78 / 262
第一章
76話 ウィルフリードへ
しおりを挟む
「お帰りなさいませ…っと、レオ様でしたか。本日からこちらにお泊まりすると伺っております」
「よろしくお願いします」
中へ入ると迎賓館の主人が迎えてくれた。
どうやら父とアルガーは皇都の兵士との訓練からまだ戻ってきていないらしい。
歳三は「ちょっくら遊んでくるぜ~」と、どこかへ消えていった。
孔明も「人や街、そしてこの世界のことを、私はもっと知らなければなりません」と言い残して街へ出かけた。
子どもの体には長時間の移動は堪える。疲れ切っていた私には二人のような余裕はなく、部屋で休むことにした。
ベットに横たわり、そっと目を閉じる。
皇都では沢山の人に出会った。
良い奴もいれば、悪い奴もいた。まだその正体がよく分からない人間も。
皇都では沢山の物を見た。
きっと前の私の人生では絶対に出会えないような物ばかりだ。
私の知るこの世界は狭い。それでも、ファリアという土地の新しい領主として、これから生きる。それだけは確かだ。
前の私は、単調な日常の繰り返しが嫌いだった。つまらぬ人生だと辟易していた。
しかし、この世界に来て初めてわかった。
そんな日常こそがかけがえのないものなのだと。
そんな陳腐な言葉では語れないほど、父も母も、歳三に孔明、タリオやアルガー、マリエッタ、シズネ。そして私を慕うウィルフリードの民が愛おしい。
はは。なんでこんなことを考えているのだろう。
昔から、将来が不安になるとつい考え込んでしまう。
私は陛下や団長の期待に添えるのだろうか。父と母の思いを裏切ってしまうのではないか。
私の頭は黒い渦で埋め尽くされた。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「─────おーい、───おーい、……おい! レオ! 朝飯は食った方がいいと思うぜー!」
「…………ううん、……え?」
「おはようレオ。下で皆さんお待ちですよ」
目を開けると、そこには歳三と孔明がいた。どうやら昨日は気付かぬ間に寝てしまっていたらしい。
起き上がると私のお腹は激しく音を立てた。
「はは! そりゃあ昨日全然食ってねェもんな!」
「あぁ、あのご馳走を食べれなかったとはなんと勿体ない……」
「か、肩を貸してくれ……」
「おいおい大丈夫か?」
十時間以上の睡眠で疲労が取れて、私に残ったのは極度の空腹だった。
「お、おはようございます……」
「おはようレオ。さあ、頂こうか!」
「どうぞお召し上がりください。こちらで最後のお食事との事で、シェフも張り切って朝から仕込みを行っておりました」
父が座る食卓には、朝食に相応しい軽さの、それでいて華々しく飾られた料理が並んでいた。
「いただきます!」
私はすぐにスープに口を付けた。その温かさと適度な塩味が私の胃を優しく労った。
木の皿に乗せられた色とりどりのサラダとフルーツが、私の視覚を刺激する。
「───そういえば、この国には宰相はいないのですか?」
朝から孔明は勉強熱心なことだ。
私は父と孔明の話を横目に、パンをスープに浸して口に押し込む。
「ああ。この国では陛下がトップであり、それに変わるような力を持つ人間は置くことはない。つまり実質上は昨日会ったファルテンのような中央の実務者が国の方針を固めているんだな」
「或る意味で、それは現場を知る人間がまとめる風通しのいい組織。しかし、強く立ち回れる人間がいないとヴァルターのような部外者が口を出す隙を見せることになります」
「ま、そうなんだがな」
父は一口水を含んだ。
ウィルフリードでは母がその辺も上手くやっている。スキル『慧眼』の能力による恩恵は凄まじい。
対してファリアは、コードなる王国と繋がる副官の手引きにより蛮行に及び、バルン=ファリアを含むファリア一族は滅亡の一途を辿った。
信頼出来る優秀な人材はどのような対価を払ってでも手に入れたいものだ。
「孔明、私はそれについては信頼しているぞ」
「ええ。必ずや国家の礎となる領地にしてみせましょう」
「はは、そうだな」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「短い間でしたが、お世話になりました!」
「はい。レオ様のご活躍を願っております」
私たちは迎賓館の主人に別れを告げる。
本当はもう少し皇都を満喫したいけれど、私たちのことを待っている人が沢山いるのだ。
「ウルツ様、こちらを」
「おお! すまんな!」
近衛騎士団の兵士が箱をアルガーたち兵士の馬車に積み込んだ。
「ウルツ様、これは?」
「おお、そういえばアルガーにはまだ言っていなかったな! これは陛下から北方遠征の褒美として頂いたのだ」
「そうですか。それは丁重に運ばなくてはなりませんね」
「───ああ、ちょうどご支度の途中でしたか!」
「団長! 来れたんですね!」
そこに白馬に跨る団長が現れた。
「ええ、少しだけ! ……っと、こちらをお渡しに来ました」
「わ、私にですか?」
私は団長から一本の筒を受け取った。中に入っていた紙を取り出してみると、それは紐で丸められ、封蝋印が押されてあった。
「ファルテン殿からです。大切な書類なので絶対に無くさないように、と」
「ああ! ファリアの!」
私はその筒を胸に抱える。
これこそが皇都に来た目的であり、陛下の勅命。命に代えても守るべきもの。
「それでは私たちはこれで……。───お前たちは休憩後街の警備だ!」
「は!」
団長率いる近衛騎士団が仕事に戻る。
「さて、我々も帰ろうか!」
「はい!」
馬車は西門へと走り出す。
僅かな滞在期間とはいえ、流れる皇都の景色を懐かしく思える。
私たちはこれを守るために貴族として戦っているのだ。そう改めて実感させてくれた。
「……あれ? あそこに誰かいます!」
「来てくれたか!」
御者の兵士が指差す先には、大きな荷物を背負う二人の人物がいた。
「うん? あれは誰だ?」
「レオがいい拾いもんをしたんだぜ」
「ふふ、これは新たな策を考える余地がありそうですね……」
「止めてください!」
馬車はヘクセルとミラの前で止まる。
「来てくれると信じてました! 乗ってください!」
「ま、まあね。助けてもらった恩を返すぐらいは……。あ、そ、そんな、僕なんかが貴族様と同じ馬車なんて……。あれ、そちらはレオ様のお父様? ってことはもっと偉い貴族様……? ああ、ミラどうしよう!」
ヘクセルは外套のフードを深く被り、早口でたじろいでいる。ミラもこれには何も言えず口をパクパクさせる。
「ここは手狭だし、俺らは兵士たちの荷馬車に乗るとするかァ。なァ孔明?」
「座り心地は劣りますが、女性の為なら仕方ありませんね」
歳三と孔明は後ろに続くアルガーたちの乗る馬車に乗り移った。
「さぁどうぞ!」
「お、お師匠様、覚悟を決めましょう……!」
「そ、そうだねミラ……。雇い主様にはちゃんとご挨拶しないとね……」
こうして私たちは、父の新たな名誉職と褒美、ファリアの領土、そして有望な二人を引っさげてウィルフリードへの帰路についたのだった。
「よろしくお願いします」
中へ入ると迎賓館の主人が迎えてくれた。
どうやら父とアルガーは皇都の兵士との訓練からまだ戻ってきていないらしい。
歳三は「ちょっくら遊んでくるぜ~」と、どこかへ消えていった。
孔明も「人や街、そしてこの世界のことを、私はもっと知らなければなりません」と言い残して街へ出かけた。
子どもの体には長時間の移動は堪える。疲れ切っていた私には二人のような余裕はなく、部屋で休むことにした。
ベットに横たわり、そっと目を閉じる。
皇都では沢山の人に出会った。
良い奴もいれば、悪い奴もいた。まだその正体がよく分からない人間も。
皇都では沢山の物を見た。
きっと前の私の人生では絶対に出会えないような物ばかりだ。
私の知るこの世界は狭い。それでも、ファリアという土地の新しい領主として、これから生きる。それだけは確かだ。
前の私は、単調な日常の繰り返しが嫌いだった。つまらぬ人生だと辟易していた。
しかし、この世界に来て初めてわかった。
そんな日常こそがかけがえのないものなのだと。
そんな陳腐な言葉では語れないほど、父も母も、歳三に孔明、タリオやアルガー、マリエッタ、シズネ。そして私を慕うウィルフリードの民が愛おしい。
はは。なんでこんなことを考えているのだろう。
昔から、将来が不安になるとつい考え込んでしまう。
私は陛下や団長の期待に添えるのだろうか。父と母の思いを裏切ってしまうのではないか。
私の頭は黒い渦で埋め尽くされた。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「─────おーい、───おーい、……おい! レオ! 朝飯は食った方がいいと思うぜー!」
「…………ううん、……え?」
「おはようレオ。下で皆さんお待ちですよ」
目を開けると、そこには歳三と孔明がいた。どうやら昨日は気付かぬ間に寝てしまっていたらしい。
起き上がると私のお腹は激しく音を立てた。
「はは! そりゃあ昨日全然食ってねェもんな!」
「あぁ、あのご馳走を食べれなかったとはなんと勿体ない……」
「か、肩を貸してくれ……」
「おいおい大丈夫か?」
十時間以上の睡眠で疲労が取れて、私に残ったのは極度の空腹だった。
「お、おはようございます……」
「おはようレオ。さあ、頂こうか!」
「どうぞお召し上がりください。こちらで最後のお食事との事で、シェフも張り切って朝から仕込みを行っておりました」
父が座る食卓には、朝食に相応しい軽さの、それでいて華々しく飾られた料理が並んでいた。
「いただきます!」
私はすぐにスープに口を付けた。その温かさと適度な塩味が私の胃を優しく労った。
木の皿に乗せられた色とりどりのサラダとフルーツが、私の視覚を刺激する。
「───そういえば、この国には宰相はいないのですか?」
朝から孔明は勉強熱心なことだ。
私は父と孔明の話を横目に、パンをスープに浸して口に押し込む。
「ああ。この国では陛下がトップであり、それに変わるような力を持つ人間は置くことはない。つまり実質上は昨日会ったファルテンのような中央の実務者が国の方針を固めているんだな」
「或る意味で、それは現場を知る人間がまとめる風通しのいい組織。しかし、強く立ち回れる人間がいないとヴァルターのような部外者が口を出す隙を見せることになります」
「ま、そうなんだがな」
父は一口水を含んだ。
ウィルフリードでは母がその辺も上手くやっている。スキル『慧眼』の能力による恩恵は凄まじい。
対してファリアは、コードなる王国と繋がる副官の手引きにより蛮行に及び、バルン=ファリアを含むファリア一族は滅亡の一途を辿った。
信頼出来る優秀な人材はどのような対価を払ってでも手に入れたいものだ。
「孔明、私はそれについては信頼しているぞ」
「ええ。必ずや国家の礎となる領地にしてみせましょう」
「はは、そうだな」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「短い間でしたが、お世話になりました!」
「はい。レオ様のご活躍を願っております」
私たちは迎賓館の主人に別れを告げる。
本当はもう少し皇都を満喫したいけれど、私たちのことを待っている人が沢山いるのだ。
「ウルツ様、こちらを」
「おお! すまんな!」
近衛騎士団の兵士が箱をアルガーたち兵士の馬車に積み込んだ。
「ウルツ様、これは?」
「おお、そういえばアルガーにはまだ言っていなかったな! これは陛下から北方遠征の褒美として頂いたのだ」
「そうですか。それは丁重に運ばなくてはなりませんね」
「───ああ、ちょうどご支度の途中でしたか!」
「団長! 来れたんですね!」
そこに白馬に跨る団長が現れた。
「ええ、少しだけ! ……っと、こちらをお渡しに来ました」
「わ、私にですか?」
私は団長から一本の筒を受け取った。中に入っていた紙を取り出してみると、それは紐で丸められ、封蝋印が押されてあった。
「ファルテン殿からです。大切な書類なので絶対に無くさないように、と」
「ああ! ファリアの!」
私はその筒を胸に抱える。
これこそが皇都に来た目的であり、陛下の勅命。命に代えても守るべきもの。
「それでは私たちはこれで……。───お前たちは休憩後街の警備だ!」
「は!」
団長率いる近衛騎士団が仕事に戻る。
「さて、我々も帰ろうか!」
「はい!」
馬車は西門へと走り出す。
僅かな滞在期間とはいえ、流れる皇都の景色を懐かしく思える。
私たちはこれを守るために貴族として戦っているのだ。そう改めて実感させてくれた。
「……あれ? あそこに誰かいます!」
「来てくれたか!」
御者の兵士が指差す先には、大きな荷物を背負う二人の人物がいた。
「うん? あれは誰だ?」
「レオがいい拾いもんをしたんだぜ」
「ふふ、これは新たな策を考える余地がありそうですね……」
「止めてください!」
馬車はヘクセルとミラの前で止まる。
「来てくれると信じてました! 乗ってください!」
「ま、まあね。助けてもらった恩を返すぐらいは……。あ、そ、そんな、僕なんかが貴族様と同じ馬車なんて……。あれ、そちらはレオ様のお父様? ってことはもっと偉い貴族様……? ああ、ミラどうしよう!」
ヘクセルは外套のフードを深く被り、早口でたじろいでいる。ミラもこれには何も言えず口をパクパクさせる。
「ここは手狭だし、俺らは兵士たちの荷馬車に乗るとするかァ。なァ孔明?」
「座り心地は劣りますが、女性の為なら仕方ありませんね」
歳三と孔明は後ろに続くアルガーたちの乗る馬車に乗り移った。
「さぁどうぞ!」
「お、お師匠様、覚悟を決めましょう……!」
「そ、そうだねミラ……。雇い主様にはちゃんとご挨拶しないとね……」
こうして私たちは、父の新たな名誉職と褒美、ファリアの領土、そして有望な二人を引っさげてウィルフリードへの帰路についたのだった。
13
あなたにおすすめの小説
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる