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南部辺境遠征編
128 カナタ、スキルを補強する
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お知らせ
【鑑定】のレアリティをHNスキルと設定していたのですが、ちょっと低すぎると思い、Rスキルに変更しました。
勇者召喚でそれしか持っていない人物が出るぐらいのレアリティですので、運が良い程度の一般人でも手が届くHNスキルでは違うなというところです。
丁度良いことにRスキルと設定していた【格闘術】を間違えてHNスキル【格闘】として出してしまったので、それと入れ替えることにしました。
そのため103話で得たRスキル【格闘術】を【鑑定】に変更させていただきました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カナタが狙う【掘削】スキルはNスキルだったが、【鑑定】ともなると持ち主のかなり限られるRスキルだった。
スキルガチャでRスキルが手に入るとしても、Rスキルには【鑑定】以外のものが多数あるため、一発で【鑑定】が出るとは限らなかった。
Rスキルを複数出すためには、100連ガチャ以上が必要だった。
尤も、カナタがGRサブスキルの【ガチャオーブ化】を手に入れたことで、無駄なスキルはガチャオーブに戻して販売が可能となった。
スキル限定100連ガチャでも50万DGで出来てしまう。
今のカナタの財力ならば、1000連ガチャでも可能だった。
「まずは100連ガチャで様子見しよう。
そこで出なければ1000連ガチャに課金だ」
ガチャオーブ化で無駄なスキルも金銭化できるようになったカナタは強気だった。
なぜなら5000DGで引いたNスキルが、物によっては20倍で売ることも可能なのだ。
売ったスキルオーブのお金でスキルガチャを引き、そのスキルオーブを売る。
所謂無限〇〇というやつだった。
スキル限定100連ガチャ1回目。
Nスキル×79 HNスキル×16 Rスキル×4 SRスキル×1
Nスキルの【掘削】が大量に出たので、カナタは【掘削】のスキルオーブを持っていない全員に渡した。
だが、Rスキルに【鑑定】は出なかった。
しかし、さすがカナタの幸運値130、100連ガチャではほぼ出ないはずのSRスキルが1つ出ていた。
そのSRスキルは!
SRスキル 並列思考
同時に二つのことを思考することが出来る
レベルが上がると並列思考できる数が増える
これは魔法の多重詠唱だとか、武器を使いながら魔法を撃つとか一人二役を苦も無く出来るようになる便利スキルだ。
カナタは続けてスキル限定1000連ガチャを引いた。
スキル限定1000連ガチャ1回目。
Nスキル×869 HNスキル×107 Rスキル×18 SRスキル×5 URスキル×1
「出た!【鑑定】!」
カナタは【鑑定】を手に入れて喜んだが、むしろURスキルが出たことの方を喜ぶべきであった。
1000連ガチャでは出てはいけないものなのだ。
それが幸運値130のおかげで引当ててしまっている。
URスキルといえば勇者スキルに該当する。
もっと喜ぶべきだった。
カナタは【鑑定】のスキルオーブをヨーコに与えるとパーティーを2つに分けて採掘を続けた。
暫く進むと4階層へと降りる階段が現れた。
「次の階層に行って掘りまくろう」
カナタたちパーティーはヨーコパーティーと合流すると4階層へと降りた。
「ここの魔物ももう問題ないね?」
レベル5、6だった戦闘職の4人も既にレベル10を超えていた。
これぐらいならば、5階層に降りても問題ない強さだった。
カナタたちは増々好調で魔宝石を掘りまくった。
一方、背中を預かった高レベル組により魔物が倒され、経験値がパーティ―全員に分配されていった。
この分ならば必要とする魔宝石を定期的に集めることが可能となりそうだった。
ちなみにカナタが手に入れたURスキルは……。
URスキル 経験値5倍
取得する経験値を5倍にする
スキルを持つ本人とそのパーティーメンバーに反映する
どうりでメンバーの成長が早いわけだ。
【鑑定】のレアリティをHNスキルと設定していたのですが、ちょっと低すぎると思い、Rスキルに変更しました。
勇者召喚でそれしか持っていない人物が出るぐらいのレアリティですので、運が良い程度の一般人でも手が届くHNスキルでは違うなというところです。
丁度良いことにRスキルと設定していた【格闘術】を間違えてHNスキル【格闘】として出してしまったので、それと入れ替えることにしました。
そのため103話で得たRスキル【格闘術】を【鑑定】に変更させていただきました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カナタが狙う【掘削】スキルはNスキルだったが、【鑑定】ともなると持ち主のかなり限られるRスキルだった。
スキルガチャでRスキルが手に入るとしても、Rスキルには【鑑定】以外のものが多数あるため、一発で【鑑定】が出るとは限らなかった。
Rスキルを複数出すためには、100連ガチャ以上が必要だった。
尤も、カナタがGRサブスキルの【ガチャオーブ化】を手に入れたことで、無駄なスキルはガチャオーブに戻して販売が可能となった。
スキル限定100連ガチャでも50万DGで出来てしまう。
今のカナタの財力ならば、1000連ガチャでも可能だった。
「まずは100連ガチャで様子見しよう。
そこで出なければ1000連ガチャに課金だ」
ガチャオーブ化で無駄なスキルも金銭化できるようになったカナタは強気だった。
なぜなら5000DGで引いたNスキルが、物によっては20倍で売ることも可能なのだ。
売ったスキルオーブのお金でスキルガチャを引き、そのスキルオーブを売る。
所謂無限〇〇というやつだった。
スキル限定100連ガチャ1回目。
Nスキル×79 HNスキル×16 Rスキル×4 SRスキル×1
Nスキルの【掘削】が大量に出たので、カナタは【掘削】のスキルオーブを持っていない全員に渡した。
だが、Rスキルに【鑑定】は出なかった。
しかし、さすがカナタの幸運値130、100連ガチャではほぼ出ないはずのSRスキルが1つ出ていた。
そのSRスキルは!
SRスキル 並列思考
同時に二つのことを思考することが出来る
レベルが上がると並列思考できる数が増える
これは魔法の多重詠唱だとか、武器を使いながら魔法を撃つとか一人二役を苦も無く出来るようになる便利スキルだ。
カナタは続けてスキル限定1000連ガチャを引いた。
スキル限定1000連ガチャ1回目。
Nスキル×869 HNスキル×107 Rスキル×18 SRスキル×5 URスキル×1
「出た!【鑑定】!」
カナタは【鑑定】を手に入れて喜んだが、むしろURスキルが出たことの方を喜ぶべきであった。
1000連ガチャでは出てはいけないものなのだ。
それが幸運値130のおかげで引当ててしまっている。
URスキルといえば勇者スキルに該当する。
もっと喜ぶべきだった。
カナタは【鑑定】のスキルオーブをヨーコに与えるとパーティーを2つに分けて採掘を続けた。
暫く進むと4階層へと降りる階段が現れた。
「次の階層に行って掘りまくろう」
カナタたちパーティーはヨーコパーティーと合流すると4階層へと降りた。
「ここの魔物ももう問題ないね?」
レベル5、6だった戦闘職の4人も既にレベル10を超えていた。
これぐらいならば、5階層に降りても問題ない強さだった。
カナタたちは増々好調で魔宝石を掘りまくった。
一方、背中を預かった高レベル組により魔物が倒され、経験値がパーティ―全員に分配されていった。
この分ならば必要とする魔宝石を定期的に集めることが可能となりそうだった。
ちなみにカナタが手に入れたURスキルは……。
URスキル 経験値5倍
取得する経験値を5倍にする
スキルを持つ本人とそのパーティーメンバーに反映する
どうりでメンバーの成長が早いわけだ。
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