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世界の終わり
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夜、ヨシキとゼロは酒場へ町長の家を後にして酒屋へ向かった。
カラーン。ヨシキがドアを開けた。
「よう、待ってたぞ」ジャックが手を上げて言った。
ヨシキとゼロはジャックの隣に座った。
「マスター、この二人にウイスキーだ」ジャックは店主に注文した。
「今日はありがとな。たまに奴らがこんな町にも来るんだ。その度に俺が倒してるんだよ」ジャックは水割りを傾けながら言った。
「そうなのか、奴らはどこにでも現れるからな」ヨシキが言った。
はいよ、店主は二人の前にグラスを置きウイスキーを注いだ。
「あなたもなかなか強いのね。惚れちゃいそう。うふふ」ゼロはウイスキーを一口呑んだ。
「でもあんた、俺たちについて来て本当にいいのか?何があるか分からんぞ」ヨシキは言った。
「ああ、俺を舐められちゃ困るな。この町一番の腕前だぞ?そんな事気にしない。それより奴らには腹が立ってたところだ」ジャックは水割りを飲み干した。
「そうか、心強い」ヨシキはウイスキーをじっくりと口に含めた。
その夜は3人で過去のことや色々と話しをして盛り上がった。
カラーン。ヨシキがドアを開けた。
「よう、待ってたぞ」ジャックが手を上げて言った。
ヨシキとゼロはジャックの隣に座った。
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「そうなのか、奴らはどこにでも現れるからな」ヨシキが言った。
はいよ、店主は二人の前にグラスを置きウイスキーを注いだ。
「あなたもなかなか強いのね。惚れちゃいそう。うふふ」ゼロはウイスキーを一口呑んだ。
「でもあんた、俺たちについて来て本当にいいのか?何があるか分からんぞ」ヨシキは言った。
「ああ、俺を舐められちゃ困るな。この町一番の腕前だぞ?そんな事気にしない。それより奴らには腹が立ってたところだ」ジャックは水割りを飲み干した。
「そうか、心強い」ヨシキはウイスキーをじっくりと口に含めた。
その夜は3人で過去のことや色々と話しをして盛り上がった。
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