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第四十四話

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 秋になって、地学部の先輩からハイキングに誘われました。
毎年、他の大学のクラブの男の子達と合同のハイキングをしているのですが、今年は1年の女の子が誰もいないのでどうしても人数をそろえたいので私にも来てほしいと言われました。
私は行くだけならとオッケーしましたがハイキングの準備もする人がいないからとハイキングで作るカレーの材料も先輩と一緒に買いにいきました。
料理の本でだいたいの分量をしらべて人数分の材料を買うとかなりの重さでした。
これはとても運べないからと思い、大学の部室まで運んであとは男の子に運んでもらう事にしました。
てっきり車でいくのだとばかり思っていたのですが、地学部の男の子はみんなビンボーだからとあっさりと先輩が言います。
朝大学に集まると男の子達はリュックにカレーの材料を詰めて背負いました。
しかし男の子達のリュックに分けていれるとそれほど重くもないようで、男の子達はいつもと変わらない様子で歩き始めました。
電車で奥多摩まで出るとバスで山の奥のほうまで入ってキャンプ場につきました。
キャンプ場で薪を買うと女の子は料理の支度を始め、男の子達はカマドに火を作り始めました。
カレーくらいはすぐできると思っていたのですが、なかなか作業ははかどらずにようやく昼頃になってようやく食事の用意ができました。
食事のあとは後かたづけをしてから近くの山にみんなで登る事になりました。
しばらくはみんなで並んで歩いていたのですが、先頭の男の子達はどんどん先に行ってしまうので私と礼子さんはすっかり遅れてしまいました。
細い道を歩いていると峠の様な所にでてすぐ下には湖が見えました。
私たちはようやく途中で道を間違えて全然反対の方向に歩いてきたのに気が付きました。
もうとても道を戻るなんてできないし、どうしようかと思っていると、すぐ下に車の通る道があるのを見つけました。
私達がその通りまで降りて行くと、ちょうど車が通りかかりました。
「いったいどうしたんですか」と男に聞かれて私達が事情を話しました。
どうも私たちは山の反対側に降りてしまったので、車ではみんなの帰る駅まではとても遠回りになるとの返事でした。
私達が困った顔をしていると「ここからなら高速道路をにすぐでられるので、高速で東京まで送って上げるよ」と男に言われました。
わざわざ遠回りして、みんなの帰る駅に送ってもらう訳にもいかないので、このまま帰り道を送ってもらうことにしました。
「どうせここまで来たんだから、すぐ帰ってもおもしろいことがない、ドライブしてから送ってあげるよ」と男が言います。
「帰りは中央高速使うからその方がかえって近道だし」と言葉が続きました。
私は明日授業があるし早く帰りたかったのですが私が断るより早く礼子さんが「わあうれしい。私奥多摩は初めてなんです」と返事をしていました。
車は舗装された山道をうねるようにして登り始めました。
あたりはしだいに暗くなり、私はいつ帰れるのかしらと心配になりました。
やがて山頂に展望台があり、したが喫茶店と土産物店になっている建物につきました。
食事をしていこうと言われて私たちは軽い夕食を食べました。
食後のコーヒを飲んでいると、男の一人がドリンク剤の瓶を二本だして、私と礼子さんに渡しました。
疲れがとれるからと言われて、私と礼子さんは勧められるままにドリンク剤を飲みました。
気のせいか少し苦いような味がしましたが、きっと元気のでる成分が入ってるのだと思い
飲んだ直後に胃袋が熱くなり体中に熱い感触が広がっていくのがわかりました。
そして急になんだか楽しい気分になり、半分めまいがしそうになりながら、頭の中がぼんやりしてきました。
男は今までは真面目な話題しか話さなかったのに急に、こないだナンパした二人組の女子大生の話を始めました。
「真面目な顔してて、仏文学科だかなんかで、サルトルがどうのニーチェがどうのと話やがってるからさ。女なんてしょせんオXXコで感じるんだから、オXXコこの指でかわいがってやったら、しまいには泣きだしやがって。『もっとして欲しければ自分でパンティー脱いでこい』と言ってやったら、トイレに行って脱いできたんだぜ二人とも」
「そのあとは上の展望台で、二人並べて、腰が抜けるまでぶちこんでやったぜ」と自慢げな話を二人で話していると、急に礼子さんが下を向きました。
礼子さんが体を一瞬震わせるのが分かって私はよこの男が礼子さんに何かしているのに気が付きました。
礼子さんの膝の上には男の手が置かれて、指先が震えながら膝頭をなでていました。
男の手が私達の膝に伸びると、私達の膝頭の感触を楽しむように動き始めました。
微妙な感覚に私達の膝が震えると、男の指先はさらに大胆に巧みな動きを始めました。
思いもかけない感触が私達の体の芯から広がり、泉のように溢れだしました。
頭の中まで熱い奔流が流れこみ、私達は半分夢のなかにいるかのように体が重くなりました。
まだ満足しきれない指先は、さらに私の敏感なところを直接とらえようと大胆に動いてきました。
直接指先から電流が流れ込むと、その瞬間私の体は激しく震えて止まらなくなりました。
「この間の女は二人ともトイレで自分でパンティー脱いできたんだぜ、どうだもっとして欲しいのか、それとも止めてもいいんだぜ」と男が耳元でささやきました。
「パンティー脱がないならもうこれで止めるぜ、止めてもいいのんだな」と言いながら、男は指先を強く使いながら、ふと手を離しました。
私と礼子さんは顔を見合わせながら「トイレに行かせて下さい」と二人で声を掛け合って席を立ちました。
礼子さんが先にトイレの個室に入りました。
恥ずかしそうにパンティーを小さく畳んで手に持って顔を真っ赤にして礼子さんは出てきました。
私もトイレに入ってパンティーを脱ごうとしましたが、恥ずかしくなる位に濡れていて、花園もびっしょりと汗をかいていました。
私はパンティーを小さく畳んで手の中に隠すように持って、トイレの個室を出ました。
個室の外では、礼子さんが私をまだ待っていました。
私たちはトイレをでるとき誰かに見つかるのではと、びくびくて膝が震えてきました。
足下が震えながらやっとのことで歩き始めると、席に戻る間での道のりが限りなく長く感じられました。
男は私と礼子さんが小さく畳んで手に隠してい持っている下着を見つけるといやらしい目で笑いました。
さっきと同じように私たちは男に挟まれてソファーに座りました。
私たちの手からパンティーを奪うようにして取ると、目の前で広げて見せました。
「びしょぬれじゃないか」と一人が言うと私の膝がたがたに震えて来ました。
恥ずかしさで体中が一気に熱くなると、膝から腰を通って頭の上まで、稲妻に打たれたように激しく震え始めまし。
はやくさっきの続きをしてほしいと、それだけで頭がいっぱいになっていました。
男の手が私達の膝に伸びると、私達の膝頭の感触を楽しむように動き始めました。
微妙な感覚に私達の膝が震えると、男の指先はさらに大胆に巧みな動きを始めました。
思いもかけない感触が私達の体の芯から広がり、泉のように溢れだしました。
頭の中まで熱い奔流が流れこみ、私達は半分夢のなかにいるかのように体が重くなりました。



 男達は席を立つと上の展望台への階段を私達を連れてあがっていきました。
階段の上まであがりきると、私の膝はがたがた震えてきました。
真っ暗な空には星がいっぱいに輝き、冷たい風が私の体に吹き抜けていきました。
私達は展望台の手すりまで連れて来られました。
下を見ると、真っ暗な中に街灯の明かりが真珠の首飾りが壊れたように、ちりばめられていました。
私達の子宮は男に乱暴に扱われるのを待ち望んでいるように熱くなりました。
男の欲望は、楽しみを先に延ばしたいかのように、私達の身体ををじらしながら開いてきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを私達は思い知らされました。
抵抗する気力もないくらいに私達の体はもてあそばれました。
いつまで続くともわからない時間が私達の心の中で凍り付いていました。
このままずっと奧まで責められたら、私達の体は征服者に従うしかないと覚悟を決めました。
男は私達の身体を一撃で貫き通すと、最後の望みを遂げました。
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