【完結】女子大生は犯されたい

asami

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第五十六話

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 秋になって、後期の授業が始まると体育の授業でオリエンテーリングをすると掲示版に掲示がでていました。
地図を見ながら目的地に時間どうりに着くのを競うゲームということは、授業で聞いていたのですが実際に、実習でやるとは思いませんでした。
私はこんな面倒なことに出ないといけないのかしらと思いましたが、教職の必修単位なのでさぼる訳にはいきませんでした。
掲示板には用意する持ち物がいろいろ書いてありました。
雨具は普段の傘でいいとして、リュックと地図と磁石は買わないといけないと思いました。
しかしお金がもったいないので先輩に聞いてみると去年使ったのがあると言って、リュックと磁石は貸してくれる事になりました。
水筒はペットボトルの小さいのを持っていけばいいので買わずにすみました。
靴は体育の時はいている、運動靴でいいらしいのでこれも買わずにすみました。
朝早く起きて近所のコンビニでお弁当のおにぎりを買ってから、集合場所へと急ぎました。
駅前ではハイキングの準備をした女の子達が大勢集まっていました。
みんなで電車に乗ると、ずいぶん時間がかかって中央線の立川駅までつきました。
そこからまた電車に乗り換えると、奥多摩の山の中につきました。
近くの女子大との合同で行われたので、私と組になったのは初めて会う他の大学の女の子でした。
私よりは一学年上で真理絵さんといって、よくよく話を聞くと私のアパートのすぐ近所でした。
もともと地元の出身で、私の大学の敷地で子供の頃からよく遊んだそうでした。
幼稚園も私の大学の付属の幼稚園だったというので私はとてもびっくりしました。
とても早口で話すので私は聞いているだけでせいっぱいでした。
しばらく大勢で山の中をあるいてから、出発点にたどりつきました。
私たちはそこで説明を聞いてから、いっせいに出発しました。
最初は大勢で列を作ってああるいていたのですが、しだいに歩く間隔が離れて先頭の学生の姿は見えなくなりました。
お昼には山頂について、先に着いた人たちはもうお弁当を済ませて山を下っていました。
私たちはお弁当を食べ始めました。
真理絵さんがサンドイッチをもって来ていたので私はおにぎりを半分サンドイッチととりかえっこして食べました。
お昼の食事を終わって出発しようとするともうほかの学生達はみんな食事を終えていなくなっていました。
どこの道を下っていいのかわからなくて私達は始めて地図を広げて場所を確かめました。
しかし、いったい今どこにいてどこの道をいけばいいのか全然わかりませんでした。
真理絵さんが「たぶんこの道だと思うんだけれど、みんなこっちに歩いていったみたいだし」と言うので私たちは彼女の指さす道を降りる事にしました。
細い道を歩いていると、峠の様な所にでてすぐ下には湖が見えました。
私たちはようやく全然反対の方向に歩いてきたのに気が付きました。
これから戻っても集合時間にはとても間に合わないしどうしようかと思っていると、すぐ下に車の通る道があるのを見つけました。
私と真理絵さんがその通りまで降りて行くと、ちょうど車が通りかかりました。
真理絵さんが手を振って車を止めると、中年の男性が窓から話しかけてきました。
私たちが事情を話すと男は車で集合地点まで送ってくれると申し出てくれました。
私たちはどうやら、山の反対側に降りてしまったらしくて、車で山を一回りしないと集合地点には着かないと言われました。
いまからもう一度山道を戻る訳にもいかないので、遠回りして送ってもらう事にしました。
しかし、ずいぶん走ってもまだ道のりはかなり先のようでした。
集合時間もすぎた頃、車がドライブインに近づくと真理絵さんの携帯の呼び出し音がなりました。
残りは私たちだけだし、車で来てもあと一時間はかかるから、みんなは先に帰ると言われました。
先生に引率されて来たので帰り道など全然分かりませんでした。
車を運転していた男性が、都心まで車で送ってくれるというので私たちは車で帰ることにしました。



 車は湖の周りをしばらく走ると細い小道を曲がって坂を上っていきました。
私たちが二人とも女子大生だと分かると、男はほかに誰か車で来てる人はいないのかとか、みんな女の子だけで男の人はいないのかとか、いろいろ聞かれました。
それから「最近の女子大生は、いろいろカラオケとかいろいろ遊んでるんだろう」と言われました。
私はだまっていましたが真理絵さんは困った様子もなく男の話に答えていました。
すると今度は「その唇は男をしゃぶるのが得意なんだろう」と言われ真理絵さんも答えに困った様子でだっまってしまいました。
「俺のは特別でかくてね、口でしゃぶるとアゴが痛くなるんだぜ」と男は自慢げに話を続けました。
すると真理絵さんは、なにを思ったのか「すごいんですねえ、そんなに大きいんですか」と返事をしました。
やがてくねくねと曲がる細い道を何度も曲がりながら車は峠を越えました。
「こっちが近道だから」と言うと男は舗装もしていない山道に車を入れました。
しばらく走って急に車が止まると男は一人でドアを開けておりて私たちのいる後ろの席のドアを開けました。
私はこれはなにか変だと思ってドアから飛び出そうとしましたが、すぐに手をねじるようにつかまれました。
私は「やめて下さい」と大きな声をだしをてりほどこうとしましたが男の力は強くて逆らうことはできませんでした。
男はネクタイをはずすと、私の両手首を木の後ろに回して縛りつけました。
それから遠くに逃げていた真理絵さんを捕まえてくると、私の反対側に、両手が私の目の前になるよう縛りました。
男は「どちらから始めるか」と小さく呟くと、真理絵さんと私を何度も見比べていました。
男の視線は、真理絵さんの短いワンピースが気に入ったようすでした。
真理絵さんのワンピースの下から手をいれてお尻をさわると、真理絵さんは悲鳴を上げました。
それから後ろから抱え込むようにして抱きしめると、胸つかみながら首筋に舌を使い始めました。
真理絵さんの泣き叫ぶような声がしだいにすすり泣きに変わり、それがうめくような喘ぎ声に変わっていきました。
真理絵さんが何度も小さな叫び声を上げると、最後には泣き叫ぶような大きな声で「真理絵死んじゃう、死んじゃう」と言いなががら、果てました。
その声は、とても信じられないくらいの深い快感の底からでてくるように聞こえました。
そして、私の体中になにかぞくぞくするような気持ちが広がっていきました。
ネクタイをはずされると真理絵さんはその場にしゃがみこんでいました。



 男は私の後ろに回ると「次は、お前だ」と吐き捨てるように言いました。
私の身体を襲う欲望は、嵐のような激しさでした。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
許されない喜びの深い淵に私の体は沈み込んで戻ることができなくなりました。
私の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けました。
信じられない感触が私の体中に広がると許しを請うことさえできなくなりました。
時計の針が止まると、永遠の時間が私の体を支配していました。
暴君が究極の至福の時を告げるのを待つしかもう望みはなくなりました。
心を失って燃え続ける私の身体を、男はとどめの一撃きで貫き通しました。
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