9 / 61
9
しおりを挟む
「そうじゃ、最近退屈していたところだからな」
男はニヤリと笑った。
(怪しい爺さんだな)
タカテルは警戒したが他に情報を手に入れる方法がないため仕方なく承諾することにした。
「わかりました、それでしたら話し相手になってあげますよ」
「おお!そうかそうか、ありがたいわい!」
男はとても嬉しそうな表情を浮かべた。
それから三人で会話をすることになった。しかしその内容はほとんどセリーナの質問に答えるだけであった。
「それであなたは一体何をしている方なんですか?」
「ふむ、わしは見ての通り研究をしておる」
「研究ってことは学者さんか何かですか?」
「いや違う、ただ単に趣味としてやっておることじゃ」
「へぇー、ちなみに何をしてるんですか?」
「わしは様々な生物の生態を研究しているのじゃよ」
「いろんな生き物の生態を研究するなんてすごいですね!」
「そうでもないさ、それにしても君たちは若いのによく勉強しておるようじゃな」
「は、はい!そうですかね!」
タカテルは照れ臭くなった。
「ところで君たち、ここに来るまで随分と大変だったようじゃないか」
「どうしてそれを?」
「この町にはそれなりに情報が入ってくるからのう」
「すごいですね……」
「まあ、そういうものじゃよ」
「でも私たちが会ったのは本当に偶然なんですよね?」
「そうかもしれんな、しかしこういうこともよくあるのじゃ」
「なるほど……」
タカテルは感心していた。
「おっと、そろそろ時間切れのようだな」
「もうそんな時間でしたか」
「また機会があれば会おうではないか」
「そうですね、その時はよろしくお願いします」
「ああ、楽しみにしておるぞい」
そうしてタカテルとセリーナは小屋を出た。
「なかなか有意義な時間を過ごせたな」
「そうですね、でもちょっと疲れましたね」
「ああ、俺もクタクタだよ」
「今日はゆっくり休みましょうか」
「そうだな、宿屋に行くか」
二人は宿に向かって歩き始めた。
次の日、二人は朝早くから起きて町の外へ出かけていた。
「あの竜について調べるためですね?」
「まあな、あいつが何者なのか知る必要があるからな」
「確かにそうですよね」
「まずは昨日の場所に行ってみるか」
「わかりました」
二人は森の中を進んでいった。しばらく歩いていると大きな岩の前にたどり着いた。
「やっぱりここで間違いなさそうですね」
「だな、とりあえず調査するか」
「ええ、そうしましょう」
二人は竜の痕跡を探すことにした。すると足跡のようなものを見つけた。それは巨大な生物のものというよりは人間の子供のもののように見えた。
「これはどういうことだ?」
「人間のものが混じっているということでしょうか?」
「わからないな、とにかくもう少し探してみよう」
「はい」
その後も痕跡を探し続けたが特に見つかることはなかった。「おかしいな……」
「何かあったんでしょうか?」
「わからない、だが何かあったのかもしれないな」
二人は少し焦り始めていた。
「もしかしたら別の場所に移動したのかもな」
「そうかも知れませんね」
「だとすれば面倒なことになるぞ」
「そうですね、急いで探しに行きましょう」
二人がその場を離れようとした時、遠くの方で悲鳴が聞こえてきた。
「今の音は!?」
「まさか……!」
二人は慌てて音のする方に走った。するとそこにはあの竜の姿があった。
「あれは!?」「もしかして例の!?」
タカテル達はすぐに武器を構えた。すると竜はこちらの存在に気付いたようで二人を見て襲いかかってきた。
「くっ!やるしかない!」
タカテル達は戦闘態勢に入った。
「行くぜ!」
タカテル達は一斉に攻撃を開始した。
「オラァッ!」
タカテルは竜に斬りかかった。しかしその一撃は竜に防がれてしまった。
「こいつは硬いな……」
「タカテルさん、私が援護するので攻撃を集中させてください!」
「わかった!」
タカテルは一旦後ろに下がった。そしてセリーナが矢を放ち注意を引きつけた。その隙にタカテルが攻撃を仕掛けた。
「よし、今だ!」
タカテルの斬撃が命中し、竜は怯んだ。
「セリーナ、頼む!」
「任せてください!」
セリーナは再び矢を放った。今度は見事に頭部に命中した。
「いいぞセリーナ!そのまま動きを止めてくれ!」
タカテルはそう言うと再び接近して攻撃を仕掛けた。
「これで終わりだ!」
タカテルは渾身の力を込めて剣を振り下ろした。
「グオオオオッ!!」
竜は断末魔を上げてその場に倒れた。
「やった……!」
「何とか倒しましたね」
「ああ、だけどまだ油断はできないぞ」
「そうですね、とりあえずこの場から離れましょう」
「そうだな」
タカテルは竜を担ぎ上げて森を抜け出そうとした。
「よし、あとはこの山を降りるだけだな」
「はい、早く戻りましょう」
二人は急ぎ足で下山を始めた。
その頃、町では異変が起きていた。
「おい、誰かいないか!」
「返事をしてくれー!」
町のあちこちから叫び声が響いていた。
「一体何事じゃ?」
老人は窓から外の様子を眺めながら呟いた。
「爺さん!大変だ!町の人間が全員消えちまった!」
「なんと!そんなことがあるはずなかろう!」
「本当なんだ!俺たちも最初は冗談かと思ったけどどうやらマジみたいだ」
「なんという……」
「だから今はみんな必死になって捜索してるよ」
「うむ、わしたちも協力しようではないか」
「助かるよ、それじゃあ行こう」
「そうじゃな」
二人は部屋を出て外へ出た。すると目の前には一人の男が立っていた。
男はニヤリと笑った。
(怪しい爺さんだな)
タカテルは警戒したが他に情報を手に入れる方法がないため仕方なく承諾することにした。
「わかりました、それでしたら話し相手になってあげますよ」
「おお!そうかそうか、ありがたいわい!」
男はとても嬉しそうな表情を浮かべた。
それから三人で会話をすることになった。しかしその内容はほとんどセリーナの質問に答えるだけであった。
「それであなたは一体何をしている方なんですか?」
「ふむ、わしは見ての通り研究をしておる」
「研究ってことは学者さんか何かですか?」
「いや違う、ただ単に趣味としてやっておることじゃ」
「へぇー、ちなみに何をしてるんですか?」
「わしは様々な生物の生態を研究しているのじゃよ」
「いろんな生き物の生態を研究するなんてすごいですね!」
「そうでもないさ、それにしても君たちは若いのによく勉強しておるようじゃな」
「は、はい!そうですかね!」
タカテルは照れ臭くなった。
「ところで君たち、ここに来るまで随分と大変だったようじゃないか」
「どうしてそれを?」
「この町にはそれなりに情報が入ってくるからのう」
「すごいですね……」
「まあ、そういうものじゃよ」
「でも私たちが会ったのは本当に偶然なんですよね?」
「そうかもしれんな、しかしこういうこともよくあるのじゃ」
「なるほど……」
タカテルは感心していた。
「おっと、そろそろ時間切れのようだな」
「もうそんな時間でしたか」
「また機会があれば会おうではないか」
「そうですね、その時はよろしくお願いします」
「ああ、楽しみにしておるぞい」
そうしてタカテルとセリーナは小屋を出た。
「なかなか有意義な時間を過ごせたな」
「そうですね、でもちょっと疲れましたね」
「ああ、俺もクタクタだよ」
「今日はゆっくり休みましょうか」
「そうだな、宿屋に行くか」
二人は宿に向かって歩き始めた。
次の日、二人は朝早くから起きて町の外へ出かけていた。
「あの竜について調べるためですね?」
「まあな、あいつが何者なのか知る必要があるからな」
「確かにそうですよね」
「まずは昨日の場所に行ってみるか」
「わかりました」
二人は森の中を進んでいった。しばらく歩いていると大きな岩の前にたどり着いた。
「やっぱりここで間違いなさそうですね」
「だな、とりあえず調査するか」
「ええ、そうしましょう」
二人は竜の痕跡を探すことにした。すると足跡のようなものを見つけた。それは巨大な生物のものというよりは人間の子供のもののように見えた。
「これはどういうことだ?」
「人間のものが混じっているということでしょうか?」
「わからないな、とにかくもう少し探してみよう」
「はい」
その後も痕跡を探し続けたが特に見つかることはなかった。「おかしいな……」
「何かあったんでしょうか?」
「わからない、だが何かあったのかもしれないな」
二人は少し焦り始めていた。
「もしかしたら別の場所に移動したのかもな」
「そうかも知れませんね」
「だとすれば面倒なことになるぞ」
「そうですね、急いで探しに行きましょう」
二人がその場を離れようとした時、遠くの方で悲鳴が聞こえてきた。
「今の音は!?」
「まさか……!」
二人は慌てて音のする方に走った。するとそこにはあの竜の姿があった。
「あれは!?」「もしかして例の!?」
タカテル達はすぐに武器を構えた。すると竜はこちらの存在に気付いたようで二人を見て襲いかかってきた。
「くっ!やるしかない!」
タカテル達は戦闘態勢に入った。
「行くぜ!」
タカテル達は一斉に攻撃を開始した。
「オラァッ!」
タカテルは竜に斬りかかった。しかしその一撃は竜に防がれてしまった。
「こいつは硬いな……」
「タカテルさん、私が援護するので攻撃を集中させてください!」
「わかった!」
タカテルは一旦後ろに下がった。そしてセリーナが矢を放ち注意を引きつけた。その隙にタカテルが攻撃を仕掛けた。
「よし、今だ!」
タカテルの斬撃が命中し、竜は怯んだ。
「セリーナ、頼む!」
「任せてください!」
セリーナは再び矢を放った。今度は見事に頭部に命中した。
「いいぞセリーナ!そのまま動きを止めてくれ!」
タカテルはそう言うと再び接近して攻撃を仕掛けた。
「これで終わりだ!」
タカテルは渾身の力を込めて剣を振り下ろした。
「グオオオオッ!!」
竜は断末魔を上げてその場に倒れた。
「やった……!」
「何とか倒しましたね」
「ああ、だけどまだ油断はできないぞ」
「そうですね、とりあえずこの場から離れましょう」
「そうだな」
タカテルは竜を担ぎ上げて森を抜け出そうとした。
「よし、あとはこの山を降りるだけだな」
「はい、早く戻りましょう」
二人は急ぎ足で下山を始めた。
その頃、町では異変が起きていた。
「おい、誰かいないか!」
「返事をしてくれー!」
町のあちこちから叫び声が響いていた。
「一体何事じゃ?」
老人は窓から外の様子を眺めながら呟いた。
「爺さん!大変だ!町の人間が全員消えちまった!」
「なんと!そんなことがあるはずなかろう!」
「本当なんだ!俺たちも最初は冗談かと思ったけどどうやらマジみたいだ」
「なんという……」
「だから今はみんな必死になって捜索してるよ」
「うむ、わしたちも協力しようではないか」
「助かるよ、それじゃあ行こう」
「そうじゃな」
二人は部屋を出て外へ出た。すると目の前には一人の男が立っていた。
0
お気に入りに追加
377
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された私は、処刑台へ送られるそうです
秋月乃衣
恋愛
ある日システィーナは婚約者であるイデオンの王子クロードから、王宮敷地内に存在する聖堂へと呼び出される。
そこで聖女への非道な行いを咎められ、婚約破棄を言い渡された挙句投獄されることとなる。
いわれの無い罪を否定する機会すら与えられず、寒く冷たい牢の中で断頭台に登るその時を待つシスティーナだったが──
他サイト様でも掲載しております。
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
価値がないと言われた私を必要としてくれたのは、隣国の王太子殿下でした
風見ゆうみ
恋愛
「俺とルピノは愛し合ってるんだ。君にわかる様に何度も見せつけていただろう? そろそろ、婚約破棄してくれないか? そして、ルピノの代わりに隣国の王太子の元に嫁いでくれ」
トニア公爵家の長女である私、ルリの婚約者であるセイン王太子殿下は私の妹のルピノを抱き寄せて言った。
セイン殿下はデートしようといって私を城に呼びつけては、昔から自分の仕事を私に押し付けてきていたけれど、そんな事を仰るなら、もう手伝ったりしない。
仕事を手伝う事をやめた私に、セイン殿下は私の事を生きている価値はないと罵り、婚約破棄を言い渡してきた。
唯一の味方である父が領地巡回中で不在の為、婚約破棄された事をきっかけに、私の兄や継母、継母の子供である妹のルピノからいじめを受けるようになる。
生きている価値のない人間の居場所はここだと、屋敷内にある独房にいれられた私の前に現れたのは、私の幼馴染みであり、妹の初恋の人だった…。
※8/15日に完結予定です。
※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。
※中世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物などは現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観ですのでご了承くださいませ。
【完結】私はいてもいなくても同じなのですね ~三人姉妹の中でハズレの私~
紺青
恋愛
マルティナはスコールズ伯爵家の三姉妹の中でハズレの存在だ。才媛で美人な姉と愛嬌があり可愛い妹に挟まれた地味で不器用な次女として、家族の世話やフォローに振り回される生活を送っている。そんな自分を諦めて受け入れているマルティナの前に、マルティナの思い込みや常識を覆す存在が現れて―――家族にめぐまれなかったマルティナが、強引だけど優しいブラッドリーと出会って、少しずつ成長し、別離を経て、再生していく物語。
※三章まで上げて落とされる鬱展開続きます。
※因果応報はありますが、痛快爽快なざまぁはありません。
※なろうにも掲載しています。
領主の妻になりました
青波鳩子
恋愛
「私が君を愛することは無い」
司祭しかいない小さな教会で、夫になったばかりのクライブにフォスティーヌはそう告げられた。
===============================================
オルティス王の側室を母に持つ第三王子クライブと、バーネット侯爵家フォスティーヌは婚約していた。
挙式を半年後に控えたある日、王宮にて事件が勃発した。
クライブの異母兄である王太子ジェイラスが、国王陛下とクライブの実母である側室を暗殺。
新たに王の座に就いたジェイラスは、異母弟である第二王子マーヴィンを公金横領の疑いで捕縛、第三王子クライブにオールブライト辺境領を治める沙汰を下した。
マーヴィンの婚約者だったブリジットは共犯の疑いがあったが確たる証拠が見つからない。
ブリジットが王都にいてはマーヴィンの子飼いと接触、画策の恐れから、ジェイラスはクライブにオールブライト領でブリジットの隔離監視を命じる。
捜査中に大怪我を負い、生涯歩けなくなったブリジットをクライブは密かに想っていた。
長兄からの「ブリジットの隔離監視」を都合よく解釈したクライブは、オールブライト辺境伯の館のうち豪華な別邸でブリジットを囲った。
新王である長兄の命令に逆らえずフォスティーヌと結婚したクライブは、本邸にフォスティーヌを置き、自分はブリジットと別邸で暮らした。
フォスティーヌに「別邸には近づくことを許可しない」と告げて。
フォスティーヌは「お飾りの領主の妻」としてオールブライトで生きていく。
ブリジットの大きな嘘をクライブが知り、そこからクライブとフォスティーヌの関係性が変わり始める。
========================================
*荒唐無稽の世界観の中、ふんわりと書いていますのでふんわりとお読みください
*約10万字で最終話を含めて全29話です
*他のサイトでも公開します
*10月16日より、1日2話ずつ、7時と19時にアップします
*誤字、脱字、衍字、誤用、素早く脳内変換してお読みいただけるとありがたいです
【コミカライズ決定】地味令嬢は冤罪で処刑されて逆行転生したので、華麗な悪女を目指します!~目隠れ美形の天才王子に溺愛されまして~
胡蝶乃夢
恋愛
婚約者である王太子の望む通り『理想の淑女』として尽くしてきたにも関わらず、婚約破棄された挙句に冤罪で処刑されてしまった公爵令嬢ガーネット。
時間が遡り目覚めたガーネットは、二度と自分を犠牲にして尽くしたりしないと怒り、今度は自分勝手に生きる『華麗な悪女』になると決意する。
王太子の弟であるルベリウス王子にガーネットは留学をやめて傍にいて欲しいと願う。
処刑された時、留学中でいなかった彼がガーネットの傍にいることで運命は大きく変わっていく。
これは、不憫な地味令嬢が華麗な悪女へと変貌して周囲を魅了し、幼馴染の天才王子にも溺愛され、ざまぁして幸せになる物語です。
【完結】婚約破棄される前に私は毒を呷って死にます!当然でしょう?私は王太子妃になるはずだったんですから。どの道、只ではすみません。
つくも茄子
恋愛
フリッツ王太子の婚約者が毒を呷った。
彼女は筆頭公爵家のアレクサンドラ・ウジェーヌ・ヘッセン。
なぜ、彼女は毒を自ら飲み干したのか?
それは婚約者のフリッツ王太子からの婚約破棄が原因であった。
恋人の男爵令嬢を正妃にするためにアレクサンドラを罠に嵌めようとしたのだ。
その中の一人は、アレクサンドラの実弟もいた。
更に宰相の息子と近衛騎士団長の嫡男も、王太子と男爵令嬢の味方であった。
婚約者として王家の全てを知るアレクサンドラは、このまま婚約破棄が成立されればどうなるのかを知っていた。そして自分がどういう立場なのかも痛いほど理解していたのだ。
生死の境から生還したアレクサンドラが目を覚ました時には、全てが様変わりしていた。国の将来のため、必要な処置であった。
婚約破棄を宣言した王太子達のその後は、彼らが思い描いていたバラ色の人生ではなかった。
後悔、悲しみ、憎悪、果てしない負の連鎖の果てに、彼らが手にしたものとは。
「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルバ」にも投稿しています。
なんで私だけ我慢しなくちゃならないわけ?
ワールド
恋愛
私、フォン・クラインハートは、由緒正しき家柄に生まれ、常に家族の期待に応えるべく振る舞ってまいりましたわ。恋愛、趣味、さらには私の将来に至るまで、すべては家名と伝統のため。しかし、これ以上、我慢するのは終わりにしようと決意いたしましたわ。
だってなんで私だけ我慢しなくちゃいけないと思ったんですもの。
これからは好き勝手やらせてもらいますわ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる