一体どんな言葉を掛ければ立ち直ってくれるんですかね」
「……立ち直る、か」
茜は少し何かを考えるようにそんな言葉を呟いた後、エルに静かな声で告げる。
「それは多分難しいと思うよ」
「知ってます。だから必死に考えているんです」
「必死に考えて、辿り着ける様な答えがあると思う?」
「それは……」
もう既に何度だって考えてしまっている。
答えなんてそもそも存在しないのではないかという事。
失意のエイジを引きずり上げられる様な言葉など存在しないのではないかと、そう何度も考えた。
だけどそれを何度もかき消した。だってそうだ。
「……でも、それでも見つけないと」
「……私はあんまりおすすめしないよ」
なんとか諦めずに必死になっていたエルに、茜はそんな言葉を掛けて来る。
「エルちゃんの欲しい答えが見つかる可能性は本当にごく僅かだと思う。大袈裟かもしれないけど、砂漠の中で砂を探す様な物だと思うよ。考えすぎてエルちゃんの方がノイローゼになっちゃう」
……分かっている。分かっているんだそんな事は。
途方も無い事は。考えれば考える程。どうにもできなかった時の事を考える度に、酷く心が重くなっていく。折れはしないがそれでも重くなるのだ。
……それでも。
「……それでも、探すんです。探して、エイジさんを助けるんです」
それを諦めるわけにはいかないのだ。
「……そっか」
その言葉を聞いた茜は一言そんな事を言った後、エイジの方に視線を移して言う。
「よっぽどエルちゃんにとって瀬戸君は大切な人なんだね」
「はい。私の大切な人です」
一切迷うことなくそう答えたエルに茜は問う。
「だから助けてあげたいんだよね?」
その問いにエルは頷く。
だからその為にも折れるわけにはいかない。話がループするのではないかと思う程、その意思は変わらない。
だけどその意思を捻じ曲げる様な一言を、茜は口にした。
「エルちゃん、私、思うんだけどさ……今の瀬戸君を立ち直らせないと、助けた事にはならないの?」
「……え?」
イマイチ何を言いたいのか分からなかった。
だってそれは当然の事だろう。エイジにとって酷い失敗をした。それによって精神的に深いダメージを負ったならば、そこから立ち上がらせる様な言葉を掛けなければならない。
解決策がそういう事である事は明白な筈だ。
だけど茜は話を根本から覆す様な言葉を告げ始める。
「確かに立ち直らせれば。全てが元に戻れば。それは一つの解決策なのかもしれないよ。だけどさっきも言った通り、そんな事をさせる言葉なんてそうないし、可能かどうかも分からない」
「でも、そうしないと……」
「ううん。そうしなくてもいい事だってあると思うよ。解決策も結末も、一つであるとは限らない。目が覚めた後の瀬戸君を助ける術は、きっとそれだけじゃないと思う」
「……どういう事ですか」
「考え方を変えてみようよ。そうだね……エルちゃんは助けるって事を具体的にどういう風に捉えてる?」
……具体的に、どう捉えているか。
「そんなの決まってます。エイジさんの納得のいく様な言葉で、エイジさんは悪くないって事を。起きた事に責任を感じなくてもいいんだって事を伝えるんです。伝えて立ち直ってもらう。そういう事です」
それでも浮かんでくるのは気休めだけで、それ以上の言葉は到底見つからないが。
「確かにそれができれば助けられたって思えるかもしれないね。何が一番しっくり来るかって言ったらそういう事になると私も思うよ」
だけどね、と茜は言う。
「私は助けるって事はそれだけじゃないって思うんだ。そうでなければ救われないなら……昨日までの私は何一つ救われていない事になっちゃう」
「それってつまりどういう……」
「都合のいい言葉なんてあるわけがないんだ。そんな魔法の言葉はあるわけがない。そしてね……それがなくなって。そんな言葉を掛けられなくたって、人間は生きていけるんだ。生かせてもらえるんだ」
そして茜は言う。
「気休めだっていいんだよ。そんなに難しい言葉じゃなくたっていいんだよ。不格好でもなんだっていい。そういう事を親身になって言ってくれる人がいるってだけで、人間はいくらか救われる」
「でも……そんな事でエイジさんが立ち直ってくれるとは思えないんです」
「うん、そうだね。立ち直る事は無いと思う。元には戻らないと思う。壊れちゃった人間を元に戻すには、それこそエルちゃんが求めてた様な魔法の言葉が必要だよ」
(だったら……だとしたら)
やっぱりそれが必要なんじゃないかと思う。
だけどその考えを覆す様な言葉を茜はエルに言った。
「例え何かが壊れても、何もかもがなくなるわけじゃない。確かにそこには壊れちゃった人間がいるんだ。それだけは自分から生きる事を放棄でもしない限りはなくならない。確かにそこに悲鳴を上げてる人間が残っているんだ」
茜はまるで自分の事を言うように、言葉を紡いでいた。
実質的に、自分が正しいと思った事を無理矢理にでも実行し続けた少女が居た。
そしてその行動が彼女にとっては最悪な結末を迎えさせた。それだけの行動力が消失する程。人間性を根本から捻じ曲げる様な衝撃に襲われた。そしてその行動が悪くなかったと、誰かに言われたとしても納得しなかっただろう。その程度で納得できる訳がないだろう。気休めでは彼女を元に戻す事は適わなかっただろう。
納得させる様な言葉など、端から存在しなかったのだろう。
だけどそれでも彼女はそこに居た。例え何もできなくなっていても、それでも彼女は普通の人間としてそこに生きていた。
今もこうして此処にいる。
「そういう人を元に戻してあげる事なんてきっとできない。できる訳がない。だけどね……壊れて残った何かはまだ守れるよ。だってそこにいるんだから。見知らぬ誰かが手を伸ばす事は適わなくても、ずっと隣りにいてくれるような相手なら、まだそこに手を伸ばせる。守れるんだよ。例えその言葉が支離滅裂で、矛盾だらけで……本当に気休めで。それでも私は最終的にはこうして此処にいるんだから」
「……」
考え方を変えよう。
エイジが抱えている重苦しい痛みを掻き消せれば、それがエイジを助けることだと、そう思っていた。
それができなかったとして……苦しみの大元を払いのけられなかったとして。そうしてそれを背負って苦しむのは誰だろうか。
それは紛れもない、瀬戸栄治という人間だ。
まだそこで苦しんでいる人間だ。
そんな彼をエルの考えた助け方で助ける事はできない。できなかったからそこにそうしているのだろうから。
だけど確かに……まだそこにエイジがいるのならば。
全てを元には戻せなくても、きっとまだ手を伸ばせる。きっとその手の刻印が刻まれている間は、まだ手を差し伸べる事が出来る筈だ。
……苦しんでいる大切な人を、支える事位はしてあげられる筈だ。
(……そうか)
だとすれば確かに掛ける言葉が気休めでもそれでもいいのかもしれない。
エイジを助けてあげたいんだ。守ってあげたいんだ。だったらそれを言葉にする、それだけでもいいのかもしれない。
その言葉一つ一つがとても弱い物だったとしても。そんな事を言いながら、言ってあげたい事を言いながら、隣りにいてあげよう。
そんな風に簡単に、答えがまとまった。
きっと今まで難しく考えすぎていたのだ。
「……ありがとうございます、茜さん」
「納得してくれたなら良かった。まあ私の場合を元にしてるからね。参考程度に考えといてよ」
「そうですね。参考にさせてもらいます」
ああ、そうだ。やる事は決まった。
もしエイジが目を覚ます前に魔法の言葉が見つかれば、それを言えばいいだろう。
だけどそれが見つからなければ……その時、自分がどうするか。考えがまとまった。
それはそれで難しいかもしれないけれど。それでもこの手を伸ばそう。
大切な人を、守ってみせよう。
視線をエイジの方に向けてからエルはそう呟く。
「エイジさんは多分今日起きた事をまともに受け止められない。エイジさんは自分のやっていた事を誇りとまで言ってましたから……それが引き金となった今日の事を受け止められる気がしないんです。まだ全部が終わってしまった訳じゃなかった時にも既に酷い様子でしたし」
ナタリアを助ける為に力を貸してくれと行った時。本当にまだ可能性があったその時ですら、もう瀬戸栄治という人間は壊れかかっていた。そこから少しでも転がり落ちれば待っている状態がどういう物かは容易に想像できる。違った姿を想像しても自然とその姿は消失してしまう。
そうなったエイジをどうやったら助けられる?
「そんなエイジさんに……一体どんな言葉を掛ければ立ち直ってくれるんですかね」
「……立ち直る、か」
茜は少し何かを考えるようにそんな言葉を呟いた後、エルに静かな声で告げる。
「それは多分難しいと思うよ」
「知ってます。だから必死に考えているんです」
「必死に考えて、辿り着ける様な答えがあると思う?」
「それは……」
もう既に何度だって考えてしまっている。
答えなんてそもそも存在しないのではないかという事。
失意のエイジを引きずり上げられる様な言葉など存在しないのではないかと、そう何度も考えた。
だけどそれを何度もかき消した。だってそうだ。
「……でも、それでも見つけないと」
「……私はあんまりおすすめしないよ」
なんとか諦めずに必死になっていたエルに、茜はそんな言葉を掛けて来る。
「エルちゃんの欲しい答えが見つかる可能性は本当にごく僅かだと思う。大袈裟かもしれないけど、砂漠の中で砂を探す様な物だと思うよ。考えすぎてエルちゃんの方がノイローゼになっちゃう」
……分かっている。分かっているんだそんな事は。
途方も無い事は。考えれば考える程。どうにもできなかった時の事を考える度に、酷く心が重くなっていく。折れはしないがそれでも重くなるのだ。
……それでも。
「……それでも、探すんです。探して、エイジさんを助けるんです」
それを諦めるわけにはいかないのだ。
「……そっか」
その言葉を聞いた茜は一言そんな事を言った後、エイジの方に視線を移して言う。
「よっぽどエルちゃんにとって瀬戸君は大切な人なんだね」
「はい。私の大切な人です」
一切迷うことなくそう答えたエルに茜は問う。
「だから助けてあげたいんだよね?」
その問いにエルは頷く。
だからその為にも折れるわけにはいかない。話がループするのではないかと思う程、その意思は変わらない。
だけどその意思を捻じ曲げる様な一言を、茜は口にした。
「エルちゃん、私、思うんだけどさ……今の瀬戸君を立ち直らせないと、助けた事にはならないの?」
「……え?」
イマイチ何を言いたいのか分からなかった。
だってそれは当然の事だろう。エイジにとって酷い失敗をした。それによって精神的に深いダメージを負ったならば、そこから立ち上がらせる様な言葉を掛けなければならない。
解決策がそういう事である事は明白な筈だ。
だけど茜は話を根本から覆す様な言葉を告げ始める。
「確かに立ち直らせれば。全てが元に戻れば。それは一つの解決策なのかもしれないよ。だけどさっきも言った通り、そんな事をさせる言葉なんてそうないし、可能かどうかも分からない」
「でも、そうしないと……」
「ううん。そうしなくてもいい事だってあると思うよ。解決策も結末も、一つであるとは限らない。目が覚めた後の瀬戸君を助ける術は、きっとそれだけじゃないと思う」
「……どういう事ですか」
「考え方を変えてみようよ。そうだね……エルちゃんは助けるって事を具体的にどういう風に捉えてる?」
……具体的に、どう捉えているか。
「そんなの決まってます。エイジさんの納得のいく様な言葉で、エイジさんは悪くないって事を。起きた事に責任を感じなくてもいいんだって事を伝えるんです。伝えて立ち直ってもらう。そういう事です」
それでも浮かんでくるのは気休めだけで、それ以上の言葉は到底見つからないが。
「確かにそれができれば助けられたって思えるかもしれないね。何が一番しっくり来るかって言ったらそういう事になると私も思うよ」
だけどね、と茜は言う。
「私は助けるって事はそれだけじゃないって思うんだ。そうでなければ救われないなら……昨日までの私は何一つ救われていない事になっちゃう」
「それってつまりどういう……」
「都合のいい言葉なんてあるわけがないんだ。そんな魔法の言葉はあるわけがない。そしてね……それがなくなって。そんな言葉を掛けられなくたって、人間は生きていけるんだ。生かせてもらえるんだ」
そして茜は言う。
「気休めだっていいんだよ。そんなに難しい言葉じゃなくたっていいんだよ。不格好でもなんだっていい。そういう事を親身になって言ってくれる人がいるってだけで、人間はいくらか救われる」
「でも……そんな事でエイジさんが立ち直ってくれるとは思えないんです」
「うん、そうだね。立ち直る事は無いと思う。元には戻らないと思う。壊れちゃった人間を元に戻すには、それこそエルちゃんが求めてた様な魔法の言葉が必要だよ」
(だったら……だとしたら)
やっぱりそれが必要なんじゃないかと思う。
だけどその考えを覆す様な言葉を茜はエルに言った。
「例え何かが壊れても、何もかもがなくなるわけじゃない。確かにそこには壊れちゃった人間がいるんだ。それだけは自分から生きる事を放棄でもしない限りはなくならない。確かにそこに悲鳴を上げてる人間が残っているんだ」
茜はまるで自分の事を言うように、言葉を紡いでいた。
実質的に、自分が正しいと思った事を無理矢理にでも実行し続けた少女が居た。
そしてその行動が彼女にとっては最悪な結末を迎えさせた。それだけの行動力が消失する程。人間性を根本から捻じ曲げる様な衝撃に襲われた。そしてその行動が悪くなかったと、誰かに言われたとしても納得しなかっただろう。その程度で納得できる訳がないだろう。気休めでは彼女を元に戻す事は適わなかっただろう。
納得させる様な言葉など、端から存在しなかったのだろう。
だけどそれでも彼女はそこに居た。例え何もできなくなっていても、それでも彼女は普通の人間としてそこに生きていた。
今もこうして此処にいる。
「そういう人を元に戻してあげる事なんてきっとできない。できる訳がない。だけどね……壊れて残った何かはまだ守れるよ。だってそこにいるんだから。見知らぬ誰かが手を伸ばす事は適わなくても、ずっと隣りにいてくれるような相手なら、まだそこに手を伸ばせる。守れるんだよ。例えその言葉が支離滅裂で、矛盾だらけで……本当に気休めで。それでも私は最終的にはこうして此処にいるんだから」
「……」
考え方を変えよう。
エイジが抱えている重苦しい痛みを掻き消せれば、それがエイジを助けることだと、そう思っていた。
それができなかったとして……苦しみの大元を払いのけられなかったとして。そうしてそれを背負って苦しむのは誰だろうか。
それは紛れもない、瀬戸栄治という人間だ。
まだそこで苦しんでいる人間だ。
そんな彼をエルの考えた助け方で助ける事はできない。できなかったからそこにそうしているのだろうから。
だけど確かに……まだそこにエイジがいるのならば。
全てを元には戻せなくても、きっとまだ手を伸ばせる。きっとその手の刻印が刻まれている間は、まだ手を差し伸べる事が出来る筈だ。
……苦しんでいる大切な人を、支える事位はしてあげられる筈だ。
(……そうか)
だとすれば確かに掛ける言葉が気休めでもそれでもいいのかもしれない。
エイジを助けてあげたいんだ。守ってあげたいんだ。だったらそれを言葉にする、それだけでもいいのかもしれない。
その言葉一つ一つがとても弱い物だったとしても。そんな事を言いながら、言ってあげたい事を言いながら、隣りにいてあげよう。
そんな風に簡単に、答えがまとまった。
きっと今まで難しく考えすぎていたのだ。
「……ありがとうございます、茜さん」
「納得してくれたなら良かった。まあ私の場合を元にしてるからね。参考程度に考えといてよ」
「そうですね。参考にさせてもらいます」
ああ、そうだ。やる事は決まった。
もしエイジが目を覚ます前に魔法の言葉が見つかれば、それを言えばいいだろう。
だけどそれが見つからなければ……その時、自分がどうするか。考えがまとまった。
それはそれで難しいかもしれないけれど。それでもこの手を伸ばそう。
大切な人を、守ってみせよう。
0
お気に入りに追加
372
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ここは貴方の国ではありませんよ
水姫
ファンタジー
傲慢な王子は自分の置かれている状況も理解出来ませんでした。
厄介ごとが多いですね。
裏を司る一族は見極めてから調整に働くようです。…まぁ、手遅れでしたけど。
※過去に投稿したモノを手直し後再度投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる