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第六十七話

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 春先になってすこし暖かくなってきたころ、母から手紙がありました。
なんだろうと思ってあけてみると、最近私の家の近くにコンビニが2件できたと書いてありました。
ちょうど私の実家の酒屋の坂の上と下に、店を挟むようしてコンビニが開店したため、店の売り上げは半分近くに減ってしまったそうです。
今までは、なんとか貯金を食いつぶして仕送りをしてきたけれど、とてももう続けられないと言うことでした。
私はもっとはやく言ってくれれば無駄使いしなかったのにと思いました。
いろいろと考えてみましたが、やはりアルバイトをするしかないと思いました。
一応は名門の女子大なので家庭教師をするのが一番だと思いました。
クラブの先輩に相談してみると、先輩が家庭教師をしている学生の友達の家で、家庭教師を捜しているからと教えてくれました。
先輩の評判がよくて、同じ大学の人に来て欲しいと頼まれたそうです。
さっそく電話してみると、会いたいからこれから来て欲しいと言われました。
教えられた道順をたどっていくと、大きなマンションにつきました。
随分と立派な作りで、かなり高級なマンションのようでした。
玄関のチャイムを鳴らすと、お母様らしい女性で出てきて奥の応接間に通されました。
あらかじめ用意してきた履歴書を渡すとお母様は丁寧に目を通していました。
出身地や、家族の事などを聞かれた後「残念だけど、家の娘とは性格が合わないから」と言って断られました。
私はがっかりして履歴書を受け取って帰り道を歩き始めました。
履歴書を見ただけなのに、娘と性格が合わないとか言われるのはどうにも納得できない話しでしたが、本当の理由は多分他にあるはずだと気が付きました。
きっと私が東京出身でないから嫌われたんだと思うと、なんだか悲しくて涙が出そうになりました。
大通りに出ようとして角を曲がるとちょうど目の前に喫茶店があるのが目に入りました。
一休みしてコーヒーを飲んでから席を立とうとすると、店の奥に「アルバイト募集」の張り紙が見えました。
これはちょうどいいと思ってさっそく店のマスターに声を掛けて「私アルバイトしたいんですけど」と言いながら履歴書を渡しました。
マスターはちょっとだけ履歴書をみただけで「ちょうど良かった、すぐにでも働いて貰えるかな」と言ってくれたので私は安心して胸が楽になりました。
翌日から夕方2時間ほどアルバイトすることになりました。



 一月ほどたって、アルバイト代を払ってもらいました。
金額を確かめると、約束より随分少ない金額でした。
マスターに問いただすと、遅刻があったのでその分引いてあるとの話でした。
いくらなんでも遅刻が何度かあっただけでこんなに差し引かれるのは酷いと私は泣きそうになってしまいました。
するとマスターはもっと金が欲しいなら、いくらでも金をだすといいます。
私がちゃんと払ってくださいと言うと、マスターはしてもらうことがあるといって、私の両肩をつかみました。
それから、私をカウンターに向かせると、後ろから私を抱きしめてきました。
マスターは後から私のお尻に手をあてがうとゆっくりと撫で上げてきました。
私は思わず声を上げようとしましたが、必死で我慢しました。
マスターはもう一方の手を私の左胸の下にあてがうと、軽く揺すりながら胸を揉み始めました。
私はどうしていいのか判らずに、ひたすら耐えつづけました。
やがて、マスターはゆっくりと体を離しました。
「どうだ、これで金になれば楽なもんだろう」と言いながらマスターは私にお金を渡しました。
しかし、それでも私にはお金がたりませんでした。
「まだ、金が欲しいだろう」とマスターがいいます。
このくらいでお金がもらえるならあと少しくらいは我慢してもいいと思い、私はうなずいて返事をしました。



 喫茶店の外にでると、しばらく歩いて小さなビルに入りました。
「ロペ」と小さな看板の出ている店のドアを入ると、古着の臭いが鼻につんと来ました。
細い通路の両脇には、ハンガーに掛かった古着らしい服がずっと奥まで続いていました。
私はなぜマスターが私を古着屋になんか連れてきたのかすぐには意図が分かりませんでした。
マスターにお尻を押されて店の中央まで来ると、壁一杯にセーラー服が沢山飾ってあり、その前の棚には使用済みのブルマーがいっぱい置いてあるのが目に入りました。
どうやらこの店は普通の古着屋ではないと気が付いて私は不安な気持ちになりました。
マスターがセーラー服を一着選ぶと、「包まなくてもいいから」と言いながらレジでお金を払っていました。
レジの前にはビデオのケースが並んでいて、女子高生のセーラー服姿を撮したビデオを売っているらしいと判りました。
マスターが私を手招きすると「これに着替えるんだ、今すぐだ」と言って私に今買ったばかりのセーラー服を差し出しました。
私はうっかりセーラー服なんかに着替えたら何をされるか判らないと思って「なんでですか」とマスターに言い返しました。
マスターは急に「おい、お前。俺に逆らえると思ってるのか」と怖い声で大声をだすと「このビデオを見てみろ」と言い出しました。
マスターが携帯を私に差し出すと私がさっきセクハラされた場面が写っているのが見えて私ははっとして息を飲みました。
「このビデオを学校に送ったら、どんな事になるのか判ってるだろう」
「お前はもう俺には一切逆らえないんだぜ、逆らったらどうなるのかよく考えてみるんだな」とマスターに言われて、私は飛んでもない事になったと気が付きました。
「早く着替えろ」とマスターに命じられて、私はセーラー服を受け取るとレジの側にある試着室に入りました。
着替えをすませて、鏡を確かめるとセーラー服のスカートは丈が極端に短くて恥ずかしくなりました。
試着室を出ると、マスターは私に小さな紫色の道具を渡しました。
手にとって見ると細長くて先が太くなったおかしな格好をした小さな道具で、スイッチが幾つもついていました。
何を渡されたのかすぐには判りませんでしたが、目の前の棚に一杯並んでいる大人のオモチャらしいと気が付いて私は思わず手から落としそうになりました。
「店長が使い方教えてくれるからな、使った事がなくても大丈夫安心しな」とマスターに言われましたが、一体なんのことか訳が分かりませんでした。
レジに居た店長が「大丈夫ですよ、女子高生の女の子はみんなこれで遊んでるんですよ、すぐに使い方は覚えますよ、私が手取足取り教えますからその通りにすれば良いんです。それにビデオを取ればお金にもなるんですよ、こんないい話一石二鳥でめったに無いですよ」と言い出しました。
どうやらセーラー服を着て、この大人のオモチャを使っている所をビデオに撮ればお金になるらしいと私はようやく気が付きました。
「それでいくら貰えるんですか」と私が店長に聞いてみると「たった5分で、10万円も貰えるんですよこんないい話ないでしょう」と話してくれました。
ビデオを取るだけでそんないいお金になるのならこれは断るのはもったいないと私はすっかりその気になりました。
店長に案内されて、レジの裏手の小部屋に入るとビデオカメラの前にソファーが置いてありました。
「とりあえず、そこに座ってもらえるかな」と店長に言われて私はソファーに浅く腰掛けました。
店長が部屋からでると、ビデオカメラの後に置いてある液晶テレビに店長の顔が映し出されました。
スピーカーから「じゃあ、言われたとおりにやって貰おうかな、まず足を少しだけ開いてご覧」と店長の声が聞こえてきました。
私が少しだけ足を開くと「うん、いいね、その調子、腿の内側を指で軽く撫でてご覧」と店長が指示を続けました。
私がそれっぽく腿の内を側を撫でると「そう、いつも一人でやってるようにすればいいんだよ、いつもの通りにすればいいんだ」と店長の声が聞こえてきました。
私はなんだか不思議な気分で急に体が熱くなってきました。
「バイブレータのスイッチを入れてご覧、軽く震えてくるからね」と店長に言われて私はバイブレータのスイッチを押しました。
バイブレータが私の手の中でプーンと振動を始めると、なんだか私は不安な気持ちになりました。
「大丈夫心配いらないから、バイブレータの先を腿の内側にそっと押し当ててご覧」と店長に言われて私は手にしたバイブレータの先端をそっと腿の内側に触れさせました。
ここちよい振動が私の腿に触れると急に体中が熱くなって、目眩がしてきました。
「そう、それでいいんだ、今度は一番感じるところに先端を押しつけて回してご覧」と店長に指示されて私はもう逆らえなくなっていました。
バイブレータの先端をそっとパンティーの上から敏感な所に触れされると、私の体は感電したように震えて止まらなくなりました。


 夢の様な時間が過ぎると、いつの間にかテレビの画面からは店長の姿が消えていました。
もう撮影は終わったらしいと思って、私が小部屋をでてレジの前に戻るとマスターの姿は見当たりませんでした。
店長に聞いてみると「お連れの男性は先に帰られましたよ」とあっけない返事でした。
私はセーラー服を着替えようと思って、着替え室のカーテンを開けると中年の男性がセーラー服を試着しているのが目に入りました。
もしかしてマスターかもと思って顔を確かめましたが全然知らない男性でした。
私はとてもこんなと所では着替えができないと思って、着替えの服を持って店を出ました。
どこか着替えをするのにちょうど良い場所はないかと探してみると、ちょうどすぐ先にケンタッキーがあるのが目に入りました。
お腹も空いていたのでケンタッキーに入るとコーヒーとチキンカツバーガーを頼みました。
空いている席を探して窓際のカウンターに座ると、着替える前に食事をすませた方がいいと思ってチキンカツバーガーを手にとって食べ始めました。
チキンカツバーガーを半分くらい食べ終えた頃に隣の席に中年の男が座りました。
男は私の横顔をじっと見つめると「今履いてるパンティー売ってくれませんか」と言い出しました。
私がびっくりして男の顔をよく見ると、どうやらさっきブルセラ店でセーラー服の試着をしていた男らしいと気が付いて寒気がしてきました。
男はいきなり私の着替えの入った紙袋の中に手をつっこむとバイブレータを手に掴んで「これいつも使ってるだろう、いまもパンティーびしょ濡れなんだろう」と言って目の前に差し出しました。
私はこんな男の相手はしていられないと思って席を立つと男の手が私のスカートを捲りあげました。
私は何とか男の手を振り払うと、すぐ目の前のトイレに駆け込みました。
ドアを閉めて息を潜めていると、私の携帯に着信がありました。
こんなときに何だろうと思って携帯を開けてみると、誰かがメールで写真を送りつけてきたのだと判りました。
写真を開いてみるとさっきブルセラ店で撮影した動画の一場面らしい写真でした。
すぐに音声の着信音が聞こえて、出てみると「ビデオを、学校に送ってもいいんだぜ、証拠のバイブレータも一緒に送ってやるぜ」と男の声が聞こえてきました。
男はすぐドアの向こうに立っているらしくて、男の声は携帯とドアの外から二重に響いてきました。
私はもう駄目だと観念して、ドアをそっと開けました。
男はすぐにドアの間からトイレの中に入り込んできました。
男は私の体に後から抱きつくと「今すぐパンティー脱ぐんだ、5万払うから、それなら良いだろう」と私の耳元で囁いてきました。
私は5万も貰えるなら、パンティーを脱いだ方がいいと思って、その場でスカートの下からパンティーを脱いで男に渡しました。
「一緒に来てもらうからな、大人しく言うことを聞くんだ、そうすればちゃんと金も払うし悪いようにはしない」と男に言われて私はしかたなく頷きました。



 ケンタッキーをでてしばらく歩くと大きなゲームセンターの前まで来ました。
男がゲームセンターの裏口から中に入ると、目の前にエレベーターが見えました。
エレベータに乗って最上階まで出ると、自動販売機が並んでいて奥にはゲーム機が見えました。
「こっちへ来るんだ」と男に促されてゲーム機の横を通り過ぎると、大きな吹き抜けの中央に階段がありました。
「この階段を一番下まで歩くんだ、下から丸見えだぜ」と男が口元に嫌らしい笑みを浮かべて私の耳元で囁いてきました。
目の前の階段は骨組みだけの吹き抜けになっていて、男が言った通りに下からはスカートの下が丸見えでした。
私は男の企みに気が付いて、膝が震えて止まらなく成りました。
男に背中を押されて私は階段に一歩足を踏み出しました。
一階のフロアから誰かが見上げているような気がして、私は怖くて下を見ることができませんでした。
「さっさと降りるんだ」と男が低い声で脅かすように私の後から囁いてきました。
私は男には逆らえないと覚悟を決めて、一歩ずつ階段を降りていきました。
一歩足を踏み出すたびにセーラー服のスカートの裾が揺れて恥ずかしくて死にそうな気分でした。
階段の中央の踊り場まで降りたとき、私は足が震えてもうとても歩けませんでした。
男が私のすぐ後から降りてくると「さっきのビデオを大学に送ってもいいのか、さっさと下まで降りるんだ」と囁きながら私のスカートの下に手を入れてお尻を撫で上げてきました。
私は思わず大声を上げそうになりましたが、必死で喉を押し殺すと階段をまた降り続けました。
一番したまで階段を降りきったとき、私は足が震えたままとても立って居られませんでした。
男がすぐ私の後から体を寄り添って来たので、私は振り向くと男の腕にしがみつきました。
「どうだ、このままじゃ帰れないだろう、どっかで二人っきりに成りたいだろう」と男に言われて私は「好きにして下さい」と答えるしかありませんでした。



 男と一緒にゲームセンターを出ると、歩きながら男の手がスカートの下から私のお尻を撫で上げてきました。
私は男の指先がくすぐったくて、心地よい感触が体中に広がって目眩がしてきました。
しばらく歩いた先に小さな公園が見えてきました。
薄暗い公園の中央には大きな街灯が立っていて、その周りにベンチが沢山並んでいました。
どのベンチにもカップルが座っていて、抱き合ってキスしているのが見えました。
男は私をトイレの前まで連れてくると、身体障害者用の中に連れ込みました。
「おい、ケツをこっちに向けて前屈みに成るんだ」と男に指示されて、私は中央の便器に覆い被さるようにして膝を付きました。
男は私のスカートを腰までたくし上げると、バイブレータの先端を私の敏感な所に押しつけてきました。
私の体は電流が流されたように仰け反って震えると男は私の反応を楽しむかのようにバイブレータの先端を押し回してきました。
私は叫び声を上げて何度も背中を仰け反らせると目から涙が溢れてきました。
男は頃合いを見計らってバイブレータをしっかりと握り直すと一気に花園の奥まで押し込んできました。
脳天まで突き抜けるような快感が私の花園の奥に襲いかかると、私は堪らずに大きな声で叫び続けました。
「どうだ、バイブレータは気持良いだろう、オXンXンの方がもっと気持ちいいんだぜ。バイブレータよりもオXンXンが好きなんだろう。『オXンXン入れて下さいお願いします』と言ってみろ」と男が言い出しました。
「おっきいオXンXン大好き、早く入れてちょうだい」と私が半分泣きながら頼むと男はバイブレータを抜いていきなり後から焼けた鉄柱を押し入れてきました。
逃げられない時は従うしかないと、子宮が命じる声が私の身体に響いてきました。
私の身体はゆっくりとした動きで、永遠の時の底に沈み始めました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
今誰が私を支配しているのか、それだけが私の涙を誘う喜びでした。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
私の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれました。
支配者に従属するのが女の宿命だと私は心のそこから思い知らされました。
天国にめがけて放り投げられた私の体は、燃え尽きるまで宙を舞い続けました。
男は私の身体を征服すると最後の望みを打ち砕きました。
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