あなたにとって一番辛いと思われる復讐をご用意させていただきました

asami

文字の大きさ
上 下
71 / 89

第六十九話

しおりを挟む
 以前おそらく在宅ワークの求人に応募したものだと思われる(いろいろ応募してるし結構前のものだからはっきりとした内容や職種までは覚えていない)ものについて求人サイトからこのような返事が来た。

ご応募された求人: ○○株式会社、株式会社××、株式会社うんたらかんたら、株式会社ほにゃらら、株式会社ピーなんとか

当社にて調査したところ、本求人は、上記の求人企業とは異なる第三者が名称を偽って掲載した求人である可能性があると判明しました。当社では、求人投稿の掲載基準を設けており、求人企業に対して適法な募集情報の記載を求めるとともに、掲載された求人情報に対して、求人情報の適正性の確保を目的とした複数の取り組みを実施しています。また、他社の採用管理サービスから(この求人サイト)上に転載された求人投稿については、掲載元である求人サービスにおいて一次的な事前審査が行われています。しかし、今回、実在企業情報の第三者による悪用により、本求人が掲載元及び(応募した求人サイト)の審査を通過し、応募可能な状態になっていました。

本求人については、すでに掲載を停止しており、現在、(応募した求人サイト)上で保存されている応募情報には外部から一切アクセスができない状態となっておりますが、それまでの間に当該第三者が応募情報(応募の際に提供された氏名、生年月日、性別、電話番号、エイリアス化されたメールアドレス)にアクセスした可能性があります。本求人の応募先を名乗る相手とのやりとりはただちに中止し、個人情報の提供、金品の支払い、物品の購入を持ちかけられる等、不審に思われるような連絡がある場合には、そうした要求に応じることがないようにご注意ください。

なお、本件については、警察等の関係機関への情報提供も行いながら調査を行っております。本メールにつきましては、上記の調査に影響が生じる可能性もありますので、SNSなどへの転載や他の方への転送はお控えいただき、取り扱いには十分にご注意いただけますようお願い申し上げます。

この度は、多大なるご心配・ご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。当社と致しましても審査体制を強化し、再発防止に努めて参ります。

また、本求人に関して不審な連絡があった場合は、必要に応じて警察等に情報提供を行いますので、以下のお問合せ先にご連絡いただけますよう、お願い申し上げます。

よく見てみると複数あるようでたしかに同じようなリモートワークの求人にいくつか応募した記憶があるようなないようなというかんじだが、多分国内で一番大きな求人サイトなのにこのような詐欺求人や闇バイトなどのようなものも普通な感じを装って掲載されてるとなると正直もうなにも応募しないほうが正しいんじゃないかと思うようになってきた今日この頃である。

「そうやってもっともらしい言い訳して逃げてんじゃねぇええええええええええええええええ!!」

ビリビリビリリリリィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

《完結》愛する人と結婚するだけが愛じゃない

ぜらいす黒糖
恋愛
オリビアはジェームズとこのまま結婚するだろうと思っていた。 ある日、可愛がっていた後輩のマリアから「先輩と別れて下さい」とオリビアは言われた。 ジェームズに確かめようと部屋に行くと、そこにはジェームズとマリアがベッドで抱き合っていた。 ショックのあまり部屋を飛び出したオリビアだったが、気がつくと走る馬車の前を歩いていた。

すべてを思い出したのが、王太子と結婚した後でした

珠宮さくら
恋愛
ペチュニアが、乙女ゲームの世界に転生したと気づいた時には、すべてが終わっていた。 色々と始まらなさ過ぎて、同じ名前の令嬢が騒ぐのを見聞きして、ようやく思い出した時には王太子と結婚した後。 バグったせいか、ヒロインがヒロインらしくなかったせいか。ゲーム通りに何一ついかなかったが、ペチュニアは前世では出来なかったことをこの世界で満喫することになる。 ※全4話。

皇太女の暇つぶし

Ruhuna
恋愛
ウスタリ王国の学園に留学しているルミリア・ターセンは1年間の留学が終わる卒園パーティーの場で見に覚えのない罪でウスタリ王国第2王子のマルク・ウスタリに婚約破棄を言いつけられた。 「貴方とは婚約した覚えはありませんが?」 *よくある婚約破棄ものです *初投稿なので寛容な気持ちで見ていただけると嬉しいです

もういいです、離婚しましょう。

うみか
恋愛
そうですか、あなたはその人を愛しているのですね。 もういいです、離婚しましょう。

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?

おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました! 皆様ありがとうございます。 「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」 眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。 「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」 ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。 ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視 上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。

泣きたいくらい幸せよ

仏白目
恋愛
アーリング王国の第一王女リディアは、幼い頃に国と国の繋がりの為に、シュバルツ王国のアインリヒ王太子と婚約者になった   お互い絵姿しか見た事がない関係、婚約者同士の手紙のやり取りも季節の挨拶程度、シュバルツ王国側から送られて来る手紙やプレゼントは代理の者がいるのだろう それはアーリング王国側もそうであったからだ  2年前にシュバルツ王国の国王は崩御して、アインリヒが国王になった 現在、リディア王女は15歳になったが、婚約者からの結婚の打診が無い 父のアーリング国王がシュバルツ王国にそろそろ進めないかと、持ちかけたがツレない返事が返ってきた  シュバルツ王国との縁を作りたいアーリング国王はリディアの美しさを武器に籠絡して来いと王命をだす。 『一度でも会えば私の虜になるはず!』と自信満々なリディア王女はシュバルツ王国に向かう事になった、私の美しさを引き立てる妹チェルシーを連れて・・・ *作者ご都合主義の世界観でのフィクションです。 **アインリヒsideも少しずつ書いてます

公爵令嬢を虐げた自称ヒロインの末路

八代奏多
恋愛
 公爵令嬢のレシアはヒロインを自称する伯爵令嬢のセラフィから毎日のように嫌がらせを受けていた。  王子殿下の婚約者はレシアではなく私が相応しいとセラフィは言うが……  ……そんなこと、絶対にさせませんわよ?

貧乏男爵家の末っ子が眠り姫になるまでとその後

空月
恋愛
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。 魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。 そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、その数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。 すると、キースの態度が豹変して……?

処理中です...