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第二章
交際マイナス一日婚、らしいです①
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「早苗。皿洗い、今日はいいからな」
三条さんと唐突な同居を始めてから、三日が経った。
今日は月曜日。身支度を整えてダイニングへ向かうと、三日ぶりのスーツ姿の三条さんが、青いエプロンを着けてキッチンに立っていた。
「いえ、やります。そのくらい、させてください」
ベーコンのこんがり焼ける匂いを嗅ぎながら、私は三条さんにそう言った。
アパートの水漏れが起きたのは三日前、金曜の夜。その日はとりあえずの荷物を運び出し、急遽泊めてもらったのだが、その翌日の土曜日、一通り必要なものを買い出しに連れ出してくれた三条さんは、自分の寝室を私の部屋に改造してくれた。
彼の部屋は1LDK。三条さんは自分のベッドをリビングの隅に運び、新調したマットレスを寝室に置いてくれた。クローゼットも同様、自分のものは全て取り出してリビングに運び、ハンガーラックに掛けていた。
そのハンガーラックが間仕切りになって、今はリビングの隅が小さな三条さんの部屋のようになっている。
居候のような身分なのに、寝室を奪うなんて申し訳なさ過ぎる。そう思って、「私がリビングに」と何度も伝えたのだが、三条さんに「女性が個室のほうが、色々と困らないだろう」と押し切られてしまった。
ほとぼりが冷めたら離婚する。私たちの関係は、期間限定の夫婦だ。もちろん離婚時にはここを出て行くつもりだから、こんなに彼にしてもらってばかりでは悪い。
だったら少しでもお返ししたいと、できるだけ家事をやろうと試みた。
しかし、三条さんは仕事と同じく家事の段取りも素晴らしい。私が何か手をつけようとする前に、彼はいつもやり終わっていた。
『さすがに全部やっていただくのは申し訳ないので、お皿洗いとか風呂掃除とか、できることをやらせてください』
昨夜、私は彼に申し出た。
『わかった。だが、無理はしなくていい。一人分やるのも、二人分やるのも変わらない。だから、今もしているだけだから』
三条さんがそう言ってくれたので、昨夜はさっそく風呂の掃除と夕飯の皿洗いをした。
にも関わらず、今朝はもう「いい」と言われてしまうなんて。
「朝からクライアントと会議があるだろう。その準備に、時間を使った方がいい」
「ですが……」
「〝夫婦〟なんだから。利用してくれ」
三条さんは今朝も美味しそうな朝食をテーブルに並べながら、無表情のままそう言った。
『利用してくれ』
彼のその言葉に、彼の負い目を感じる。そして、それを受け入れてしまっては私が彼の負い目に付け込んでいるようで、申し訳ないと思う。
だけど、三条さんの言葉は仕事の上司としては、ありがたいものだ。
私はいつも、平日の朝食は菓子パンで済ませてしまう。しかも片手にタブレット端末や資料を握っているのが常なのだ。
それに、きっと三条さんとしては、皿洗いに気を回すよりも、私に仕事で自分の部署に貢献して欲しいという気持ちが強いのだろう。
「分かりました、ありがとうございます」
手短に述べ、ダイニングに座る。
今日のメニューはトーストにベーコンエッグ、具沢山のミネストローネ、それから三条さんお手製のポテトサラダだ。
朝からたっぷりの野菜とタンパク質。これだけで、いつもよりも頭が働きそうな気がする。
「いただきます」
今日も丁寧に手を合わせる三条さんに倣って手を合わせ、私はその美味しいご飯に舌鼓を打った。
皿洗いを三条さんに任せて、寝室に戻った私はクライアントに持っていく資料を最終確認し、鞄に仕舞った。
「早苗、そろそろ出るぞ」
三条さんの声に「はい」と返事して、鞄を手に部屋の扉を開ける。そこには、既に〝仕事の鬼・三条副局長〟がいた。
すらっとした立ち姿。スーツの似合う長い脚。小さな顔、さっぱりと整えられた前髪に怜悧な顔立ち。
やっぱり、彼は格好いい。
「これ、渡しておく」
つい見惚れていると、彼は私に何かをつまんで差し出した。反射的に手を差し出すと、そこにちゃりんと音を立てて鍵が乗る。黒いカード が一緒についていた。
「この部屋の鍵だ。これから一緒に住むんだ。早苗が直帰になったり、俺が会食で帰りが遅くなったりすることもある。すれ違った時に、家に入れないでは困るだろう」
彼はそう言うと、「無くすなよ」と私に念押しする。
「ありがとうございます」
私が鍵を鞄に仕舞うと、彼は玄関に向かって歩き出した。
「エントランスと裏門も、それをセンサーにかざせば開くからな」
「はい、それは見ていたので分かります」
彼の言う〝それ〟とは、鍵についていた黒いカードのことだろう。
彼の住む(そして私の住むことになってしまった)この部屋は、十五階建てマンションの八階にある。何度か買い出しなどに彼と出かけるたびに見ていたのだが、彼の持っている鍵にもこの黒いカードがついていた。
「そうか」
三条さんはそう言う間に、さっさと靴を履いてしまう。私も急いで彼を追いかけ、靴を履いて部屋を出た。
***
『こそこそと隠すのも面倒だし、そもそも局長に宣言されてしまったのだから、会社では堂々としていた方がいいだろう』
そんな三条さんの提案で、朝の通勤時間、私は会社までの道を彼と並んで歩いた。
十月の朝の、澄み切った空に爽やかな空気。だけど、会社に近づくにつれて、私は彼と共に出社したことを後悔していた。ちらちらと見知った顔がこちらを見てくるのだ。
もちろん、知らない顔もある。しかし、メディア局の若き副社長で、イケメンかつ仕事の鬼な彼は社内でも有名人だ。私が知らなくても、彼のことを知っている社員はたくさんいる。
金曜の朝、メディア局内で冨永局長が堂々と宣言した内容は、もう社内中に広まっているのだろう。
『あの三条さんと結婚したのがあの女って嘘でしょ』
彼らから、そんな心の声が聞こえてくる。いたたまれなさすぎる。
「――え、早苗」
三条さんに名前を呼ばれているのに気づいて、はっとする。縮こまって歩いていたら、いつの間にか会社のエントランスにいたらしい。ここから先は、社員証を出さなければ入れない。
「すみません、ぼうっとしてしまって」
言いながら、鞄から社員証を取り出す。首にかけると、三条さんはそれをちらりと見てから前を向いた。
「そうか」
三条さんはそう言うと、警備員さんに軽く会釈して、そのままエレベーターホールへ向かう。周りの視線を気にもせず、当たり前のように出社できる三条さんがうらやましい。
「婚姻に関して総務部に出す資料。今日の午前中に俺がまとめて出しておくが、問題ないか?」
通勤時間真っ只中のエレベーターホール。そこで、そんなことを言い出されては、びくりと体が跳ねない方がおかしい。
「は、はい、大丈夫です」
私は背中に汗が伝うのを感じながら、慌ててそう返した。
三条さんと唐突な同居を始めてから、三日が経った。
今日は月曜日。身支度を整えてダイニングへ向かうと、三日ぶりのスーツ姿の三条さんが、青いエプロンを着けてキッチンに立っていた。
「いえ、やります。そのくらい、させてください」
ベーコンのこんがり焼ける匂いを嗅ぎながら、私は三条さんにそう言った。
アパートの水漏れが起きたのは三日前、金曜の夜。その日はとりあえずの荷物を運び出し、急遽泊めてもらったのだが、その翌日の土曜日、一通り必要なものを買い出しに連れ出してくれた三条さんは、自分の寝室を私の部屋に改造してくれた。
彼の部屋は1LDK。三条さんは自分のベッドをリビングの隅に運び、新調したマットレスを寝室に置いてくれた。クローゼットも同様、自分のものは全て取り出してリビングに運び、ハンガーラックに掛けていた。
そのハンガーラックが間仕切りになって、今はリビングの隅が小さな三条さんの部屋のようになっている。
居候のような身分なのに、寝室を奪うなんて申し訳なさ過ぎる。そう思って、「私がリビングに」と何度も伝えたのだが、三条さんに「女性が個室のほうが、色々と困らないだろう」と押し切られてしまった。
ほとぼりが冷めたら離婚する。私たちの関係は、期間限定の夫婦だ。もちろん離婚時にはここを出て行くつもりだから、こんなに彼にしてもらってばかりでは悪い。
だったら少しでもお返ししたいと、できるだけ家事をやろうと試みた。
しかし、三条さんは仕事と同じく家事の段取りも素晴らしい。私が何か手をつけようとする前に、彼はいつもやり終わっていた。
『さすがに全部やっていただくのは申し訳ないので、お皿洗いとか風呂掃除とか、できることをやらせてください』
昨夜、私は彼に申し出た。
『わかった。だが、無理はしなくていい。一人分やるのも、二人分やるのも変わらない。だから、今もしているだけだから』
三条さんがそう言ってくれたので、昨夜はさっそく風呂の掃除と夕飯の皿洗いをした。
にも関わらず、今朝はもう「いい」と言われてしまうなんて。
「朝からクライアントと会議があるだろう。その準備に、時間を使った方がいい」
「ですが……」
「〝夫婦〟なんだから。利用してくれ」
三条さんは今朝も美味しそうな朝食をテーブルに並べながら、無表情のままそう言った。
『利用してくれ』
彼のその言葉に、彼の負い目を感じる。そして、それを受け入れてしまっては私が彼の負い目に付け込んでいるようで、申し訳ないと思う。
だけど、三条さんの言葉は仕事の上司としては、ありがたいものだ。
私はいつも、平日の朝食は菓子パンで済ませてしまう。しかも片手にタブレット端末や資料を握っているのが常なのだ。
それに、きっと三条さんとしては、皿洗いに気を回すよりも、私に仕事で自分の部署に貢献して欲しいという気持ちが強いのだろう。
「分かりました、ありがとうございます」
手短に述べ、ダイニングに座る。
今日のメニューはトーストにベーコンエッグ、具沢山のミネストローネ、それから三条さんお手製のポテトサラダだ。
朝からたっぷりの野菜とタンパク質。これだけで、いつもよりも頭が働きそうな気がする。
「いただきます」
今日も丁寧に手を合わせる三条さんに倣って手を合わせ、私はその美味しいご飯に舌鼓を打った。
皿洗いを三条さんに任せて、寝室に戻った私はクライアントに持っていく資料を最終確認し、鞄に仕舞った。
「早苗、そろそろ出るぞ」
三条さんの声に「はい」と返事して、鞄を手に部屋の扉を開ける。そこには、既に〝仕事の鬼・三条副局長〟がいた。
すらっとした立ち姿。スーツの似合う長い脚。小さな顔、さっぱりと整えられた前髪に怜悧な顔立ち。
やっぱり、彼は格好いい。
「これ、渡しておく」
つい見惚れていると、彼は私に何かをつまんで差し出した。反射的に手を差し出すと、そこにちゃりんと音を立てて鍵が乗る。黒いカード が一緒についていた。
「この部屋の鍵だ。これから一緒に住むんだ。早苗が直帰になったり、俺が会食で帰りが遅くなったりすることもある。すれ違った時に、家に入れないでは困るだろう」
彼はそう言うと、「無くすなよ」と私に念押しする。
「ありがとうございます」
私が鍵を鞄に仕舞うと、彼は玄関に向かって歩き出した。
「エントランスと裏門も、それをセンサーにかざせば開くからな」
「はい、それは見ていたので分かります」
彼の言う〝それ〟とは、鍵についていた黒いカードのことだろう。
彼の住む(そして私の住むことになってしまった)この部屋は、十五階建てマンションの八階にある。何度か買い出しなどに彼と出かけるたびに見ていたのだが、彼の持っている鍵にもこの黒いカードがついていた。
「そうか」
三条さんはそう言う間に、さっさと靴を履いてしまう。私も急いで彼を追いかけ、靴を履いて部屋を出た。
***
『こそこそと隠すのも面倒だし、そもそも局長に宣言されてしまったのだから、会社では堂々としていた方がいいだろう』
そんな三条さんの提案で、朝の通勤時間、私は会社までの道を彼と並んで歩いた。
十月の朝の、澄み切った空に爽やかな空気。だけど、会社に近づくにつれて、私は彼と共に出社したことを後悔していた。ちらちらと見知った顔がこちらを見てくるのだ。
もちろん、知らない顔もある。しかし、メディア局の若き副社長で、イケメンかつ仕事の鬼な彼は社内でも有名人だ。私が知らなくても、彼のことを知っている社員はたくさんいる。
金曜の朝、メディア局内で冨永局長が堂々と宣言した内容は、もう社内中に広まっているのだろう。
『あの三条さんと結婚したのがあの女って嘘でしょ』
彼らから、そんな心の声が聞こえてくる。いたたまれなさすぎる。
「――え、早苗」
三条さんに名前を呼ばれているのに気づいて、はっとする。縮こまって歩いていたら、いつの間にか会社のエントランスにいたらしい。ここから先は、社員証を出さなければ入れない。
「すみません、ぼうっとしてしまって」
言いながら、鞄から社員証を取り出す。首にかけると、三条さんはそれをちらりと見てから前を向いた。
「そうか」
三条さんはそう言うと、警備員さんに軽く会釈して、そのままエレベーターホールへ向かう。周りの視線を気にもせず、当たり前のように出社できる三条さんがうらやましい。
「婚姻に関して総務部に出す資料。今日の午前中に俺がまとめて出しておくが、問題ないか?」
通勤時間真っ只中のエレベーターホール。そこで、そんなことを言い出されては、びくりと体が跳ねない方がおかしい。
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