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第六十四話
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卒業式も終わった頃、クラブでお花見をすることになりました。
あちこちのコーラス部の合同なので、人数は随分と大人数になりました。
お花見だったら、大学の近くでもできるのですが、ほかの大学の都合もあるからと、上野で毎年恒例になっているそうでした。
駅前で待ち合わせをして、だいたいそろったところで、上野公園までみんなで歩きました。
上野公園には、以前に美術館にきたことがるのですが、お花見の会場となる公園には初めてでした。
大勢のお花見客が宴会をしている間を縫うようにして案内されると、場所取りをしている男の子が、青いシートの上で眠りこんでいました。
やがて、お酒を買いに行っていた男の子達が、生ビールの大きな瓶や、おつまみのお菓子をたくさん抱えて到着しました。
紙コップにビールをついで、ひとまず乾杯をすると宴会が始まりました。
隣のサラリーマンらしい中年の男性の集団が、酔った勢いで私たちにお酒を勧めて回りました。
喧嘩にでもならなければいいと思い、お酒を断っていいのか、それとも飲んだ方がいいのか分かりませんでした。
そのうちほかの男の子達にもお酒を勧めだしたので、私は一安心しました。
夜遅くになると、公園には明かりがついて桜が輝いて見えてとても綺麗でした。
宴会も終わって帰ろうとすると2次会に誘われました。
せっかく男の子達と仲良くなるチャンスなので、これは逃せないと思い、帰りが遅くなるのも気にせずに居酒屋に入りました。
男の子達はもう随分お酒が入っていたせいか、ほとんど訳がわからないようで、異様な盛り上がりでした。
私は早めに帰った方がいいとは思ったのですが、男の子達に引き留められて、とても先に帰れる雰囲気ではありませんでした。
男の子達がほとんど酔いつぶれた頃になってようやくお開きになりました。
もう終電も終っていて帰り道どうしようかと礼子さんと二人で迷っていると、男の子の友達のアパートが近くだからひとまずそこに行こうと言われました。
「アパートはすぐ近くで、狭い部屋で、そこで雑魚寝だ」と言われて押し込まれるように中にいれられてしまいました。
男の子達は押入から毛布をだすと、私と礼子さんに掛けて私達の両側に寝ころんでいました。
電気を消すとあたりが静かになりました。
私は眠ろうとしましたがなかなか寝つけませんでした。
半分目がさめたままで時がすぎていきましたが、いつのまにか隣の礼子さんの腰の辺りの毛布が動いているのが見えました。
暗くて見えなかったのですが、やがて目がなれると男の子の手が礼子さんの腰の上に当てられゆっくり動いでいました。
どうしようかと思っていると、私の腰にも手が当てられてきました。
耳をすませていると、礼子さんの苦しげな息ずかいが少しづつ大きく響いてきました。
礼子さんのミニスカートが腰の辺りまでたくしあげられて、白い下着が薄暗いなかにうっすらと見えていました。
欲望の嵐が激しい竜巻となって私の体に襲いかかってきました。
支配者に従順に従うことだけが、私に許された快感だと心の底から思えてきました。
激しい渦の流れに私の体は飲み込まれ、体ごと深く沈み込んで浮き上がる望みもなくなりました。
抵抗する気力もないくらいに私の体はもてあそばれました。
暴君が究極の満足の時を告げるのを待つしかもう望みはなくなりました。
男の子は私の身体を一撃で貫き通すと、私の身体は永遠の時に震え続けました。
あちこちのコーラス部の合同なので、人数は随分と大人数になりました。
お花見だったら、大学の近くでもできるのですが、ほかの大学の都合もあるからと、上野で毎年恒例になっているそうでした。
駅前で待ち合わせをして、だいたいそろったところで、上野公園までみんなで歩きました。
上野公園には、以前に美術館にきたことがるのですが、お花見の会場となる公園には初めてでした。
大勢のお花見客が宴会をしている間を縫うようにして案内されると、場所取りをしている男の子が、青いシートの上で眠りこんでいました。
やがて、お酒を買いに行っていた男の子達が、生ビールの大きな瓶や、おつまみのお菓子をたくさん抱えて到着しました。
紙コップにビールをついで、ひとまず乾杯をすると宴会が始まりました。
隣のサラリーマンらしい中年の男性の集団が、酔った勢いで私たちにお酒を勧めて回りました。
喧嘩にでもならなければいいと思い、お酒を断っていいのか、それとも飲んだ方がいいのか分かりませんでした。
そのうちほかの男の子達にもお酒を勧めだしたので、私は一安心しました。
夜遅くになると、公園には明かりがついて桜が輝いて見えてとても綺麗でした。
宴会も終わって帰ろうとすると2次会に誘われました。
せっかく男の子達と仲良くなるチャンスなので、これは逃せないと思い、帰りが遅くなるのも気にせずに居酒屋に入りました。
男の子達はもう随分お酒が入っていたせいか、ほとんど訳がわからないようで、異様な盛り上がりでした。
私は早めに帰った方がいいとは思ったのですが、男の子達に引き留められて、とても先に帰れる雰囲気ではありませんでした。
男の子達がほとんど酔いつぶれた頃になってようやくお開きになりました。
もう終電も終っていて帰り道どうしようかと礼子さんと二人で迷っていると、男の子の友達のアパートが近くだからひとまずそこに行こうと言われました。
「アパートはすぐ近くで、狭い部屋で、そこで雑魚寝だ」と言われて押し込まれるように中にいれられてしまいました。
男の子達は押入から毛布をだすと、私と礼子さんに掛けて私達の両側に寝ころんでいました。
電気を消すとあたりが静かになりました。
私は眠ろうとしましたがなかなか寝つけませんでした。
半分目がさめたままで時がすぎていきましたが、いつのまにか隣の礼子さんの腰の辺りの毛布が動いているのが見えました。
暗くて見えなかったのですが、やがて目がなれると男の子の手が礼子さんの腰の上に当てられゆっくり動いでいました。
どうしようかと思っていると、私の腰にも手が当てられてきました。
耳をすませていると、礼子さんの苦しげな息ずかいが少しづつ大きく響いてきました。
礼子さんのミニスカートが腰の辺りまでたくしあげられて、白い下着が薄暗いなかにうっすらと見えていました。
欲望の嵐が激しい竜巻となって私の体に襲いかかってきました。
支配者に従順に従うことだけが、私に許された快感だと心の底から思えてきました。
激しい渦の流れに私の体は飲み込まれ、体ごと深く沈み込んで浮き上がる望みもなくなりました。
抵抗する気力もないくらいに私の体はもてあそばれました。
暴君が究極の満足の時を告げるのを待つしかもう望みはなくなりました。
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