23 / 42
南の国へ
5
しおりを挟む
3人が村を出ようとしたところ、一人の村人が話しかけてきた。
「これ、やる」手には何やらリップクリームのような物を持って渡してきた。
ジャックがそれを受け取った。
「おお、前の雪国でちょうど唇が割れていたところだ。ありがとな」キャップを取って唇に塗った。
じわーっと気持ちよくなってきた。
?
普通のリップクリームではないようだ。
「それ、ニコチン入りのやつ。南国ではみんなやってる」村人が指さして言った。
確かにタバコを吸ったときの感じに似ている。
「俺タバコやめたんだよー。ヨシキ、お前にやる」ジャックはヨシキに手渡した。
「タバコか。数年吸ってないがたまには悪くないな」ヨシキは唇に塗った。
「あら、私はいらないわ。タバコは美容の敵よ」ゼロはそれを眺めながら言った。
「また欲しくなったらいつでも言え」村人は去っていった。
3人は村を出て、島を荒らしているアンドロイド探しに出た。
村長に車を借りて、島中を周ることにした。
島にはズンドバ村を含めて3つの村がある。
ズンドバ村より西にあるボッテ村。
そして、ボッテ村よりももっと西にあるビョール村。
ボッテ村には武器屋があると村長に聞いた。
まずはそこへ行き、新しい武器を調達することにした。
西へ車を走らせる。
「これ、やる」手には何やらリップクリームのような物を持って渡してきた。
ジャックがそれを受け取った。
「おお、前の雪国でちょうど唇が割れていたところだ。ありがとな」キャップを取って唇に塗った。
じわーっと気持ちよくなってきた。
?
普通のリップクリームではないようだ。
「それ、ニコチン入りのやつ。南国ではみんなやってる」村人が指さして言った。
確かにタバコを吸ったときの感じに似ている。
「俺タバコやめたんだよー。ヨシキ、お前にやる」ジャックはヨシキに手渡した。
「タバコか。数年吸ってないがたまには悪くないな」ヨシキは唇に塗った。
「あら、私はいらないわ。タバコは美容の敵よ」ゼロはそれを眺めながら言った。
「また欲しくなったらいつでも言え」村人は去っていった。
3人は村を出て、島を荒らしているアンドロイド探しに出た。
村長に車を借りて、島中を周ることにした。
島にはズンドバ村を含めて3つの村がある。
ズンドバ村より西にあるボッテ村。
そして、ボッテ村よりももっと西にあるビョール村。
ボッテ村には武器屋があると村長に聞いた。
まずはそこへ行き、新しい武器を調達することにした。
西へ車を走らせる。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説



【完結】愛も信頼も壊れて消えた
miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」
王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。
無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。
だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。
婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。
私は彼の事が好きだった。
優しい人だと思っていた。
だけど───。
彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。
※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。
【SF短編】エリオの方舟
ミカ塚原
SF
地球全土を襲った二一世紀の「大破局」から、約二〇〇年後の世界。少年エリオ・マーキュリーは世界で施行された「異常才覚者矯正法」に基づいて、大洋に浮かぶ孤島の矯正施設に収容された。無為な労働と意識の矯正を強いられる日々の中で、女性教官リネットとの出会いが、エリオを自らの選択へ導いてゆく。


元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
西涼女侠伝
水城洋臣
歴史・時代
無敵の剣術を会得した男装の女剣士。立ち塞がるは三国志に名を刻む猛将馬超
舞台は三國志のハイライトとも言える時代、建安年間。曹操に敗れ関中を追われた馬超率いる反乱軍が涼州を襲う。正史に残る涼州動乱を、官位無き在野の侠客たちの視点で描く武侠譚。
役人の娘でありながら剣の道を選んだ男装の麗人・趙英。
家族の仇を追っている騎馬民族の少年・呼狐澹。
ふらりと現れた目的の分からぬ胡散臭い道士・緑風子。
荒野で出会った在野の流れ者たちの視点から描く、錦馬超の実態とは……。
主に正史を参考としていますが、随所で意図的に演義要素も残しており、また武侠小説としてのテイストも強く、一見重そうに見えて雰囲気は割とライトです。
三國志好きな人ならニヤニヤ出来る要素は散らしてますが、世界観説明のノリで注釈も多めなので、知らなくても楽しめるかと思います(多分)
涼州動乱と言えば馬超と王異ですが、ゲームやサブカル系でこの2人が好きな人はご注意。何せ基本正史ベースだもんで、2人とも現代人の感覚としちゃアレでして……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる