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三章 聖女さん、冒険者やります
46 聖女さん達、始動
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「よし、じゃあこれからやる事の再確認だ」
あの後続々とマフィアさん達の面々も揃ってきてた後、その場を取りまとめるように部長さんが話し始める。
折角主要メンバーが全員揃っている訳だし、やる事の再確認という訳だ。
「まず里帰りチーム」
私達の事だ。
なんかチーム名ほんわかしてて違和感が凄い……あと基本毎日帰ってるから里帰りって言葉事態への違和感も凄いし。
まあその辺はもうどうでも良いけどね。
いい加減擦り過ぎだし。
「一度ドルドット王国へ行って貰って、向こうの外務省に頼んで各国の状況を探る。ミーシャが居ればなんとかなりそうな感じはするし、最悪何かあってもお前達の腕っぷしならどうにかできるだろうが……気を付けてな」
「うん。搔き集められるだけの情報を搔き集めて来るよ。そんな訳でよろしくね、ミーシャ」
「ええ、勿論ですわ。あとついでにアンナさん追放問題も綺麗な形で解決させます」
「あの……多分それもできるならやっといた方が良いとは思うんだが、穏便にな……穏便にだぞ」
「なんか嫌な予感がするって顔してるっすね」
「……申し訳ないが、バイオレンスな予感がするんだ」
……マフィアに言われたくねぇ。
まあその事に関して言えば、向こうから何かしてこない限りはそういう事にはならないでしょ。
まさかこっちからカチコんであの馬鹿ぶん殴る訳じゃあるまいし。
「……とりあえず何かあった場合は頼むな」
部長さんはシズクとシルヴィに向けてそう言う。
「任せてくださいっす」
「私達が組めば負ける事は無いと思うんで」
「頼むって、そういう意味だけどそういう意味じゃねえ…………マジで穏便に頼むぞ本当に」
そう言って深々と溜息を吐いた後、気を取り直すように一拍空けてから部長さんは続ける。
「で、お前らがドルドットにに行っている間に俺達はもう一度あの地下を調べる。今回は心強い味方が居るんだ。何か分かるかもしれねえ……えっと本当に居るんだよな。この期に及んでドッキリでしたみたいな事はないよな?」
「ワシはちゃんと此処におるぞ……ってまあ聞こえていないんじゃよなぁ。他は皆見えているのに一人だけ全く見えんというのはある意味持っておるのかもしれん」
「だね。ウチもそう思うよ」
しーちゃんの言葉に同調するように、その場の皆も頷く。
「あの……なんだ。俺今日やって行けるのか? 普段とは違うタイプのプレッシャーがえぐいんだが」
そう言って改めて溜息を吐く部長さん。
……この人どこに居ても溜息絶えないんじゃないかな。
「まあとにかくだ」
部長さんは纏めるように言う。
「いつのまにか各々信じられねえ程大きな一件に巻き込まれちまってる訳だが、それと比例してこれ以上無い位のメンツが揃ってるんだ。正直何を相手にしているのかも良く分からねえが勝てねえなんて事は無い筈だ。勝つぞ」
あの後続々とマフィアさん達の面々も揃ってきてた後、その場を取りまとめるように部長さんが話し始める。
折角主要メンバーが全員揃っている訳だし、やる事の再確認という訳だ。
「まず里帰りチーム」
私達の事だ。
なんかチーム名ほんわかしてて違和感が凄い……あと基本毎日帰ってるから里帰りって言葉事態への違和感も凄いし。
まあその辺はもうどうでも良いけどね。
いい加減擦り過ぎだし。
「一度ドルドット王国へ行って貰って、向こうの外務省に頼んで各国の状況を探る。ミーシャが居ればなんとかなりそうな感じはするし、最悪何かあってもお前達の腕っぷしならどうにかできるだろうが……気を付けてな」
「うん。搔き集められるだけの情報を搔き集めて来るよ。そんな訳でよろしくね、ミーシャ」
「ええ、勿論ですわ。あとついでにアンナさん追放問題も綺麗な形で解決させます」
「あの……多分それもできるならやっといた方が良いとは思うんだが、穏便にな……穏便にだぞ」
「なんか嫌な予感がするって顔してるっすね」
「……申し訳ないが、バイオレンスな予感がするんだ」
……マフィアに言われたくねぇ。
まあその事に関して言えば、向こうから何かしてこない限りはそういう事にはならないでしょ。
まさかこっちからカチコんであの馬鹿ぶん殴る訳じゃあるまいし。
「……とりあえず何かあった場合は頼むな」
部長さんはシズクとシルヴィに向けてそう言う。
「任せてくださいっす」
「私達が組めば負ける事は無いと思うんで」
「頼むって、そういう意味だけどそういう意味じゃねえ…………マジで穏便に頼むぞ本当に」
そう言って深々と溜息を吐いた後、気を取り直すように一拍空けてから部長さんは続ける。
「で、お前らがドルドットにに行っている間に俺達はもう一度あの地下を調べる。今回は心強い味方が居るんだ。何か分かるかもしれねえ……えっと本当に居るんだよな。この期に及んでドッキリでしたみたいな事はないよな?」
「ワシはちゃんと此処におるぞ……ってまあ聞こえていないんじゃよなぁ。他は皆見えているのに一人だけ全く見えんというのはある意味持っておるのかもしれん」
「だね。ウチもそう思うよ」
しーちゃんの言葉に同調するように、その場の皆も頷く。
「あの……なんだ。俺今日やって行けるのか? 普段とは違うタイプのプレッシャーがえぐいんだが」
そう言って改めて溜息を吐く部長さん。
……この人どこに居ても溜息絶えないんじゃないかな。
「まあとにかくだ」
部長さんは纏めるように言う。
「いつのまにか各々信じられねえ程大きな一件に巻き込まれちまってる訳だが、それと比例してこれ以上無い位のメンツが揃ってるんだ。正直何を相手にしているのかも良く分からねえが勝てねえなんて事は無い筈だ。勝つぞ」
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