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第五十九話
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あれから近所にフォークリフトの工場の求人がいくつか出ていたのですべて応募してみることにした。おそらく同じ派遣会社がそれを公にせず代表者名だけを変えて出しているのだろうけれど文体などがあきらかにおなじものであったのですぐわかった。そしてしばらくすると電話が来たのでいつものように質問に答えていくと、また連絡すると言われてそのまま音沙汰無という感じである。まあこれも派遣あるあるで派遣だからおとすことはできないがフォークリフトの実務経験がないものはさすがに派遣先も避けたいだろうからこんなふうになかったことにして済ませるのである。
「わかってるん羅毎回毎回同じ失敗繰り返してるんじゃないわよ!!」
ビリビリビリリリリィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
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