ヨシキとゼロ

ミミヨシ

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世界の終わり

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ヨシキ達は正門から堂々と城へ入った。
門番はもう何も言わず通してくれた。
城までの長い道を通ってピーク城へ入っていった。
少女をまずは小屋の爺さんのところへ届けた。
爺さんは「王様、ありがとう」と泣いて喜んだ。
その後、3人と1匹は女王の元へ向かった。
「ヨシキ、洞窟のアンドロイドを制圧してくれたのね」女王は喜んで言った。
そしてお付きの者が酒と豪華な料理を振舞った。
ヨシキ達は散々飲み食いし、その夜は城の中の部屋を貸してくれて、寝た。
次の日、ジャックとゼロは城下町へ繰り出した。
「あそこに銭湯があるぞ、行くか」ジャックが言った。
「いいわね」
ジャックとゼロは銭湯へ入っていった。
男風呂と女風呂が分かれていて二人は男風呂へ入っていった。
ジャックはロッカールームで服を脱ぎ、ゼロも恥ずかしそうにこっそりと服を脱いだ。
「私は後から入るわ」
「ああ。そうか」
ジャックは風呂へのドアを開けて入っていった。
ゼロはその後でこそこそと入っていく。
中は大勢の人であふれかえっていた。
ゼロは少し恥ずかしそうに一番大きい風呂に入った。
「あー、しみるわー」
ジャックはジャグジー風呂でくつろいでいた。
「おい、ゼロ。こっちも気持ちいいぞ」
二人はゆっくりと風呂を楽しんだ。
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