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第十五話
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目を覚ますとまたベッドの上に横になっていた。服も着せられている。どうやら介抱してくれたらしい。「起きたか。調子はどうかな?」「はい、問題ありません」
「それは良かった。ところで一つ頼みがあるんだけどいいかな?」「何でしょうか?」「実は今度ライブをやる予定なんだけどチケットが余っちゃってさ。よかったらもらえないかなって思って」
「構いませんよ。まだたくさんありますし」「本当かい?助かるよ。それじゃあこれ」そう言って渡された紙には日付が書いてあった。その日なら空いているので見に行くことにした。
当日、会場に着くとすでに多くの客で賑わっていた。とりあえず席につくことにしたのだが、ふと違和感を覚えた。よく見ると隣の人の顔に見覚えがあった。まさかと思いつつ話しかける。「久しぶりだな」すると向こうも気づいたようで驚いた表情を浮かべる。「お前、羽嶋か!?どうしてここに……」「仕事でたまたま近くに来たから寄ってみたんだ。そしたら偶然お前がいたからびっくりしたぜ」「俺もだよ。元気だったか?」「まあまあだな。それよりあの時のことだけど……」
「わかってる。お互いもう過去のことだろ。気にしない方がいい」「そうだな。悪かった」「いいって」そんな話をしているうちにまたセックスすることになった。
「今度はバックでやろうぜ」そう言われ四つん這いになる。すると後ろから挿入された。激しく突かれて頭が真っ白になりそうになる。「あんっ!もっとぉ……ちょうらいぃ……!」
それからというもののライブの度に会ってはホテルに行き、ひたすら交わる日々が続いた。やがて妊娠していることが発覚したがそれでも関係は続いた。そして出産した。
出産後初めての仕事は会社の同僚同士が恋に落ちホテルに行くというものだった。今回の相手役の声優は羽嶋ではない、新人声優とのことだった。正直不安しかなかったがやるしかないと思い腹を括ることにした。収録が始まるといきなりキスしてきた。「ちょ、待ってください」「待たないわ」そのまま押し倒される。「優しくして下さいね」「安心なさい。僕、上手いから」そう言うと胸を揉み始めた。しばらく続けていると乳首を摘まれたり吸われたりした。「ひゃん♡」思わず声が出てしまう。「可愛い反応だね。ますます好きになったぜ」「ありがとうございます……」
「次は下の方も見せてもらう」ズボンを脱がされると下着に手をかけられたので自分で脱いだ。「ほー、意外と大きいじゃないか」「恥ずかしいです……」
「恥ずかしがることは無いさ。むしろ誇るべきだと思うけど」「そうなんですかね……?」
「そうだとも。さて、早速味見させてもらおうかな」そういうと口に含んできた。舌で転がされたり吸い付かれたりするたびに快感に襲われる。
「そろそろいいか。挿れるぞ」そう言うと一気に奥まで突き入れられた。「あああああっ!」あまりの質量に苦しくなる。「動くぞ」そう言って腰を振り始める。最初は痛みしか感じなかったが次第に快楽へと変わっていった。
「どうだい?気持ち良いだろう?」「はい、最高です」
「そうか。嬉しいよ。僕の方も限界が近いみたいだ。中に出すよ」そう言って更に動きが激しくなる。「出してぇ……いっぱいくださいぃ……」
そして絶頂を迎えたと同時に熱いものが注ぎ込まれた。
その後も何度か体を重ねた後に別れた。帰り道、今日の出来事を思い返すと自然と笑みが溢れてきた。これからの生活に期待しつつ家路についた。
「それは良かった。ところで一つ頼みがあるんだけどいいかな?」「何でしょうか?」「実は今度ライブをやる予定なんだけどチケットが余っちゃってさ。よかったらもらえないかなって思って」
「構いませんよ。まだたくさんありますし」「本当かい?助かるよ。それじゃあこれ」そう言って渡された紙には日付が書いてあった。その日なら空いているので見に行くことにした。
当日、会場に着くとすでに多くの客で賑わっていた。とりあえず席につくことにしたのだが、ふと違和感を覚えた。よく見ると隣の人の顔に見覚えがあった。まさかと思いつつ話しかける。「久しぶりだな」すると向こうも気づいたようで驚いた表情を浮かべる。「お前、羽嶋か!?どうしてここに……」「仕事でたまたま近くに来たから寄ってみたんだ。そしたら偶然お前がいたからびっくりしたぜ」「俺もだよ。元気だったか?」「まあまあだな。それよりあの時のことだけど……」
「わかってる。お互いもう過去のことだろ。気にしない方がいい」「そうだな。悪かった」「いいって」そんな話をしているうちにまたセックスすることになった。
「今度はバックでやろうぜ」そう言われ四つん這いになる。すると後ろから挿入された。激しく突かれて頭が真っ白になりそうになる。「あんっ!もっとぉ……ちょうらいぃ……!」
それからというもののライブの度に会ってはホテルに行き、ひたすら交わる日々が続いた。やがて妊娠していることが発覚したがそれでも関係は続いた。そして出産した。
出産後初めての仕事は会社の同僚同士が恋に落ちホテルに行くというものだった。今回の相手役の声優は羽嶋ではない、新人声優とのことだった。正直不安しかなかったがやるしかないと思い腹を括ることにした。収録が始まるといきなりキスしてきた。「ちょ、待ってください」「待たないわ」そのまま押し倒される。「優しくして下さいね」「安心なさい。僕、上手いから」そう言うと胸を揉み始めた。しばらく続けていると乳首を摘まれたり吸われたりした。「ひゃん♡」思わず声が出てしまう。「可愛い反応だね。ますます好きになったぜ」「ありがとうございます……」
「次は下の方も見せてもらう」ズボンを脱がされると下着に手をかけられたので自分で脱いだ。「ほー、意外と大きいじゃないか」「恥ずかしいです……」
「恥ずかしがることは無いさ。むしろ誇るべきだと思うけど」「そうなんですかね……?」
「そうだとも。さて、早速味見させてもらおうかな」そういうと口に含んできた。舌で転がされたり吸い付かれたりするたびに快感に襲われる。
「そろそろいいか。挿れるぞ」そう言うと一気に奥まで突き入れられた。「あああああっ!」あまりの質量に苦しくなる。「動くぞ」そう言って腰を振り始める。最初は痛みしか感じなかったが次第に快楽へと変わっていった。
「どうだい?気持ち良いだろう?」「はい、最高です」
「そうか。嬉しいよ。僕の方も限界が近いみたいだ。中に出すよ」そう言って更に動きが激しくなる。「出してぇ……いっぱいくださいぃ……」
そして絶頂を迎えたと同時に熱いものが注ぎ込まれた。
その後も何度か体を重ねた後に別れた。帰り道、今日の出来事を思い返すと自然と笑みが溢れてきた。これからの生活に期待しつつ家路についた。
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