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一章 人尊霊卑の異世界
7 契約のカタチ
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そう認識した次の瞬間だった。
「後ろ!」
俺は視界に入ったその光景に思わず叫ぶ。
地上から爆風に煽られながらもエルドさんがこちらに向けて光の矢放った。
「う……ッ」
認識した次の瞬間には、光の矢は青髪の精霊の右肩を貫く。
「……ッ」
それでも青髪の精霊はそれを堪えるように俺を抱えたままで、右足の足元に風の塊の様な物を出現させて踏み抜く。
そして先に上空に跳びあがった時の様に訪れる加速。
その勢いのままエルドさん達の居た所から俺達は離れ、森の奥へと進んで行く。
追撃は無かった。あの光の槍の射程圏外に出たのかもしれない。
やがて青髪の精霊はそのスピードを風を用いる事によって減速させ、地上へと降り立ち、そこで俺は地面に下ろされる。
……思いのほか優しく。
そんな青髪の精霊に俺は問いかける。
「なんで俺を連れだした? お前が助けてくれる道理なんてないだろ」
俺の問いに青髪の精霊は右肩を左手で抑えながらこう返す。
「それはこっちのセリフですよ! 何を考えているんですかあなたは!」
本当に訳が分からないという風に、青髪の精霊は叫ぶ。
「私を騙す為にああいう事を言うのならあればまだ分かりますよ。でも同じ人間相手にあんな事を言って……人間なのに、人間の前で私を助けるとか言って……そこになんのメリットがあるんですか! あなたは一体何がしたいんですか!」
何がしたかったか。
それはこういう話を口にしている彼女が、どういう訳か聞いていたであろう俺の叫びの通りだ。
でも聞かれたのならばもう一度言ってやる。
「お前を助けたかったんだよ。それが正しい事だと思ったからやったし……そういう事にメリットなんて求めねえ」
やりたい事をやっているんだ。寧ろやれている事が、俺にとってのメリットだ。
「お前こそなんで俺を助けてくれた? それこそメリットなんて何もねえだろ?」
「……ッ」
彼女は、中々口を開かなかった。
それは越えてはいけない一線を前にしている様で……きっと、越える事を躊躇っている。
そしてそれは越えられない。
「まあいいか。言いたくないんだったらそれでいいよ」
その理由を知りたかったけれど、結果的に助けてもらった事実があるだけで充分だ。
メリットはいらないと言ったけど、そういう風に助けてもらえた事は純粋に嬉しいし、活力だって沸いてくるのだから。
俺は近くに落ちていた、握りやすそうな木の棒を拾い上げる。
「……まあこんなもんでも、無いよりはマシか」
それを握りしめ一歩前へ。エルドさん達のいた方向へと足を進める。
だけど二歩目は止められた。俺の左手を青髪の精霊が掴んでいた。
「そんな物持って……なにをしようって言うんですか?」
「あの人達を止める」
俺は目的を口にする。
「正確には時間稼ぎみたいなもんだ。こんな木の棒じゃどうにもならねえ事は分かってるけれど、それでも俺が出て行けば一人くらいは足止め出来るかもしれない。そうなったら、逃げるにしろ戦うにしろ、お前がなんとかなる可能性が増えるとは思わねえか?」
「……それで、あなたはどうなるんですか」
「さあ……どうなるんだろうな。まああんまりいいようにはならないいと思うけど」
「それならどうしてそんな――」
「他に俺がお前を助ける為にできることなんて無いだろ? だからこうするんだ」
だから俺は戦うんだ。
「そう言う訳だ。手、離してくれ」
青髪の精霊の方に向き直りそう言うけれど、その手は離れない。寧ろ握りしめる力が強くなった。
「一つ、聞かせてください」
青髪の精霊は少しだけ不安そうな感情を表情に込め……そして俺の眼をしっかと見て、この問いを口にする。
「あなたにとって……精霊は、一体どういう風に見えますか?」
その問いの答えを悩む必要なんてない。
「普通の女の子に見えるよ。資源だなんて思ってたまるか」
その回答に返答は中々返ってこなかった。
だけども左手を握る力は強くなった。もう痛いレベルではあったが、それを表情に出さない様に堪える。
そしてまるで決心したように、ようやく言葉は紡がれる。
「……いい……ですか」
消え入りそうな小さな声で。でも次はしっかりと意思の籠った声で、もう一度。
「あなたを、信じても……良いですか?」
不安混じりのその問いは、もしかすると答えが返ってこなかった先の問いの答えでもあるのかもしれない。
今そうして向けられている言葉が、俺を助けてくれた理由なのかもしれない。
きっと俺をこうして止めてくれるのだって。
そして、その思いにどういう言葉を返せばいいのかを考える必要は無い。
ただ純粋に。沸き出てくる言葉を口にすればいいだけだ。
「こんな俺でよければ、信じてくれ」
この瞬間、俺は改めて心の底からこう思う。
この状況、必ず打開してみせると。
元よりそのつもりだったけれど、得られるとは思っていなかった信頼を得てしまったら、もう尚更止まれない。より一歩、踏み出す力は強くなる。
「だから俺は必ずやって見せる。一人や二人位。いや、三人だって絶対に止めてやる」
「そんな自殺みたいな真似は、もうさせませんよ」
少女は俺の決意を否定する。
「離してくれないか? これじゃ動けない」
「離しません! 信じようと思った相手を死なせるかもしれないんです。止めるに決まってるじゃないですか!」
そう言ってくれるのはありがたいけど……だけどだ。
「でも他に何がある? 俺は精霊と契約していないから、精霊術なんてのは使えない。お前を助ける為にできる事っつったら、この木の棒振り回して時間稼ぐ事位だろ」
現状この場で俺にできる事はそれ位だ。悔しいけど情けないけどこれっぽっちなんだ。
だからこれで戦いを挑む。それが今取れる最善の策だと思うから。
だけど大前提をひっくり返すように、青髪の精霊は言う。
「だったら……使えるようになれば良いんですよ」
「……ッ!?」
「……しましょう。私と契約を」
今の今まで俺は精霊との契約に対して酷い悪印象し抱いていなかった。
精霊を完膚なきまでに叩きのめして、工場でドール化し、そして自我を失った精霊と契約を結ぶ、最低最悪の行為と。だけどこの世界の人間がそういう選択を取るのは精霊が人間と契約を結ぼうとしないからだ。結べるわけがない程関係が悪化しているからだ。
だけど……今の俺と目の前の精霊となら。
自分から契約を申し出てきた精霊となら。
「私と一緒に戦ってくれますか?」
そう言った青髪の精霊の足元……いや、俺と精霊を中心として魔法陣が展開された。
そして、そうして差し出された契約書に判を押す事に対する躊躇いは一切なかった。。
「ああ。戦ってやるよ。任せとけ」
俺が笑みを作ってそう答えた、次の瞬間だった。
「グ……ッ」
右手の甲に焼ける様な痛みが数秒走った。それはまるで焼き印でも押すように。
そして痛みが去った後に右手の甲にあったのは白い刻印。
黒かったエルドさん達の刻印とは対極を成す白。
「契約完了です」
そう答える青髪の精霊の表情には、先程まで僅かに残っていた不安そうな感情が完全に消え失せていた。
「……良かった。無事に契約出来て」
「出来ない事もあんのか?」
「はい。契約というのは互いが互いの事をある程度信頼していなければできませんから。これで私は……あなたの事を、迷う事なく信じられる」
成程。つまりもし俺が適当な事を言って騙そうとする話術師だったら契約は成功していなかった訳だ。つまり契約さえできれば……間違い無く俺が味方だという証明ができる。
信じてもいいかって言っても、人間を信じるのにはそれ相応の不安が付きまとっていた筈だ。それが俺が信じてくれと言ってからも、まだ微かに残っていたあの不安そうな表情の正体なのだろう
だとすればそれを払拭できて本当に良かったと思う。
そしてそれが払拭出来たからなのかもしれない。おそらく契約だとか、そういう事をやる前にやっておかなければならない事の話題を、青髪の精霊が切り出した。
「そうだ……あなたの名前、教えてください。まだ聞いてませんでしたよね」
「瀬戸栄治。お前は?」
「エルです。その、改めて……よろしくお願いします、エイジさん」
「こちらこそよろしく、エル」
こうして互いに窮地に立たされていた俺達は、一歩前へと踏み出した。
二人でこの状況を打開する。これが多分、正しい契約の形だ。
「後ろ!」
俺は視界に入ったその光景に思わず叫ぶ。
地上から爆風に煽られながらもエルドさんがこちらに向けて光の矢放った。
「う……ッ」
認識した次の瞬間には、光の矢は青髪の精霊の右肩を貫く。
「……ッ」
それでも青髪の精霊はそれを堪えるように俺を抱えたままで、右足の足元に風の塊の様な物を出現させて踏み抜く。
そして先に上空に跳びあがった時の様に訪れる加速。
その勢いのままエルドさん達の居た所から俺達は離れ、森の奥へと進んで行く。
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やがて青髪の精霊はそのスピードを風を用いる事によって減速させ、地上へと降り立ち、そこで俺は地面に下ろされる。
……思いのほか優しく。
そんな青髪の精霊に俺は問いかける。
「なんで俺を連れだした? お前が助けてくれる道理なんてないだろ」
俺の問いに青髪の精霊は右肩を左手で抑えながらこう返す。
「それはこっちのセリフですよ! 何を考えているんですかあなたは!」
本当に訳が分からないという風に、青髪の精霊は叫ぶ。
「私を騙す為にああいう事を言うのならあればまだ分かりますよ。でも同じ人間相手にあんな事を言って……人間なのに、人間の前で私を助けるとか言って……そこになんのメリットがあるんですか! あなたは一体何がしたいんですか!」
何がしたかったか。
それはこういう話を口にしている彼女が、どういう訳か聞いていたであろう俺の叫びの通りだ。
でも聞かれたのならばもう一度言ってやる。
「お前を助けたかったんだよ。それが正しい事だと思ったからやったし……そういう事にメリットなんて求めねえ」
やりたい事をやっているんだ。寧ろやれている事が、俺にとってのメリットだ。
「お前こそなんで俺を助けてくれた? それこそメリットなんて何もねえだろ?」
「……ッ」
彼女は、中々口を開かなかった。
それは越えてはいけない一線を前にしている様で……きっと、越える事を躊躇っている。
そしてそれは越えられない。
「まあいいか。言いたくないんだったらそれでいいよ」
その理由を知りたかったけれど、結果的に助けてもらった事実があるだけで充分だ。
メリットはいらないと言ったけど、そういう風に助けてもらえた事は純粋に嬉しいし、活力だって沸いてくるのだから。
俺は近くに落ちていた、握りやすそうな木の棒を拾い上げる。
「……まあこんなもんでも、無いよりはマシか」
それを握りしめ一歩前へ。エルドさん達のいた方向へと足を進める。
だけど二歩目は止められた。俺の左手を青髪の精霊が掴んでいた。
「そんな物持って……なにをしようって言うんですか?」
「あの人達を止める」
俺は目的を口にする。
「正確には時間稼ぎみたいなもんだ。こんな木の棒じゃどうにもならねえ事は分かってるけれど、それでも俺が出て行けば一人くらいは足止め出来るかもしれない。そうなったら、逃げるにしろ戦うにしろ、お前がなんとかなる可能性が増えるとは思わねえか?」
「……それで、あなたはどうなるんですか」
「さあ……どうなるんだろうな。まああんまりいいようにはならないいと思うけど」
「それならどうしてそんな――」
「他に俺がお前を助ける為にできることなんて無いだろ? だからこうするんだ」
だから俺は戦うんだ。
「そう言う訳だ。手、離してくれ」
青髪の精霊の方に向き直りそう言うけれど、その手は離れない。寧ろ握りしめる力が強くなった。
「一つ、聞かせてください」
青髪の精霊は少しだけ不安そうな感情を表情に込め……そして俺の眼をしっかと見て、この問いを口にする。
「あなたにとって……精霊は、一体どういう風に見えますか?」
その問いの答えを悩む必要なんてない。
「普通の女の子に見えるよ。資源だなんて思ってたまるか」
その回答に返答は中々返ってこなかった。
だけども左手を握る力は強くなった。もう痛いレベルではあったが、それを表情に出さない様に堪える。
そしてまるで決心したように、ようやく言葉は紡がれる。
「……いい……ですか」
消え入りそうな小さな声で。でも次はしっかりと意思の籠った声で、もう一度。
「あなたを、信じても……良いですか?」
不安混じりのその問いは、もしかすると答えが返ってこなかった先の問いの答えでもあるのかもしれない。
今そうして向けられている言葉が、俺を助けてくれた理由なのかもしれない。
きっと俺をこうして止めてくれるのだって。
そして、その思いにどういう言葉を返せばいいのかを考える必要は無い。
ただ純粋に。沸き出てくる言葉を口にすればいいだけだ。
「こんな俺でよければ、信じてくれ」
この瞬間、俺は改めて心の底からこう思う。
この状況、必ず打開してみせると。
元よりそのつもりだったけれど、得られるとは思っていなかった信頼を得てしまったら、もう尚更止まれない。より一歩、踏み出す力は強くなる。
「だから俺は必ずやって見せる。一人や二人位。いや、三人だって絶対に止めてやる」
「そんな自殺みたいな真似は、もうさせませんよ」
少女は俺の決意を否定する。
「離してくれないか? これじゃ動けない」
「離しません! 信じようと思った相手を死なせるかもしれないんです。止めるに決まってるじゃないですか!」
そう言ってくれるのはありがたいけど……だけどだ。
「でも他に何がある? 俺は精霊と契約していないから、精霊術なんてのは使えない。お前を助ける為にできる事っつったら、この木の棒振り回して時間稼ぐ事位だろ」
現状この場で俺にできる事はそれ位だ。悔しいけど情けないけどこれっぽっちなんだ。
だからこれで戦いを挑む。それが今取れる最善の策だと思うから。
だけど大前提をひっくり返すように、青髪の精霊は言う。
「だったら……使えるようになれば良いんですよ」
「……ッ!?」
「……しましょう。私と契約を」
今の今まで俺は精霊との契約に対して酷い悪印象し抱いていなかった。
精霊を完膚なきまでに叩きのめして、工場でドール化し、そして自我を失った精霊と契約を結ぶ、最低最悪の行為と。だけどこの世界の人間がそういう選択を取るのは精霊が人間と契約を結ぼうとしないからだ。結べるわけがない程関係が悪化しているからだ。
だけど……今の俺と目の前の精霊となら。
自分から契約を申し出てきた精霊となら。
「私と一緒に戦ってくれますか?」
そう言った青髪の精霊の足元……いや、俺と精霊を中心として魔法陣が展開された。
そして、そうして差し出された契約書に判を押す事に対する躊躇いは一切なかった。。
「ああ。戦ってやるよ。任せとけ」
俺が笑みを作ってそう答えた、次の瞬間だった。
「グ……ッ」
右手の甲に焼ける様な痛みが数秒走った。それはまるで焼き印でも押すように。
そして痛みが去った後に右手の甲にあったのは白い刻印。
黒かったエルドさん達の刻印とは対極を成す白。
「契約完了です」
そう答える青髪の精霊の表情には、先程まで僅かに残っていた不安そうな感情が完全に消え失せていた。
「……良かった。無事に契約出来て」
「出来ない事もあんのか?」
「はい。契約というのは互いが互いの事をある程度信頼していなければできませんから。これで私は……あなたの事を、迷う事なく信じられる」
成程。つまりもし俺が適当な事を言って騙そうとする話術師だったら契約は成功していなかった訳だ。つまり契約さえできれば……間違い無く俺が味方だという証明ができる。
信じてもいいかって言っても、人間を信じるのにはそれ相応の不安が付きまとっていた筈だ。それが俺が信じてくれと言ってからも、まだ微かに残っていたあの不安そうな表情の正体なのだろう
だとすればそれを払拭できて本当に良かったと思う。
そしてそれが払拭出来たからなのかもしれない。おそらく契約だとか、そういう事をやる前にやっておかなければならない事の話題を、青髪の精霊が切り出した。
「そうだ……あなたの名前、教えてください。まだ聞いてませんでしたよね」
「瀬戸栄治。お前は?」
「エルです。その、改めて……よろしくお願いします、エイジさん」
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