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第百七十話
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夏休みも終わったころ姉が「ちっょっと頼みたいことがあるの」と言い出した。
姉の通っている女子大のバンドが有名なテレビの音楽番組に出演することになったらしい。
メンバーが足りないので俺に参加して欲しいとの頼みだった。
なんで俺にそんなことを頼むのか理由は分からなかったが姉の友達はみな就活で忙しいらしい。
タンバリンを持って適当に踊っていればいいと言われて俺は断れなかった。
収録の当日テレビ局に行って控室に通されるとバンドのメンバーに紹介された。
メンバーの一人は姉の幼馴染みの清美ちゃんで俺も誕生会に何度か呼ばれたことがある。
「これに着替えてね、あとお化粧はスタイリストさんがやってくれるから」と言われて渡されたのはセーラー服だ。
それも姉が通っていた高校のセーラー服だ。
普通の格好でテレビに出ても印象が薄いから全員セーラー服を着てほしいとのテレビ局のディレクターに言われたらしい。
「下着はこれに着替えてね」と清美ちゃんに渡されたのは女子高生が着るようなジュニア用のブラジャーとパンティーだった。
俺は清美ちゃんの誕生会で女装をさせられたことがあるのを思い出した。
下着も女物を着せられて、お化粧もさせられて写真まで撮られた記憶がある。
まさか今に歳になってまた女装させられるとは夢にも思わなかった。
なんとか断る言い訳を考えたがここまできて今更断れる訳がない。
俺は仕方なく服を脱いでブラジャーとパンティーを身につけるとセーラー服を着た。
女物のパンティーは前がきつくて締めつけられて履きにくいが文句も言えない。
テレビ局のスタイリストさんが丁寧にお化粧をしてくれたので見た目は女子高生らしくなった。
「可愛いじゃないの、子供のころも直ちゃんは女の子みたいだったけど、いまでもいけてるわね」と清美ちゃんに褒められたけど嬉しくはなかった。
リハーサルのあと本番が済むとバンドのメンバーが揃って打ち上げのパーティーをすることになった。
着替えている暇はないので全員セーラー服のままテレビ局の近所の焼き肉屋に雪崩込んだ。
女の子たちだけで大騒ぎして焼き肉を食べた後お開きになって俺は店の外にでた。
他の女の子達に二次会をすると誘われたが俺は断って一人で帰ることにした。
駅までの道を歩き始めたとき「ちょっと、君可愛いねカラオケでもしないか」と男性に声を掛けられた。
知り合いかと思ったが見たことのない顔だ。
それに中年の腹のでたオヤジでどう考えても変だ。
どうやら俺の事を本物の女子高生だと思ってナンパするつもりらしい。
俺は本当の事を行った方がいいかと思ったが、女子高生の振りをして男をからかうのも面白いと思った。
男と一緒にカラオケ店に入ると飲み物を勧められた。
一口飲んで見ると舌にピリッと来た。
なんだか変だと思ったがそのまま飲み込むと胃袋が熱くなった。
頭がぼんやとして目眩がしてきた。
目が覚めたとき俺は公園のベンチで寝ているのに気がついた。
家に戻ったはずだと思ったがどうも違っていたらしい。
どうやらコスプレのセーラー服を着たまま公園のベンチで寝たしまったらしい。
昨日の事を思い出そうとしたが、カラオケを出た所までは覚えているがそのあとの記憶がない。
俺はセーラー服を着たままなので着替えようと思ったが着替えがない。
持ち物をさがすと財布と携帯をもっている。
これなら家に帰る電車賃くらいはありそうだと思って公園を出たが自分がどこにいるのか分からない。
景色を確かめると高層ビルが一杯立っているのが見えた。
どうやら新宿にいるらしいと俺はなんとなく気がついた。
駅前まで歩いていくとウェンディーズを見つけたので一休みしようと思った。
テリヤキバーガーとコーヒーを頼んで空いてる席に座ると食べ終わったあとトイレに立った。
セーラー服を着ているので便器に座って小便をしようとしたとき俺は愕然とした。
股間にあるべきものがないのだ。
何度も手で触って確かめたがやっぱりない。
それでも小便がでるので用は済ませたがやっぱり変だ。
トイレの鏡で自分の顔を確かめてみたがいつもの俺の顔とは全然違う。
お化粧をしているから別人に見えるのかとも思ったが顔の輪郭が全然違う。
胸に手を当てて確かめると肉の塊の感触があって本物の胸だ。
何がなんだかさっぱり訳が分からない。
俺は昨夜何があったのか思い出そうとしてみた。
俺は昨日までは確かに男だったはず。
ガールズバンドでセーラー服の女装をしたが、それだけで身体が女になるはずがない。
スカートを直して席にもどったが頭の中は混乱するばかりだった。
このまま家に帰るかどうか俺には決心がつきかねた。
俺はもともと男の子なはず。
家に戻れば家の子じゃないと言われるに決まっている。
俺はもう家には戻れないと思ったけど行く場所の当てはない。
財布を調べたが、金は小銭が少しあるだけでホテルになんかとても泊まれない
どうしようかと思案しているとき、いつかテレビ番組で「神待ちサイト」というのを紹介していたのを思い出した。
家出したい女の子が、家出先を見つけるためのサイトだ。
家出した女の子を泊めてくれる男性を「神」と呼ぶらしい。
俺は携帯をだして「神待ちサイト」のキーワードで検索してみた。
「神待ちサイト」らしい掲示板はすぐに沢山見つかった。
どこの掲示板も家出したい女の子の書き込みが沢山書いてある。
俺は他の書き込みの真似をして「今夜泊めてくれる場所を探してます、女子高生です」と書き込んでみた。
もしかしてすぐに返事の書き込みがあるかと思ってドキドキしながら掲示板を見ていたが、それらしい書き込みはない
しばらく携帯を見続けたが、全然反応らしきものはない。
やっぱりそんなに簡単には神は見つからないと思って諦めて携帯をしまおうとしたとき、返事の書き込みがあった。
俺はこれで今夜はなんとかなると思ったが、不安な気持ちが込み上げてきた。
男性が家出した女の子を家に連れ込むのは良からぬ下心があっての話。
男の誘いに乗って家までついて行けばどんなことになるのかは大体想像がつく。
だが他にいい方法も思いつかないので何があってもそれはそれで覚悟するしかない。
俺は駅前で待ち合わせをする約束をして返事を待った。
男はすぐ近くらしくてこれからすぐ来ると返事が来た。
駅前でしばらく待っていると、それらしい男が来た。
「いや、直美ちゃんだね、可愛いじゃないか」と男は俺に気が付いてすぐに声を掛けてきた。
グレーのジャンパーを着た中年の男はサラリーマンには見えない。
歳も俺のおやじくらいで、随分と老けて見える。
「じゃあ飯でも食おうか、お腹空いてるだろう」と男に誘われて俺は男と歩き始めた。
男はすぐに手を伸ばして俺の手をしっかりと掴んできた。
俺が逃げられないようにしっかりと捕まえておく気らしい。
俺は女の子と手をつないだこともないので、手を握られると胸がドキドキして変な気分になった。
「何が食べたいんだ」と男に聞かれて俺は「何でもいいです」と答えた。
しばらく歩いて火鍋屋に着いた。
店に入ると男が適当に注文した。
火鍋というのは名前は聞いたことがあるがどんな料理かよくは知らない。
店の様子からして中国の料理らしいが中国風の鍋物というのはどんな料理なのか想像もつかない。
しばらくしてウェイトレスが肉屋や野菜が載った皿と、たれの入った鍋を持ってきた。
鍋は中央にS字型の区切りがあり白いたれと赤いたれが入っている。
見た感じは韓国の太極旗に似たデザインだが韓国料理でもないみたいだ。
男が肉と野菜を鍋に入れたので俺も真似して肉と野菜を鍋に入れるとすぐに鍋が一杯になった。
男は構わずに山盛りになるほど鍋に野菜を入れているのでそんなことをしても大丈夫かと思ったが男は平然としている。
火を強めにしてしばらく待つと野菜が煮えてぺったんこになり鍋からはみだす事もなかった。
男が火鍋を箸でつまんで食べ始めたので俺も真似して食べ始めた。
肉を口にいれるととんでもなく辛くてその上変な味がして吐き出しそうになったが必死で飲み込んだ。
何の肉かは判らなかったが豚肉や牛肉とは違う味だ。
どうやら羊の肉らしい。
羊の肉など食べたことはないがとても美味しく食べられる味ではない。
それにたれの味がひどく不味くて舌が痺れるほどからい。
とは言ってもまずいと言うわけにもいかない。
赤い色のたれは辛くてとても食べれないと判ったので白い色のたれに入った野菜を食べてみた。
辛くはないがやっぱりスパイスがいっぱい入っているらしくて変な味だ。
肉はとても食べられないので野菜を少しづつ食べたが鍋には野菜が一杯入っていてなかなか減らない。
なんとかがんばって野菜を食べながら男が食べ終わるのを待った。
食事のあと男が「よかったらこれから二人で公園に行かないか、今の季節は花壇の花がとってもきれいなんだよ」と俺を誘った。
ラブホテルに誘われたら断るつもりだったが公園にだったら恋人どうしの雰囲気を楽しめるし危ない事も起きないと思った。
「はい、おまかせします」と俺が返事をすると男は携帯を取り出してなにかやってる。
「じゃあ、行こうか」と男に促されて店を出るとタクシーが店の前に待っていた。
さっき携帯を操作していたのはタクシーの予約をしていたらしい。
随分と段取りがいいので俺はすっかり感心してしまった。
タクシーでしばらく走ると代々木公園の入り口に着いた。
二人で手をつないで公園の奥まで歩いていくと恋人同士みたいな気分になって胸がドキドキしてきた。
大きな広場にでるとベンチが沢山ならんでいるがどのベンチもカップルが座っていて仲良さそうにしている。
抱き合ったりキスしたりしてるカップルも居て目のやり場にこまった。
少し先に立ったまま抱き合ったカップルがいるのが見えた。
だがなんだか様子が変だ。
男の手が女のスカートを捲り上げて女のお尻が丸見えになっている。
パンティーは膝のあたりまで降ろされていて女の白いお尻がはっきりと見えた。
どうやらわざと女のお尻を他のカップルに見せているらしい。
カップルの横を通りすぎて公園の奥に行くとちょうどベンチに座ったカップルが立ち上がるのが見えた
男に促されてベンチに座るとすぐ横に座ったカップルの会話が聞こえて来た。
「お願いします、ビデオは旦那には内緒にしてください。私困るんです」と女が男に訴えてる。
「俺の言うことを何でも聞くって約束すれば内緒にしてやってもいいんだぜ。それが出来ないならビデオを旦那の会社に送ってやる。それでいいんだな」と男が女を脅している。
「困るんですねお願いしますそれだけは止めてください」と女が必死に食い下がった。
「旦那にばらされるがいやならデリヘルで働いてもらおうか。そうすれば許してやってもいいんだぜ」と男が話を切り出した。
「そんなこと出来ません。私には旦那が居るんです」と女が反論した。
「大丈夫。人妻専用のデリヘルだからな、昼間旦那が会社に行っているときに家を出ればいいんだ。それならできるだろう」と男が女を説得している。
「でも私なんかにデリヘル嬢がつとまるんですか」と女が聞き返してる。
「大丈夫だよ奥さんは美人だしスタイルもいいし胸も大きいからデリヘルにはぴったしだ。それに講習を受けてもらうから安心して働けるよ」と男が女を説得している。
「あなたとのお付き合いをこれからも続けてもらえるんですか。私あなたに抱かれて本当の女の悦びを知ったんです。あなたとは別れたくないんです」と女が言い出したので俺はびっくりしてしまった。
男に脅されてデリヘルで働けと要求されているのにそれでも男と交際を続けたいとはどんな気持で言っているのか理由が分からない。
ベンチが微かに揺れるので変だと思って横に座ったカップルを良く見ると女が足を広げて男の手が女の股間に届いているのが見えた。
男の指先が小刻みに動くのに合せて女の腰がクネクネと動いてベンチが震えているらしい。
俺はアダルトビデオなら見たことがあるが、自分のすぐ横で女が腰を動かすのを見るなんて初めてだ。
男に責められると女の体というのは震えてくるらしい。
どうやら女の体というのは敏感な所を責められるとまともな判断力がなくなって男の言いなりになるしかないらしいと俺にも判ってきた。
男にとっては都合のいい話だ
でもそれはそれで女にとっては幸せなことに違いない。
隣に座った男はしばらく無言でいたが、俺の隣のカップルの様子を確かめた後俺の膝の上に手を載せてくすぐるように指先を震わせてきた。
むずむずするような感触が俺の膝に広がってなんだか気持ち悪い。
男はしばらく俺の膝を撫で廻していたがやがて俺の腿の内側に指先を滑らせて撫で始めた。
俺はきっと男が隣に座ったカップルと同じように俺の敏感なところを責めてくるものとばかり思った。
だが男は俺の気持を見透かしたように指先をまた俺の膝頭に載せるとくすぐるように動かしてきた。
何度か男の指先が俺の腿の内側と膝頭を交互に撫で廻すと男の指先は次第に俺のオXXコに近づいてきた。
男はわざと俺を焦らしているらしいと俺は気がついた。
俺は男がやりやすいようにと足を少しだけ開いた。
すると男の指先がオXXコ近くまで届いてきた。
俺はもう我慢できなくて足を大きく開いた。
男の指先がオXXコに直に触れてきたとき俺は嬉しくて涙が込み上げてきた。
「もっと気持ちよくなりたいよね。そのほうが直美ちゃんもいいよね。二人でゆっくりできる場所に行こうか」と男に誘われて俺はとても断れなかった。
男がどんな話術で俺を口説くのか確かめてみようと思っていたのに話をろくにせずに俺をその気にさせるなんてとても信じられない。
実際に男に弱い所を責められると男にはとても逆らえなくなるってことを自分で体験してなるほど納得した。
男の体だったら敏感な所は一カ所だけオXンXンの先端しかないが女の体は敏感な所がいっぱいあって男に責められると頭ではいけないと思っても体が勝手に反応してしまうんだ。
男がベンチから立ち上がったので俺もスカートの裾を直して立ち上がった。
公園を出て坂道を下って裏通りに入るとラブホテルらしい建物の前に来た。
エレベータに乗って二階に上がると俺は男の後から部屋に入った。
部屋の中を見回してみると、大きなベッドの横に大きな液晶テレビが置いてあり他には自動販売機らしい機械が置いてあるだけ。
特段に変な物が備えてある訳でもない。
俺はとりあえず一安心した。
男は俺をベッドに座らせると、ベッドの横にある大きな液晶テレビを操作した。
駅のホームで電車を待っている女子高生の後ろ姿が見えた。
画面が揺れるので携帯で盗撮した動画らしい。
女子高生のセーラー服のスカートは随分と短い。
電車が来て女子高生が乗り込むとカメラを持った人物も一緒の電車に乗ったらしい。
女子高生が奥まで進んでドアの横に立つのが映し出された。
ビデオの画面が荒れると、女子高生のお尻らしい物が見えた。
女子高生のスカートの下に携帯のカメラを差し入れて撮影しているらしくてパンティーがはっきりと画面に映った。
どうにも趣味の悪い盗撮ビデオだ。
しばらく女子高生のパンティーが映っていると画面に男の手らしい物が映り込んだ。
男の手が女子高生のパンティーの上からお尻を撫で回しているのを見て痴漢をしているらしいと判った。
どうやらこのビデオは痴漢の盗撮ビデオだったらしい。
痴漢の盗撮ビデオを見ているとまるで自分が痴漢に遭っているような気分になって足が震えてきた。
女子高生はスカートを短くしているとよく痴漢に遭うという話をきいたことがあるが本当だったらしい。
その上盗撮までするなんてとんでもない卑劣な男がいるものだ。
やがて電車がとまったらしくて女子高生がドアの外に降りるのが映った。
女子高生は階段を上がって途中の身体障害者用のトイレに入った。
女子高生がドアを閉めようとしたときカメラも強引にドアを開けて中に入った。
痴漢の男は女子高生の腕をねじり上げると前のめりに便器に頭をつけさせて後ろからスカートを捲り上げた。
「びしょ濡れじゃないか、よっぽど男が欲しいんだな」と痴漢の男が言うと指先で女子高生のオXXコを責め始めた。
指先を震わせるようにしてオXXコを撫で回す手つきは随分と手慣れている。
女子高生は最初はいやがる素振りも見せずに痴漢の男にされるままになっている。
痴漢の男が女子高生のパンティーを膝まで降ろすと、女子高生のオXXコが大写しになった。
女子高生の膝が震えて腿の筋肉が引きつっているのが見えた。
痴漢の男は後ろから腰を突き上げるようにしてオXンXンを女子高生のオXXコに押し込むと腰を使い始めた。
俺はビデオの画像を見ていてとても信じられなかった。
スカートを短くしている女子高生は痴漢に遭いたくてスカートを短くしてるんだという噂を聞いたことがあるがどうやら本当だったらしい。
その上電車の中で触られるだけでなく、駅のトイレでこんな目に遭わされるなんてとても信じられない。
それも女子高生は全然嫌がっている風にも見えない。
まるで自分から痴漢をトイレに誘っているようにも見える。
女の子が痴漢に遭うときの気持は俺が想像していたのとはかなり違っていたらしい。
男は俺をベッドに置き去りにしたまま、バスルームに入ってシャワーを浴び始めた。
俺は男がすぐに戻ってきてくれるとばかり思って、それまで液晶テレビを見て時間を潰すことにした。
女が繰り返し絶叫するのを見て俺はなんだか自分の体がだんだんと変な気分になっていくのに気が付いた。
本来ならオXンXンが大きくなっているはずだが、その代わりにオXXコが熱くなって変な感じだ。
俺はセーラー服のスカートの下に手をいれてオXXコを触って確かめてみた。
指先がオXXコに触れた瞬間にまるで電気が流れたような感触が俺のオXXコから俺の体全体に広がって俺は思わず体を震わせた。
軽く指が触れただけなのに飛んでもなく気持ちがい。
その上指先が濡れておもらしでもしたように濡れている。
あまりに気持ちがよすぎて俺は自分でオXXコをなぞるのが止められなくなった。
オXXコがさらに湿り気を増して、指先がぬるぬるになった。
不意に携帯の呼び出し音が聞こえて俺は我に返った。
男の携帯がなったらしい。
俺が男の携帯に出るわけにもいかないので、しばらく待っていると男がバスルームから裸のまま出てきた。
男は携帯を取り上げてベッドの脇に座ると、通話を始めた。
何の話をしているのかは分からなかったがどうやら相手は女らしい。
いつまでたっても男は携帯で話すのをやめる様子はない。
かれかれ一時間近くも男が携帯で話を続けるので、俺は呆れてしまった。
目の前に女がいながら、他の女と延々と携帯で話をするなんていったいどんな神経をしているのだろうと俺は腹がたってきた。
相手の女が誰だかは分からないが、俺よりもその女の方が大事だってことには間違いなさそう。
俺は試しに腰かけていたベッドから立ち上がると、こっそりとドアの前まで歩み寄って男の様子を見た。
俺が部屋から出ようとしているのに気が付いたら、きっと電話を止めて俺を引き留めてくれるとばかり思っていた。
だが俺の期待に反して男は、ずっと電話に夢中で俺に気が付いたそぶりも見せない。
俺はこれでは男に何を期待しても無駄だと諦めて、ドアを開けて廊下にでた。
俺はこのまま男を置き去りにしてラブホテルをでていいものか一瞬迷ったが、男が俺を追いかけてこない以上はもう仕方ないと思った。
エレベータで一階に降りると、正面の受付の玄関から外へ出ようとした。
そのとき受付の奥の待合室に部屋が空くのを待っているカップルが座っているが目に入った。
女の方は女子高生らしくセーラー服を着ていて相手は腹の出た中年の男だ。
このラブホテルには援助交際のカップルがよく来るらしい。
女はソファーに座って足を大きく開いた格好で男にキスをされている。
男の手が女のセーラー服を捲りあげて、パンティーの中で動いているのがはっきりと見えた。
まるで痴漢みたいな男の手の動きに合わせるように女が体を捩って腿を震わせている。
俺はその光景を見て、急に足が震えて止まらなくなった。
このままラブホテルから出たら、さっきの男とはもう二度と会う機会はないかもしれない。
それに男だって電話が済めば、今度はきっと俺の相手だってしてくれるに違いない。
どうしようかと迷っていると不意に「いくら欲しいんだ」と男の声が聞こえた。
声の方に視線を向けると中年男が立っている。
俺を援助交際の女子高生だと思ったらしい。
こんな所で女子高生が一人で立っていれば援助交際の相手を探していると思われても仕方がない
俺はこんな男は相手にしていられないと思って、さっきの部屋にすぐ戻ることにした。
後ろも見ずにエレベータの前まで急いで走ると、男が追いかけて来る。
すぐにドアを閉めるボタンを押すと、エレベータが動き始めた。
さっきの階で降りて部屋番号をたよりに男の居る部屋に戻った。
ドアを叩いてみたが返事がない。
試しにドアを押してみると、ドアが奥に開いた。
さっきの男がきっとまだ部屋に居るはずだと思って、ドアの隙間から部屋の様子を伺ってみるとセーラー服を着た女が床にしゃがみ込んでいるのが見えた。
あれっと思ってよく見ると、女は男の腰に顔を寄せて頭を前後に揺すっている。
フェ××オしていることろだとすぐわかった。
さっきから男が電話していた女は最初からこのホテルにいたらしい。
きっと別の部屋で男が来るのを待っていたか、それとも他の男と一緒だったかどちらだと思った。
それに女の顔はさっきみた裏ビデオに映っていた女とよく似ている。
どうも変だと思ったけど、この男はよっぽど女と遊んでいるらしい。
女は巧みに舌を使いながら、指でオXンXンをしごいている。
俺は女が羨ましくて腹が立ってきた。
本来なら俺が男にフェ××オをさせてもらっていたはず。
それなのにこんな女に男のオXンXンを横取りされるなんて、腹立たしいとしか言いようがない。
不意に俺のお尻に変な感触があるのに気が付いて俺はドキッとした。
誰かが俺のお尻を触っているらしい。
後ろの様子を確かめてみると中年の男が後ろから俺に体を寄せている。
さっき俺に声を掛けてきた男が俺の後を追いかけてきたらしい。
俺は部屋の中の男に助けを求めようかと思ったが、すぐには声がでなかった。
いくら相手が痴漢の男でも、お尻を触られるのを見られたら部屋の中の男がどう思うかは分からない。
俺が自分から男を誘ったんだと思われるかもしれない。
そんなことになったら部屋の中の男は腹を立てて二度と俺とは付き合わないと言い出しかねない。
男は俺が逆らわないことをいいことに、俺のセーラー服のスカートを捲りあげてパンティーを膝のあたりまで引きずって降ろした。
朝の通学電車の痴漢なら、周りの人が見ているから痴漢と言ってもやる事に限度がある。
ここはラブホテルの廊下で見ている人は誰もいない。
痴漢にこの後いったい何をされちゃうのかと思っただけで怖くて足が震えてきた。
俺は部屋の中の男に見られると困ると思って、そっとドアを閉じた。
痴漢の男は俺の様子をみて、何をしてもいいと思ったらしい。
男が俺の足元にしゃがみ込むと、下から指を突き上げて俺のオXXコに押し込んできた。
男の指がすぐに俺のオXXコの奥まで差し入れられると、指先を震わせて俺を責め始めた。
男の指先が俺の敏感な所を探り当てると巧みに攻め始めた。
指先を震わせたり、きつく押さえつけたり、押しまわしたりと動くたびに違う感触が俺に襲いかかってくる。
まるでオXXコの奥にオXンXンがいっぱい生えてるような感触で俺は戸惑いを感じた。
自分でオ×ニーするときもオXンXンの先端をこすると気持ちいいが、まるでオXンXンが百本もオXXコの中に生えてるくらい気持ちいい。
指で責められただけでこんなに気持ちいいなら男にオXンXンを入れてもらったらどんなに気持ちいいのか怖くて想像もできない。
男の指先は容赦なく、俺のオXXコを責め続けて俺はもうとても立っていられなくなった。
早くオXンXンを入れてほしくて、おねだりしたい気持が心の底から湧き上がってきた。
部屋の中から女が「おっきいオXンXン大好き、早く入れてちょうだい」と大声で叫ぶ声が聞こえてきて俺は頭が変になりそうになった。
俺も女と同じことを言いたくてたまらないけど、部屋の中の男に気が付かれると困るので声が出せないのだ。
男は俺から指を離すと、俺を男の方に向き直らせた。
俺はとても立っていられなくてその場にしゃがみ込んでしまった。
男は俺の様子を見てなにか勘違いしたらしい。
「いますぐしゃぶらせてやるぜ」と男が言うとズボンの前を開けた。
男がズボンとトランクスを膝まで降ろすと男の大きなオXンXンが剥き出しになった。
俺の目の前には男のオXンXンが見えて俺は戸惑った。
自分のオXンXンだったら普通に毎日目にしているが、他の男のオXンXンなんかをまじまじと見たことはない。
修学旅行で一緒にお風呂に入った時以来だ。
他の男のオXンXンは自分とどう違うのか、興味があることはあるけどじっくりと見つめるチャンスなど今までになかった。
俺は自分のオXンXンとどう違うのか、見比べてみたくて男の股間を見つめた。
目の前で大きく勃起した男のオXンXンを見て俺はただ驚くだけで声も出ない。
俺だってオ×ニーをするときは一応はオXンXンは大きくなるけど、これ程の大きさにはならない。
それに色と形も全然違う。
俺のオXンXンは普通に肌色だし、修学旅行の時にみた友達のオXンXンも普通の肌色だった。
だけど俺の目の前にあるオXンXンは薄黒い紫色で色が全然違う。
なぜこんな色をしているのか全然理由が分からない。
形も根元が太くて反り返っていて先端の縁が大きく開いていて俺のオXンXンとはまるで違う。
「おい、やるのかやらないのか、どっちなのかはっきりしろ。それとも痛い目に遭いたいのか」と男が俺を怒鳴りつけてきた。
俺は部屋の中の男に痴漢の男の声を聴かれてドアの外で何をしているのか気づかれるのはまずいと思って、すぐに男のオXンXンに唇を近づけた。
舌先を使ってそっと先端をくすぐるとあなたは腰を寄せて俺の口いっぱいに頬張らせてきた。
舌先にからみつくように征服する快楽をあなたは追求し続けた。
緊張から硬直した気分はやがてなま暖かい感触に変わり、力強い律動が加わりながら激しさを増していった。
支配される快感がやがて俺の体中を満たして、次の瞬間にあふれ出てきた。
姉の通っている女子大のバンドが有名なテレビの音楽番組に出演することになったらしい。
メンバーが足りないので俺に参加して欲しいとの頼みだった。
なんで俺にそんなことを頼むのか理由は分からなかったが姉の友達はみな就活で忙しいらしい。
タンバリンを持って適当に踊っていればいいと言われて俺は断れなかった。
収録の当日テレビ局に行って控室に通されるとバンドのメンバーに紹介された。
メンバーの一人は姉の幼馴染みの清美ちゃんで俺も誕生会に何度か呼ばれたことがある。
「これに着替えてね、あとお化粧はスタイリストさんがやってくれるから」と言われて渡されたのはセーラー服だ。
それも姉が通っていた高校のセーラー服だ。
普通の格好でテレビに出ても印象が薄いから全員セーラー服を着てほしいとのテレビ局のディレクターに言われたらしい。
「下着はこれに着替えてね」と清美ちゃんに渡されたのは女子高生が着るようなジュニア用のブラジャーとパンティーだった。
俺は清美ちゃんの誕生会で女装をさせられたことがあるのを思い出した。
下着も女物を着せられて、お化粧もさせられて写真まで撮られた記憶がある。
まさか今に歳になってまた女装させられるとは夢にも思わなかった。
なんとか断る言い訳を考えたがここまできて今更断れる訳がない。
俺は仕方なく服を脱いでブラジャーとパンティーを身につけるとセーラー服を着た。
女物のパンティーは前がきつくて締めつけられて履きにくいが文句も言えない。
テレビ局のスタイリストさんが丁寧にお化粧をしてくれたので見た目は女子高生らしくなった。
「可愛いじゃないの、子供のころも直ちゃんは女の子みたいだったけど、いまでもいけてるわね」と清美ちゃんに褒められたけど嬉しくはなかった。
リハーサルのあと本番が済むとバンドのメンバーが揃って打ち上げのパーティーをすることになった。
着替えている暇はないので全員セーラー服のままテレビ局の近所の焼き肉屋に雪崩込んだ。
女の子たちだけで大騒ぎして焼き肉を食べた後お開きになって俺は店の外にでた。
他の女の子達に二次会をすると誘われたが俺は断って一人で帰ることにした。
駅までの道を歩き始めたとき「ちょっと、君可愛いねカラオケでもしないか」と男性に声を掛けられた。
知り合いかと思ったが見たことのない顔だ。
それに中年の腹のでたオヤジでどう考えても変だ。
どうやら俺の事を本物の女子高生だと思ってナンパするつもりらしい。
俺は本当の事を行った方がいいかと思ったが、女子高生の振りをして男をからかうのも面白いと思った。
男と一緒にカラオケ店に入ると飲み物を勧められた。
一口飲んで見ると舌にピリッと来た。
なんだか変だと思ったがそのまま飲み込むと胃袋が熱くなった。
頭がぼんやとして目眩がしてきた。
目が覚めたとき俺は公園のベンチで寝ているのに気がついた。
家に戻ったはずだと思ったがどうも違っていたらしい。
どうやらコスプレのセーラー服を着たまま公園のベンチで寝たしまったらしい。
昨日の事を思い出そうとしたが、カラオケを出た所までは覚えているがそのあとの記憶がない。
俺はセーラー服を着たままなので着替えようと思ったが着替えがない。
持ち物をさがすと財布と携帯をもっている。
これなら家に帰る電車賃くらいはありそうだと思って公園を出たが自分がどこにいるのか分からない。
景色を確かめると高層ビルが一杯立っているのが見えた。
どうやら新宿にいるらしいと俺はなんとなく気がついた。
駅前まで歩いていくとウェンディーズを見つけたので一休みしようと思った。
テリヤキバーガーとコーヒーを頼んで空いてる席に座ると食べ終わったあとトイレに立った。
セーラー服を着ているので便器に座って小便をしようとしたとき俺は愕然とした。
股間にあるべきものがないのだ。
何度も手で触って確かめたがやっぱりない。
それでも小便がでるので用は済ませたがやっぱり変だ。
トイレの鏡で自分の顔を確かめてみたがいつもの俺の顔とは全然違う。
お化粧をしているから別人に見えるのかとも思ったが顔の輪郭が全然違う。
胸に手を当てて確かめると肉の塊の感触があって本物の胸だ。
何がなんだかさっぱり訳が分からない。
俺は昨夜何があったのか思い出そうとしてみた。
俺は昨日までは確かに男だったはず。
ガールズバンドでセーラー服の女装をしたが、それだけで身体が女になるはずがない。
スカートを直して席にもどったが頭の中は混乱するばかりだった。
このまま家に帰るかどうか俺には決心がつきかねた。
俺はもともと男の子なはず。
家に戻れば家の子じゃないと言われるに決まっている。
俺はもう家には戻れないと思ったけど行く場所の当てはない。
財布を調べたが、金は小銭が少しあるだけでホテルになんかとても泊まれない
どうしようかと思案しているとき、いつかテレビ番組で「神待ちサイト」というのを紹介していたのを思い出した。
家出したい女の子が、家出先を見つけるためのサイトだ。
家出した女の子を泊めてくれる男性を「神」と呼ぶらしい。
俺は携帯をだして「神待ちサイト」のキーワードで検索してみた。
「神待ちサイト」らしい掲示板はすぐに沢山見つかった。
どこの掲示板も家出したい女の子の書き込みが沢山書いてある。
俺は他の書き込みの真似をして「今夜泊めてくれる場所を探してます、女子高生です」と書き込んでみた。
もしかしてすぐに返事の書き込みがあるかと思ってドキドキしながら掲示板を見ていたが、それらしい書き込みはない
しばらく携帯を見続けたが、全然反応らしきものはない。
やっぱりそんなに簡単には神は見つからないと思って諦めて携帯をしまおうとしたとき、返事の書き込みがあった。
俺はこれで今夜はなんとかなると思ったが、不安な気持ちが込み上げてきた。
男性が家出した女の子を家に連れ込むのは良からぬ下心があっての話。
男の誘いに乗って家までついて行けばどんなことになるのかは大体想像がつく。
だが他にいい方法も思いつかないので何があってもそれはそれで覚悟するしかない。
俺は駅前で待ち合わせをする約束をして返事を待った。
男はすぐ近くらしくてこれからすぐ来ると返事が来た。
駅前でしばらく待っていると、それらしい男が来た。
「いや、直美ちゃんだね、可愛いじゃないか」と男は俺に気が付いてすぐに声を掛けてきた。
グレーのジャンパーを着た中年の男はサラリーマンには見えない。
歳も俺のおやじくらいで、随分と老けて見える。
「じゃあ飯でも食おうか、お腹空いてるだろう」と男に誘われて俺は男と歩き始めた。
男はすぐに手を伸ばして俺の手をしっかりと掴んできた。
俺が逃げられないようにしっかりと捕まえておく気らしい。
俺は女の子と手をつないだこともないので、手を握られると胸がドキドキして変な気分になった。
「何が食べたいんだ」と男に聞かれて俺は「何でもいいです」と答えた。
しばらく歩いて火鍋屋に着いた。
店に入ると男が適当に注文した。
火鍋というのは名前は聞いたことがあるがどんな料理かよくは知らない。
店の様子からして中国の料理らしいが中国風の鍋物というのはどんな料理なのか想像もつかない。
しばらくしてウェイトレスが肉屋や野菜が載った皿と、たれの入った鍋を持ってきた。
鍋は中央にS字型の区切りがあり白いたれと赤いたれが入っている。
見た感じは韓国の太極旗に似たデザインだが韓国料理でもないみたいだ。
男が肉と野菜を鍋に入れたので俺も真似して肉と野菜を鍋に入れるとすぐに鍋が一杯になった。
男は構わずに山盛りになるほど鍋に野菜を入れているのでそんなことをしても大丈夫かと思ったが男は平然としている。
火を強めにしてしばらく待つと野菜が煮えてぺったんこになり鍋からはみだす事もなかった。
男が火鍋を箸でつまんで食べ始めたので俺も真似して食べ始めた。
肉を口にいれるととんでもなく辛くてその上変な味がして吐き出しそうになったが必死で飲み込んだ。
何の肉かは判らなかったが豚肉や牛肉とは違う味だ。
どうやら羊の肉らしい。
羊の肉など食べたことはないがとても美味しく食べられる味ではない。
それにたれの味がひどく不味くて舌が痺れるほどからい。
とは言ってもまずいと言うわけにもいかない。
赤い色のたれは辛くてとても食べれないと判ったので白い色のたれに入った野菜を食べてみた。
辛くはないがやっぱりスパイスがいっぱい入っているらしくて変な味だ。
肉はとても食べられないので野菜を少しづつ食べたが鍋には野菜が一杯入っていてなかなか減らない。
なんとかがんばって野菜を食べながら男が食べ終わるのを待った。
食事のあと男が「よかったらこれから二人で公園に行かないか、今の季節は花壇の花がとってもきれいなんだよ」と俺を誘った。
ラブホテルに誘われたら断るつもりだったが公園にだったら恋人どうしの雰囲気を楽しめるし危ない事も起きないと思った。
「はい、おまかせします」と俺が返事をすると男は携帯を取り出してなにかやってる。
「じゃあ、行こうか」と男に促されて店を出るとタクシーが店の前に待っていた。
さっき携帯を操作していたのはタクシーの予約をしていたらしい。
随分と段取りがいいので俺はすっかり感心してしまった。
タクシーでしばらく走ると代々木公園の入り口に着いた。
二人で手をつないで公園の奥まで歩いていくと恋人同士みたいな気分になって胸がドキドキしてきた。
大きな広場にでるとベンチが沢山ならんでいるがどのベンチもカップルが座っていて仲良さそうにしている。
抱き合ったりキスしたりしてるカップルも居て目のやり場にこまった。
少し先に立ったまま抱き合ったカップルがいるのが見えた。
だがなんだか様子が変だ。
男の手が女のスカートを捲り上げて女のお尻が丸見えになっている。
パンティーは膝のあたりまで降ろされていて女の白いお尻がはっきりと見えた。
どうやらわざと女のお尻を他のカップルに見せているらしい。
カップルの横を通りすぎて公園の奥に行くとちょうどベンチに座ったカップルが立ち上がるのが見えた
男に促されてベンチに座るとすぐ横に座ったカップルの会話が聞こえて来た。
「お願いします、ビデオは旦那には内緒にしてください。私困るんです」と女が男に訴えてる。
「俺の言うことを何でも聞くって約束すれば内緒にしてやってもいいんだぜ。それが出来ないならビデオを旦那の会社に送ってやる。それでいいんだな」と男が女を脅している。
「困るんですねお願いしますそれだけは止めてください」と女が必死に食い下がった。
「旦那にばらされるがいやならデリヘルで働いてもらおうか。そうすれば許してやってもいいんだぜ」と男が話を切り出した。
「そんなこと出来ません。私には旦那が居るんです」と女が反論した。
「大丈夫。人妻専用のデリヘルだからな、昼間旦那が会社に行っているときに家を出ればいいんだ。それならできるだろう」と男が女を説得している。
「でも私なんかにデリヘル嬢がつとまるんですか」と女が聞き返してる。
「大丈夫だよ奥さんは美人だしスタイルもいいし胸も大きいからデリヘルにはぴったしだ。それに講習を受けてもらうから安心して働けるよ」と男が女を説得している。
「あなたとのお付き合いをこれからも続けてもらえるんですか。私あなたに抱かれて本当の女の悦びを知ったんです。あなたとは別れたくないんです」と女が言い出したので俺はびっくりしてしまった。
男に脅されてデリヘルで働けと要求されているのにそれでも男と交際を続けたいとはどんな気持で言っているのか理由が分からない。
ベンチが微かに揺れるので変だと思って横に座ったカップルを良く見ると女が足を広げて男の手が女の股間に届いているのが見えた。
男の指先が小刻みに動くのに合せて女の腰がクネクネと動いてベンチが震えているらしい。
俺はアダルトビデオなら見たことがあるが、自分のすぐ横で女が腰を動かすのを見るなんて初めてだ。
男に責められると女の体というのは震えてくるらしい。
どうやら女の体というのは敏感な所を責められるとまともな判断力がなくなって男の言いなりになるしかないらしいと俺にも判ってきた。
男にとっては都合のいい話だ
でもそれはそれで女にとっては幸せなことに違いない。
隣に座った男はしばらく無言でいたが、俺の隣のカップルの様子を確かめた後俺の膝の上に手を載せてくすぐるように指先を震わせてきた。
むずむずするような感触が俺の膝に広がってなんだか気持ち悪い。
男はしばらく俺の膝を撫で廻していたがやがて俺の腿の内側に指先を滑らせて撫で始めた。
俺はきっと男が隣に座ったカップルと同じように俺の敏感なところを責めてくるものとばかり思った。
だが男は俺の気持を見透かしたように指先をまた俺の膝頭に載せるとくすぐるように動かしてきた。
何度か男の指先が俺の腿の内側と膝頭を交互に撫で廻すと男の指先は次第に俺のオXXコに近づいてきた。
男はわざと俺を焦らしているらしいと俺は気がついた。
俺は男がやりやすいようにと足を少しだけ開いた。
すると男の指先がオXXコ近くまで届いてきた。
俺はもう我慢できなくて足を大きく開いた。
男の指先がオXXコに直に触れてきたとき俺は嬉しくて涙が込み上げてきた。
「もっと気持ちよくなりたいよね。そのほうが直美ちゃんもいいよね。二人でゆっくりできる場所に行こうか」と男に誘われて俺はとても断れなかった。
男がどんな話術で俺を口説くのか確かめてみようと思っていたのに話をろくにせずに俺をその気にさせるなんてとても信じられない。
実際に男に弱い所を責められると男にはとても逆らえなくなるってことを自分で体験してなるほど納得した。
男の体だったら敏感な所は一カ所だけオXンXンの先端しかないが女の体は敏感な所がいっぱいあって男に責められると頭ではいけないと思っても体が勝手に反応してしまうんだ。
男がベンチから立ち上がったので俺もスカートの裾を直して立ち上がった。
公園を出て坂道を下って裏通りに入るとラブホテルらしい建物の前に来た。
エレベータに乗って二階に上がると俺は男の後から部屋に入った。
部屋の中を見回してみると、大きなベッドの横に大きな液晶テレビが置いてあり他には自動販売機らしい機械が置いてあるだけ。
特段に変な物が備えてある訳でもない。
俺はとりあえず一安心した。
男は俺をベッドに座らせると、ベッドの横にある大きな液晶テレビを操作した。
駅のホームで電車を待っている女子高生の後ろ姿が見えた。
画面が揺れるので携帯で盗撮した動画らしい。
女子高生のセーラー服のスカートは随分と短い。
電車が来て女子高生が乗り込むとカメラを持った人物も一緒の電車に乗ったらしい。
女子高生が奥まで進んでドアの横に立つのが映し出された。
ビデオの画面が荒れると、女子高生のお尻らしい物が見えた。
女子高生のスカートの下に携帯のカメラを差し入れて撮影しているらしくてパンティーがはっきりと画面に映った。
どうにも趣味の悪い盗撮ビデオだ。
しばらく女子高生のパンティーが映っていると画面に男の手らしい物が映り込んだ。
男の手が女子高生のパンティーの上からお尻を撫で回しているのを見て痴漢をしているらしいと判った。
どうやらこのビデオは痴漢の盗撮ビデオだったらしい。
痴漢の盗撮ビデオを見ているとまるで自分が痴漢に遭っているような気分になって足が震えてきた。
女子高生はスカートを短くしているとよく痴漢に遭うという話をきいたことがあるが本当だったらしい。
その上盗撮までするなんてとんでもない卑劣な男がいるものだ。
やがて電車がとまったらしくて女子高生がドアの外に降りるのが映った。
女子高生は階段を上がって途中の身体障害者用のトイレに入った。
女子高生がドアを閉めようとしたときカメラも強引にドアを開けて中に入った。
痴漢の男は女子高生の腕をねじり上げると前のめりに便器に頭をつけさせて後ろからスカートを捲り上げた。
「びしょ濡れじゃないか、よっぽど男が欲しいんだな」と痴漢の男が言うと指先で女子高生のオXXコを責め始めた。
指先を震わせるようにしてオXXコを撫で回す手つきは随分と手慣れている。
女子高生は最初はいやがる素振りも見せずに痴漢の男にされるままになっている。
痴漢の男が女子高生のパンティーを膝まで降ろすと、女子高生のオXXコが大写しになった。
女子高生の膝が震えて腿の筋肉が引きつっているのが見えた。
痴漢の男は後ろから腰を突き上げるようにしてオXンXンを女子高生のオXXコに押し込むと腰を使い始めた。
俺はビデオの画像を見ていてとても信じられなかった。
スカートを短くしている女子高生は痴漢に遭いたくてスカートを短くしてるんだという噂を聞いたことがあるがどうやら本当だったらしい。
その上電車の中で触られるだけでなく、駅のトイレでこんな目に遭わされるなんてとても信じられない。
それも女子高生は全然嫌がっている風にも見えない。
まるで自分から痴漢をトイレに誘っているようにも見える。
女の子が痴漢に遭うときの気持は俺が想像していたのとはかなり違っていたらしい。
男は俺をベッドに置き去りにしたまま、バスルームに入ってシャワーを浴び始めた。
俺は男がすぐに戻ってきてくれるとばかり思って、それまで液晶テレビを見て時間を潰すことにした。
女が繰り返し絶叫するのを見て俺はなんだか自分の体がだんだんと変な気分になっていくのに気が付いた。
本来ならオXンXンが大きくなっているはずだが、その代わりにオXXコが熱くなって変な感じだ。
俺はセーラー服のスカートの下に手をいれてオXXコを触って確かめてみた。
指先がオXXコに触れた瞬間にまるで電気が流れたような感触が俺のオXXコから俺の体全体に広がって俺は思わず体を震わせた。
軽く指が触れただけなのに飛んでもなく気持ちがい。
その上指先が濡れておもらしでもしたように濡れている。
あまりに気持ちがよすぎて俺は自分でオXXコをなぞるのが止められなくなった。
オXXコがさらに湿り気を増して、指先がぬるぬるになった。
不意に携帯の呼び出し音が聞こえて俺は我に返った。
男の携帯がなったらしい。
俺が男の携帯に出るわけにもいかないので、しばらく待っていると男がバスルームから裸のまま出てきた。
男は携帯を取り上げてベッドの脇に座ると、通話を始めた。
何の話をしているのかは分からなかったがどうやら相手は女らしい。
いつまでたっても男は携帯で話すのをやめる様子はない。
かれかれ一時間近くも男が携帯で話を続けるので、俺は呆れてしまった。
目の前に女がいながら、他の女と延々と携帯で話をするなんていったいどんな神経をしているのだろうと俺は腹がたってきた。
相手の女が誰だかは分からないが、俺よりもその女の方が大事だってことには間違いなさそう。
俺は試しに腰かけていたベッドから立ち上がると、こっそりとドアの前まで歩み寄って男の様子を見た。
俺が部屋から出ようとしているのに気が付いたら、きっと電話を止めて俺を引き留めてくれるとばかり思っていた。
だが俺の期待に反して男は、ずっと電話に夢中で俺に気が付いたそぶりも見せない。
俺はこれでは男に何を期待しても無駄だと諦めて、ドアを開けて廊下にでた。
俺はこのまま男を置き去りにしてラブホテルをでていいものか一瞬迷ったが、男が俺を追いかけてこない以上はもう仕方ないと思った。
エレベータで一階に降りると、正面の受付の玄関から外へ出ようとした。
そのとき受付の奥の待合室に部屋が空くのを待っているカップルが座っているが目に入った。
女の方は女子高生らしくセーラー服を着ていて相手は腹の出た中年の男だ。
このラブホテルには援助交際のカップルがよく来るらしい。
女はソファーに座って足を大きく開いた格好で男にキスをされている。
男の手が女のセーラー服を捲りあげて、パンティーの中で動いているのがはっきりと見えた。
まるで痴漢みたいな男の手の動きに合わせるように女が体を捩って腿を震わせている。
俺はその光景を見て、急に足が震えて止まらなくなった。
このままラブホテルから出たら、さっきの男とはもう二度と会う機会はないかもしれない。
それに男だって電話が済めば、今度はきっと俺の相手だってしてくれるに違いない。
どうしようかと迷っていると不意に「いくら欲しいんだ」と男の声が聞こえた。
声の方に視線を向けると中年男が立っている。
俺を援助交際の女子高生だと思ったらしい。
こんな所で女子高生が一人で立っていれば援助交際の相手を探していると思われても仕方がない
俺はこんな男は相手にしていられないと思って、さっきの部屋にすぐ戻ることにした。
後ろも見ずにエレベータの前まで急いで走ると、男が追いかけて来る。
すぐにドアを閉めるボタンを押すと、エレベータが動き始めた。
さっきの階で降りて部屋番号をたよりに男の居る部屋に戻った。
ドアを叩いてみたが返事がない。
試しにドアを押してみると、ドアが奥に開いた。
さっきの男がきっとまだ部屋に居るはずだと思って、ドアの隙間から部屋の様子を伺ってみるとセーラー服を着た女が床にしゃがみ込んでいるのが見えた。
あれっと思ってよく見ると、女は男の腰に顔を寄せて頭を前後に揺すっている。
フェ××オしていることろだとすぐわかった。
さっきから男が電話していた女は最初からこのホテルにいたらしい。
きっと別の部屋で男が来るのを待っていたか、それとも他の男と一緒だったかどちらだと思った。
それに女の顔はさっきみた裏ビデオに映っていた女とよく似ている。
どうも変だと思ったけど、この男はよっぽど女と遊んでいるらしい。
女は巧みに舌を使いながら、指でオXンXンをしごいている。
俺は女が羨ましくて腹が立ってきた。
本来なら俺が男にフェ××オをさせてもらっていたはず。
それなのにこんな女に男のオXンXンを横取りされるなんて、腹立たしいとしか言いようがない。
不意に俺のお尻に変な感触があるのに気が付いて俺はドキッとした。
誰かが俺のお尻を触っているらしい。
後ろの様子を確かめてみると中年の男が後ろから俺に体を寄せている。
さっき俺に声を掛けてきた男が俺の後を追いかけてきたらしい。
俺は部屋の中の男に助けを求めようかと思ったが、すぐには声がでなかった。
いくら相手が痴漢の男でも、お尻を触られるのを見られたら部屋の中の男がどう思うかは分からない。
俺が自分から男を誘ったんだと思われるかもしれない。
そんなことになったら部屋の中の男は腹を立てて二度と俺とは付き合わないと言い出しかねない。
男は俺が逆らわないことをいいことに、俺のセーラー服のスカートを捲りあげてパンティーを膝のあたりまで引きずって降ろした。
朝の通学電車の痴漢なら、周りの人が見ているから痴漢と言ってもやる事に限度がある。
ここはラブホテルの廊下で見ている人は誰もいない。
痴漢にこの後いったい何をされちゃうのかと思っただけで怖くて足が震えてきた。
俺は部屋の中の男に見られると困ると思って、そっとドアを閉じた。
痴漢の男は俺の様子をみて、何をしてもいいと思ったらしい。
男が俺の足元にしゃがみ込むと、下から指を突き上げて俺のオXXコに押し込んできた。
男の指がすぐに俺のオXXコの奥まで差し入れられると、指先を震わせて俺を責め始めた。
男の指先が俺の敏感な所を探り当てると巧みに攻め始めた。
指先を震わせたり、きつく押さえつけたり、押しまわしたりと動くたびに違う感触が俺に襲いかかってくる。
まるでオXXコの奥にオXンXンがいっぱい生えてるような感触で俺は戸惑いを感じた。
自分でオ×ニーするときもオXンXンの先端をこすると気持ちいいが、まるでオXンXンが百本もオXXコの中に生えてるくらい気持ちいい。
指で責められただけでこんなに気持ちいいなら男にオXンXンを入れてもらったらどんなに気持ちいいのか怖くて想像もできない。
男の指先は容赦なく、俺のオXXコを責め続けて俺はもうとても立っていられなくなった。
早くオXンXンを入れてほしくて、おねだりしたい気持が心の底から湧き上がってきた。
部屋の中から女が「おっきいオXンXン大好き、早く入れてちょうだい」と大声で叫ぶ声が聞こえてきて俺は頭が変になりそうになった。
俺も女と同じことを言いたくてたまらないけど、部屋の中の男に気が付かれると困るので声が出せないのだ。
男は俺から指を離すと、俺を男の方に向き直らせた。
俺はとても立っていられなくてその場にしゃがみ込んでしまった。
男は俺の様子を見てなにか勘違いしたらしい。
「いますぐしゃぶらせてやるぜ」と男が言うとズボンの前を開けた。
男がズボンとトランクスを膝まで降ろすと男の大きなオXンXンが剥き出しになった。
俺の目の前には男のオXンXンが見えて俺は戸惑った。
自分のオXンXンだったら普通に毎日目にしているが、他の男のオXンXンなんかをまじまじと見たことはない。
修学旅行で一緒にお風呂に入った時以来だ。
他の男のオXンXンは自分とどう違うのか、興味があることはあるけどじっくりと見つめるチャンスなど今までになかった。
俺は自分のオXンXンとどう違うのか、見比べてみたくて男の股間を見つめた。
目の前で大きく勃起した男のオXンXンを見て俺はただ驚くだけで声も出ない。
俺だってオ×ニーをするときは一応はオXンXンは大きくなるけど、これ程の大きさにはならない。
それに色と形も全然違う。
俺のオXンXンは普通に肌色だし、修学旅行の時にみた友達のオXンXンも普通の肌色だった。
だけど俺の目の前にあるオXンXンは薄黒い紫色で色が全然違う。
なぜこんな色をしているのか全然理由が分からない。
形も根元が太くて反り返っていて先端の縁が大きく開いていて俺のオXンXンとはまるで違う。
「おい、やるのかやらないのか、どっちなのかはっきりしろ。それとも痛い目に遭いたいのか」と男が俺を怒鳴りつけてきた。
俺は部屋の中の男に痴漢の男の声を聴かれてドアの外で何をしているのか気づかれるのはまずいと思って、すぐに男のオXンXンに唇を近づけた。
舌先を使ってそっと先端をくすぐるとあなたは腰を寄せて俺の口いっぱいに頬張らせてきた。
舌先にからみつくように征服する快楽をあなたは追求し続けた。
緊張から硬直した気分はやがてなま暖かい感触に変わり、力強い律動が加わりながら激しさを増していった。
支配される快感がやがて俺の体中を満たして、次の瞬間にあふれ出てきた。
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