【完結】偶像は堕ちていく

asami

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第十八話

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 新曲のプロモーションがだいたい終わった後、テレビの温泉紹介番組にでることになった。
本当はメンバー全員で出演するはずだったが、ちょうど高校の中間試験の日程と重なってしまった。
他のメンバーが赤点を取って、追試を受けることになって日程が空いているのは私と彩香ちゃんだけだった。
場所は日光で混浴の温泉だと聞いてびっくりしてしまったが、水着を着て入るから心配ないとマネージャーに言われた。
収録の当日はロケバスを連ねて高速道路を走って日光のいろは坂を登った。
いろは坂は曲がり角が急で、車が何度も繰り返し曲がると坂の下が見下ろせて結構怖かった。
ロケバスが最初に向かったのは日光の東照宮だ。
日光の東照宮に行くのは中学校の修学旅行以来だったので懐かしかった。
有名な日光の鳴き龍の下で手を叩く場面を収録したり、巫女さんの踊りを収録したりした。
台詞はその場でディレクターが適当に考えてあとはアドリブで喋った。
他の観光客のじゃまにならないようにリハーサルもなしで一発収録だった。
東照宮での収録が済んだあと目的地の温泉に着いた。
隠れた秘湯ということで、建物はかなり古くてまるで明治時代みたいな雰囲気だ。
時間が無いのですぐに収録が始まった。
スタッフに肌色のビキニの水着を渡されると、更衣室で着替えてその上から体にタオルを巻いた。
すっぴんでテレビにでるわけにはいかないので、お化粧はメイクさんに丁寧にやってもらった。
更衣室をでると目の前は混浴の露天風呂だ。
浴槽は岩で作ったひょうたん型で、周りには生け垣が作ってあるがその外は大きな山が取り囲んでる。
足の先を湯に漬けて湯の温度を確かめてみたが結構熱い。
女の人が何人か入っているけどあらかじめ用意したエキストラでグラビアアイドルの娘らしくてバスタオルからはみ出しそうな巨乳だ。
撮影の準備もすんだらしいので゛私たちは体にタオルを巻いたまま浴槽にはいってスタンバイした。
男性用の更衣室からビンビンシステムのバンピーさんとトンピーさんがでてきて、テレビカメラの前で温泉の紹介を始めた。
紹介が一通り終わると、二人はおどけたそぶりで敷石の上で滑った格好をしてみせた。
腰にまいたタオルがめくれて、私たちの場所からはオXンXンが丸見えになった。
テレビには映らないからいいけど、わざと私達に見えるようにやってるらしい。
二人が私たちのすぐそばまできて「二人とも温泉にはよく来るの」とリハーサルで練習した会話を始めた。
「私達温泉大好きなんです」と答えると「いつもは誰と来てるの」と聞かれた。
リハーサルではしなかった会話なので私はドキッとした。
さすがに人気のお笑いタレントだけあって会話はアドリブだ。
私達はアイドルだ。
彼氏と来てますなんて答える訳にはいかない。
「アイドルになる前は家族でよく来てました。露天風呂も大好きです」と彩香ちゃんがとっさに答えたのでなんとか無難に切り抜けたと一安心した。
お風呂の湯が熱くて顔にから汗がでてきて、お化粧の下に汗が溜まるので顔が熱くて大変だった。
露天風呂での収録が終わると、あとはすぐに夕食の様子を収録することになった。
夕食の時間にはまだ早くてお腹は全然空いてないが収録の都合でしかたない。
汗で化粧が崩れてるので、いったん化粧を全部落としてから改めて化粧をやり直したので結構時間が掛かった。
「食事の紹介も番組ではとても大事だから美味しそうに食べてね」と事前にディレクターに指示された。
食事の番組では何を食べてもこんな美味しい料理食べたの初めてという顔をしないので演技が結構大変だ。
座敷に案内されて、食事が運ばれてくると見た目は普通の料理で唐揚げや、焼き魚とほかにお小皿が沢山並んでる。
どうみても普通の料理なのでどこをどう褒めていいのか判らない。
ビンビンシステムの二人はさすがに慣れていて唐揚げを一口食べると大げさに「これは旨い。本場の鳥は味が違いますね」とびっくりした顔をしみせた。
私も唐揚げを一口食べてみたが、普通の唐揚げでどこを褒めていいのか判らなかった。
彩香ちゃんはビンビンシステムの真似をして大げさに「美味しいー」と顔いっぱいの笑顔を作って見せた。
仕方ないので私は「ホント美味しいですね」と大げさに言った。
収録が一通り全部終わると旅館に一泊して翌日東京に帰ることになった。



 部屋で一休みしてテレビを見ていると彩香ちゃんがテレビの横にコミック雑誌が置いてあるのを見つけた。
前に泊まった客が置き忘れて行ったらしい。
彩香ちゃんがお布団に寝ころびながらコミック雑誌を読みはじめた。
私はテレビのお笑い番組を見ていたが不意に「ぁあ、ぁあぁー」と彩香ちゃんの声が聞こえて彩香ちゃんを見た。
彩香ちゃんは寝そべったまま片手を腰の下あたりに押し当てていて何だか変な格好だ。
私が「彩香ちゃんどうかしたの」と声をかけると彩香ちゃんは「ううん、何でもない」と恥ずかしそうに答えた。
私は気になって「私にもそのコミック見せてよ」と彩香ちゃんに言った。
彩香ちゃんは「これ普通のコミックじゃないよたい」と言いながら私にコミック雑誌を渡した。
表紙を見るとセーラー服を着た女子高生が電話の受話器を片手にもって大きく足を拡げているイラストが目に入った。
どうやらレディースコミックらしいと私はなんとなく気が付いた。
私はずっと以前中学校のバレー部の部室にレディースコミックが置いてあるのを見つけたことがある。
誰かがこっそり隠しておいたらしくて、引き出しの奥にしまってあった。
私はこっそりと家に持ち帰って読んでみたが女子高生が援助交際をしたり、輪姦されたりと凄い内容だった。
どうしてそんな過激なコミックが女の子向けに発売されているのか理由はよく判らなかったが、女の子が読んでオ×ニーするための本らしいとなんとなくわかった。
彩香ちゃんに渡されたコミックにも援助交際する女子高生のストーリーが載っていた。
興味本位でテレクラに電話した女子高生が巧みに誘惑されてオナニーさせられる話だった。
電話で話をしてるだけなのに女子高生にオナニーを強制させるなんて、いったいどんな話術を使うのか私は気になって読むのが止められなくなった。
ページをめくっていくと女子高生は電話で呼び出されて待ち合わせて男と会う約束をしてる。
女子高生が不安そうな顔で男を待っているシーンが続いた。
男に声を掛けられるとそのまま女子高生はラブホテルに連れ込まれて逃げられない。
次のページには女子高生が頭の禿げあがった太った中年の男性に犯されている絵が見えた。
ごく普通の真面目な女子高生がこんなに簡単に男の誘いに乗るなんて私にはとても信じられなかった
「有紀ちゃんテレクラに電話したことあるの」と彩香ちゃんが私に聞いた。
私は返事に困って「そんなのあるわけないでしょ」と答えたが本当は一度だけテレクラに電話したことがある。
バレー部の部室で見つけたレディースコミックにテレクラの番号が載っていたので面白そうな気がしてかけてしまった。
電話の番号を押した後、呼び出し音が鳴って男の声が聞こえた時のドキドキ感は今でも忘れない。
電話で男に色々とエッチな話をされて、足が震えてきた。
途中で怖くなって電話を切ったけど、夜寝る時男の声を思い出してオ×ニーしてしまった。
「ねえ、面白そうだからテレクラにかけて見ようよ」と彩香ちゃんが言い出したので私はびっくりしてしまった。
私は慌てて止めようとしたが、彩香ちゃんはコミック雑誌を私の手から奪い取ると裏表紙の電話番号を確かめていた。
「大丈夫、部屋の電話を使えば、どこから掛けたから判らないし、誰が掛けたかも分からないはず」
「テレクラで遊ぶ男なんて、からかってやればいいのよ。本気で女の子と遊べるなんて思ってるなんて馬鹿みたい。電話しただけで女の子がオ×ニーしちゃうなんて、そんなことあるはずないわよ」と彩香ちゃんが言うので私はそれもそうだと思った。
彩香ちゃんがテレクラに電話をするのを様子を私はすぐ横で見ていた。
最初に挨拶の後、軽く世間話をしたあとさっそく彩香ちゃんはエッチな話題を向けられたらしい。
「ばっかじゃないのそんなことあるわけないじゃん」と彩香ちゃんは強気な態度で返事をしていたが、次第に雲息が怪しくなった。
「そんなことないです、本当です」と段々声が弱っなっていくのが横で聞いててもはっきりと判った。
「だめそんなこと出来ません」と彩香ちゃんがたどたどしい声で答えるのを聞いて私はテレクラの男に何を言われたんだろうと気になった。
「お願い、止めないで。電話切らないで」と彩香ちゃんが言い出したので私は何が起きたんだろうと不思議な気分だった。
彩香ちゃんが片手を股間にあてて、ゆっくりと押しまわすように動かし始めたので私は男に何を指示されたのか見当がついた。
テレクラの相手の男にオ×ニーをやらされてるんだ。
あんなに強気でテレクラの男をからかってやるんだと豪語していた彩香ちゃんがオ×ニーを始めてしまうのを見て私は以前レディースコミックで読んだストーリーが本当の事らしいと気が付いた。
レディースコミックで読んだ時はそんなことあるはずないと思っていたけど、実際に目の前で彩香ちゃんがオ×ニーを始めてしまうのをみると疑いようがない。
しばらくして彩香ちゃんが「あぁ、ぁー」と小さく声を上げると「私にあなたのオXンXンしゃぶらせてください、お願いします。私あなたが大好きなんです」と泣きそうな声を出すのをきいて私は目の前の出来事がとても信じられなかった。
彩香ちゃんが電話を切ったあと、私は彩香ちゃんにとても声を掛けられなかった。
「有紀ちゃん私これからお風呂に入ってくるけど、有紀ちゃんも一緒に来る」と彩香ちゃんが唐突に私に聞いた。
私は昼間のロケでお露天風呂にずっと入っていてたのでお風呂に入る気はしなかった。
私が断ると彩香ちゃんはタオルを持って一人でお風呂に出かけた。
私はどうしてあんなに簡単に彩香ちゃんがテレクラ男の言いなりになったのか不思議な気がしてならなかった。
私はいったいテレクラ男が彩香ちゃんにどんな話をしたのか確かめたくて試しにテレクラに掛けて見ることにした。
旅館の電話でテレクラの番号を押すと呼び出し音がしてすぐに男が出た。
「こんばんは、初めまして」と男の8太い声が聞こえたとき私は思わず寒気がして身震いをした。
「初めまして、よろしくお願いしますね」と私が返事をすると男はいきなり「歳はいくつ」と聞いてきた。
私が適当に「18です」と答えると今度は「名前は」と聞かれた。
私は本名を言うわけにはいかないと思って「沙織です」と答えた。
「テレクラにはいつも電話してるの」と聞いてきた。
私は「たまにですね」と曖昧に返事をした。
「沙織ちゃんいつもテレクラではどんな話をしてるの」と男に聞かれて「私は普通の世間話ですけど」とはぐらかした。
「エッチな話とか好きなんじゃないのかな」と男に聞かれて私はやっぱりテレクラではエッチな話をするんだと判った。
普段男の子とエッチな話をすることなど全くないし、女の子どうしでもよっぽど仲が良くない限りエッチな話などしない。
見知らぬ男性とエッチな話をするのがテレクラ遊びの楽しみらしい。
女の子がテレクラ遊びにはまるのもわかる気がしてきた。
「彼氏はいるのかな」と聞かれて「彼氏は居ません」と私が答えると「彼氏がいないと寂しいでしょう、寂しい時は何をしてるのかな」と言われた。
彩香ちゃんもきっと同じことを聞かれたに違いない。
「私カラオケ大好きなんです。一人カラオケよくするんですよ」とはぐらかした。
「いつも気持ちいい事してるよね、どんな事をすると気持ちいいのかな」と男がまた聞いてきた。
「お風呂に入ると気持ちいいですよ、私お風呂大好きなんです」と私はわざと的外れな答えを返した。
男はそれからいろいろとエッチな話を私に向けてきたが私は相手にしなかった。
「沙織ちゃん今どんなパンティー履いてるんだ」と男に聞かれて私は「普通のですよ」と答えた。
「色は」と聞かれて私は思わず笑いそうになった。
電話でパンティーの色なんか聞いたって見える訳でもないのに何が面白いんだろうと思った。
「ピンク色です」と答えると「パンティーの中に指を入れるんだ」と男が命じてきた。
彩香ちゃんもきっと同じことを言われたんだと思って私は男が何をさせようとしてるのか気が付いた。
私が「どうしてですか」と男に聞くと「オXXコが濡れてるだろう。濡れてるのを自分で確かめるんだ」
と男が言い出した。
私は男の言葉を聞いてさっきから何だか変な感じがするのに気が付いた。
体の芯が熱くなるような不思議な感触が私の花園の奥から湧き上がってくるのだ。
私はもしやと思って自分の指をそっとパンティーの下に入れて確かめてみた。
指先が花園に触れた瞬間に痺れるような感触が花園に広がって私は思わず受話器を落としそうになった。
指先をそっと花園に沿って撫で上げるとぐっしょりと濡れているのがはっきりと判った。
「どうだ濡れてるだろう。ちゃんと返事をしろ」と男が脅かすような口調で私を責め立ててきた。
私は返事に困って「そんなことないです」とやっとの事で答えた。
「嘘をつくんじゃねえ、オXXコがびしょびしょに濡れてるんだろう正直に言え」と男が強い口調で私を責めてきた。
「言わないんなら電話切るぞ、電話をきっても良いんだな」と男が大声で怒鳴った。
私は男の言葉に当惑してどうしていいのか判らなくなった。
さっきから男に何を言われても適当に相手をしているだけだと自分では思っていた。
だけどいつの間にか男に今度はどんなことを聞かれるんだろうと期待して会話が止められなくなっていたんだ。
さっきの彩香ちゃんもきっと同じだったに違いない。
男にもっと責められたくて彩香ちゃんが男の言うなりになったんだ。
ここで男のいう事を聞いたら大変な事になると思ったが私はもう自分の気持ちを抑えられなかった。
「お願い電話を切らないで」と思わず口から言葉が出てしまった。
「ちゃんと答えるんだ、濡れてるんだろう。嘘つくんじゃねえ」と男がかさにかかったように私を責め続けた。
「濡れてます、びちょびちょですもう許して」と私はやっとのことで答えた。
「お前みたいなドスケベでド変態な女は初めてだぜ」と男が勝ち誇ったように言うと私の体は一気に燃え上がった。
「いつもテレクラでやってる事があるだろう今すぐやるんだ」と男が強い口調で命じてきた。
私が「いつもなんかしてません」と答えると「いつも指を使ってるんだろう、いますぐオXXコを指で触るんだ」と男に言い返された。
私はもうとても男に言い返せなかった。
私は自分でも何をしているのか訳が分からなくなった。
「今すぐパンティーを脱ぐんだ。いますぐやれ」と男に命じられて私は自分でパンティーを脱いだ。
いつの間にか私は受話器を置いて、自分一人でオ×ニーを続けていた。
私の妄想の中で私はレディースコミックの主人公の様にテレクラの男に犯され続けていた。
不意に「有紀ちゃん何してるの」と彩香ちゃんの声が聞こえて私ははっとして顔を上げた。
彩香ちゃんがいつの間にかお風呂から帰ってきたらしい。
いつから彩香ちゃんが部屋にいるのかは分からない。
「有紀ちゃんのオXXコとっても可愛いわね」と彩香ちゃんが呟くと私に体を重ねてきた。
甘い香りが私の体を包み込むと、やわらかい感触が私の胸を押しつぶした。
永遠の時が渦を巻いて、二人の世界を支配し続けた。
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