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第一話
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地方のライブハウスでライブをした翌日は握手会だった。
大きな体育館を借り切った会場に着くと、会場の周りには大変な行列ができていた。
体育館の裏口から控室に入ると、さっそく着替えをしたあとメイクさんがお化粧をしてくれた。
定刻になって、席に着くとさっそく握手会が始まった。
ファンの男の子達が順番に並んでいて、メンバーの一人一人と握手をしていく。
ただ握手をするだけじゃなくて、ファンの男の子達とお喋りもしないといけないので結構大変だ。
握手会が終わった後に迎えのマイクロバスを待っていると携帯にマネージャーから連絡が入った。
マイクロバスが事故を起こして、すぐには迎えに来れないらしい。
しかたなくタクシーを呼ぶことにした。
しばらしてタクシーが来たので五人で載ろうとしたら断られてしまった。
定員は四人でそれ以上は載せられないという。
しかたなく私が降りて別のタクシーを呼んだ。
タクシーにホテルの名前を告げるとすぐに走り始めた。
しばらくして私は疲れがでたせいで、タクシーの中で居眠りをしてしまった。
「お客さん着きましたよ」とタクシーの運転手に声を掛けられて私は目を覚ました。
慌ててタクシー代を払おうとしたが思ったより料金が高くてお金が足りない。
私はどこかにお金がないかと思ってバッグの中を探してみたが有るはずもない。
「お客さん、お金がないならクレジットカードでもいいですよ」とタクシーの運転手が言ってくれた
私はクレジットカードなんか持ってない。
財布を探すふりをしたけど、有るはずもない。
「お客さん困りましたね、払ってもらわないと困るんですよ」とタクシーの運転手に言われて私は泣きそうになった。
私はマネージャーに払ってもらおうと思って「マネージャーが払いますからちょっと待っててくださいね」と言ってタクシーを降りた。
「部屋まで御一緒させていただきますよ。部屋に戻るといって裏口から逃げちゃうお客さんがたまにいるんですよ。乗り逃げされたら困っちゃいますからね。いやお客さんの事を言ってるんじゃないんですよ。そうゆうお客さんがよく居るんですよ」と言うと運転手が私のすぐ後からついてきた。
部屋に戻ればマネージャーが居るはずだと思ってホテルに入ろうとしたがなんだか様子が変だ。
たしかにホテルの名前は合ってるには合ってるが建物が違う。
何だか変だと思ってよくよく見ると「御休憩5000円」との看板がでてる。
どうやらタクシーの運転手が間違えてラブホテルに連れて来られたらしい。
私がラブホテルの前で立ち止まると「お客さん。デリヘル女なんでしょう。相手の男性にタクシー代は払ってもらいますからね。部屋まで一緒に行かせてもらいますよ」と運転手が言い出したのでこれは不味いことになったと気が付いた。
このままラブホテルに運転手と一緒に入ったら面倒なことになりそうだ。
私のすぐ横にタクシーが乗り付けると客のカップルが下りるのが見えた。
これはちょうどいいと思って私はタクシーに乗り込むと今度は間違えずにホテルの場所を伝えた。
タクシーはすぐ走り出して、さっき私を載せたタクシーの運転手は置いてけぼりになった。
これで一安心と思っていると、タクシーの運転手が無線でなにか話してる。
さっきの運転手と話してるのではと気になったけど、話はすぐ終わったので違ってたらしい。
しばらくタクシーが大通りを走ると、急に角を曲がって事務所らしい建物の前に着いた。
建物の前は駐車場になっていてタクシーが何台か並んでいる。
タクシーの営業所らしい。
運転手が私をタクシーから降ろすと、さっき私を載せたタクシーも駐車場に入ってきた。
タクシーを降りて運転手が出てきたがやっぱりさっき私を乗せた運転手だ。
「お客さん、デリヘル女のくせにただ乗りするなんてとんでもない話だ。タクシー代は体で払ってもらいますよ」と運転手が言うと、二人で私の両腕をしっかりとつかんだ。
無理やり事務所の中に連れ込まれて私は逃げられなかった。
事務所の中はタクシーの運転手の仮眠室になっているらしくて、畳の部屋に布団が敷いてあった。
激しい欲望がが私に襲いかかり、強い風が私の体を突き刺すように吹き付けてきた。
激しさと優しさを繰り返しながら、征服される喜びが体に流し込まれてきた。
いつ終わるのかわからない儀式は、時の流れが止まったように終わることがなかった。
大きな体育館を借り切った会場に着くと、会場の周りには大変な行列ができていた。
体育館の裏口から控室に入ると、さっそく着替えをしたあとメイクさんがお化粧をしてくれた。
定刻になって、席に着くとさっそく握手会が始まった。
ファンの男の子達が順番に並んでいて、メンバーの一人一人と握手をしていく。
ただ握手をするだけじゃなくて、ファンの男の子達とお喋りもしないといけないので結構大変だ。
握手会が終わった後に迎えのマイクロバスを待っていると携帯にマネージャーから連絡が入った。
マイクロバスが事故を起こして、すぐには迎えに来れないらしい。
しかたなくタクシーを呼ぶことにした。
しばらしてタクシーが来たので五人で載ろうとしたら断られてしまった。
定員は四人でそれ以上は載せられないという。
しかたなく私が降りて別のタクシーを呼んだ。
タクシーにホテルの名前を告げるとすぐに走り始めた。
しばらくして私は疲れがでたせいで、タクシーの中で居眠りをしてしまった。
「お客さん着きましたよ」とタクシーの運転手に声を掛けられて私は目を覚ました。
慌ててタクシー代を払おうとしたが思ったより料金が高くてお金が足りない。
私はどこかにお金がないかと思ってバッグの中を探してみたが有るはずもない。
「お客さん、お金がないならクレジットカードでもいいですよ」とタクシーの運転手が言ってくれた
私はクレジットカードなんか持ってない。
財布を探すふりをしたけど、有るはずもない。
「お客さん困りましたね、払ってもらわないと困るんですよ」とタクシーの運転手に言われて私は泣きそうになった。
私はマネージャーに払ってもらおうと思って「マネージャーが払いますからちょっと待っててくださいね」と言ってタクシーを降りた。
「部屋まで御一緒させていただきますよ。部屋に戻るといって裏口から逃げちゃうお客さんがたまにいるんですよ。乗り逃げされたら困っちゃいますからね。いやお客さんの事を言ってるんじゃないんですよ。そうゆうお客さんがよく居るんですよ」と言うと運転手が私のすぐ後からついてきた。
部屋に戻ればマネージャーが居るはずだと思ってホテルに入ろうとしたがなんだか様子が変だ。
たしかにホテルの名前は合ってるには合ってるが建物が違う。
何だか変だと思ってよくよく見ると「御休憩5000円」との看板がでてる。
どうやらタクシーの運転手が間違えてラブホテルに連れて来られたらしい。
私がラブホテルの前で立ち止まると「お客さん。デリヘル女なんでしょう。相手の男性にタクシー代は払ってもらいますからね。部屋まで一緒に行かせてもらいますよ」と運転手が言い出したのでこれは不味いことになったと気が付いた。
このままラブホテルに運転手と一緒に入ったら面倒なことになりそうだ。
私のすぐ横にタクシーが乗り付けると客のカップルが下りるのが見えた。
これはちょうどいいと思って私はタクシーに乗り込むと今度は間違えずにホテルの場所を伝えた。
タクシーはすぐ走り出して、さっき私を載せたタクシーの運転手は置いてけぼりになった。
これで一安心と思っていると、タクシーの運転手が無線でなにか話してる。
さっきの運転手と話してるのではと気になったけど、話はすぐ終わったので違ってたらしい。
しばらくタクシーが大通りを走ると、急に角を曲がって事務所らしい建物の前に着いた。
建物の前は駐車場になっていてタクシーが何台か並んでいる。
タクシーの営業所らしい。
運転手が私をタクシーから降ろすと、さっき私を載せたタクシーも駐車場に入ってきた。
タクシーを降りて運転手が出てきたがやっぱりさっき私を乗せた運転手だ。
「お客さん、デリヘル女のくせにただ乗りするなんてとんでもない話だ。タクシー代は体で払ってもらいますよ」と運転手が言うと、二人で私の両腕をしっかりとつかんだ。
無理やり事務所の中に連れ込まれて私は逃げられなかった。
事務所の中はタクシーの運転手の仮眠室になっているらしくて、畳の部屋に布団が敷いてあった。
激しい欲望がが私に襲いかかり、強い風が私の体を突き刺すように吹き付けてきた。
激しさと優しさを繰り返しながら、征服される喜びが体に流し込まれてきた。
いつ終わるのかわからない儀式は、時の流れが止まったように終わることがなかった。
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