181 / 204
ウルティア国戦役編
181 カナタ、魔法で無双する
しおりを挟む
カナタは続けて、愛砢人形を製造するために必要な素材の残り一つであるヒヒイロカネが手に入るかを実験した。
周回ボスアタックもあったため、現在のカナタのレベルは26。
幸運値も324になっていた。
「ヒヒイロカネゴーレム、1体召喚!」
『レベルが足りません』
そのシステムメッセージとともに召喚が失敗した。
オリハルコンとヒヒイロカネ、どうやら希少性ではヒヒイロカネの方が上だったようだ。
カナタには、素材としての使い勝手で言えばオリハルコンの方が上な気がしていたが、神様が設定した価値は、時にこの世界の人間の価値観と相違することがあった。
例えば、この世界では銅は鉄よりも素材価値が低い。
しかし、神様が設定したDG硬貨の価値では鉄よりも銅の方が価値が高いのだ。
これは銅が電化製品の配線やモーターに使えることをこの世界の人達が知らないからだった。
魔力中心の魔導具や魔道具を使う文化なため、魔力配線として重宝されるのはミスリルであり、銅はその価値にすら気付かれていないのだ。
ヒヒイロカネもその利用価値をこの世界ではあまり知られておらず、ヒヒイロカネ製の剣が美術価値も加わって評価される程度なのだ。
ヒヒイロカネゴーレムは、カナタのレベルが足りなかったために召喚することが出来なかった。
だが、レベルいくつになれば良いのかという情報が齎されなかったため、カナタは先の見えないレベリングが必要になった。
あるいは、このまま下層を目指してヒヒイロカネを採掘するかだった。
「錬金術師のレベルも上げないとならないし、このまま下層に降りてレベリングするべきかな。
もし、素材としてヒヒイロカネが採掘できたなら、それでも良いしね」
「なら魔物は全てマスターに倒してもらいましょう」
シータがカナタのレベリングのために都合の良い魔物を選別して案内を始めた。
至れり尽くせりの状態でカナタは鉱山ダンジョンを踏破していった。
カナタはスキルオーブによりHNの戦闘スキルやRの身体強化系スキルをいくつも持っていたので、その剣技や体術だけで魔物を倒せてしまっていた。
「マスター、この25階層はオープンフィールドのようです。
植物系の魔物と動物系の魔物の反応があります」
「ここは鉱石採取も出来なさそうだし、さっさと進んじゃおうか」
「いいえ、マスターをレベルアップさせるのに都合の良い魔物がいます。
マスターの魔法を使うだけの簡単なお仕事です。
それを倒しに行きますよ?」
カナタには全種類の属性魔法を使用出来るスキルがあった。
あとは魔法レベルを上げるだけで新たなスペルも覚えるはずだったのだが、カナタの初級魔法は尋常な威力ではなく上級魔法など必要がなく覚えることはなかった。
【携帯ガチャ機】に課金すれば魔法スペル限定ガチャも引けるのだが、それを引くことは今のところ滅多になかった。
その中でカナタが唯一持っているUR魔法があった。
水竜斬滅Lv.1、水の竜を具現化し対象をその顎で切り刻むという究極の水魔法だった。
その水竜斬滅と相性の良い魔物が、まさにこの階層には存在したのだ。
「さあ、こちらです。
この巣穴に水竜斬滅をぶち込んで下さい♪」
シータが案内したのはギガアントと呼ばれる、巨大な蟻の魔物の巣だった。
巣であるからには、そこにはソルジャーアントからグラディエイトアントが巣を守っており、そして巣の奥底には主のクイーンアントがいるはずだった。
「ちょっとシータ!
ギガアントは、1匹倒したら10匹出て来ると言われるぐらいの危険な魔物じゃない!
それが巣となると数千匹いてもおかしくないわよ!」
「そうですわ。
私たちが手を貸せば簡単でも、マスターだけでは危険なのではないのですか?」
ミューとガンマ1がシータを止める。
それほどギガアントはやっかいなのだ。
その外殻は剣を通さず、火魔法にも強い。
1匹倒しているうちに次から次へと襲って来て、その強靭な顎で噛みつかれてしまえば、脚でも腕でも簡単に切り飛ばされてしまう。
まさに凶悪危険魔物なのだ。
「だからこそ、マスターの魔法なのです。
巣を水竜斬滅で水攻めすれば、ギガアントなど恐れるに足りません」
ギギギギギギギ
そうこうするうちにカナタたちはギガアントに発見されてしまった。
この音はギガアントが顎を鳴らして発する警戒音だった。
この音を聞きつけると巣穴から大量のギガアントが出てきてしまうため、いっそう質が悪くなるのだ。
「ほら、巣から出てきたらやっかいよ。
マスター、やっちゃって♪」
「どうなっても知らないよ?
【水竜斬滅】!」
ズドーーーーーーーーーーン!
カナタは一度も撃ったことのないUR水魔法水竜斬滅を巣穴に撃ち込んだ。
暴れる濁流、そう表現すれば良いのだろうか、水の竜はその勢いを衰えさせることなく巣穴の中隅々までまるで生きているかのように侵入していった。
その水量は尋常ではなく、圧により遠く離れた空気穴から水しぶきとともに空気が噴出していた。
ギガアントの巣は所謂水攻め状態になっていたのだ。
しかも斬撃を伴う水流であり、中ではギガアントやその上位種が斬り刻まれ瀕死状態だった。
「まだね。はい、続けて雷魔法!」
「【雷撃破!」
バリバリバリバリ
雷が巣穴に落ちるとその電流が水を伝わって巣穴の中のギガアントたちに止めを刺した。
「魔物の殲滅を確認。
マスターは、自動収拾のスキルはありますよね?」
シータはセンサーでギガアントたちの反応を確認すると殲滅終了を宣言した。
そして瘴気へと変わったギガアントたちがドロップしたガチャオーブやDGを自動的に収拾するスキルがないかとカナタに訊ねた。
「それなら、スキルオーブから出てたと思う。
【自動収拾】」
カナタが【自動収拾】のスキルを使うと、巣穴の中でドロップしたガチャオーブとDGが自動的に拾われて【ロッカー】に収納された。
「こんな使い方があるのか」
カナタは驚いたが、このスキルはパーティーメンバーが倒した魔物のドロップ品には使用出来ないという欠点があった。
あくまでも自分が倒した魔物ドロップ限定であり、さらに収納系のスキルかマジックバッグを持っていなければ機能しなかった。
これは他人のドロップ品を奪ってしまうという問題が起きないようにという制限であって、いくら同じパーティーのメンバーでも個別に使う必要があった。
「ガチャオーブが1万6千個に2億3千万DG手に入った……」
カナタはここでギガアントとその上位種を合計6千5百匹討伐していた。
当然、その経験値でカナタはレベル34へと到達していた。
「どう? 私の言った通り簡単なお仕事だったでしょう?」
シータがドヤ顔でカナタに迫る。
確かにガチャオーブもDGも経験値も簡単に手に入った。
「シータ様のおかげです。
ありがとうございました」
カナタはその効果に素直に感謝の言葉を伝えるのだった。
索敵型と言いながら、シータには軍師的な素養があるようだった。
周回ボスアタックもあったため、現在のカナタのレベルは26。
幸運値も324になっていた。
「ヒヒイロカネゴーレム、1体召喚!」
『レベルが足りません』
そのシステムメッセージとともに召喚が失敗した。
オリハルコンとヒヒイロカネ、どうやら希少性ではヒヒイロカネの方が上だったようだ。
カナタには、素材としての使い勝手で言えばオリハルコンの方が上な気がしていたが、神様が設定した価値は、時にこの世界の人間の価値観と相違することがあった。
例えば、この世界では銅は鉄よりも素材価値が低い。
しかし、神様が設定したDG硬貨の価値では鉄よりも銅の方が価値が高いのだ。
これは銅が電化製品の配線やモーターに使えることをこの世界の人達が知らないからだった。
魔力中心の魔導具や魔道具を使う文化なため、魔力配線として重宝されるのはミスリルであり、銅はその価値にすら気付かれていないのだ。
ヒヒイロカネもその利用価値をこの世界ではあまり知られておらず、ヒヒイロカネ製の剣が美術価値も加わって評価される程度なのだ。
ヒヒイロカネゴーレムは、カナタのレベルが足りなかったために召喚することが出来なかった。
だが、レベルいくつになれば良いのかという情報が齎されなかったため、カナタは先の見えないレベリングが必要になった。
あるいは、このまま下層を目指してヒヒイロカネを採掘するかだった。
「錬金術師のレベルも上げないとならないし、このまま下層に降りてレベリングするべきかな。
もし、素材としてヒヒイロカネが採掘できたなら、それでも良いしね」
「なら魔物は全てマスターに倒してもらいましょう」
シータがカナタのレベリングのために都合の良い魔物を選別して案内を始めた。
至れり尽くせりの状態でカナタは鉱山ダンジョンを踏破していった。
カナタはスキルオーブによりHNの戦闘スキルやRの身体強化系スキルをいくつも持っていたので、その剣技や体術だけで魔物を倒せてしまっていた。
「マスター、この25階層はオープンフィールドのようです。
植物系の魔物と動物系の魔物の反応があります」
「ここは鉱石採取も出来なさそうだし、さっさと進んじゃおうか」
「いいえ、マスターをレベルアップさせるのに都合の良い魔物がいます。
マスターの魔法を使うだけの簡単なお仕事です。
それを倒しに行きますよ?」
カナタには全種類の属性魔法を使用出来るスキルがあった。
あとは魔法レベルを上げるだけで新たなスペルも覚えるはずだったのだが、カナタの初級魔法は尋常な威力ではなく上級魔法など必要がなく覚えることはなかった。
【携帯ガチャ機】に課金すれば魔法スペル限定ガチャも引けるのだが、それを引くことは今のところ滅多になかった。
その中でカナタが唯一持っているUR魔法があった。
水竜斬滅Lv.1、水の竜を具現化し対象をその顎で切り刻むという究極の水魔法だった。
その水竜斬滅と相性の良い魔物が、まさにこの階層には存在したのだ。
「さあ、こちらです。
この巣穴に水竜斬滅をぶち込んで下さい♪」
シータが案内したのはギガアントと呼ばれる、巨大な蟻の魔物の巣だった。
巣であるからには、そこにはソルジャーアントからグラディエイトアントが巣を守っており、そして巣の奥底には主のクイーンアントがいるはずだった。
「ちょっとシータ!
ギガアントは、1匹倒したら10匹出て来ると言われるぐらいの危険な魔物じゃない!
それが巣となると数千匹いてもおかしくないわよ!」
「そうですわ。
私たちが手を貸せば簡単でも、マスターだけでは危険なのではないのですか?」
ミューとガンマ1がシータを止める。
それほどギガアントはやっかいなのだ。
その外殻は剣を通さず、火魔法にも強い。
1匹倒しているうちに次から次へと襲って来て、その強靭な顎で噛みつかれてしまえば、脚でも腕でも簡単に切り飛ばされてしまう。
まさに凶悪危険魔物なのだ。
「だからこそ、マスターの魔法なのです。
巣を水竜斬滅で水攻めすれば、ギガアントなど恐れるに足りません」
ギギギギギギギ
そうこうするうちにカナタたちはギガアントに発見されてしまった。
この音はギガアントが顎を鳴らして発する警戒音だった。
この音を聞きつけると巣穴から大量のギガアントが出てきてしまうため、いっそう質が悪くなるのだ。
「ほら、巣から出てきたらやっかいよ。
マスター、やっちゃって♪」
「どうなっても知らないよ?
【水竜斬滅】!」
ズドーーーーーーーーーーン!
カナタは一度も撃ったことのないUR水魔法水竜斬滅を巣穴に撃ち込んだ。
暴れる濁流、そう表現すれば良いのだろうか、水の竜はその勢いを衰えさせることなく巣穴の中隅々までまるで生きているかのように侵入していった。
その水量は尋常ではなく、圧により遠く離れた空気穴から水しぶきとともに空気が噴出していた。
ギガアントの巣は所謂水攻め状態になっていたのだ。
しかも斬撃を伴う水流であり、中ではギガアントやその上位種が斬り刻まれ瀕死状態だった。
「まだね。はい、続けて雷魔法!」
「【雷撃破!」
バリバリバリバリ
雷が巣穴に落ちるとその電流が水を伝わって巣穴の中のギガアントたちに止めを刺した。
「魔物の殲滅を確認。
マスターは、自動収拾のスキルはありますよね?」
シータはセンサーでギガアントたちの反応を確認すると殲滅終了を宣言した。
そして瘴気へと変わったギガアントたちがドロップしたガチャオーブやDGを自動的に収拾するスキルがないかとカナタに訊ねた。
「それなら、スキルオーブから出てたと思う。
【自動収拾】」
カナタが【自動収拾】のスキルを使うと、巣穴の中でドロップしたガチャオーブとDGが自動的に拾われて【ロッカー】に収納された。
「こんな使い方があるのか」
カナタは驚いたが、このスキルはパーティーメンバーが倒した魔物のドロップ品には使用出来ないという欠点があった。
あくまでも自分が倒した魔物ドロップ限定であり、さらに収納系のスキルかマジックバッグを持っていなければ機能しなかった。
これは他人のドロップ品を奪ってしまうという問題が起きないようにという制限であって、いくら同じパーティーのメンバーでも個別に使う必要があった。
「ガチャオーブが1万6千個に2億3千万DG手に入った……」
カナタはここでギガアントとその上位種を合計6千5百匹討伐していた。
当然、その経験値でカナタはレベル34へと到達していた。
「どう? 私の言った通り簡単なお仕事だったでしょう?」
シータがドヤ顔でカナタに迫る。
確かにガチャオーブもDGも経験値も簡単に手に入った。
「シータ様のおかげです。
ありがとうございました」
カナタはその効果に素直に感謝の言葉を伝えるのだった。
索敵型と言いながら、シータには軍師的な素養があるようだった。
0
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
目が覚めたら夫と子供がいました
青井陸
恋愛
とある公爵家の若い公爵夫人、シャルロットが毒の入ったのお茶を飲んで倒れた。
1週間寝たきりのシャルロットが目を覚ましたとき、幼い可愛い男の子がいた。
「…お母様?よかった…誰か!お母様が!!!!」
「…あなた誰?」
16歳で政略結婚によって公爵家に嫁いだ、元伯爵令嬢のシャルロット。
シャルロットは一目惚れであったが、夫のハロルドは結婚前からシャルロットには冷たい。
そんな関係の二人が、シャルロットが毒によって記憶をなくしたことにより少しずつ変わっていく。
なろう様でも同時掲載しています。
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる