114 / 199
領主編
110 領主編4 反乱討伐2
しおりを挟む
ダグラス伯爵は此方が次元跳躍門で侵攻して来ると思っているだろう。
旅程2日の距離にいる代官のミラーはまだしも、ダグラス伯爵は僕ら主力が到着するまで1週間以上の余裕があると思っているはず。
ファム星系、タタラ星系、どちらを先に攻撃するにしても、次元跳躍門を使って1週間以上時間がかかるのだから。
だが僕達は工場惑星に収納してもらい、次元跳躍で一気に強襲する。
準備期間を与えなければ、工場衛星での戦力増強もままならないだろう。
作戦会議の翌日、僕らは工場惑星に収納され次元跳躍準備に入る。
召喚命令と同時に送り出した強行偵察艦(ステルス無人)の偵察情報によると、ファム5にはダグラス伯爵の主力はいなかった。
ダグラス伯爵の主力1万はタタラ4に居り、次元跳躍門前で臨戦態勢を取っているそうだ。
ウェイゼン4も次元跳躍門前で約1500艦ほどで待ち構えている。
おそらく彼らは、こちらの戦力が万単位なことを知らない。
『次元跳躍目標、タタラ星系第4惑星衛星軌道上工場衛星。
工場衛星の次元跳躍門面裏に跳ぶ。跳躍所要時間は1分の予定』
『よし、11:59に次元跳躍する!』
僕達は工場惑星の次元跳躍で11万1000艦全艦で強襲をかける。
そしてアノイ要塞3領軍の惑星ウェイゼン4攻略艦隊9000も同時刻に戦闘開始だ。
『次元跳躍10秒前です。5・4・3・2・1・次元跳躍開始します』
目眩に似た次元跳躍酔の違和感が1分ほど続く。
次元跳躍門と違い次元跳躍機関による次元跳躍は亜空間を介さない次元時空面折り畳みによる強制跳躍だ。
次元跳躍機関の次元防御フィールドが無ければ次元の間に落ちて出てこれなくなる。
巨大な装置であり大型艦でなければ装備不可能となっていてレアな存在だ。
だからこそ、敵の意表を突くことが出来る。
そう工場惑星出現により敗北したケイン元皇子のように。
工場惑星が次元跳躍アウトする。
後ろに惑星タタラ4、前に工場衛星、そのはるか先に次元跳躍門と後ろを見せる敵艦隊。
たまたま次元跳躍アウト先にいた敵艦は次元の裂け目に消えていく。
『次元跳躍終了しました』
工場惑星から次元跳躍終了が告げられる。
さあ、奇襲開始だ。
『全艦出撃! 敵艦隊を殲滅せよ!』
工場惑星の次元跳躍アウト宣言を聞き、僕は全艦出撃を命じた。
出撃した6万1000の艦隊が一斉に敵艦隊に襲いかかる。
残り5万は工場衛星制圧に向かう。
『ダグラス伯爵、降伏する気はあるか?』
僕は全通信チャンネルで降伏勧告をする。
返答なし。
だろうね。降伏しても死刑になるだろうからね。
『殲滅せよ!』
僕の率いる主力6万1000が敵艦隊に向かっていく。
すると次元跳躍門に向かって逃げに入る大型艦。
僕は長砲身5cmレールガン3門を起動すると大型艦に狙いを定める。
間に入り盾になる敵艦を無視してGバレットを撃ち込む。
反乱は許さない。その強い意思を示すことで、後の犠牲者が減らせるならいいと思い、僕は引き金を引いた(比喩表現)。
速射で連射されるGバレットが間に入った敵艦を粉砕していく。
その先についにダグラス伯爵の乗ると思われる大型艦が現れる。
直撃、直撃、直撃!
大型艦は哀れ星屑となった。
その時、神澤社長が戦場を俯瞰する位置、戦闘面から垂直に位置する空間の一点に狙いを定め35cmレールガンを撃ち込んだ。
これは今回の討伐戦で戦力アップをはかるために高加速型に換装したものだ。
通常のレールガンより弾速が速く、35cmでありながら威力は40cmレールガンに匹敵する。
艦の見た目のバランスを重視する神澤社長にとっては見た目威力ともに欲望を満たす優れものだった。
遮蔽フィールドが消え破壊された転送回収艦が現れる。
神澤社長は後顧の憂いを断つため、ダグラス伯爵が転送で逃げることを許さず敵の転送回収艦を始末したのだ。
転送回収艦が破壊されたことで慌てた敵有人艦が降伏の声を上げる。
転送回収艦亡き後で撃沈されたら確実に死ぬからだ。
僕はその1艦1艦に侵食弾を撃ち込んで無力化した。
ここにダグラス伯爵の反乱は終了した……かに見えた。
『工場衛星に高エネルギー反応!』
「しまった! 要塞砲か!」
『バカめ、死ねアキラ!』
その声の主こそがダグラス伯爵だった。
それはそうか。僕らが到着するのは1週間後のはずだった。
わざわざ伯爵がそんな前から前線にいて待ち構えているわけがない。
のんびり工場衛星で過ごしていたというわけだ。
じゃあ、あの大型艦は囮だったのか……。
悔しいがまんまと嵌められた。
どうやら僕の戦いはまだまだ続くようだ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◆
SIDE:12:00ウェイゼン4攻略艦隊
次元跳躍門を通過してアノイ要塞3領軍のウェイゼン4攻略艦隊が突入する。
前方には惑星ウェイゼン4。その前に展開する防衛艦隊1800。
攻略艦隊9000の1/5の戦力だった。
『蹂躙せよ!』
ラーテルの攻略艦隊指揮官が吠える。
『我らの武勇を示せ!』
犬族の攻略艦隊指揮官もそれに続く。
『早い者勝ちだ! 存分に刈り取れ!』
猫族の攻略艦隊指揮官が煽る。
全9000艦が獲物を狙い吶喊する。
その勢いに前代官のミラーがビビる。
『降伏します! やめてお願……』
攻撃を中止した時には既に放たれていたレールガンやビームがミラーの艦隊に襲いかかっていた。
放たれたレールガンやビームを無かった事になどは出来ない。
そのままミラー艦隊1800はデブリとなった。
『地上部隊降下だ。占領するぞ』
惑星ウェイゼン4の首都代官府は制圧された。
住民は友好的でアノイ要塞3領軍も略奪暴行行為は一斉行わなかった。
悪いのは前代官だけで住民に罪は無いのだ。
◇ ◇ ◇ ◆ ◇
SIDE:タタラ4工場衛星
要塞砲が発射される。
しかし、僕らの艦隊は工場衛星と次元跳躍門の中間に位置し、要塞砲の射線は次元跳躍門直撃コースとなっていた。
さすがにダグラス伯爵も次元跳躍門を壊すわけにはいかないと思ったのか、要塞砲は出力が絞られていた。
僕らはおかげで破壊される前に回避することが出来た。
もし、ダグラス伯爵が次元跳躍門を破壊しても構わないと思っていたら、自暴自棄になっていてそんな損害すら頭になかったら、僕らは大被害を受けているところだ。
それでも6万1000のうち僕を守ろうとした無人艦5000が大破、2万5000も少なくないダメージを追っている。
続けて要塞砲にエネルギーが充填されていく。
しかし発射までのエネルギーがまだ溜まっていないようなので、僕達は回避行動をとりつつ工場衛星を攻撃していた。
「ああ、勿体ない。
なんとか工場を壊さずに制圧出来ないものか……」
僕が悩んでいると専用艦の電脳からメッセージが届いた。
『跳躍弾を発射しますか?』
僕は思い出した。専用艦がレベルアップして、わずかながら40cmレールガンの跳躍弾が手に入ったことを。
敵の要塞砲は外から壊そうとしても簡単には無理だ。
だが内部から壊せばどうにかなる。
僕は40cm跳躍弾の発射を決意した。
「外部兵装展開。長砲身40cmレールガン装着。弾種跳躍弾。発射準備!」
『了解しました。敵ウィークポイントサーチ。何処を狙いますか?』
目の前の仮想スクリーンに敵要塞砲のウィークポイントが脅威判定順にリストアップされAR表示される。
しかし、誘爆して破壊するような場所を撃つわけにはいかない。
工場衛星が勿体なさ過ぎる。
僕はリストを眺め、これ以上にないウィークポイントを発見した。
「これだ!」
まさにこのために有ったのではないかというウィークポイントだ。
「目標、エネルギー伝送チューブ逆流防止回路、跳躍弾発射!」
長砲身40cmレールガンのガイドレールに纏わり付く紫の放電が40cm跳躍弾の弾体に吸い込まれていく。
刹那紫の光を纏った弾体が消えると工場衛星が身震いした。
今にも発射しようとエネルギー圧を上げていた要塞砲の砲口が急速に光量を落としていく。
工場衛星の周囲に安全弁からエネルギーが放出される。
反応炉の安全回路が作動し余剰エネルギーが捨てられたのだ。
これで要塞砲は発射出来ない。
僕は駄目押しをする。
「目標、工場衛星司令室。40cmレールガン跳躍弾発射!」
工場衛星内部、一番防御力の高い司令室に跳躍弾が飛び込み破壊エネルギーをまき散らす。
たぶん、そこにダグラス伯爵はいただろう。
もう要塞砲の引き金を引く人物もいないはずだ。
「よし、制圧部隊を工場衛星に突入させろ!」
「工場惑星は無傷な5万にアノイ3領軍を加えた5万6000艦を収納、ファム5制圧に向かえ」
こうして第6皇子領におけるケイン元皇子残党の反乱は鎮圧された。
旅程2日の距離にいる代官のミラーはまだしも、ダグラス伯爵は僕ら主力が到着するまで1週間以上の余裕があると思っているはず。
ファム星系、タタラ星系、どちらを先に攻撃するにしても、次元跳躍門を使って1週間以上時間がかかるのだから。
だが僕達は工場惑星に収納してもらい、次元跳躍で一気に強襲する。
準備期間を与えなければ、工場衛星での戦力増強もままならないだろう。
作戦会議の翌日、僕らは工場惑星に収納され次元跳躍準備に入る。
召喚命令と同時に送り出した強行偵察艦(ステルス無人)の偵察情報によると、ファム5にはダグラス伯爵の主力はいなかった。
ダグラス伯爵の主力1万はタタラ4に居り、次元跳躍門前で臨戦態勢を取っているそうだ。
ウェイゼン4も次元跳躍門前で約1500艦ほどで待ち構えている。
おそらく彼らは、こちらの戦力が万単位なことを知らない。
『次元跳躍目標、タタラ星系第4惑星衛星軌道上工場衛星。
工場衛星の次元跳躍門面裏に跳ぶ。跳躍所要時間は1分の予定』
『よし、11:59に次元跳躍する!』
僕達は工場惑星の次元跳躍で11万1000艦全艦で強襲をかける。
そしてアノイ要塞3領軍の惑星ウェイゼン4攻略艦隊9000も同時刻に戦闘開始だ。
『次元跳躍10秒前です。5・4・3・2・1・次元跳躍開始します』
目眩に似た次元跳躍酔の違和感が1分ほど続く。
次元跳躍門と違い次元跳躍機関による次元跳躍は亜空間を介さない次元時空面折り畳みによる強制跳躍だ。
次元跳躍機関の次元防御フィールドが無ければ次元の間に落ちて出てこれなくなる。
巨大な装置であり大型艦でなければ装備不可能となっていてレアな存在だ。
だからこそ、敵の意表を突くことが出来る。
そう工場惑星出現により敗北したケイン元皇子のように。
工場惑星が次元跳躍アウトする。
後ろに惑星タタラ4、前に工場衛星、そのはるか先に次元跳躍門と後ろを見せる敵艦隊。
たまたま次元跳躍アウト先にいた敵艦は次元の裂け目に消えていく。
『次元跳躍終了しました』
工場惑星から次元跳躍終了が告げられる。
さあ、奇襲開始だ。
『全艦出撃! 敵艦隊を殲滅せよ!』
工場惑星の次元跳躍アウト宣言を聞き、僕は全艦出撃を命じた。
出撃した6万1000の艦隊が一斉に敵艦隊に襲いかかる。
残り5万は工場衛星制圧に向かう。
『ダグラス伯爵、降伏する気はあるか?』
僕は全通信チャンネルで降伏勧告をする。
返答なし。
だろうね。降伏しても死刑になるだろうからね。
『殲滅せよ!』
僕の率いる主力6万1000が敵艦隊に向かっていく。
すると次元跳躍門に向かって逃げに入る大型艦。
僕は長砲身5cmレールガン3門を起動すると大型艦に狙いを定める。
間に入り盾になる敵艦を無視してGバレットを撃ち込む。
反乱は許さない。その強い意思を示すことで、後の犠牲者が減らせるならいいと思い、僕は引き金を引いた(比喩表現)。
速射で連射されるGバレットが間に入った敵艦を粉砕していく。
その先についにダグラス伯爵の乗ると思われる大型艦が現れる。
直撃、直撃、直撃!
大型艦は哀れ星屑となった。
その時、神澤社長が戦場を俯瞰する位置、戦闘面から垂直に位置する空間の一点に狙いを定め35cmレールガンを撃ち込んだ。
これは今回の討伐戦で戦力アップをはかるために高加速型に換装したものだ。
通常のレールガンより弾速が速く、35cmでありながら威力は40cmレールガンに匹敵する。
艦の見た目のバランスを重視する神澤社長にとっては見た目威力ともに欲望を満たす優れものだった。
遮蔽フィールドが消え破壊された転送回収艦が現れる。
神澤社長は後顧の憂いを断つため、ダグラス伯爵が転送で逃げることを許さず敵の転送回収艦を始末したのだ。
転送回収艦が破壊されたことで慌てた敵有人艦が降伏の声を上げる。
転送回収艦亡き後で撃沈されたら確実に死ぬからだ。
僕はその1艦1艦に侵食弾を撃ち込んで無力化した。
ここにダグラス伯爵の反乱は終了した……かに見えた。
『工場衛星に高エネルギー反応!』
「しまった! 要塞砲か!」
『バカめ、死ねアキラ!』
その声の主こそがダグラス伯爵だった。
それはそうか。僕らが到着するのは1週間後のはずだった。
わざわざ伯爵がそんな前から前線にいて待ち構えているわけがない。
のんびり工場衛星で過ごしていたというわけだ。
じゃあ、あの大型艦は囮だったのか……。
悔しいがまんまと嵌められた。
どうやら僕の戦いはまだまだ続くようだ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◆
SIDE:12:00ウェイゼン4攻略艦隊
次元跳躍門を通過してアノイ要塞3領軍のウェイゼン4攻略艦隊が突入する。
前方には惑星ウェイゼン4。その前に展開する防衛艦隊1800。
攻略艦隊9000の1/5の戦力だった。
『蹂躙せよ!』
ラーテルの攻略艦隊指揮官が吠える。
『我らの武勇を示せ!』
犬族の攻略艦隊指揮官もそれに続く。
『早い者勝ちだ! 存分に刈り取れ!』
猫族の攻略艦隊指揮官が煽る。
全9000艦が獲物を狙い吶喊する。
その勢いに前代官のミラーがビビる。
『降伏します! やめてお願……』
攻撃を中止した時には既に放たれていたレールガンやビームがミラーの艦隊に襲いかかっていた。
放たれたレールガンやビームを無かった事になどは出来ない。
そのままミラー艦隊1800はデブリとなった。
『地上部隊降下だ。占領するぞ』
惑星ウェイゼン4の首都代官府は制圧された。
住民は友好的でアノイ要塞3領軍も略奪暴行行為は一斉行わなかった。
悪いのは前代官だけで住民に罪は無いのだ。
◇ ◇ ◇ ◆ ◇
SIDE:タタラ4工場衛星
要塞砲が発射される。
しかし、僕らの艦隊は工場衛星と次元跳躍門の中間に位置し、要塞砲の射線は次元跳躍門直撃コースとなっていた。
さすがにダグラス伯爵も次元跳躍門を壊すわけにはいかないと思ったのか、要塞砲は出力が絞られていた。
僕らはおかげで破壊される前に回避することが出来た。
もし、ダグラス伯爵が次元跳躍門を破壊しても構わないと思っていたら、自暴自棄になっていてそんな損害すら頭になかったら、僕らは大被害を受けているところだ。
それでも6万1000のうち僕を守ろうとした無人艦5000が大破、2万5000も少なくないダメージを追っている。
続けて要塞砲にエネルギーが充填されていく。
しかし発射までのエネルギーがまだ溜まっていないようなので、僕達は回避行動をとりつつ工場衛星を攻撃していた。
「ああ、勿体ない。
なんとか工場を壊さずに制圧出来ないものか……」
僕が悩んでいると専用艦の電脳からメッセージが届いた。
『跳躍弾を発射しますか?』
僕は思い出した。専用艦がレベルアップして、わずかながら40cmレールガンの跳躍弾が手に入ったことを。
敵の要塞砲は外から壊そうとしても簡単には無理だ。
だが内部から壊せばどうにかなる。
僕は40cm跳躍弾の発射を決意した。
「外部兵装展開。長砲身40cmレールガン装着。弾種跳躍弾。発射準備!」
『了解しました。敵ウィークポイントサーチ。何処を狙いますか?』
目の前の仮想スクリーンに敵要塞砲のウィークポイントが脅威判定順にリストアップされAR表示される。
しかし、誘爆して破壊するような場所を撃つわけにはいかない。
工場衛星が勿体なさ過ぎる。
僕はリストを眺め、これ以上にないウィークポイントを発見した。
「これだ!」
まさにこのために有ったのではないかというウィークポイントだ。
「目標、エネルギー伝送チューブ逆流防止回路、跳躍弾発射!」
長砲身40cmレールガンのガイドレールに纏わり付く紫の放電が40cm跳躍弾の弾体に吸い込まれていく。
刹那紫の光を纏った弾体が消えると工場衛星が身震いした。
今にも発射しようとエネルギー圧を上げていた要塞砲の砲口が急速に光量を落としていく。
工場衛星の周囲に安全弁からエネルギーが放出される。
反応炉の安全回路が作動し余剰エネルギーが捨てられたのだ。
これで要塞砲は発射出来ない。
僕は駄目押しをする。
「目標、工場衛星司令室。40cmレールガン跳躍弾発射!」
工場衛星内部、一番防御力の高い司令室に跳躍弾が飛び込み破壊エネルギーをまき散らす。
たぶん、そこにダグラス伯爵はいただろう。
もう要塞砲の引き金を引く人物もいないはずだ。
「よし、制圧部隊を工場衛星に突入させろ!」
「工場惑星は無傷な5万にアノイ3領軍を加えた5万6000艦を収納、ファム5制圧に向かえ」
こうして第6皇子領におけるケイン元皇子残党の反乱は鎮圧された。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
402
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる