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第七十一話
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夏休みが終わると、体育の授業の時冬のスキー教室の話がありました。
なんで大学でスキー教室なんかやるんだろうと思って聞いていると、スキー教室に一週間でると、それで何単位かでるので、体育の授業の出席がたりない人は必ず出るようにとの話でした。
体育は必修なので単位を落とすと留年だとか先輩にも言われたのを思い出しました。
今年はクラブの学園祭の準備で忙しいので、体育の授業をさぼって、その分スキー教室に出て単位をもらえばいいと私は思いつきました。
しかし、スキー教室にはお金がかかるので、学園祭で忙しくなる前にアルバイトをすることにしました。
学生課の掲示板でワープロの仕事をいろいろ探してみました。
ワープロの仕事はありまなかったのですが、何社か募集がありました。
どこにしようかと思いましたが、大学に近い方が便利だと思い一番近そうな所の電話をメモしました。
大学の公衆電話で電話してみると事務の女の子らしい声で、履歴書をもって面接に来て下さいと言われました。
翌日大学の授業が終わってから指定された場所にいくとみすぼらしいくらいに古いビルの五階でした。
係の人が出てきて履歴書を見ながらすこし世間話をしました。
それから何時から来られますかとか週何回とかの話をして、では結果は後日電話を差し上げますと言われました。
翌日電話があって明日から来て下さいと言われました。
スーツを着て来て下さいと言うのでいちおうそれらしい格好で行きました。
会議室で待っていると営業課長さんがでてきて名刺の束を渡されました。
一枚でいいのにと思っていると渡されたのは私の名刺でした。
なんで私の名前の入った名刺なんか渡されるのだろうと思って変に思っていると、これから共同システムハウスという会社に行くから一緒に来るようにとの話でした。
「君は内の社員ということにしてあるからね、そのつもりで」と言われました。
荷物もあるからとタクシーで共同システムハウスの会社まで行きました。
受付を通って中にはいるとソフトウェア開発部の基幹システム課の課長さんに紹介されました。
一応紹介されてからすぐ席に連れていかれました。
狭い部屋には机がたくさんならんでいて案内されたのはパソコンの前でした。
今度の新システムの設計書を、納品用にワープロで清書するのが仕事でした。
渡された分はそんなに多くなくて、これならゆっくりやってもすぐ終わると思いました。
マニュアルを読んでいると部長さんが「ちょっとお客さんにお茶を出してくれないか」と私のところに言いに来ました。
いつもお茶をいれている部長の秘書さんが今日は休んでいるからと言われました
お客さんは関西の大手の食品会社の社長さんだそうで、失礼のないように部長さんに言われました。
私は給湯室にいってお茶の道具を探してお茶の用意をして会議室にもっていきました。
時間になって帰ろうとすると「これから社長さんの接待につきあってほしい」と部長さんに言われました。
なんでも社長さんが私のことをとっても気に入ったそうです。
私は困ってしまいましたが断るわけにもいこないので行くことにしました。
車に社長さんと一緒に載せられてついたのは高級な料亭のようなところでした。
私は部長さんにお酌をするよう言われて社長さんのお酌を一生懸命しました。
ようやくお開きになったとき私は帰ろうとしましたがまだ二次会のカラオケがあるからとお客さんと一緒の車に乗せられました。
カラオケのあと帰りを送るからとまた社長さんと一緒の車に乗せられました。
車のなかで社長さんによりかかって寝ているうちに、ラブホテルに連れていかれました。
中に入ると部屋の真ん中に大きなダブルベッドがおいてありました。
ベッドの上には、ピンク色のレース模様のシーツがかけられていました。
天井にはシャンデリアがあって明かりがキラキラ輝いていました。
私の身体を襲う欲望は、嵐のような激しさでした。
社長さんの欲望は、楽しみを先に延ばしたいかのように、私の身体ををじらしながら開いてきました。
私の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けました。
私に許されたのは、望みを捨てて従属する快感に身をゆだねることだけでした。
社長さんの繰り返す律動は最後の時が近いことを私の身体に告げると、準備のための痙攣を小刻みに繰り返しました。
社長さんは私の身体を至福の楽園まで舞い上がらせると、快楽を楽しむ間も与えずに暗黒の谷間に突き落としました。
なんで大学でスキー教室なんかやるんだろうと思って聞いていると、スキー教室に一週間でると、それで何単位かでるので、体育の授業の出席がたりない人は必ず出るようにとの話でした。
体育は必修なので単位を落とすと留年だとか先輩にも言われたのを思い出しました。
今年はクラブの学園祭の準備で忙しいので、体育の授業をさぼって、その分スキー教室に出て単位をもらえばいいと私は思いつきました。
しかし、スキー教室にはお金がかかるので、学園祭で忙しくなる前にアルバイトをすることにしました。
学生課の掲示板でワープロの仕事をいろいろ探してみました。
ワープロの仕事はありまなかったのですが、何社か募集がありました。
どこにしようかと思いましたが、大学に近い方が便利だと思い一番近そうな所の電話をメモしました。
大学の公衆電話で電話してみると事務の女の子らしい声で、履歴書をもって面接に来て下さいと言われました。
翌日大学の授業が終わってから指定された場所にいくとみすぼらしいくらいに古いビルの五階でした。
係の人が出てきて履歴書を見ながらすこし世間話をしました。
それから何時から来られますかとか週何回とかの話をして、では結果は後日電話を差し上げますと言われました。
翌日電話があって明日から来て下さいと言われました。
スーツを着て来て下さいと言うのでいちおうそれらしい格好で行きました。
会議室で待っていると営業課長さんがでてきて名刺の束を渡されました。
一枚でいいのにと思っていると渡されたのは私の名刺でした。
なんで私の名前の入った名刺なんか渡されるのだろうと思って変に思っていると、これから共同システムハウスという会社に行くから一緒に来るようにとの話でした。
「君は内の社員ということにしてあるからね、そのつもりで」と言われました。
荷物もあるからとタクシーで共同システムハウスの会社まで行きました。
受付を通って中にはいるとソフトウェア開発部の基幹システム課の課長さんに紹介されました。
一応紹介されてからすぐ席に連れていかれました。
狭い部屋には机がたくさんならんでいて案内されたのはパソコンの前でした。
今度の新システムの設計書を、納品用にワープロで清書するのが仕事でした。
渡された分はそんなに多くなくて、これならゆっくりやってもすぐ終わると思いました。
マニュアルを読んでいると部長さんが「ちょっとお客さんにお茶を出してくれないか」と私のところに言いに来ました。
いつもお茶をいれている部長の秘書さんが今日は休んでいるからと言われました
お客さんは関西の大手の食品会社の社長さんだそうで、失礼のないように部長さんに言われました。
私は給湯室にいってお茶の道具を探してお茶の用意をして会議室にもっていきました。
時間になって帰ろうとすると「これから社長さんの接待につきあってほしい」と部長さんに言われました。
なんでも社長さんが私のことをとっても気に入ったそうです。
私は困ってしまいましたが断るわけにもいこないので行くことにしました。
車に社長さんと一緒に載せられてついたのは高級な料亭のようなところでした。
私は部長さんにお酌をするよう言われて社長さんのお酌を一生懸命しました。
ようやくお開きになったとき私は帰ろうとしましたがまだ二次会のカラオケがあるからとお客さんと一緒の車に乗せられました。
カラオケのあと帰りを送るからとまた社長さんと一緒の車に乗せられました。
車のなかで社長さんによりかかって寝ているうちに、ラブホテルに連れていかれました。
中に入ると部屋の真ん中に大きなダブルベッドがおいてありました。
ベッドの上には、ピンク色のレース模様のシーツがかけられていました。
天井にはシャンデリアがあって明かりがキラキラ輝いていました。
私の身体を襲う欲望は、嵐のような激しさでした。
社長さんの欲望は、楽しみを先に延ばしたいかのように、私の身体ををじらしながら開いてきました。
私の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けました。
私に許されたのは、望みを捨てて従属する快感に身をゆだねることだけでした。
社長さんの繰り返す律動は最後の時が近いことを私の身体に告げると、準備のための痙攣を小刻みに繰り返しました。
社長さんは私の身体を至福の楽園まで舞い上がらせると、快楽を楽しむ間も与えずに暗黒の谷間に突き落としました。
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