189 / 262
第三章
187話 対面
しおりを挟む
「開門が遅れたこと、大変申し訳ありませんでした。通信機が壊れ計画に支障が……」
「結果何とかなったのだ、問題ない。……それで、皇都の中の様子はどうなっている? 敵兵はあとどのぐらい残っているか把握しているか?」
「はい。敵は皇都から打って出て戦う作戦にしたため、守備兵はほとんど残っておりません。その守備兵も我々で片付けました」
アルドは爪先に乗っていた敵兵の手を蹴り飛ばした。
「なるほど。では第二皇子……ではなく、現皇帝ボーゼンはどこにいる? 皇帝旗はあったが戦場には出てきていないだろう」
「そのようです。ヴァルター共々、僅かな手勢のみを従え皇城の中で縮こまっていることでしょう。尚、皇城の門にも細工済みでいつでも突入できます。」
「準備が良いな。……しかしそれは後にしよう。まだ外では戦いが続いている。そちらを早く終わらせよう。フラッゲ」
「は!」
フラッゲは死守していた皇帝旗と鞄にパンパンに詰め込んだファリア、ウィルフリード、リーン、エアネスト、その他私たちの味方をしてくれた貴族たちの旗を取り出した。
「さて、この戦いが終わったこと、時代が変わろうとしていることを、皆に知らせよう。……ハオラン、竜人たちでこの旗たちをあの壁上に立ててきてくれるか」
「了解した」
旗を受け取った竜人たちは強風に煽られながらも何とか飛び上がり、旗の掲揚を行った。
「しかしこの天気では誰からも見えないな。戦いを止め天気も晴れに戻して欲しいのだが、孔明にはどう伝えるか」
相変わらず通信機は雑音を垂れ流すだけで使い物にならない。
「レオ様、お耳、失礼します。皆様も耳を塞ぐことをおすすめします」
「な、なんだ──」
アルドが突然バックハグをするかのように後ろから腕を回し、両手で私の耳と耳を塞いだ。と、次の瞬間、
バン! ──キーーーーン………………
アルドの手の隙間から漏れ出る強烈な閃光とつんざく高音が鳴り響き、私は平衡感覚を失うかのような感覚に襲われた。
「大丈夫でしたか? これは音響弾です。これなら見えなくても遠くまで合図を送ることができます」
「そういえばそんなものもあったな……」
少し遅れて天候が一気に晴れになった。音なので距離があって多少時間はかかったが、どうやら確かに孔明に伝わったようだ。
燦燦と降り注ぐ太陽の光が私たちの濡れた旗を輝かせていた。それを見てか、次第に外から聞こえてくる争う声や罵声は収まっていく。
外で戦う国有軍の兵士たちも既に戦う理由を失っている。彼らの持つ皇帝旗は折られ、代わりに皇都には私たちが持ってきた皇帝旗が立ったのだ。これがどれ程のことを意味するか、彼らにはよく分かっているだろう。
「さて、それでは全てを終わらせに行こうか」
偽帝たちに逃げ場はない。この皇都全てが彼らを閉じ込める鳥籠だ。
プライドからか、あるいは周囲に対する政治的なアピールのためか、籠城という手段を捨て野戦を選んだことにより、ここまで私たちに攻めいられた時点で彼らにとっては敗北と呼べる結果なのである。
「レオ様、手が震えていますが大丈夫ですか? 私たちだけで皇帝を捕えてきましょうか?」
「大丈夫だタリオ。最後は私がやる。いや、私がやらなければならない」
私は震える右手を左手で掴み、深く息を吸い込んだ。
私たちは凱旋をするかのように堂々と皇都を歩いた。
千にも満たない少数ではあったが、フラッゲが掲げる皇帝旗が持つ威光があれば誰もが私たちのことを認めるだろう。いや、認めざるを得ない。これはそういう旗なのだ。
「後にも先にもこんな静かな皇都の姿はもう見ることができないだろうな」
あの人通りが多かった皇都の街並みも、不気味な程にしんと静まり返っている。
鎧の音を響かせながら歩いていた守備兵は始末され、ここまでの本格的な戦乱に直接巻き込まれた皇都の民衆は怯え皆家に篭っているのだ。
皇城に着く頃には、門は全て開いていた。これもアルドたちの丁寧な仕込みなのだろう。門番の死体こそないが、よく見ると血の跡がそこら中に見える。
私たちは更に城内を進み居館部分を目指した。
無人の城内は以前来た時のような面白味は一切感じることなく、無言のまま進んだ。
そして城の本体とも言うべき居館に着いた所で、私は重たい口を開く。
「いよいよ……、だな」
「この先は我々諜報部でも潜入は不可能でした。故に扉はこじ開けられますが中にどのような危険が潜んでいるか不明です。どうかお気をつけください」
「分かった。……開けてくれ」
諜報部に何人所属しているかは私も聞かされていない。だな母選りすぐりのエリートたちであり、守備兵を始末しこの広い皇都全てを掌握できる規模の組織である。
そんな彼らでさえ潜入はできない領域に、これから足を踏み入れるのだ。
アルドは扉に仕掛けがないか調べつつ、慎重に重たい扉を押し開けた。
団長にアイデクス、ヴォルフは私を庇うように前へ、タリオとシャルフは後ろから弓を構えて万全の体制だったが、扉を開けた先には誰もおらず、攻撃が飛んでくることもなかった。
「……中は大人数では動きづらい。族長たちは私の護衛に、他の者は露払いを。メイドや文官連中は殺すな。他かにも投降する者があれば拘束し放っておけ。後々使える」
「了解しました」
「城については私が一番詳しい自負がある。先導は任せて欲しい」
「それもそうだな。団長、頼む」
諜報部の部隊員が次々に居館へ突入していく。
それから少し置いて、団長を先頭に先程の護衛体制のまま私たちも中へ入っていった。
別の場所では小競り合いが起きたのか時折喧騒が聞こえてきたが、特に私が奇襲を受けることはなかった。
そのまま自然な流れで行き着いた先。それは玉座の間だ。
「……ここに来るまでに見つからなかったということは、奴らは絶対にここに居る。油断す──」
扉の前で立ち止まりそう話し始めた瞬間、突如扉が爆発とともに吹き飛んだ。団長がその鎧と盾を使い身をもって護ってくれたので私は無事だった。
向こうからこじ開けられた玉座の間には、彼らの姿があった。
「随分なご挨拶だな。往生際が悪いんじゃないか? ヴァルター、そしてボーゼン!」
「結果何とかなったのだ、問題ない。……それで、皇都の中の様子はどうなっている? 敵兵はあとどのぐらい残っているか把握しているか?」
「はい。敵は皇都から打って出て戦う作戦にしたため、守備兵はほとんど残っておりません。その守備兵も我々で片付けました」
アルドは爪先に乗っていた敵兵の手を蹴り飛ばした。
「なるほど。では第二皇子……ではなく、現皇帝ボーゼンはどこにいる? 皇帝旗はあったが戦場には出てきていないだろう」
「そのようです。ヴァルター共々、僅かな手勢のみを従え皇城の中で縮こまっていることでしょう。尚、皇城の門にも細工済みでいつでも突入できます。」
「準備が良いな。……しかしそれは後にしよう。まだ外では戦いが続いている。そちらを早く終わらせよう。フラッゲ」
「は!」
フラッゲは死守していた皇帝旗と鞄にパンパンに詰め込んだファリア、ウィルフリード、リーン、エアネスト、その他私たちの味方をしてくれた貴族たちの旗を取り出した。
「さて、この戦いが終わったこと、時代が変わろうとしていることを、皆に知らせよう。……ハオラン、竜人たちでこの旗たちをあの壁上に立ててきてくれるか」
「了解した」
旗を受け取った竜人たちは強風に煽られながらも何とか飛び上がり、旗の掲揚を行った。
「しかしこの天気では誰からも見えないな。戦いを止め天気も晴れに戻して欲しいのだが、孔明にはどう伝えるか」
相変わらず通信機は雑音を垂れ流すだけで使い物にならない。
「レオ様、お耳、失礼します。皆様も耳を塞ぐことをおすすめします」
「な、なんだ──」
アルドが突然バックハグをするかのように後ろから腕を回し、両手で私の耳と耳を塞いだ。と、次の瞬間、
バン! ──キーーーーン………………
アルドの手の隙間から漏れ出る強烈な閃光とつんざく高音が鳴り響き、私は平衡感覚を失うかのような感覚に襲われた。
「大丈夫でしたか? これは音響弾です。これなら見えなくても遠くまで合図を送ることができます」
「そういえばそんなものもあったな……」
少し遅れて天候が一気に晴れになった。音なので距離があって多少時間はかかったが、どうやら確かに孔明に伝わったようだ。
燦燦と降り注ぐ太陽の光が私たちの濡れた旗を輝かせていた。それを見てか、次第に外から聞こえてくる争う声や罵声は収まっていく。
外で戦う国有軍の兵士たちも既に戦う理由を失っている。彼らの持つ皇帝旗は折られ、代わりに皇都には私たちが持ってきた皇帝旗が立ったのだ。これがどれ程のことを意味するか、彼らにはよく分かっているだろう。
「さて、それでは全てを終わらせに行こうか」
偽帝たちに逃げ場はない。この皇都全てが彼らを閉じ込める鳥籠だ。
プライドからか、あるいは周囲に対する政治的なアピールのためか、籠城という手段を捨て野戦を選んだことにより、ここまで私たちに攻めいられた時点で彼らにとっては敗北と呼べる結果なのである。
「レオ様、手が震えていますが大丈夫ですか? 私たちだけで皇帝を捕えてきましょうか?」
「大丈夫だタリオ。最後は私がやる。いや、私がやらなければならない」
私は震える右手を左手で掴み、深く息を吸い込んだ。
私たちは凱旋をするかのように堂々と皇都を歩いた。
千にも満たない少数ではあったが、フラッゲが掲げる皇帝旗が持つ威光があれば誰もが私たちのことを認めるだろう。いや、認めざるを得ない。これはそういう旗なのだ。
「後にも先にもこんな静かな皇都の姿はもう見ることができないだろうな」
あの人通りが多かった皇都の街並みも、不気味な程にしんと静まり返っている。
鎧の音を響かせながら歩いていた守備兵は始末され、ここまでの本格的な戦乱に直接巻き込まれた皇都の民衆は怯え皆家に篭っているのだ。
皇城に着く頃には、門は全て開いていた。これもアルドたちの丁寧な仕込みなのだろう。門番の死体こそないが、よく見ると血の跡がそこら中に見える。
私たちは更に城内を進み居館部分を目指した。
無人の城内は以前来た時のような面白味は一切感じることなく、無言のまま進んだ。
そして城の本体とも言うべき居館に着いた所で、私は重たい口を開く。
「いよいよ……、だな」
「この先は我々諜報部でも潜入は不可能でした。故に扉はこじ開けられますが中にどのような危険が潜んでいるか不明です。どうかお気をつけください」
「分かった。……開けてくれ」
諜報部に何人所属しているかは私も聞かされていない。だな母選りすぐりのエリートたちであり、守備兵を始末しこの広い皇都全てを掌握できる規模の組織である。
そんな彼らでさえ潜入はできない領域に、これから足を踏み入れるのだ。
アルドは扉に仕掛けがないか調べつつ、慎重に重たい扉を押し開けた。
団長にアイデクス、ヴォルフは私を庇うように前へ、タリオとシャルフは後ろから弓を構えて万全の体制だったが、扉を開けた先には誰もおらず、攻撃が飛んでくることもなかった。
「……中は大人数では動きづらい。族長たちは私の護衛に、他の者は露払いを。メイドや文官連中は殺すな。他かにも投降する者があれば拘束し放っておけ。後々使える」
「了解しました」
「城については私が一番詳しい自負がある。先導は任せて欲しい」
「それもそうだな。団長、頼む」
諜報部の部隊員が次々に居館へ突入していく。
それから少し置いて、団長を先頭に先程の護衛体制のまま私たちも中へ入っていった。
別の場所では小競り合いが起きたのか時折喧騒が聞こえてきたが、特に私が奇襲を受けることはなかった。
そのまま自然な流れで行き着いた先。それは玉座の間だ。
「……ここに来るまでに見つからなかったということは、奴らは絶対にここに居る。油断す──」
扉の前で立ち止まりそう話し始めた瞬間、突如扉が爆発とともに吹き飛んだ。団長がその鎧と盾を使い身をもって護ってくれたので私は無事だった。
向こうからこじ開けられた玉座の間には、彼らの姿があった。
「随分なご挨拶だな。往生際が悪いんじゃないか? ヴァルター、そしてボーゼン!」
14
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【完結】勇者学園の異端児は強者ムーブをかましたい
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、pixivにも投稿中。
※小説家になろうでは最新『勇者祭編』の中盤まで連載中。
※アルファポリスでは『オスカーの帰郷編』まで公開し、完結表記にしています。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる