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第三章
パリの街と近づく距離④
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パリに来てから、あっという間に四日が過ぎた。
写真の中でしか見たことのないような景色を毎日堪能できて、私はすっかりはしゃいでいた。
ホテルを拠点にしているおかげで、すっかり周辺の地理にも慣れてきた。
目の前にあるスーパーになら、一人で買い物にも行けるほどだ。
五日目の今日は、ルーブル美術館へ向かう。とても楽しみにしていたもののひとつだ。
いつものように朝起きて、準備をする。
すると、スマホの充電をするのを忘れていることに気が付いた。昨日はベルサイユ宮殿へと少し遠出をしたから、疲れて忘れてしまっていたようだ。
でも、今日向かうのは美術館だし、そんなに使うこともないかな。
私はそのまま鞄にスマホを入れて、三条さんとともに美術館へ向かった。
さすがは世界屈指の名画たちだ。朝から向かったのに、美術品たちを見ていたらあっという間に昼を過ぎていた。
館内のカフェでランチを食べた後も作品観賞を続け、ルーブル美術館を出るころにはすっかり日が傾いていた。
「楽しかったですね」
「ああ」
帰り際のミュージアムショップを通りながらそう言うと、三条さんはこちらに優しく微笑む。
その笑みに、私の胸は高鳴ってしまう。
人混みのせいで鑑賞中もずっと繋がれたままだった手は、今もそのままだ。
恥ずかしさから足元に視線を向けていると、不意に三条さんが立ち止まった。
「これ、買ってきてもいいか?」
三条さんが手に取ったのは、ヒエログリフがモチーフとなっているペンのセットだ。
高級そうな見た目だが、仕事中の三条さんの胸元に刺さっていたらお洒落だし、遊び心があると思う。
メディア局の副局長にはぴったりだと思った。
「はい。似合いますね」
そう言うと、三条さんはそれをよほど気に入ったのか二つ手に取る。
彼がお会計を終えるのを待って、私たちは美術館を出た。
今日は初日に行き損ねたカフェに行き、夕食を摂ろうと決めていた。今日が店休日じゃないこともリサーチ済みだ。
「Bonjour」
三条さんがドアを開けたのと同時に、私も声に出して言う。
格式高いお店以外はこうして入り、店員さんとやりとりをするのがお店にとっても好印象だと三条さんに聞いたのだ。
なるほど、この五日間で訪れた場所すべて、店員さんとお客さんの距離が近い店が多い。
これが〝パリ流〟のおもてなしなのかもしれないなと、私は感じた。
二階窓側の席に通され、さっそく食べたかったクロックムッシュを三条さんに注文してもらうと、私は大きく開いた窓の外を見た。
夕日に照らされたコメディ・フランセーズが美しい。
少しだけ雲がかかっているのが玉に瑕だが、それでも十分に綺麗だ。
パリらしいその景色にほう、とため息を零していると、三条さんがじっとこちらを見ていることに気づいた。
「今日で最終日だ。楽しかったな」
「はい。もうすぐパリとお別れなんだなと思うと、寂しいです」
「そうだな……」
三条さんは私が返した言葉にそう呟いて、窓の外に目を向けた。私も一緒に、再び窓の外に視線を向ける。
先ほどよりも時間が進んだせいで、コメディ・フランセーズに長い影が落ちていた。
日が暮れてしまえば、今日が終わる。明日になったら、私たちは飛行機に乗って羽田に帰る。
そうしたら、日常が戻ってくる。
仕事は新しい案件を振られるだろうから、今までみたいに三条さんへの映画のプレゼンをする時間はないだろう。
プレゼンだけじゃない。眠るのだって、別々のベッドだ。
そもそも、この結婚だっていつか終わる。
私たちは記憶のないまま結婚した〝マイナス一日婚〟夫婦だ。ほとぼりが冷めたら離婚する。
そこまで思って、ふと気付いた。私が離れがたくなっているのは、パリじゃない。三条さんの方だ。
いつの間にこんなに気持ちが大きくなっていたのだろう。私たちの結婚は、いつか終わるというのに。
ため息をこぼしそうになっていると、席の反対側から店員が何かを言って、私たちの前に料理を置いた。
彩りの綺麗なクロックムッシュは、見た目にもカリカリなパンがもう美味しそうだ。
同じものを注文した三条さんも、運ばれてきたそれを見てにこにこしている。
今はまだ、楽しんでいてもいいよね。
自分にそう言い聞かせ、私は両手を合わせた。
「いただきます」
互いにそう言うと、さっそくナイフを差し込んだ。
見た目通りカリッとした食感のパンに、厚みのあるチーズと濃厚なツナの味が合わさって、とても美味しい。
同時に運ばれてきた深煎りのドリップコーヒーもとても香りが良い。
パリでの最後のディナーにしては軽いが、私はパリっ子になったような気分で味わった。
だけど、最後の一口を口に運んだ時に何とも言えない寂しさがせり上がってきた。
これで、パリの旅行が終わってしまうんだなあ。
しみじみと感じてしまい、それではダメだと小さく頭を振る。
ふと顔を上げると、先に食べ終わっていた三条さんが口を開いた。
「このままホテルに戻るつもりだったが、もう少し夜のパリを堪能してから帰ろうか」
「え?」
思わず聞き返すと、三条さんはふわりと優しく微笑んだ。
「先ほどから、寂しそうな顔をしている」
カフェを出ると、私たちはルーブル美術館方面へ向かった。
ライトアップされたルーブル・ピラミッドの前を通り、カルーゼル凱旋門をくぐって、チュイルリー庭園へと向かう。
この庭園は、セーヌ川の沿いに位置し、有名な彫刻がいくつか置かれている。
ずっと向こうまで歩くとコンコルド広場に出られるが、それではホテルから離れてしまうからと、私たちは並んで近くのベンチに腰を下ろした。
公園の木々の向こうに、ライトアップされたパリの街並みが見える。
遠くの方にいる、ストリートミュージシャンのアコーディオンの音楽が余計に情緒を掻き立てていた。
吹いてくる夜の風が少し冷たいが、繋がれた三条さんの手はとても温かい。
「早苗のご両親に、感謝しないとな」
三条さんが不意に言った。見上げた彼の顔は、とても柔らかい。
三条さんも楽しんでくれて、離れがたいと思っているのだろうか。だとしたら、嬉しい。
思わず頬を緩ませていると、不意に声をかけられた。
「あの、すみません――」
日本人観光客と思わしき女性二人組が、こちらにやってきた。
「写真を撮って頂けませんか? 外国の方ばかりで、なかなか声をかけられなくて」
三条さんは私に一度「いいか?」と目配せをする。
私が頷くと、三条さんは立ち上がった。
「もちろんいいですよ。早苗は、ここで待っていて」
振り向いた三条さんに「はい」と頷くと、彼は渡されたスマホを手にカルーゼル凱旋門の方へ行ってしまう。
私はほう、と息をつき、再びパリの夜景をじっと見た。
きっと、この旅行は三条さんとの最初で最後の旅行になるだろう。たくさんの楽しい思い出を作れて良かった。
エッフェル塔から見下ろしたパリの街。一緒に歩いたシャンゼリゼ大通り。互いに感嘆の声を漏らしてしまったノートルダム大聖堂、豪華で煌びやかだったバッキンガム宮殿。
いつか三条さんと離れるのは寂しいけれど、今は彼と巡ったこの思い出たちに浸っていたい。
幸せな記憶は、幸せなまま胸に留めておきたい。
「ワウ!」
彼と巡った場所での出来事を回顧していると、小さな悲鳴と物音が聞こえた。
私は慌てて、視線を目の前に戻す。
おばあさんが倒れていた。どうやら、転倒してしまったらしい。
私は慌てて立ち上がり、おばあさんに手を差し出す。
「大丈夫ですか?」
思わず日本語で返しながら、おばあさんを立たせてあげる。
膝を擦りむいていたので、ポケットからハンカチを取り出して慌てて押さえてあげた。
すると、おばあさんは早口に何かを私に告げる。
フランス語だから何を言っているのか分からないが、かろうじて「Gracias」と聞こえてホッとする。
そのまま話し続けるおばあさんにうんうんと相槌を打っていると、急におばあさんは私の腕を引っ張った。
ん? どういうこと?
わけが分からないまま、おばあさんに引っ張られて歩く。その力強さに、不安が胸を過った。
なにか、失礼なことをしてしまったのだろうか。
三条さんの方をちらりと見る。
彼は私に背を向けて、頼まれた写真を撮っている。しかも離れているので、彼はこの状況に気づいていない。
私、一体どこに連れて行かれるの⁉
写真の中でしか見たことのないような景色を毎日堪能できて、私はすっかりはしゃいでいた。
ホテルを拠点にしているおかげで、すっかり周辺の地理にも慣れてきた。
目の前にあるスーパーになら、一人で買い物にも行けるほどだ。
五日目の今日は、ルーブル美術館へ向かう。とても楽しみにしていたもののひとつだ。
いつものように朝起きて、準備をする。
すると、スマホの充電をするのを忘れていることに気が付いた。昨日はベルサイユ宮殿へと少し遠出をしたから、疲れて忘れてしまっていたようだ。
でも、今日向かうのは美術館だし、そんなに使うこともないかな。
私はそのまま鞄にスマホを入れて、三条さんとともに美術館へ向かった。
さすがは世界屈指の名画たちだ。朝から向かったのに、美術品たちを見ていたらあっという間に昼を過ぎていた。
館内のカフェでランチを食べた後も作品観賞を続け、ルーブル美術館を出るころにはすっかり日が傾いていた。
「楽しかったですね」
「ああ」
帰り際のミュージアムショップを通りながらそう言うと、三条さんはこちらに優しく微笑む。
その笑みに、私の胸は高鳴ってしまう。
人混みのせいで鑑賞中もずっと繋がれたままだった手は、今もそのままだ。
恥ずかしさから足元に視線を向けていると、不意に三条さんが立ち止まった。
「これ、買ってきてもいいか?」
三条さんが手に取ったのは、ヒエログリフがモチーフとなっているペンのセットだ。
高級そうな見た目だが、仕事中の三条さんの胸元に刺さっていたらお洒落だし、遊び心があると思う。
メディア局の副局長にはぴったりだと思った。
「はい。似合いますね」
そう言うと、三条さんはそれをよほど気に入ったのか二つ手に取る。
彼がお会計を終えるのを待って、私たちは美術館を出た。
今日は初日に行き損ねたカフェに行き、夕食を摂ろうと決めていた。今日が店休日じゃないこともリサーチ済みだ。
「Bonjour」
三条さんがドアを開けたのと同時に、私も声に出して言う。
格式高いお店以外はこうして入り、店員さんとやりとりをするのがお店にとっても好印象だと三条さんに聞いたのだ。
なるほど、この五日間で訪れた場所すべて、店員さんとお客さんの距離が近い店が多い。
これが〝パリ流〟のおもてなしなのかもしれないなと、私は感じた。
二階窓側の席に通され、さっそく食べたかったクロックムッシュを三条さんに注文してもらうと、私は大きく開いた窓の外を見た。
夕日に照らされたコメディ・フランセーズが美しい。
少しだけ雲がかかっているのが玉に瑕だが、それでも十分に綺麗だ。
パリらしいその景色にほう、とため息を零していると、三条さんがじっとこちらを見ていることに気づいた。
「今日で最終日だ。楽しかったな」
「はい。もうすぐパリとお別れなんだなと思うと、寂しいです」
「そうだな……」
三条さんは私が返した言葉にそう呟いて、窓の外に目を向けた。私も一緒に、再び窓の外に視線を向ける。
先ほどよりも時間が進んだせいで、コメディ・フランセーズに長い影が落ちていた。
日が暮れてしまえば、今日が終わる。明日になったら、私たちは飛行機に乗って羽田に帰る。
そうしたら、日常が戻ってくる。
仕事は新しい案件を振られるだろうから、今までみたいに三条さんへの映画のプレゼンをする時間はないだろう。
プレゼンだけじゃない。眠るのだって、別々のベッドだ。
そもそも、この結婚だっていつか終わる。
私たちは記憶のないまま結婚した〝マイナス一日婚〟夫婦だ。ほとぼりが冷めたら離婚する。
そこまで思って、ふと気付いた。私が離れがたくなっているのは、パリじゃない。三条さんの方だ。
いつの間にこんなに気持ちが大きくなっていたのだろう。私たちの結婚は、いつか終わるというのに。
ため息をこぼしそうになっていると、席の反対側から店員が何かを言って、私たちの前に料理を置いた。
彩りの綺麗なクロックムッシュは、見た目にもカリカリなパンがもう美味しそうだ。
同じものを注文した三条さんも、運ばれてきたそれを見てにこにこしている。
今はまだ、楽しんでいてもいいよね。
自分にそう言い聞かせ、私は両手を合わせた。
「いただきます」
互いにそう言うと、さっそくナイフを差し込んだ。
見た目通りカリッとした食感のパンに、厚みのあるチーズと濃厚なツナの味が合わさって、とても美味しい。
同時に運ばれてきた深煎りのドリップコーヒーもとても香りが良い。
パリでの最後のディナーにしては軽いが、私はパリっ子になったような気分で味わった。
だけど、最後の一口を口に運んだ時に何とも言えない寂しさがせり上がってきた。
これで、パリの旅行が終わってしまうんだなあ。
しみじみと感じてしまい、それではダメだと小さく頭を振る。
ふと顔を上げると、先に食べ終わっていた三条さんが口を開いた。
「このままホテルに戻るつもりだったが、もう少し夜のパリを堪能してから帰ろうか」
「え?」
思わず聞き返すと、三条さんはふわりと優しく微笑んだ。
「先ほどから、寂しそうな顔をしている」
カフェを出ると、私たちはルーブル美術館方面へ向かった。
ライトアップされたルーブル・ピラミッドの前を通り、カルーゼル凱旋門をくぐって、チュイルリー庭園へと向かう。
この庭園は、セーヌ川の沿いに位置し、有名な彫刻がいくつか置かれている。
ずっと向こうまで歩くとコンコルド広場に出られるが、それではホテルから離れてしまうからと、私たちは並んで近くのベンチに腰を下ろした。
公園の木々の向こうに、ライトアップされたパリの街並みが見える。
遠くの方にいる、ストリートミュージシャンのアコーディオンの音楽が余計に情緒を掻き立てていた。
吹いてくる夜の風が少し冷たいが、繋がれた三条さんの手はとても温かい。
「早苗のご両親に、感謝しないとな」
三条さんが不意に言った。見上げた彼の顔は、とても柔らかい。
三条さんも楽しんでくれて、離れがたいと思っているのだろうか。だとしたら、嬉しい。
思わず頬を緩ませていると、不意に声をかけられた。
「あの、すみません――」
日本人観光客と思わしき女性二人組が、こちらにやってきた。
「写真を撮って頂けませんか? 外国の方ばかりで、なかなか声をかけられなくて」
三条さんは私に一度「いいか?」と目配せをする。
私が頷くと、三条さんは立ち上がった。
「もちろんいいですよ。早苗は、ここで待っていて」
振り向いた三条さんに「はい」と頷くと、彼は渡されたスマホを手にカルーゼル凱旋門の方へ行ってしまう。
私はほう、と息をつき、再びパリの夜景をじっと見た。
きっと、この旅行は三条さんとの最初で最後の旅行になるだろう。たくさんの楽しい思い出を作れて良かった。
エッフェル塔から見下ろしたパリの街。一緒に歩いたシャンゼリゼ大通り。互いに感嘆の声を漏らしてしまったノートルダム大聖堂、豪華で煌びやかだったバッキンガム宮殿。
いつか三条さんと離れるのは寂しいけれど、今は彼と巡ったこの思い出たちに浸っていたい。
幸せな記憶は、幸せなまま胸に留めておきたい。
「ワウ!」
彼と巡った場所での出来事を回顧していると、小さな悲鳴と物音が聞こえた。
私は慌てて、視線を目の前に戻す。
おばあさんが倒れていた。どうやら、転倒してしまったらしい。
私は慌てて立ち上がり、おばあさんに手を差し出す。
「大丈夫ですか?」
思わず日本語で返しながら、おばあさんを立たせてあげる。
膝を擦りむいていたので、ポケットからハンカチを取り出して慌てて押さえてあげた。
すると、おばあさんは早口に何かを私に告げる。
フランス語だから何を言っているのか分からないが、かろうじて「Gracias」と聞こえてホッとする。
そのまま話し続けるおばあさんにうんうんと相槌を打っていると、急におばあさんは私の腕を引っ張った。
ん? どういうこと?
わけが分からないまま、おばあさんに引っ張られて歩く。その力強さに、不安が胸を過った。
なにか、失礼なことをしてしまったのだろうか。
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彼は私に背を向けて、頼まれた写真を撮っている。しかも離れているので、彼はこの状況に気づいていない。
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