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四章 精霊ノ王
12 存在せぬ罪
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「……」
俺と男が互いに硬直してしまっている僅かの間にも、戦闘は高速で展開される。
俺がアイラ達の方へと動いた為、先程俺に背後から攻撃を放ってきた精霊もこちら側へと接近してきて、それに対応するようにアイラ達が行動し、それに合わせて最初からアイラ達と戦っていた精霊も動く。
その一瞬。動けなくなったのは……俺と、目の前で茫然と立ち尽くす男。たったの二人だった。
だけどそれでも、動きが無かったのは本当にその僅かな時間だけ。止まっていた時が動き出すように、男が叫びながらその場で非常に大振りな右アッパをー放つ。
「なんて事してくれたんだてめえはよおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
そして俺の目の前から結界が突き出してきた。
「ッ!?」
咄嗟に腕を構えて防御する。
痛みは少ない。ただ持ち上げられる様に体が浮く。
そして弾かれた。いや、反発したとでも言った方がいいのかもしれない。
磁石で同じ極通しを近付けた様に、勢いよく飛ばされる。
「……ッ」
だが全身に掛る負荷はそれ程高くない。あくまで俺をその場所から引き離す為の攻撃の様に思えた。
そしてターゲットである筈のアイラ達にも、味方の精霊を巻き込む形で同様の目的らしい攻撃が放たれる。
アッパーの直後にこちらに向かって駆け出した男は、左手に光の粒子を大量に作ってそれを勢いよくアイラ達に向かって放った。
そしてそれは丁度倒れている男付近でそれらは膨張し、一枚の巨大な結界が形成される。そして僅かに遅れて飛んできた膨張しない弾がその結界に触れた瞬間、その衝撃を結界が正面に向けて送り出す様に衝撃破が発生。その場に居る全員を例外なく吹き飛ばす。
だけど吹き飛ばしただけだ。そこにはダメージを与えるなんて意図がある様には思えなかった。実際その場に居た精霊達は、おそらく肉体強化の出力が低いであろうアイラとリーシャを含め、殆どダメージを負っていないようだった。
「こいつに回復術掛けながら下がれ! 早くしろ!」
そして男は自身が連れている精霊に対してそう叫ぶ。
すると精霊はアイラが心臓を突きさした男を抱えて、回復術を発動させながらバックステップで後退する。
そしてそれと入れ替わる様に前線に出てきた男は、粉々に砕けた結界の破片をこちらに向けて、何かしらの手段で勢いよく飛ばしつつ接近してくる。
それを辛うじて躱した瞬間、男は自身の足元に結界を形成。それを踏み砕くと同時、俺が風の塊でそうしてきたように男は一気に加速する。
そしてアイラや自身の精霊を抜き去り、一直線に俺の顔面に向けて飛び膝蹴りを放ってきた。
最大級の敵意と怒りの視線を向けて。
「人の命何だと思ってんだお前はッ!」
まるで俺がその男を刺したとでも言いたいようなその言葉を聞きながら、俺は体をひねって辛うじてその攻撃を躱す。
そして捻った勢いそのままに放った蹴りは、男の後頭部を正確に捕らえ、男は勢いよく地面を転がる。
だけどそれで気を失ったりはしない。そうさせる程の力は今の俺にはなく、そう呆気なく倒れる程、目の前の男は冷めた目をしていない。
転がりながらあの結界を作り、俺が風の塊を踏んで追撃の為に突っ込むのと同時に、自身の体を弾いてこちらに無理矢理方向転換してくる。
そして放たれるのは拳。 既に構えていた俺も勢いで拳を放ち、偶然にもその拳がぶつかり合う。
骨が軋む感覚が拳に纏わり付くと共に、俺の体は僅かに回転しながら後退する。そしてそんな俺を追撃する為に、男は拳に掛った衝撃に顔を歪ませながらも接近して、俺に叫びかけながら回し蹴りを放つ。
「なんであんな命令を出した!」
その言葉と共に放たれた蹴りを、足元に作り出した風の塊を踏み抜いて後方に飛び上がって間一髪で躱し、滑る様に着地する。
……あんな命令。その言葉で男が一体何を言いたいのかを把握する事が出来た。
『どうです。俺の契約している精霊の力。うまいこと精霊を洗脳して結構楽に捕獲できるんです』
アイツは俺のそんな言葉を鵜呑みにしている。俺が命令してアイラがあの男の心臓を刺したのだと思っているのだろう。
だけどそれは間違いだ。俺はアイラに男の意識を奪ってほしかっただけで、そこまでの事をしたのは完全に想定外だ。
だけど……その主張はしない。何も言わない。
主張が通ったとしてもそれはヘイトがアイラに向くだけで……そしてただ純粋に、俺がそうしたくなかった。
別に他人の罪を被りたいわけではない。そこまで狂った思想は持ち合わせていない。
というよりも、そもそも被る罪すらこの場には無いはずなんだ。
例えば。人間が人を殺すなんて事はあってはならない事だと思う。
エルドさんと対峙した時も。アルダリアスにて悪党相手に立ち回った時も。精霊加工工場に攻め込んだ時も。結局一度たりとも人を殺しても良いなんて事は思えなかった。
それは今回も変わらない。それだけはやってはならない行為なんだと、全身がそう訴えかける。それは間違っているんだと、何がどうしても正しいと思う事なんてできない。
だけどそれはあくまで人が人を殺すという行為についてだ。
精霊が人を殺す。その行為が間違いであるとは思えない。例え生理的にその行為が受け入れにくくても……大きな動揺を生んでしまっても。最終的に自然と導き出されたのはそういう結論だ。
そういう行為をする様な状況に精霊を追い込んでいるのは人間で、追い込まれた精霊は死に物狂いでそうしなければ、そもそもまともに生きていくことすらできなくて。
酷い理不尽から身を守る為の行為まで罪と呼んで奪ってしまったら、もう一体彼女達はどうすればいいのだろうか。
だとすればその敵意はアイラに向けられて良い物じゃない。
故に俺は否定しない。そんな事は絶対にしてたまるか。
だから言葉は返さない。
元よりそうするだけの余裕もないから。
「黙りこんでんじゃねえぞこのクソガキがあああああああああああああッ!」
耳を貸すな。全神経を集中させろ。
向こうは現状出力や戦闘技能。ついでに言えば体格も。その全てが今の俺より勝っているが、その技量の差はカイルと戦った時程絶望的なものではない。出力差があっても、守りに徹すればなんとか凌げるような、そんな動きを奴はしてくる。
だとすれば此処は守りに徹しろ。今この瞬間に勝利は要らない。とにかく倒れずこの場に立ち続けろ。
言わばこの戦いは、エルが戻ってくるまでの前哨戦。コイツの矛先を、なんとか三体二で戦いになっているアイラ達の元へと行かせない為の戦い。
寧ろそれらを達成することこそが、この場における俺の勝利だ。
だけどそこでふと思った。
遅すぎないか?
合図を上げてからそれ程時間は経過していない。
だけどそもそもそれ程距離は離れていない様に思える。何しろ実質的に戦いながら離れていったのだから、普通の移動よりきっと距離は稼げない。だとすれば全力で戻ってこようと思えば、エルの出力だと本当にすぐに戻ってきていてもおかしくない。
……何かあったのか?
刻印からは、エルの危機を伝えてくる様な反応はない。つまりはエルが大怪我を負う様な状況にはなっていない。
だけどきっと、何かが起きている。それが何かは分からないけど、確実に何かが起きている。
それでも今は信じるしかない。
エルが戻ってきてくれる事を信じて、戦うしかない。
目の前から男が叫びながら高速で迫ってくる。
俺はそれに迎え撃つ為に、拳を握って構えをとった。
俺と男が互いに硬直してしまっている僅かの間にも、戦闘は高速で展開される。
俺がアイラ達の方へと動いた為、先程俺に背後から攻撃を放ってきた精霊もこちら側へと接近してきて、それに対応するようにアイラ達が行動し、それに合わせて最初からアイラ達と戦っていた精霊も動く。
その一瞬。動けなくなったのは……俺と、目の前で茫然と立ち尽くす男。たったの二人だった。
だけどそれでも、動きが無かったのは本当にその僅かな時間だけ。止まっていた時が動き出すように、男が叫びながらその場で非常に大振りな右アッパをー放つ。
「なんて事してくれたんだてめえはよおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
そして俺の目の前から結界が突き出してきた。
「ッ!?」
咄嗟に腕を構えて防御する。
痛みは少ない。ただ持ち上げられる様に体が浮く。
そして弾かれた。いや、反発したとでも言った方がいいのかもしれない。
磁石で同じ極通しを近付けた様に、勢いよく飛ばされる。
「……ッ」
だが全身に掛る負荷はそれ程高くない。あくまで俺をその場所から引き離す為の攻撃の様に思えた。
そしてターゲットである筈のアイラ達にも、味方の精霊を巻き込む形で同様の目的らしい攻撃が放たれる。
アッパーの直後にこちらに向かって駆け出した男は、左手に光の粒子を大量に作ってそれを勢いよくアイラ達に向かって放った。
そしてそれは丁度倒れている男付近でそれらは膨張し、一枚の巨大な結界が形成される。そして僅かに遅れて飛んできた膨張しない弾がその結界に触れた瞬間、その衝撃を結界が正面に向けて送り出す様に衝撃破が発生。その場に居る全員を例外なく吹き飛ばす。
だけど吹き飛ばしただけだ。そこにはダメージを与えるなんて意図がある様には思えなかった。実際その場に居た精霊達は、おそらく肉体強化の出力が低いであろうアイラとリーシャを含め、殆どダメージを負っていないようだった。
「こいつに回復術掛けながら下がれ! 早くしろ!」
そして男は自身が連れている精霊に対してそう叫ぶ。
すると精霊はアイラが心臓を突きさした男を抱えて、回復術を発動させながらバックステップで後退する。
そしてそれと入れ替わる様に前線に出てきた男は、粉々に砕けた結界の破片をこちらに向けて、何かしらの手段で勢いよく飛ばしつつ接近してくる。
それを辛うじて躱した瞬間、男は自身の足元に結界を形成。それを踏み砕くと同時、俺が風の塊でそうしてきたように男は一気に加速する。
そしてアイラや自身の精霊を抜き去り、一直線に俺の顔面に向けて飛び膝蹴りを放ってきた。
最大級の敵意と怒りの視線を向けて。
「人の命何だと思ってんだお前はッ!」
まるで俺がその男を刺したとでも言いたいようなその言葉を聞きながら、俺は体をひねって辛うじてその攻撃を躱す。
そして捻った勢いそのままに放った蹴りは、男の後頭部を正確に捕らえ、男は勢いよく地面を転がる。
だけどそれで気を失ったりはしない。そうさせる程の力は今の俺にはなく、そう呆気なく倒れる程、目の前の男は冷めた目をしていない。
転がりながらあの結界を作り、俺が風の塊を踏んで追撃の為に突っ込むのと同時に、自身の体を弾いてこちらに無理矢理方向転換してくる。
そして放たれるのは拳。 既に構えていた俺も勢いで拳を放ち、偶然にもその拳がぶつかり合う。
骨が軋む感覚が拳に纏わり付くと共に、俺の体は僅かに回転しながら後退する。そしてそんな俺を追撃する為に、男は拳に掛った衝撃に顔を歪ませながらも接近して、俺に叫びかけながら回し蹴りを放つ。
「なんであんな命令を出した!」
その言葉と共に放たれた蹴りを、足元に作り出した風の塊を踏み抜いて後方に飛び上がって間一髪で躱し、滑る様に着地する。
……あんな命令。その言葉で男が一体何を言いたいのかを把握する事が出来た。
『どうです。俺の契約している精霊の力。うまいこと精霊を洗脳して結構楽に捕獲できるんです』
アイツは俺のそんな言葉を鵜呑みにしている。俺が命令してアイラがあの男の心臓を刺したのだと思っているのだろう。
だけどそれは間違いだ。俺はアイラに男の意識を奪ってほしかっただけで、そこまでの事をしたのは完全に想定外だ。
だけど……その主張はしない。何も言わない。
主張が通ったとしてもそれはヘイトがアイラに向くだけで……そしてただ純粋に、俺がそうしたくなかった。
別に他人の罪を被りたいわけではない。そこまで狂った思想は持ち合わせていない。
というよりも、そもそも被る罪すらこの場には無いはずなんだ。
例えば。人間が人を殺すなんて事はあってはならない事だと思う。
エルドさんと対峙した時も。アルダリアスにて悪党相手に立ち回った時も。精霊加工工場に攻め込んだ時も。結局一度たりとも人を殺しても良いなんて事は思えなかった。
それは今回も変わらない。それだけはやってはならない行為なんだと、全身がそう訴えかける。それは間違っているんだと、何がどうしても正しいと思う事なんてできない。
だけどそれはあくまで人が人を殺すという行為についてだ。
精霊が人を殺す。その行為が間違いであるとは思えない。例え生理的にその行為が受け入れにくくても……大きな動揺を生んでしまっても。最終的に自然と導き出されたのはそういう結論だ。
そういう行為をする様な状況に精霊を追い込んでいるのは人間で、追い込まれた精霊は死に物狂いでそうしなければ、そもそもまともに生きていくことすらできなくて。
酷い理不尽から身を守る為の行為まで罪と呼んで奪ってしまったら、もう一体彼女達はどうすればいいのだろうか。
だとすればその敵意はアイラに向けられて良い物じゃない。
故に俺は否定しない。そんな事は絶対にしてたまるか。
だから言葉は返さない。
元よりそうするだけの余裕もないから。
「黙りこんでんじゃねえぞこのクソガキがあああああああああああああッ!」
耳を貸すな。全神経を集中させろ。
向こうは現状出力や戦闘技能。ついでに言えば体格も。その全てが今の俺より勝っているが、その技量の差はカイルと戦った時程絶望的なものではない。出力差があっても、守りに徹すればなんとか凌げるような、そんな動きを奴はしてくる。
だとすれば此処は守りに徹しろ。今この瞬間に勝利は要らない。とにかく倒れずこの場に立ち続けろ。
言わばこの戦いは、エルが戻ってくるまでの前哨戦。コイツの矛先を、なんとか三体二で戦いになっているアイラ達の元へと行かせない為の戦い。
寧ろそれらを達成することこそが、この場における俺の勝利だ。
だけどそこでふと思った。
遅すぎないか?
合図を上げてからそれ程時間は経過していない。
だけどそもそもそれ程距離は離れていない様に思える。何しろ実質的に戦いながら離れていったのだから、普通の移動よりきっと距離は稼げない。だとすれば全力で戻ってこようと思えば、エルの出力だと本当にすぐに戻ってきていてもおかしくない。
……何かあったのか?
刻印からは、エルの危機を伝えてくる様な反応はない。つまりはエルが大怪我を負う様な状況にはなっていない。
だけどきっと、何かが起きている。それが何かは分からないけど、確実に何かが起きている。
それでも今は信じるしかない。
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