55 / 92
第五十四話
しおりを挟む
春先になってすこし暖かくなってきたころ、母から手紙がありました。
なんだろうと思って開けてみると、父が入院したとの知らせでした。
バイクで配達の途中に、出会い頭に自転車とぶつかったとかの話でした。
よけようと思って、ハンドルを切ったときに、電信柱に激突して倒れ、足を骨折してしまったそうです。
命には別状はないのですが、入院費も結構かかるし、配達ができないので、商売もできないので、家計は火の車になっているそうでした。
今月はどうにも仕送りができないので、自分でなんとかするようにと書いてありました。
私は一晩考えましたが結局アルバイトをするしかないと思いました。
一応は名門の女子大なので家庭教師をするのが一番だと思いました。
クラブの先輩に相談してみると、先輩が家庭教師をしている学生の友達の家で、家庭教師を捜しているからと教えてくれました。
先輩の評判がよくて、同じ大学の人に来て欲しいと頼まれたそうです。
さっそく電話してみると、会いたいからこれから来て欲しいと言われました。
教えられた道順をたどっていくと、大きなマンションにつきました。
随分と立派な作りで、かなり高級なマンションのようでした。
なかに入ってお母さまと少し話をしました。
出身地とか、クラブ活動とか、あとは両親のことをいろいろ聞かれました。
話がなかなか終わらないので私はなんだか不安な気持ちになりました。
やっと最後に「じゃあお願いしますね」と言われて、私はやっと気持ちが楽になりました。
次の週になって私はその家に行きました。
私を待っていたのは高校2年生の男の子でした。
髪を染めていて、眉も女の子のように手入れしてあって、なんだか遊んでいるような男の子でした。
一応成績表を見せてもらいましたが、あまりよくなくて大学の入試どころか、高校を卒業するのもあぶない感じでした。
英語を教えていると男の子は隣に座った私のお尻をさわってきました。
最初は何気なく手が触れたように触っただけでしたが、私が黙っていると、今度はお尻を撫であげながら、今度は指先を回すようにして小刻みに動かし始めました。
ずいぶん手慣れた触りかただと思いましたが、そのまま触らせる訳にもいきませんでした。
私は男の子の手を振り払って席を立ちました。
私はあわてて、部屋を出ると母親に言いつけようとしました。
しかし、居間や台所をさがしても母親は見つかりませんでした。
定私は入らないようにと言われていた寝室のドアを開けました。
するとベッドの上には、数学を教えている東大生の義則さんが、裸の母親の上に重なっていました。
私はあわててドアを閉じて、男の子の部屋に戻ろうとしました。
しかし義則さんはすぐに私を寝室に連れ戻しました。
母親は怒った顔をしながら、よけいなことを話さないようにしてもらいますからねと義則さんになにか話しました。
義則さんはすぐに私をベッドに押し倒してきました。
私の身体を襲う欲望は、嵐のような激しさでした。
私の身体を包み込んだ欲望の渦は、すぐには激しくならずに、私の感触を楽しんでいるようでした。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
私の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれました。
至上の楽園に届くまで放り投げられた私の体は、快楽の絶頂を望んで空を舞い続けました。
義則さんは私の身体を征服すると私の身体は震え続けたまま止まらなくなりました。
なんだろうと思って開けてみると、父が入院したとの知らせでした。
バイクで配達の途中に、出会い頭に自転車とぶつかったとかの話でした。
よけようと思って、ハンドルを切ったときに、電信柱に激突して倒れ、足を骨折してしまったそうです。
命には別状はないのですが、入院費も結構かかるし、配達ができないので、商売もできないので、家計は火の車になっているそうでした。
今月はどうにも仕送りができないので、自分でなんとかするようにと書いてありました。
私は一晩考えましたが結局アルバイトをするしかないと思いました。
一応は名門の女子大なので家庭教師をするのが一番だと思いました。
クラブの先輩に相談してみると、先輩が家庭教師をしている学生の友達の家で、家庭教師を捜しているからと教えてくれました。
先輩の評判がよくて、同じ大学の人に来て欲しいと頼まれたそうです。
さっそく電話してみると、会いたいからこれから来て欲しいと言われました。
教えられた道順をたどっていくと、大きなマンションにつきました。
随分と立派な作りで、かなり高級なマンションのようでした。
なかに入ってお母さまと少し話をしました。
出身地とか、クラブ活動とか、あとは両親のことをいろいろ聞かれました。
話がなかなか終わらないので私はなんだか不安な気持ちになりました。
やっと最後に「じゃあお願いしますね」と言われて、私はやっと気持ちが楽になりました。
次の週になって私はその家に行きました。
私を待っていたのは高校2年生の男の子でした。
髪を染めていて、眉も女の子のように手入れしてあって、なんだか遊んでいるような男の子でした。
一応成績表を見せてもらいましたが、あまりよくなくて大学の入試どころか、高校を卒業するのもあぶない感じでした。
英語を教えていると男の子は隣に座った私のお尻をさわってきました。
最初は何気なく手が触れたように触っただけでしたが、私が黙っていると、今度はお尻を撫であげながら、今度は指先を回すようにして小刻みに動かし始めました。
ずいぶん手慣れた触りかただと思いましたが、そのまま触らせる訳にもいきませんでした。
私は男の子の手を振り払って席を立ちました。
私はあわてて、部屋を出ると母親に言いつけようとしました。
しかし、居間や台所をさがしても母親は見つかりませんでした。
定私は入らないようにと言われていた寝室のドアを開けました。
するとベッドの上には、数学を教えている東大生の義則さんが、裸の母親の上に重なっていました。
私はあわててドアを閉じて、男の子の部屋に戻ろうとしました。
しかし義則さんはすぐに私を寝室に連れ戻しました。
母親は怒った顔をしながら、よけいなことを話さないようにしてもらいますからねと義則さんになにか話しました。
義則さんはすぐに私をベッドに押し倒してきました。
私の身体を襲う欲望は、嵐のような激しさでした。
私の身体を包み込んだ欲望の渦は、すぐには激しくならずに、私の感触を楽しんでいるようでした。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
私の体は意志のない人形のようにもてあそばれて引き裂かれました。
至上の楽園に届くまで放り投げられた私の体は、快楽の絶頂を望んで空を舞い続けました。
義則さんは私の身体を征服すると私の身体は震え続けたまま止まらなくなりました。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説


今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる