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第四十七話
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車の販売店のアルバイトに応募した。車といっても今流行のSUVといわれる車種の専門店らしく自宅の近所にオープンするということだ。洗車や車の移動(ガレージ内や他店舗への搬送)やパソコンでのデータ入力のようなデスクワークに軽作業などがメインらしく時給が2000円近くだったのとオープン時は人を多くとるため受かりやすいと言われていたこともあり結構期待していた。行ってみると思っていたよりかなり広大なガレージと大きな建物に驚かされた。人もそれなりに多く社員が10人以上はおり、これからアルバイトでさらに10人以上雇うということであった。とくに変わった質問などもされず問題なく面接は進んでいったかんじだったが入れる日数や曜日について聞かれ、基本いつでも問題ないと答えると実際はシフトはあまり入れないかもしれないと言われたのと選考結果は後日ということでなんとなくいつも通りの展開になると思っていた。そして結果は予想通りである。これからもたくさんの人数を専攻するから結果を告げるのに時間がかかるようなことを言っていながら翌日に来た。結局面接の時点で落とすのは確定していたのだと思う。
自宅から電車で45分とかそこらぐらいの場所に重機オペレーターの求人が出ていたため迷わずすぐに応募した。
応募してから気づいたのだがそこは以前、工場内作業かなにかで応募していたところであった。まあ一年以上前の話だし職種も微妙に違うのだから何とかなるだろうと思っていたら翌日、面接日程については後日連絡するといったメールが来ただけでその後何日たっても連絡が来ることはなかった。前にもあったのだが応募して確認メールはすぐ来るのだがそのあとに向こうも応募者が以前面接した者だとわかるとそのまま無視するというやつである。せめてメールで一言でも不採用と書けばよいだけなのにそんなことをする価値すらないとでもいうのだろうか?
近所の重機や作業機械のリース店があることを知りそこがアルバイトを募集しているということでとりあえず応募してみた。そこでは一度履歴書と職務経歴書をメールで添付し、そのあとさらに面接前に紙の履歴書をもっていかないといけないうえ、面接でも向こうが用意した記入シートまで書かされるとというとんでもなくめんどうくさいことをやらされた。重機のリース会社といっても支店なので実際はユンボなどの重機はほとんどなくフォークリフトと作業用のトラックの運転などがほとんどだと言われた。とはいえ短距離なので精神的に楽そうなこともあり受かる気満々だったのだが結局履歴書は帰ってきた。
自宅から電車で45分とかそこらぐらいの場所に重機オペレーターの求人が出ていたため迷わずすぐに応募した。
応募してから気づいたのだがそこは以前、工場内作業かなにかで応募していたところであった。まあ一年以上前の話だし職種も微妙に違うのだから何とかなるだろうと思っていたら翌日、面接日程については後日連絡するといったメールが来ただけでその後何日たっても連絡が来ることはなかった。前にもあったのだが応募して確認メールはすぐ来るのだがそのあとに向こうも応募者が以前面接した者だとわかるとそのまま無視するというやつである。せめてメールで一言でも不採用と書けばよいだけなのにそんなことをする価値すらないとでもいうのだろうか?
近所の重機や作業機械のリース店があることを知りそこがアルバイトを募集しているということでとりあえず応募してみた。そこでは一度履歴書と職務経歴書をメールで添付し、そのあとさらに面接前に紙の履歴書をもっていかないといけないうえ、面接でも向こうが用意した記入シートまで書かされるとというとんでもなくめんどうくさいことをやらされた。重機のリース会社といっても支店なので実際はユンボなどの重機はほとんどなくフォークリフトと作業用のトラックの運転などがほとんどだと言われた。とはいえ短距離なので精神的に楽そうなこともあり受かる気満々だったのだが結局履歴書は帰ってきた。
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