君だけを愛してる

粉物

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部屋にグチュ、グチュと粘着音が響きだしてからどれほど経っただろうか。
拘束されたまま服を脱がされた俺は、もうかれこれな時間、椿から施される愛撫に甘い悲鳴を上げている。

「あうっ、あっ、も、やだぁぁ・・・っひん・・・っ!」
「これ、嫌なの?でもさっきから嬉しそうに腰が揺れてるよ」

腕を上げた状態で拘束され横向きに寝かされた俺の背中に、ピタリと寄り添うように後ろから抱きしめる椿は背後から回した右手でピンッと胸の突起を弾く。同時に左手で椿の屹立にゆるゆると刺激を与えると、鈴口から新たな蜜がコプリ…と溢れた。

「ひゃぁぁあああっっ!!も、ちくび、いっしょ、やだぁっ・・・っ!」
いじられすぎた乳首はぽってりと腫れ上がり、イヤラシイほど真っ赤に色づいていた。
「初めてエッチした時はここ触っても全然よがってくれなかったけど、今ではすっかり性感帯だね」
うっとりと囁きながらグリグリと押し込められたり弾かれたり引っ張られたり・・・ときには触れるか触れないかのタッチで刺激されて無意識に腰が揺れてしまう。

自らの中心を左手に擦り付ける形になってしまいそこでさらに快感を与えられて喘ぐという無限ループを繰り返している。
しかし絶頂を迎えるにはあと少し足りなくて、だんだんとイキたいということしか考えられなくなる。

「ああぁぁあ、キモチイイっ・・・あぁんっ、」
クチュックチュ…
「ふふ、歩が俺の手を使ってオナニーしてる」
エッチだね、なんて耳元で囁かれて一気に羞恥心がこみ上げてくるが、自分で止めることは出来ないほど限界が近かった。
「ふぁあっ、みないでぇ、っんぁあっ」
「可愛い・・・ほら、俺の手使ってイっていいよ」
ぎゅっと手に力を入れて一気に快感を高められる。

「あっ、だめイクっ、イクイクっ、出ちゃうっっ・・・!!!~~~~~~っっ!!!!!」
ビクンビクンという身体の痙攣に合わせ、屹立から精液が数回に分けて吐き出した。
長時間焦らされていたせいで中々終わらない絶頂に何度か声にならない悲鳴を上げてからハァ、ハァ…と息を整える。

「二回目なのにいっぱい出たね」
俺の精液がついた左手を目の前にかざされ、カァァと顔に熱が集まった。
「・・・・いじわる」
「ごめんごめん、歩のエッチな表情が堪らなくてつい虐めすぎちゃった」

俺の白蜜がついた指でするりと後ろの蕾を撫でられると、ようやく待ち望んだ刺激を予感して先程イッたばかりなのにふるりと俺の中心が再び頭をもたげる。

「あっ・・・・!」
「歩のアナル、クパクパして俺の指欲しがってる」
「んっ、やぁ、もう、早く・・・っ!」
グプププッ
「っっはぁぁああ、あっん・・・っ!!」
内壁を擦られる強い快感にぎゅううっと指を締め付けてしまう。
「そんなに締めると動かしにくいよ」
「む、むりぃ・・・ひぃんっ、」
「もーしょうがないなぁ。ちょっとだけ苦しいけど我慢してね」

そう言うと、先程まで胸に置かれていた右手を屹立に移動させたかと思うとぎゅっと根本を締めた。
「っっっ、それ、やだっ・・・!!」
イキたくてもイけなくなるそれをされる時は決まって喉が枯れるまで喘ぐことになるのは今までの経験でわかっていた。
「でも、イケないようにしとかないと歩最後までもたないで、しょ!」

ゴリッ
「~~~~~~~~~~~~~っぁ!!!!!!」
思い切り前立腺を刺激されて声にならない声を上げる。
少し擦れただけでも脳天から突き刺さるような快感を与えられるそこを遠慮なしにゴリゴリと捏ね回され、ビクビクと快感に悶える事しかできなくなる。
ゴリゴリゴリッ
「ぁっ、だめイキそ、あぁぁああっっ!~~~~~~~っっ!!」
過ぎた快感にドライで達してしまい腹筋がピクピクと痙攣を繰り返す。先程から閉じることが出来ない口からは唾液が糸を引いてシーツに濃いシミを作っていた。
「ぁっ、まっ・・・て、あぁっまた、イクっ、やぁぁ、、あ、たまっ・・・おかしくなりゅ、っひゃぁぁああっん!!」
立て続けの絶頂に目の前が真っ白になりチカチカと星が光る。脳みそがどろどろに溶けてしまったんじゃないか、というくらい何も考えられない。

「あ、、はぁ、はぁ・・・っあ、・・・」
「良く頑張ったね、後ろもいい具合にトロトロだよ」
クチュリと指を抜く感覚にも小さく悲鳴があがる。
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