ヨシキとゼロ

ミミヨシ

文字の大きさ
上 下
19 / 42
南の国へ

1

しおりを挟む
降り立った3人はまず気温の暑さに驚いた。
「いやー北から南へ一気に来ると暑さにびっくりするぜ」ジャックは袖で額の汗を拭った。
外の気温は30度を超えていた。ピーク城の周辺の気温は氷点下だったから体調も悪くなりそうだ。
「まずはボンゴ族の族長に挨拶へ向かおう。タクシーを呼ぶ」ヨシキは携帯電話で空港までタクシーを呼んだ。
10分ほどでタクシーが到着した。
3人は車に乗り込んだ。
「ボンゴ族のいる村まで頼む」ヨシキが運転手に伝えた。
ハイ。タクシーは走り出した。
「車の中はクーラーが効いてていいわ」ゼロは冷風が出ている通気口に顔を近づけた。
ボンゴ族のいる村までは車で1時間くらいかかる。3人は運転手と地元のディープな話など談笑しながらリラックスした雰囲気で到着を待った。
しおりを挟む

処理中です...