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アイドル編
049 アイドル編26 異常融合
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ドック入りさせた専用艦と鹵獲戦艦が融合の繭に包まれていた。
原因はプリンスでもわからないらしい。
僕が「この戦艦を売れば(修理費は)余裕だ」と言った時に、プリンスが「売れればですけどね……」という言い方をしたのが気になる所だ。
いかにもこの結末を予想していたかのようだったのは気のせいだろうか?
まあ、プリンスに何か裏があるのは薄々気付いてはいるんだけどね。
とりあえず、このまま融合が終わるのを待つしか無いのが現状だ。
それにしても、どうしてこんなことに?
そういえば、前回の融合も専用艦を損傷していて、それをどうにかしたいという焦りみたいなものがあった気がする。
艦を修復したいという僕の願望が艦体丸ごと融合を始めるトリガーになっているのだろうか。
あの時は敵側が航行不能に陥っていて、こちらを部品として取り込もうと融合がスタートしていた。
今回は誰も融合を始めようとはしていなかったはずだ。なんで勝手に融合しているのだろう。謎だ。
僕がCICに居ないうちに専用艦の電脳が勝手に決めたということだろうか?
それとも外部から干渉があったのか……。
無人で勝手にって拙くないか?
「そうだ、プリンス。質問があったんだ」
「なんでしょう?」
「実戦での無人艦の運用に関してなんだけど、無人艦の運用をするためには電脳を屈服させてこちらの支配下に置く必要があると聞いたんだけど。
僕はナーブクラックで敵艦の電脳を支配下におけるよね? となると僕は無人艦をRPで運用していいってことになるのか?」
僕は中衛戦の最中に気付いた疑問をプリンスにぶつけた。
「それは運用する権限を持っているか持っていないかという話になります。
晶羅様は敵艦の電脳を支配し動かすことまで出来たと聞いています。
それが出来るということならば、権限を持っているということですね」
「つまり、それが出来る僕は無人艦をRPで運用していいってことだね?」
「はい」
プリンスは全く顔色を変えることなく当たり前のように答えた。
ミーナが言っていたステーションにしか出来ないことを僕は出来てしまった。
あるいはその権限を僕がいつのまにか取得していたということだろうか?
あの時点での僕の戦績は偵察特務艦、ステルス艦、巡洋艦、戦艦、ステルス巡洋艦の鹵獲。
5艦撃墜のエースってことか? いや1艦は共同撃墜になるから4.5艦だな。
あ、自立型ミサイルが1艦扱いで5.5艦か!
それで何かステータスに称号でもついたかな?
「もしかして、僕って出世した?」
「はぁ?」
「いや、何でもない」
「ははは、これからも頼みますよ。提督」
冗談なのか本気なのかわからないトーンでプリンスが言う。
「話は変わりますが、巡洋艦の物納ですが、晶羅様の分は換金して振り込みになります。
税金を差し引いて口座に振り込んでおきました。結構な金額ですよ」
「そうだ、忘れてた。ステルス巡洋艦は綾姫が所有権を放棄したんで、そのまま僕の方で部品として引き取ることになった」
「わかりました。倉庫に送ります。150m級なので入るでしょう」
僕は倉庫に鎮座するステルス巡洋艦を妄想してしまった。無理だ。
「いや、僕の専用艦格納庫に入れて欲しい。専用艦の融合が終わったら、どのみち格納庫の引っ越しだろうから……」
「わかりました」
引っ越し費用と新たな格納庫の家賃で、儲けが飛んでしまう気がするな。
プリンスが同情顔になっている。
僕は戦艦と融合した専用艦とステルス艦を入れられる格納庫を確保しなければならない。
頭の痛い話だ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◆
5日後、僕の専用艦の融合が完了した。
ドックに集まる僕、プリンス、ドック関係者一同。
全員の頭に?マークが浮かんでいる。
「戦艦はどこに行ったんだ?」
そこにあったのは、元とほぼ同じ大きさ、ほんのちょっと全長が長くなった僕の専用艦だった。
腕輪で専用艦の電脳とデータリンクして諸元を入手する。
『AKIRA』
艦種 艦隊旗艦
艦体 全長250m 高速巡洋艦型+α 2腕 次元格納庫S型 (艦載機『すてるす』1 外部反応炉 外部兵装 外部電脳 予備部品多数)
主機 対消滅反応炉G型(15)(+外部反応炉 対消滅D型(18)) 高速推進機C型
補機 熱核反応炉G型(6)
兵装 主砲 長砲身5cmレールガン単装1基1門 通常弾 100/100 特殊弾 20/20 特殊弾 20/20
(外部兵装 長砲身40cmレールガン単装1基1門 通常弾 40/80 他)
***粒子ビーム砲単装1基1門 (ロック)
36cmブラスター単装1基1門
副砲 30cm粒子ビーム砲単装1基1門
対艦刀 30m対艦刀【不知火】
対宙砲 10cmレーザー単装4基4門
ミサイル発射管 D型標準2基2門 最大弾数4×2 残弾 8
艦載機用ミサイル D型標準2基×1 最大弾数4×2×1 ミサイル残弾 6
防御 耐ビームコーティング多重特殊鋼装甲板(盾S型相当)
ビームキャンセラー(対ビームバリヤー)
耐実体弾耐ビーム盾E型 1
停滞フィールド(対実体弾バリヤー)C型
電子兵装 電脳S型 対艦レーダーS型 広域通信機S型 戦術兵器統合制御システムS型 サブ電脳D型 (外部電脳A型)
空きエネルギースロット 0(6)
状態 ***粒子ビーム砲 使用不能
「次元格納庫S型って何ですか? エネルギースロットを4も使ってますが?
あ、どうやら戦艦の部品が入っているみたい……」
「私どもにもよくわかりません」
ドック関係者が答える。修理の専門家もわからないようだ。
外部反応炉と外部電脳は、外付け装置としてそのままで使えるみたいだ。
「外部兵装というのは、次元格納庫から出し入れして使えるってことかな?
これって所謂アイテムボックス?」
なぜか頭痛がして来た。
「次元装備というと大型艦には次元跳躍機関がはっせ「あー! あー!」」
急にプリンスが声を上げてドック関係者の声を遮った。
ドック関係者の顔が青くなっている。
どうやら機密事項を言いかけたのを誤魔化したようだ。
僕は空気を読んで聞こえなかったフリをしておいた。
次元装備とは次元格納庫のことだよな。次元跳躍機関はあの有名なワープ機関のことだ。
それが「大型艦には発生する」と言いかけたように聞こえた。
艦を育てるとそんなことも可能になるのか。
頭の隅にメモしておこう。
他にも戦艦由来と思える武装や防御装置が搭載されている。
30cm粒子ビーム砲、盾S型相当の耐ビームコーティング多重特殊鋼装甲板、ビームキャンセラーなど。
艦載機運用のための予備ミサイルや制御用のサブ電脳まで装備されている。
ギリギリ主機と補機でエネルギーを賄っているけど、外部反応炉からのエネルギー流用は出来るんだろうか?
とりあえず格納庫の引っ越しが必要なくなった。
専用艦が2km級超にならなくて良かった。そんなの格納庫の拡張が必要だからね。
とりあえず専用艦を格納庫へ入れて、ステルス巡洋艦は倉庫へ……いや次元格納庫に入るんじゃないか?
予算削減でやってみる価値はありそうだ。
あ、忘れてた。
「ドックの使用料はおいくらに?」
ドック関係者から請求書(電子書類)が腕輪に送られてくる。
腕輪決済する。ちゃりん♪
修理費が不要になったけど、ドックを5日間も専有した費用はバカにならなかった。
払えたからいいけど。
明日はブラッシュリップスのライブだ。
最近は勝負の前に歌わせてくれる艦隊がいて助かっている。
まあ配信映像のギャラは折半だから、対戦相手にも旨味があるんだろうけどね。
原因はプリンスでもわからないらしい。
僕が「この戦艦を売れば(修理費は)余裕だ」と言った時に、プリンスが「売れればですけどね……」という言い方をしたのが気になる所だ。
いかにもこの結末を予想していたかのようだったのは気のせいだろうか?
まあ、プリンスに何か裏があるのは薄々気付いてはいるんだけどね。
とりあえず、このまま融合が終わるのを待つしか無いのが現状だ。
それにしても、どうしてこんなことに?
そういえば、前回の融合も専用艦を損傷していて、それをどうにかしたいという焦りみたいなものがあった気がする。
艦を修復したいという僕の願望が艦体丸ごと融合を始めるトリガーになっているのだろうか。
あの時は敵側が航行不能に陥っていて、こちらを部品として取り込もうと融合がスタートしていた。
今回は誰も融合を始めようとはしていなかったはずだ。なんで勝手に融合しているのだろう。謎だ。
僕がCICに居ないうちに専用艦の電脳が勝手に決めたということだろうか?
それとも外部から干渉があったのか……。
無人で勝手にって拙くないか?
「そうだ、プリンス。質問があったんだ」
「なんでしょう?」
「実戦での無人艦の運用に関してなんだけど、無人艦の運用をするためには電脳を屈服させてこちらの支配下に置く必要があると聞いたんだけど。
僕はナーブクラックで敵艦の電脳を支配下におけるよね? となると僕は無人艦をRPで運用していいってことになるのか?」
僕は中衛戦の最中に気付いた疑問をプリンスにぶつけた。
「それは運用する権限を持っているか持っていないかという話になります。
晶羅様は敵艦の電脳を支配し動かすことまで出来たと聞いています。
それが出来るということならば、権限を持っているということですね」
「つまり、それが出来る僕は無人艦をRPで運用していいってことだね?」
「はい」
プリンスは全く顔色を変えることなく当たり前のように答えた。
ミーナが言っていたステーションにしか出来ないことを僕は出来てしまった。
あるいはその権限を僕がいつのまにか取得していたということだろうか?
あの時点での僕の戦績は偵察特務艦、ステルス艦、巡洋艦、戦艦、ステルス巡洋艦の鹵獲。
5艦撃墜のエースってことか? いや1艦は共同撃墜になるから4.5艦だな。
あ、自立型ミサイルが1艦扱いで5.5艦か!
それで何かステータスに称号でもついたかな?
「もしかして、僕って出世した?」
「はぁ?」
「いや、何でもない」
「ははは、これからも頼みますよ。提督」
冗談なのか本気なのかわからないトーンでプリンスが言う。
「話は変わりますが、巡洋艦の物納ですが、晶羅様の分は換金して振り込みになります。
税金を差し引いて口座に振り込んでおきました。結構な金額ですよ」
「そうだ、忘れてた。ステルス巡洋艦は綾姫が所有権を放棄したんで、そのまま僕の方で部品として引き取ることになった」
「わかりました。倉庫に送ります。150m級なので入るでしょう」
僕は倉庫に鎮座するステルス巡洋艦を妄想してしまった。無理だ。
「いや、僕の専用艦格納庫に入れて欲しい。専用艦の融合が終わったら、どのみち格納庫の引っ越しだろうから……」
「わかりました」
引っ越し費用と新たな格納庫の家賃で、儲けが飛んでしまう気がするな。
プリンスが同情顔になっている。
僕は戦艦と融合した専用艦とステルス艦を入れられる格納庫を確保しなければならない。
頭の痛い話だ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◆
5日後、僕の専用艦の融合が完了した。
ドックに集まる僕、プリンス、ドック関係者一同。
全員の頭に?マークが浮かんでいる。
「戦艦はどこに行ったんだ?」
そこにあったのは、元とほぼ同じ大きさ、ほんのちょっと全長が長くなった僕の専用艦だった。
腕輪で専用艦の電脳とデータリンクして諸元を入手する。
『AKIRA』
艦種 艦隊旗艦
艦体 全長250m 高速巡洋艦型+α 2腕 次元格納庫S型 (艦載機『すてるす』1 外部反応炉 外部兵装 外部電脳 予備部品多数)
主機 対消滅反応炉G型(15)(+外部反応炉 対消滅D型(18)) 高速推進機C型
補機 熱核反応炉G型(6)
兵装 主砲 長砲身5cmレールガン単装1基1門 通常弾 100/100 特殊弾 20/20 特殊弾 20/20
(外部兵装 長砲身40cmレールガン単装1基1門 通常弾 40/80 他)
***粒子ビーム砲単装1基1門 (ロック)
36cmブラスター単装1基1門
副砲 30cm粒子ビーム砲単装1基1門
対艦刀 30m対艦刀【不知火】
対宙砲 10cmレーザー単装4基4門
ミサイル発射管 D型標準2基2門 最大弾数4×2 残弾 8
艦載機用ミサイル D型標準2基×1 最大弾数4×2×1 ミサイル残弾 6
防御 耐ビームコーティング多重特殊鋼装甲板(盾S型相当)
ビームキャンセラー(対ビームバリヤー)
耐実体弾耐ビーム盾E型 1
停滞フィールド(対実体弾バリヤー)C型
電子兵装 電脳S型 対艦レーダーS型 広域通信機S型 戦術兵器統合制御システムS型 サブ電脳D型 (外部電脳A型)
空きエネルギースロット 0(6)
状態 ***粒子ビーム砲 使用不能
「次元格納庫S型って何ですか? エネルギースロットを4も使ってますが?
あ、どうやら戦艦の部品が入っているみたい……」
「私どもにもよくわかりません」
ドック関係者が答える。修理の専門家もわからないようだ。
外部反応炉と外部電脳は、外付け装置としてそのままで使えるみたいだ。
「外部兵装というのは、次元格納庫から出し入れして使えるってことかな?
これって所謂アイテムボックス?」
なぜか頭痛がして来た。
「次元装備というと大型艦には次元跳躍機関がはっせ「あー! あー!」」
急にプリンスが声を上げてドック関係者の声を遮った。
ドック関係者の顔が青くなっている。
どうやら機密事項を言いかけたのを誤魔化したようだ。
僕は空気を読んで聞こえなかったフリをしておいた。
次元装備とは次元格納庫のことだよな。次元跳躍機関はあの有名なワープ機関のことだ。
それが「大型艦には発生する」と言いかけたように聞こえた。
艦を育てるとそんなことも可能になるのか。
頭の隅にメモしておこう。
他にも戦艦由来と思える武装や防御装置が搭載されている。
30cm粒子ビーム砲、盾S型相当の耐ビームコーティング多重特殊鋼装甲板、ビームキャンセラーなど。
艦載機運用のための予備ミサイルや制御用のサブ電脳まで装備されている。
ギリギリ主機と補機でエネルギーを賄っているけど、外部反応炉からのエネルギー流用は出来るんだろうか?
とりあえず格納庫の引っ越しが必要なくなった。
専用艦が2km級超にならなくて良かった。そんなの格納庫の拡張が必要だからね。
とりあえず専用艦を格納庫へ入れて、ステルス巡洋艦は倉庫へ……いや次元格納庫に入るんじゃないか?
予算削減でやってみる価値はありそうだ。
あ、忘れてた。
「ドックの使用料はおいくらに?」
ドック関係者から請求書(電子書類)が腕輪に送られてくる。
腕輪決済する。ちゃりん♪
修理費が不要になったけど、ドックを5日間も専有した費用はバカにならなかった。
払えたからいいけど。
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