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第十五話
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礼子さんがアルバイトをしている会社には保養施設で箱根に山荘があって、会社の男の子と合同で温泉旅行をしようというお誘いがありました。
クラブの同級生といろいろ相談しましたが、来るのは若い男の子たちばかりだというので、みんな乗り気でした。
それで私もみんなと一緒に温泉旅行に行くことにしました。
朝大学の前で待ち合わせをして、車で迎えに来てくれるそうでした。
出発の日の朝、私は男の子が来るからと念入りにお化粧してからアパートをでました。
大学の門に行ってみるとしばらくしてみんなそろいました。
ほかの女の子達も男の子たちと一緒なので、お化粧も服装もいつもで大学にくるのとは全然違う感じでした。
丈の短いミニスカートや、かかとの高い靴は普段はあまり大学にはしてこない服装でした。
私ももっと派手な服にしてくればよかったと思いました。
私たちはどんな男の子が来るのかしらと噂話をしながら車が来るのを待ちました。
男の子達と車に分乗して、私たちは箱根にいきました。
昼過ぎにみんなで食堂に入っておそばを食べました。
午後には箱根について、雑誌で調べておいた温泉に入りました。
女の子達は、温泉のあとまた丹念にお化粧し直して時間がかかりました。
温泉のあとは、近くの別荘地まで車で行きました。
ついた所は、会社の山荘でした。
ずいぶん立派な建物で、なかも広くてみんなびっくりしていました。
夕方になって用意してきた鍋物の材料を女の子達で準備しました。
お酒は用意してこなかったのですが、男の子達がビールをたくさん持ってきていました。
男の子達がお酒を飲んで大騒ぎをしなければいいなと思っていましたが、夕食は和やかにすぎて安心しました。
山荘にはカラオケの装置もあり、新しい曲もいっぱい用意してありました。
男の子たちは代わる代わるカラオケを歌い始めました。
カラオケに会わせて男の子の一人が変な踊りを始めました。
すると歌の方もいやらしい替え歌になりました。
私は少しうんざりしました。
先輩が「私たちもなにかしないといけないわよね」と言い出すので礼子さんの発案で、文化祭でやったモーニング娘のラブマシーンを踊ることにしました。
みんなで踊ると、すっかり盛り上がって男の子達もまざって踊り始めました。
曲が終わると部屋のなかは何がなんだか分からないような大騒ぎになっていました。
次の朝、私は営業部長の車に載せられました。
車が走りだしたとき、私は車に営業部長さんと二人だけで載せられたのに気が付きました。
私は営業部長さんとに話しかけれれていろいろ話をしました。
車は私のアパートまで来ました。
部屋にはいると、私はお茶の支度をして、営業部長さんに出しました。
お茶を飲みながら営業部長さんは私の本棚を眺めると、一冊を手にとって見ていました。
先輩がくれた英語のHな小説でした。
「こうゆう小説お好きですか」と営業部長さんに聞かれて、私は黙ってうつむきました。
営業部長さんはいやらしい目で私の方に向き直ると私の手を握ってきました。
私は振りほどこうとしましたが営業部長さんは私の手を強く引っ張って押し倒しました。
欲望の嵐が激しい竜巻となって私の体に襲いかかってきました。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し私の体に押し寄せては退いていきました。
終わることのない永遠の時が、私の支配者に与えられた時間でした。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを私は思い知らされました。
信じられない感触が私の体中に広がると許しを請うことさえできなくなりました。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けました。
予期しない律動が私の身体を捕らえると、私の奧で痙攣を小刻みに繰り返しました。
望みを失って震えが止まらなくなった私の身体は、最後の快楽で一杯に満たされました。
クラブの同級生といろいろ相談しましたが、来るのは若い男の子たちばかりだというので、みんな乗り気でした。
それで私もみんなと一緒に温泉旅行に行くことにしました。
朝大学の前で待ち合わせをして、車で迎えに来てくれるそうでした。
出発の日の朝、私は男の子が来るからと念入りにお化粧してからアパートをでました。
大学の門に行ってみるとしばらくしてみんなそろいました。
ほかの女の子達も男の子たちと一緒なので、お化粧も服装もいつもで大学にくるのとは全然違う感じでした。
丈の短いミニスカートや、かかとの高い靴は普段はあまり大学にはしてこない服装でした。
私ももっと派手な服にしてくればよかったと思いました。
私たちはどんな男の子が来るのかしらと噂話をしながら車が来るのを待ちました。
男の子達と車に分乗して、私たちは箱根にいきました。
昼過ぎにみんなで食堂に入っておそばを食べました。
午後には箱根について、雑誌で調べておいた温泉に入りました。
女の子達は、温泉のあとまた丹念にお化粧し直して時間がかかりました。
温泉のあとは、近くの別荘地まで車で行きました。
ついた所は、会社の山荘でした。
ずいぶん立派な建物で、なかも広くてみんなびっくりしていました。
夕方になって用意してきた鍋物の材料を女の子達で準備しました。
お酒は用意してこなかったのですが、男の子達がビールをたくさん持ってきていました。
男の子達がお酒を飲んで大騒ぎをしなければいいなと思っていましたが、夕食は和やかにすぎて安心しました。
山荘にはカラオケの装置もあり、新しい曲もいっぱい用意してありました。
男の子たちは代わる代わるカラオケを歌い始めました。
カラオケに会わせて男の子の一人が変な踊りを始めました。
すると歌の方もいやらしい替え歌になりました。
私は少しうんざりしました。
先輩が「私たちもなにかしないといけないわよね」と言い出すので礼子さんの発案で、文化祭でやったモーニング娘のラブマシーンを踊ることにしました。
みんなで踊ると、すっかり盛り上がって男の子達もまざって踊り始めました。
曲が終わると部屋のなかは何がなんだか分からないような大騒ぎになっていました。
次の朝、私は営業部長の車に載せられました。
車が走りだしたとき、私は車に営業部長さんと二人だけで載せられたのに気が付きました。
私は営業部長さんとに話しかけれれていろいろ話をしました。
車は私のアパートまで来ました。
部屋にはいると、私はお茶の支度をして、営業部長さんに出しました。
お茶を飲みながら営業部長さんは私の本棚を眺めると、一冊を手にとって見ていました。
先輩がくれた英語のHな小説でした。
「こうゆう小説お好きですか」と営業部長さんに聞かれて、私は黙ってうつむきました。
営業部長さんはいやらしい目で私の方に向き直ると私の手を握ってきました。
私は振りほどこうとしましたが営業部長さんは私の手を強く引っ張って押し倒しました。
欲望の嵐が激しい竜巻となって私の体に襲いかかってきました。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し私の体に押し寄せては退いていきました。
終わることのない永遠の時が、私の支配者に与えられた時間でした。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを私は思い知らされました。
信じられない感触が私の体中に広がると許しを請うことさえできなくなりました。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けました。
予期しない律動が私の身体を捕らえると、私の奧で痙攣を小刻みに繰り返しました。
望みを失って震えが止まらなくなった私の身体は、最後の快楽で一杯に満たされました。
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