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終曲
嘘と真実と(2)
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反論したい衝動を町長は必死にこらえる。そう言われても仕方ない程、自分らが国民の被害に冷淡だったのは事実である。
心のどこかに「奴隷時代よりマシなら良いではないか」との甘えがあったのだろう。
そんな町長にウォルケンは追い打ちをかけた。
「この一件だけでも、あなた方には『国を統治する能力が欠如している』ことは明白。オライア人は国家運営能力を未だ持つに至らず、との結論しか出ません」
「そ、それが……」
「それが連邦政府内の共通認識です。実際『新興国へは政治顧問を派遣すべし』との意見が圧倒的多数です」
「それが聖上の、大王陛下の御心だとおっしゃるのですか!?」
だとしたら、もう救いは無い。
「あなたには本当に呆れ果てましたね」
老人はソファに腰掛け天を仰いだ。
「聖上が多数意見に賛意されていたら、未だに政治顧問が派遣されていないなどあり得ません。連邦政府を、貴国と同列に扱われては困ります。圧倒的多数意見を、聖上お一人で押しとどめておられるのに、まったく恩義を知らぬ御仁だ」
「も、申し訳ございません」
深々と頭を下げるも、安堵の息を漏らしてしまう。やはりリリアーナ大王は味方なのだ。
「誤解なきようお願いします。あなた方の無能さについては聖上もご存じです。ただ『次世代の者ならば国を統治できるはず』と、彼らに自信と誇りを持たせる為に、あなた方の無能さに目をつぶっておられるのです。そこまでされる聖上に報いる為に、あなたは何を為すべきか理解できますね?」
「はい。リンカ=ヒタツを交易都市襲撃並びに脱獄幇助の罪で、黄金の夜明けの協力者として魔法使い連盟に通報いたします」
「結構。事実などドブに捨てて、国民を守る為に嘘を突き通すが宜しい」
「かしこまりました」
「そもそもあなた方は、嘘によって生かされている事をお忘れなく」
「そ、それは……」
「聖上があなた方を『征服に協力した』と虚言にて救ったではありませんか」
町長の息が止まった。何故、その最重要機密を?
「ルガーン人による支配に協力したあなた方など、民衆によって八つ裂きにされて当然の裏切り者ではありませんか。しかし行政ができる人材を死なせては国が建ちません。ですから聖上はお救いになられた。あなた方は事実ではなく、嘘によって生かされている、違いますか?」
肯定することも否定することもできず、町長は硬直してしまった。ウォルケンはなおも言葉を続ける。
「あと、もう一つ働いていただきましょう。この件は執政院に報告してください。連邦政府内の共通認識、政治顧問派遣論が主流であることも含めて」
「しょ、承知しました」
「それと、これはついでの時で構いませんが、貴国で『過労死した』要人の中に『立場を利用して私腹を肥やした忘恩の輩がいる』と見る者が連邦政府内で増えています。よって――」
全身の血が足下まで降りた。
町長は確信した。これこそ彼の本来の目的なのだ。リンカの件こそ、たまたま重なった「ついで」に過ぎない。
「そ、その様な事実は断じて、断じてありません!」
「――だと良いのですが、執政院議員にも過労死された方がおられるので『闇に葬ったのではないか』ともっぱらの噂です。つきまして、ついでの時で構いませんので、綱紀粛正を確認しあってください」
「執政院からご説明を――」
「不要です。過去の事実より、これからの行いの方が重要ですから」
「聖上の大恩に報いる為に、残りの人生を全て捧げて尽くします。忘恩の輩など、我が国には一人たりともおりません!」
「それを聞いてやっと安心できます」
そうウォルケンは微笑んだ。
しかし町長は生きた心地がしない。
本来連邦政府の要人は首都の執政院が対応するもので、一介の町長では手に余る。しかも突然現れた要人の用件が「先ほどの演奏をした吟遊詩人に会いたい」なので唖然としたものだ。連邦政府にも変人がいるのだ、などと思っていたら「逆賊」の一言で心臓を凍り付かせられ、今のやり取りで心臓が掴み潰された。
背民者たちの真相がもし外に漏れたら、怒り狂った民衆たちによって新興国は滅んでしまう。当然連邦政府内でも知る者は限られているはず。その極秘情報を知る以上、ウォルケンは大王陛下の側近か、諜報機関の人間以外に考えられない。
町長は確信した。
これは行政指導などではない。最後通牒だ。
一介の町長にできるのは、首都に報告をあげるくらいしかない。
もしその重要案件が握り潰されでもしたら、オライア共和国は自治権を取り上げられるだろう。
(まさか、それを見越して地方から情報を伝えさせるのか?)
たとえ報告が無事届いて――伝達時間も査定の内だ――執政院が最善の決定をしたとしても、時間がかかったら結果は同じかもしれない。
(我々は、祖国を次の世代に引き渡せるだろうか?)
脂汗を垂らす町長を余所に、酔狂な要人は窓に向かってつぶやいていた。
「察しの悪い人との会話は疲れますね。国を采配するには最低限、あの少年くらいの抜け目無さが欲しいところです」
独り言なので町長は聞こえない振りをした。
窓の外は既に暗くなっている。
♪
町役場を出た途端にトゥシェが立ち止まったので、後に続いていたラッドはぶつかりかけた。
「危なっ」
「……誰だ?」
トゥシェは広場の暗がりに杖を向けている。
「あたくしですわ」
路地から娘が出てきた。スカーフで顔が隠れて見えないが、印象的な声だ。喉が鍛えられているだけでなく、天性の声質でもある。
トウシェが杖を引いた。
「知り合いか?」
「……レラーイ=ハルトーだ」
「え?」
スカーフの陰から歌姫の顔が出てきた。先ほどとは打って変わってしおらしげで、ラッドの心臓が暴れだす。
「ラドバーン=キースキンさんですわね?」
「は、い……」
商売道具の舌が動かない。
「この度は大変なご迷惑をおかけしましたこと、心からお詫び申しあげますわ」
そう言って、オライアの至宝と謳われた国一番の歌姫が、音楽家として最底辺で堅気ですらない吟遊詩人風情に、頭を下げたのだ。
驚きが過ぎてラッドは完全に固まった。
間近で見るレラーイの顔は女神像のように整っていて、心が引き込まれる。
手が握られた瞬間、心臓が破裂しかけた。
「どうか許してくださいまし」
ラッドは請われるままに頷いた。
「は、はい」
「嬉しい」
顔をほころばせる様は大輪の花が咲くようで、頭まで破裂しそうになる。
手を放されてもラッドは何も考えられず、陶然としたままだった。
「その様子ですと、残念な結果でしたのね?」
「……町は先生を黄金の夜明け旅団の協力者として連盟に通報します」
「責任の一端はあたくしにもありましてよ。祖父に動いてくださるよう頼みますわ」
「……頼む」
「それと、できればリンカさんに直接お詫びしたいところですが、無理そうなので言伝をお願いできまして?」
「……構わない」
「子供が謝りに来ましたの。自分が近くにいたこと、怖くて逃げたこと、全てを打ち明けましたわ。ですので舞台装置破損と公演の延期は、リンカさんに責任が無いと判明しましてよ。ですので、彼女に放った全ての言葉を謝罪いたしますわ。それと、こちらをお渡しくださいまし」
レラーイは封筒をトゥシェに手渡した。
「今後はどうなさいますの?」
「……先生が旅団の仲間ではないと証明する。戦って」
「皆様のご決断、尊敬いたしますわ。リンカさんが勝利して潔白が証明されるよう、工芸神タンバルに祈りましょう」
心のどこかに「奴隷時代よりマシなら良いではないか」との甘えがあったのだろう。
そんな町長にウォルケンは追い打ちをかけた。
「この一件だけでも、あなた方には『国を統治する能力が欠如している』ことは明白。オライア人は国家運営能力を未だ持つに至らず、との結論しか出ません」
「そ、それが……」
「それが連邦政府内の共通認識です。実際『新興国へは政治顧問を派遣すべし』との意見が圧倒的多数です」
「それが聖上の、大王陛下の御心だとおっしゃるのですか!?」
だとしたら、もう救いは無い。
「あなたには本当に呆れ果てましたね」
老人はソファに腰掛け天を仰いだ。
「聖上が多数意見に賛意されていたら、未だに政治顧問が派遣されていないなどあり得ません。連邦政府を、貴国と同列に扱われては困ります。圧倒的多数意見を、聖上お一人で押しとどめておられるのに、まったく恩義を知らぬ御仁だ」
「も、申し訳ございません」
深々と頭を下げるも、安堵の息を漏らしてしまう。やはりリリアーナ大王は味方なのだ。
「誤解なきようお願いします。あなた方の無能さについては聖上もご存じです。ただ『次世代の者ならば国を統治できるはず』と、彼らに自信と誇りを持たせる為に、あなた方の無能さに目をつぶっておられるのです。そこまでされる聖上に報いる為に、あなたは何を為すべきか理解できますね?」
「はい。リンカ=ヒタツを交易都市襲撃並びに脱獄幇助の罪で、黄金の夜明けの協力者として魔法使い連盟に通報いたします」
「結構。事実などドブに捨てて、国民を守る為に嘘を突き通すが宜しい」
「かしこまりました」
「そもそもあなた方は、嘘によって生かされている事をお忘れなく」
「そ、それは……」
「聖上があなた方を『征服に協力した』と虚言にて救ったではありませんか」
町長の息が止まった。何故、その最重要機密を?
「ルガーン人による支配に協力したあなた方など、民衆によって八つ裂きにされて当然の裏切り者ではありませんか。しかし行政ができる人材を死なせては国が建ちません。ですから聖上はお救いになられた。あなた方は事実ではなく、嘘によって生かされている、違いますか?」
肯定することも否定することもできず、町長は硬直してしまった。ウォルケンはなおも言葉を続ける。
「あと、もう一つ働いていただきましょう。この件は執政院に報告してください。連邦政府内の共通認識、政治顧問派遣論が主流であることも含めて」
「しょ、承知しました」
「それと、これはついでの時で構いませんが、貴国で『過労死した』要人の中に『立場を利用して私腹を肥やした忘恩の輩がいる』と見る者が連邦政府内で増えています。よって――」
全身の血が足下まで降りた。
町長は確信した。これこそ彼の本来の目的なのだ。リンカの件こそ、たまたま重なった「ついで」に過ぎない。
「そ、その様な事実は断じて、断じてありません!」
「――だと良いのですが、執政院議員にも過労死された方がおられるので『闇に葬ったのではないか』ともっぱらの噂です。つきまして、ついでの時で構いませんので、綱紀粛正を確認しあってください」
「執政院からご説明を――」
「不要です。過去の事実より、これからの行いの方が重要ですから」
「聖上の大恩に報いる為に、残りの人生を全て捧げて尽くします。忘恩の輩など、我が国には一人たりともおりません!」
「それを聞いてやっと安心できます」
そうウォルケンは微笑んだ。
しかし町長は生きた心地がしない。
本来連邦政府の要人は首都の執政院が対応するもので、一介の町長では手に余る。しかも突然現れた要人の用件が「先ほどの演奏をした吟遊詩人に会いたい」なので唖然としたものだ。連邦政府にも変人がいるのだ、などと思っていたら「逆賊」の一言で心臓を凍り付かせられ、今のやり取りで心臓が掴み潰された。
背民者たちの真相がもし外に漏れたら、怒り狂った民衆たちによって新興国は滅んでしまう。当然連邦政府内でも知る者は限られているはず。その極秘情報を知る以上、ウォルケンは大王陛下の側近か、諜報機関の人間以外に考えられない。
町長は確信した。
これは行政指導などではない。最後通牒だ。
一介の町長にできるのは、首都に報告をあげるくらいしかない。
もしその重要案件が握り潰されでもしたら、オライア共和国は自治権を取り上げられるだろう。
(まさか、それを見越して地方から情報を伝えさせるのか?)
たとえ報告が無事届いて――伝達時間も査定の内だ――執政院が最善の決定をしたとしても、時間がかかったら結果は同じかもしれない。
(我々は、祖国を次の世代に引き渡せるだろうか?)
脂汗を垂らす町長を余所に、酔狂な要人は窓に向かってつぶやいていた。
「察しの悪い人との会話は疲れますね。国を采配するには最低限、あの少年くらいの抜け目無さが欲しいところです」
独り言なので町長は聞こえない振りをした。
窓の外は既に暗くなっている。
♪
町役場を出た途端にトゥシェが立ち止まったので、後に続いていたラッドはぶつかりかけた。
「危なっ」
「……誰だ?」
トゥシェは広場の暗がりに杖を向けている。
「あたくしですわ」
路地から娘が出てきた。スカーフで顔が隠れて見えないが、印象的な声だ。喉が鍛えられているだけでなく、天性の声質でもある。
トウシェが杖を引いた。
「知り合いか?」
「……レラーイ=ハルトーだ」
「え?」
スカーフの陰から歌姫の顔が出てきた。先ほどとは打って変わってしおらしげで、ラッドの心臓が暴れだす。
「ラドバーン=キースキンさんですわね?」
「は、い……」
商売道具の舌が動かない。
「この度は大変なご迷惑をおかけしましたこと、心からお詫び申しあげますわ」
そう言って、オライアの至宝と謳われた国一番の歌姫が、音楽家として最底辺で堅気ですらない吟遊詩人風情に、頭を下げたのだ。
驚きが過ぎてラッドは完全に固まった。
間近で見るレラーイの顔は女神像のように整っていて、心が引き込まれる。
手が握られた瞬間、心臓が破裂しかけた。
「どうか許してくださいまし」
ラッドは請われるままに頷いた。
「は、はい」
「嬉しい」
顔をほころばせる様は大輪の花が咲くようで、頭まで破裂しそうになる。
手を放されてもラッドは何も考えられず、陶然としたままだった。
「その様子ですと、残念な結果でしたのね?」
「……町は先生を黄金の夜明け旅団の協力者として連盟に通報します」
「責任の一端はあたくしにもありましてよ。祖父に動いてくださるよう頼みますわ」
「……頼む」
「それと、できればリンカさんに直接お詫びしたいところですが、無理そうなので言伝をお願いできまして?」
「……構わない」
「子供が謝りに来ましたの。自分が近くにいたこと、怖くて逃げたこと、全てを打ち明けましたわ。ですので舞台装置破損と公演の延期は、リンカさんに責任が無いと判明しましてよ。ですので、彼女に放った全ての言葉を謝罪いたしますわ。それと、こちらをお渡しくださいまし」
レラーイは封筒をトゥシェに手渡した。
「今後はどうなさいますの?」
「……先生が旅団の仲間ではないと証明する。戦って」
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