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五章 絶界の楽園
5 援護
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「……ッ」
接近してきたナタリアの蹴りを躱す為にを食いしばって全力で頭上へと飛んだ。
辛うじてナタリアの蹴りは足元で空を切るが、本当に辛うじてだ。一瞬でも遅ければ当たっていたし、そして攻撃のスキが圧倒的に少ない。
隙が大きく飛び上がった俺にすぐに追撃が飛んでくる事は目に見えていた。
だから飛び上がった瞬間、低速で風の塊を頭上へと打ち込み、そして空中で体を捻って踏み抜いて飛ばされて来た道を戻るように加速する。
……俺単騎でナタリアをどうこうするのは不可能だ。とにかくエルと再び合流する!
「……え?」
そんな俺の頭上から山なりに何かが迫っていた。
巨大な炎の塊だ。それだけでそれがナタリアの放った攻撃だと言う事と……そして方向を急転換し加速した俺の動きに付いてきている事は理解できた。
軌道を考えるに恐らく落下地点を計算して放たれてる。
この攻撃方法と同等のものを、此処に来る直前のエルとの会話で小耳に挟んだ。もしこれが同じ力だとすれば、地面に着弾させるのはまずい。躱した直後に火柱に体を持っていかれる。
だから迎え撃つ。
だからと言って俺の結界じゃ話にならない。風の塊を作るにも僅かに時間が足りない。
だとすれば……やれる事は最大出力で風そのものをぶつける!
「うおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
そして放った突風と炎の塊が衝突する。
そしてその炎の塊は俺の風の塊と同様、衝撃を与えれば破裂する。これで地面への着弾は逃れた。俺が火柱に巻き込まれる事も――
「……ッ」
俺の突風を押し込む力を感じられた。
それが一体何かは嫌でも自然と理解できる。
風とぶつかり、上空へと打ち上がると思っていた火柱。それが予想とは逆。俺目がけて放たれたのだ。
その勢いは俺の突風の出力を凌駕する。
そしてそもそも空中で無理矢理上空に突風を放っているんだ。何も受けていなくても風の勢いで地面に向かって加速するし、それに加えて火柱に押し込まれる。
次の瞬間にはアスファルトに体を打ち付けられていた。
背中を中心に激痛が走る。だけどきっと地に足を付け踏んばらず、空中で無理に風を打ち放ったのが功を成した。
アスファルトに勢いよく叩き付けられ体が跳ねた。
そして僅かに風で抑え込んでいた事により稼いでいた俺と火柱への僅かな距離。これを完全に詰められる前にアスファルトを跳ね上がった事によって僅かに体の向きが逸れた。
そして放出し続けていた風が俺の体をナタリアから距離を離すように勢いよく動いて、そんな俺の視界の先に火柱が上空から着弾する。
「……ッ」
……回避した。なんとか生き残った。
アスファルトを転がりながら滑るように態勢を立て直した俺はそんな事を考えた。
だけど結局、回避したのはあくまで火柱だけだ。
俺に殺意を向けるナタリアはまだ正面にいる。
正面からこちらに急接近してきて、その拳を俺へと向けるナタリアは目の前にいる。
「グァ……ッ!」
次の瞬間には顔面に渾身とも言える様なストレートが叩き込まれる。
その拳は激痛と共にようやく停止した俺の体に再び推進力を与え、再びアスファルトを跳ねさせる。
そして一撃必殺と呼ばれてもおかしくないほどの拳を放った後でも、その猛攻は止まらない。
アスファルトを跳ねる俺に向かって何かが飛んでくるのが一瞬見えた。
それが何だったのかは一瞬の事で理解できない。回転する体が一瞬しか捉えせてくれない。
だけど代わりに、今一番視界に入れたかった存在を捉える事が出来た。
「エイジさん!」
視界の端に映ったエルが俺を受け止めると同時に、飛ばさせてきた方角から何か衝突音が響き渡る。
恐らくはナタリアが放った攻撃をエルが相殺した。まだ俺達に攻撃が降り注いでいないという事はそういう事。
それを認識した瞬間、エルに手を掴まれた。
そしてそれを合図と認識して俺はエルを剣の姿へと変え、再び飛んできた追撃。炎の矢を全力で薙ぎ払う。
「悪い、助かったエル」
俺がエルにそう声を掛けた次の瞬間には、もうナタリアが目の前にいる。
「クソ……ッ」
ナタリアが近接で放ってくる攻撃をなんとか剣で塞ぎつつ、なんとか策を練る。
今のままじゃ手を掴みに行く術が無い。いや、一つだけある事にはあるけれどそれをする訳にはいかない。
『とにかく動きを止めないとどうしようもありませんよ!』
……分かってる。分かっているけどそれができれば苦労しないんだ。
「止めるって……気ぃ失わせるまで攻撃するしかねえだろ! できるかそんな事!」
俺がそうしたくないという事もある。これから相手を助けようとしているのに、その相手を下手すれば殺すような真似をする事に抵抗を覚えているというのも当然の事ながらある。
だけどだ……今のナタリアがどの位の意識を保っているのかは分からないが、自分を半殺しと言っていいような状態にまで追い込んできた相手に手を伸ばされて、果たしてその手を取ってくれるだろうか?
例え相手の事情を知ってでも、例え不可抗力であったとはいえ死の淵に追いやられる事がどういった感情を生むかを、俺は身を持って経験している。それはあの世界にたどり着いてエルドさん達と対峙したばかりの俺を一時的に止めさせる要因となる程重いもなんだ。
ましてやこちらの事を端から信用してくれなかったナタリアが相手だ……そんな相手にそんな物を背負わせたら……そこにはきっと碌な結果は待っていない。
助ける為にやっただなんてそんな甘い言葉や考えは、通用しないんだ。
「……ッ」
だけどだからと言ってそれ以外の策があるわけでもない。
あるとすれば先の行動のようにエルを剣にして加速後俺が単身で突っ込むというような、成功率の低い物のみ。
……それしかないならもう一度やるか? いや、それとも何か別の策を模索して……。
と、そんな風に考えているうちに……掻い潜られた。
結論から言ってただ攻撃防ぐだけを考えて攻撃はせず、無茶な作戦の実行のタイミングも探り続ける、新たな策も練り続ける。
そんな生半可な行動で相手にできる程、今のナタリアは甘い相手ではない。
本来は全力でぶつかって早急に潰さなければならないほどの実力者だ。
「ぐふ……ッ」
鳩尾を蹴り上げられ、体が勢いよく宙を舞う。
そして意識を持っていかれる程の激痛で動きが止まった俺に、ナタリアは一瞬で追いつく。
追いついて、蹴り落とす。
「ぐぁ……ッ」
そして再び地面に叩き付けられた。
だがしかしそこから先の追撃はない。
まるで俺と入れ替わるように、ロングコートの連中が戦闘に躍り出てきたからだ。
「……ッ」
その姿を目にしながら、地面を何度か跳ねて止まった俺はそのロングコート達に視線を向ける。
誠一と一緒に居た二人と地下一階に居た二人に加え、何人か人数が増え戦闘に加わっている。
防戦一方ではなく、きっとナタリアという暴走する精霊を鎮圧するために。
「……駄目だ!」
アイツらがもしナタリアを殺そうとしているなら……止めないと。
自然とそんな思いで動き出そうとした俺を、後ろから肩を掴んできた誠一に止められた。
「待て、栄治」
そう言う誠一の手には明らかに常人のソレを超えた力が加わっていて、きっと全力で振り払おうと思わなければ振り払えそうになかった。
「離せ誠一。このままじゃアイツらがナタリアを――」
「殺さねえよだから落ち着け栄治!」
そう叫んで俺を静止してくる誠一は、一泊空けてから少し落ち着いた声音で俺に言う。
「あるんだろ、アイツを助ける方法。だったら教えろ……いや、教えてくれ。俺達は一体何をすればいい?」
接近してきたナタリアの蹴りを躱す為にを食いしばって全力で頭上へと飛んだ。
辛うじてナタリアの蹴りは足元で空を切るが、本当に辛うじてだ。一瞬でも遅ければ当たっていたし、そして攻撃のスキが圧倒的に少ない。
隙が大きく飛び上がった俺にすぐに追撃が飛んでくる事は目に見えていた。
だから飛び上がった瞬間、低速で風の塊を頭上へと打ち込み、そして空中で体を捻って踏み抜いて飛ばされて来た道を戻るように加速する。
……俺単騎でナタリアをどうこうするのは不可能だ。とにかくエルと再び合流する!
「……え?」
そんな俺の頭上から山なりに何かが迫っていた。
巨大な炎の塊だ。それだけでそれがナタリアの放った攻撃だと言う事と……そして方向を急転換し加速した俺の動きに付いてきている事は理解できた。
軌道を考えるに恐らく落下地点を計算して放たれてる。
この攻撃方法と同等のものを、此処に来る直前のエルとの会話で小耳に挟んだ。もしこれが同じ力だとすれば、地面に着弾させるのはまずい。躱した直後に火柱に体を持っていかれる。
だから迎え撃つ。
だからと言って俺の結界じゃ話にならない。風の塊を作るにも僅かに時間が足りない。
だとすれば……やれる事は最大出力で風そのものをぶつける!
「うおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
そして放った突風と炎の塊が衝突する。
そしてその炎の塊は俺の風の塊と同様、衝撃を与えれば破裂する。これで地面への着弾は逃れた。俺が火柱に巻き込まれる事も――
「……ッ」
俺の突風を押し込む力を感じられた。
それが一体何かは嫌でも自然と理解できる。
風とぶつかり、上空へと打ち上がると思っていた火柱。それが予想とは逆。俺目がけて放たれたのだ。
その勢いは俺の突風の出力を凌駕する。
そしてそもそも空中で無理矢理上空に突風を放っているんだ。何も受けていなくても風の勢いで地面に向かって加速するし、それに加えて火柱に押し込まれる。
次の瞬間にはアスファルトに体を打ち付けられていた。
背中を中心に激痛が走る。だけどきっと地に足を付け踏んばらず、空中で無理に風を打ち放ったのが功を成した。
アスファルトに勢いよく叩き付けられ体が跳ねた。
そして僅かに風で抑え込んでいた事により稼いでいた俺と火柱への僅かな距離。これを完全に詰められる前にアスファルトを跳ね上がった事によって僅かに体の向きが逸れた。
そして放出し続けていた風が俺の体をナタリアから距離を離すように勢いよく動いて、そんな俺の視界の先に火柱が上空から着弾する。
「……ッ」
……回避した。なんとか生き残った。
アスファルトを転がりながら滑るように態勢を立て直した俺はそんな事を考えた。
だけど結局、回避したのはあくまで火柱だけだ。
俺に殺意を向けるナタリアはまだ正面にいる。
正面からこちらに急接近してきて、その拳を俺へと向けるナタリアは目の前にいる。
「グァ……ッ!」
次の瞬間には顔面に渾身とも言える様なストレートが叩き込まれる。
その拳は激痛と共にようやく停止した俺の体に再び推進力を与え、再びアスファルトを跳ねさせる。
そして一撃必殺と呼ばれてもおかしくないほどの拳を放った後でも、その猛攻は止まらない。
アスファルトを跳ねる俺に向かって何かが飛んでくるのが一瞬見えた。
それが何だったのかは一瞬の事で理解できない。回転する体が一瞬しか捉えせてくれない。
だけど代わりに、今一番視界に入れたかった存在を捉える事が出来た。
「エイジさん!」
視界の端に映ったエルが俺を受け止めると同時に、飛ばさせてきた方角から何か衝突音が響き渡る。
恐らくはナタリアが放った攻撃をエルが相殺した。まだ俺達に攻撃が降り注いでいないという事はそういう事。
それを認識した瞬間、エルに手を掴まれた。
そしてそれを合図と認識して俺はエルを剣の姿へと変え、再び飛んできた追撃。炎の矢を全力で薙ぎ払う。
「悪い、助かったエル」
俺がエルにそう声を掛けた次の瞬間には、もうナタリアが目の前にいる。
「クソ……ッ」
ナタリアが近接で放ってくる攻撃をなんとか剣で塞ぎつつ、なんとか策を練る。
今のままじゃ手を掴みに行く術が無い。いや、一つだけある事にはあるけれどそれをする訳にはいかない。
『とにかく動きを止めないとどうしようもありませんよ!』
……分かってる。分かっているけどそれができれば苦労しないんだ。
「止めるって……気ぃ失わせるまで攻撃するしかねえだろ! できるかそんな事!」
俺がそうしたくないという事もある。これから相手を助けようとしているのに、その相手を下手すれば殺すような真似をする事に抵抗を覚えているというのも当然の事ながらある。
だけどだ……今のナタリアがどの位の意識を保っているのかは分からないが、自分を半殺しと言っていいような状態にまで追い込んできた相手に手を伸ばされて、果たしてその手を取ってくれるだろうか?
例え相手の事情を知ってでも、例え不可抗力であったとはいえ死の淵に追いやられる事がどういった感情を生むかを、俺は身を持って経験している。それはあの世界にたどり着いてエルドさん達と対峙したばかりの俺を一時的に止めさせる要因となる程重いもなんだ。
ましてやこちらの事を端から信用してくれなかったナタリアが相手だ……そんな相手にそんな物を背負わせたら……そこにはきっと碌な結果は待っていない。
助ける為にやっただなんてそんな甘い言葉や考えは、通用しないんだ。
「……ッ」
だけどだからと言ってそれ以外の策があるわけでもない。
あるとすれば先の行動のようにエルを剣にして加速後俺が単身で突っ込むというような、成功率の低い物のみ。
……それしかないならもう一度やるか? いや、それとも何か別の策を模索して……。
と、そんな風に考えているうちに……掻い潜られた。
結論から言ってただ攻撃防ぐだけを考えて攻撃はせず、無茶な作戦の実行のタイミングも探り続ける、新たな策も練り続ける。
そんな生半可な行動で相手にできる程、今のナタリアは甘い相手ではない。
本来は全力でぶつかって早急に潰さなければならないほどの実力者だ。
「ぐふ……ッ」
鳩尾を蹴り上げられ、体が勢いよく宙を舞う。
そして意識を持っていかれる程の激痛で動きが止まった俺に、ナタリアは一瞬で追いつく。
追いついて、蹴り落とす。
「ぐぁ……ッ」
そして再び地面に叩き付けられた。
だがしかしそこから先の追撃はない。
まるで俺と入れ替わるように、ロングコートの連中が戦闘に躍り出てきたからだ。
「……ッ」
その姿を目にしながら、地面を何度か跳ねて止まった俺はそのロングコート達に視線を向ける。
誠一と一緒に居た二人と地下一階に居た二人に加え、何人か人数が増え戦闘に加わっている。
防戦一方ではなく、きっとナタリアという暴走する精霊を鎮圧するために。
「……駄目だ!」
アイツらがもしナタリアを殺そうとしているなら……止めないと。
自然とそんな思いで動き出そうとした俺を、後ろから肩を掴んできた誠一に止められた。
「待て、栄治」
そう言う誠一の手には明らかに常人のソレを超えた力が加わっていて、きっと全力で振り払おうと思わなければ振り払えそうになかった。
「離せ誠一。このままじゃアイツらがナタリアを――」
「殺さねえよだから落ち着け栄治!」
そう叫んで俺を静止してくる誠一は、一泊空けてから少し落ち着いた声音で俺に言う。
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