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第百四十一話
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朝起きた時、俺は女になっていた。
何が起きたのかすぐには分からなかった。
目が覚めると胸に何かが載っているような重みをかんじた。
胸に目をやるとパジャマの胸が膨らんでいる。
パジャマの胸に誰かが風船でも押し込んだのかと思ったが誰がやったのか思いつかない。
それに胸が重たく感じるので風船にしては変だ。
風船に水でも入れない限りこんなに重くなる訳がない。
体を起こしてみると、やっぱり胸に変な感触がある。
いったいどうなってるんだろうと思ってパジャマを脱いでみると胸が大きく膨らんでいる。
それもかなり大きい。
それだけでなく乳首がかなりの大きさで乳輪もでかい。
どうみても女の胸にしか見えない。
どうして胸がこんなにでかくなったのか理由が分からない。
俺はなんだか変な予感がして、パジャマの上から股間を探ってみた。
あるはずのものがないのに気が付いたとき俺は訳が分からなくなった。
俺は自分の目で確かめようと思ってパジャマのズボンを脱いだ。
俺は自分が女物のパンティーを履いているのを見つけて当惑した。
どうして俺が女物の下着を履いているのか理由が分からない。
それになによりも肝心なのはパンティーの前にはみ出しているはずの膨らみがないってことだ。
俺はパンティーの下に手をつっこんで確かめたが、肉の膨らみの間に細い割れ目の感触がある。
いつもだったら指先に触れてくるはずのオXンXンがどこにもないのだ。
俺はその時になって自分の体が女になっているのに気が付いた。
いったい何がなんだか訳が分からない。
とりあえず学校にいかないといけないと思って制服を探した。
いつも制服をかけてあるクロゼットのドアを開けてみると、服は全部女物だ。
制服らしい服はセーラー服しかない。
俺は一瞬ためらった。
男の俺がセーラー服なんか着るわけにはいかない。
だがセーラー服しか着る服がない。
とりあえず着るだけ着てから後のことを考えるしかない。
ブラウスを着ようとして俺は素肌にブラウスを着るわけにはいかないと気がついた。
ベッドの横を見ると椅子の上にブラジャーが置いてあるのを見つけた。
俺はブラジャーなどしたことはないのでどうやってつければいいのか分からない。
なんとか工夫してブラジャーを胸につけると胸が前に飛び出して見える。
セーラー服に着替えてリビングルームに行くと、朝食の支度がもうできている。
おかんは洗濯をしてるらしい。
俺は急いで朝食を食べて、外に出た。
俺は高校生だから朝起きたら学校にいくしかない。
いつもの道を駅まで歩き始めたが、足元が妙に涼しい。
セーラー服を着た時には気が付かなかったけどスカートの丈が随分と短い。
歩くたびにスカートの裾が揺れて足に風が吹きつけてくる。
涼しいというより寒くて凍えてしまいそうなくらいだ。
地下鉄に乗って学校の前まで来たとき俺ははたと気が付いた。
俺の学校は男子校だ。
セーラー服を着た女の子が校舎に入れるわけがない。
俺が男だと言い張っても、どうみてもセーラー服を着た女の子にしか見えない。
俺は学校に入るのは諦めて、駅に戻った。
どこに行けばいいのか分からないのでとりあえず駅前のマクドナルドで一休みすることにした。
いつものようにシェークを頼もうと思ったが、足が冷えるのでとても冷たいものなんか飲めない。
ブレンドコーヒーを頼んで、席に着くとこの先どうしようかと思案した。
自分の身に何が起きているかいまいちちゃんと把握できていない。
このまま家に帰るかどうか俺には決心がつきかねた。
俺はもともと男の子なはず。
家に戻れば家の子じゃないと言われるに決まっている。
だが朝クロゼットを見た限りでは、服は女物ばかりだ。
どうして俺の部屋の服が女物と入れ替わってるのか説明が付かない。
俺はもう家には戻れないと思ったけど行く場所の当てはない。
財布を調べたが、金は小銭が少しあるだけでホテルになんかとても泊まれない
俺は家出した少女が渋谷のセンター街に集まるという話をテレビの番組でやっていたのを思い出した。
家出した少女を不健全な商売で働かせる業者がいるとかの話だ。
不健全な商売というのがどうゆう商売なのか、俺にはよくわからないがとりあえず泊まる場所くらいは用意してもらえるはず。
たとえ一部屋に大勢で雑魚寝するとしても、泊まる場所がないよりはましだ。
渋谷までの電車賃もあるので、俺は渋谷のセンター街に行ってみることにした。
電車に乗って渋谷駅で降りると、地下道が入り組んでいてどこから階段を上がればいいのか分からない。
駅の標識をたよりに階段を上がると、ちょうど渋谷の駅前にでた。
スクランブルの交差点が目の前にあるので、信号を渡るとセンター街に出た。
まだ昼間だというのに大変な数の通行人が行き来していて、歩いているだけでもぶつかりそうになる。
若い女の子やセーラー服を着た女子高生もいっぱいいて、テレビで見た通りだ。
家出した女の子はセンター街を歩いているだけで男に声を掛けられるとテレビでやっていた。
俺もセンター街を暇そうにあるいていればきっと男に声を掛けられるはず。
ゆっくりとセンター街の中央を歩いて見たが、通行人はみな忙しそうに足早に歩いて俺を追い越していく。
とうとうセンター街の端まで来たが、その先は人通りが少ない。
俺は仕方なく今来た道を逆に歩き始めたが、やっぱり誰も声を掛けてこない。
センター街の入り口近くまで戻ってスクランブル交差点が見えてきたので、俺は仕方なく一旦立ち止まった。
こんな事を繰り返していてもしょうがない。
財布を確かめるとコーヒー代くらいはある。
マクドナルドを見かけたので、一休みしてコーヒーを飲むことにした。
レジでコーヒーを買って席を探したが、店はかなり混んでいてなかなか席が見つからない。
しばらくトレーを持って待っていると、席が空いたのでやっと座れた。
コーヒーに砂糖とミルクを入れていると「その席座っていいわよね」と声を掛けられた。
顔を上げると女子高生がすぐ俺の目の前に立っている。
俺は女子高生の制服が俺と一緒なのに気が付いた。
俺はどう返事をしていいのか一瞬迷ったが、俺が返事をする前に女子高生は俺の前の席に勝手に座った。
「あなた今日学校さぼったんでしょう、勝手にさぼると大変よ」と女子高生が俺に話しかけてきた。
「私芳恵って言うのよ。宜しくね」と女子高生が挨拶した所をみると俺とは知り合いではないらしい。
「私は恵美です」と俺は仕方なく返事をした。
芳恵ちゃんは席に着くなり、もの凄い勢いで喋りだした。
俺は適当に相槌を打ちながら、芳恵ちゃんの話を聞いていた。
芳恵ちゃんの話は全部が全部男と女の話で、それ以外の話題は一切ない。
女子高生というのはそんなに男と女の事にしか興味がないのかと思って呆れてしまった。
しばらくお喋りが続いた後に芳恵ちゃんが「恵美ちゃんお腹空いたでしょう、ご飯食べにいかない」と誘った。
俺は「お金がないから」と断ろうとしたが「大丈夫、女の子ならただでご飯食べられる店があるのよ」と芳恵ちゃんが言い出した。
女の子ならただでご飯が食べられる店なんか聞いたこともないけど、芳恵ちゃんが言うので一緒に行くことにした。
センター街をしばらく歩いて小道に入ると、坂を上がった途中に「相席居酒屋」の看板が見えた。
「ここよ、タダでご飯食べられるのは」と芳恵ちゃんに言われて俺は一緒に中に入った。
店はランチタイムらしくて、お昼の食事をしている客の姿が見えるがどの席も男性二人に女性二人が向かい合って座っている。
男性が女性に食事を奢るシステムになってるらしくて、順番を待つ男が何人か並んでいる。
相手は選べない仕組みらしくて、誰と相席になるのかは分からない。
すぐに席に案内されると、男性が二人私達の前に座った。
見た感じはサラリーマン風の服装だけど、普通のサラリーマンがこんな店に昼間から来るはずはない。
ウェイトレスにメニューを渡されたが仔牛のアショアとかローマ風鶏の煮込みとか聞いたこともない料理の名前が並んでいて何を頼んでいいのか判らない。
俺はウェイトレスに「お薦めの料理はどれですか」と聞いてみた。
するとウェイトレスが「仔牛のアショアはいかがでしょうか。フランスの家庭料理です」と答えたので「それにしてください」と注文を済ませた。
芳恵ちゃんは楽しそうに笑顔で男達とお喋りを始めた。
男は何気ない会話の中にもエッチな下ネタを混ぜて俺達の反応を面白がってる様子だ。
俺は別に男と喋ったところで楽しくもないが、芳恵ちゃんは何を言われてもニコニコしてる。
初対面の相手なのにこんなに楽しそうに男とお喋りができるなんて女というのはとんでもない生き物だ。
食事も済んだ後、俺達は男達がレジで会計を済ませるのを待った。
お昼のランチタイムだからそれほど高額でもないがそれでも結構な金額を払ってる。
店を出ようとすると「これからカラオケに行かないか」と男達に誘われた。
お昼の食事を奢ってもらったので、カラオケに誘われたら断るわけにもいかない。
芳恵ちゃんは「わたしカラオケ大好きなんです」と嬉しそうな口ぶりで返事をした。
相席居酒屋というのは最初からナンパのための店で、食事のあとカラオケに誘われるのは当たり前の事らしい。
坂道を上がって大通りにでると、カラオケ店が見えた。
カラオケルームに案内されると、さっそく芳恵ちゃんが曲を選び始めた。
俺と芳恵ちゃんが何曲か歌うと男達は俺達に飲み物を勧めた。
喉が渇いたのでちょうどいいと思って飲み物を口に含んだが変な味がした。
飲み込んで胃に入ると胃が燃え上がったように熱くなった。
「この飲み物はね、女が飲むと気持がよくなるんだよ」と男に言われて俺は不味いことになったと気がついた。
頭が熱くなると急に眩暈がしてきた。
とても立っていられなくて俺は床にしゃがみ込んでしまった。
変な薬を飲まられたらしいと気が付いたがもう遅かった。
男は俺のパンティーを半分脱がすと口元を俺のオXXコに近づけてきた。
いきなり俺のオXXコにぬるっとして物が触れてくると俺は思わず体を震わせた。
男が俺のオXXコを舌で嘗めているらしい。
俺は男がしているのはクンニリングスらしいと気がついた。
クンニリングスは裏ビデオで何度かみたことがあるが、実際に自分がクンニリングスをされるはめになるとは思っても見なかった。
男の舌先が俺のオXXコを繰り返し嘗め廻すとその度に信じられないような快感が俺のオXXコに襲いかかった。
クンニリングスなんて男にとっても女にとっても何が楽しいのか裏ビデオを見ている時には分からなかったが
女にとってはとんでもなく気持がいいことだったと気がついた。
オXXコを舌で嘗めたりしたどうして男が楽しいのか理由が分からなかったがこれだけ女が気持ちよくなるなら男がクンニリングスをするのも納得できる。
男は繰り返し俺のオXXコを嘗め続けると今度は場所を変えて花芯を嘗め始めた。
俺の花芯に強烈な快感が襲いかかって俺は涙が込み上げてきた。
繰り返し背中を仰け反らせて腰を振ると体中に快感が広がってまるで夢の中にいるようだ。
男の舌が俺の敏感な所に触れるたびにまるで射精したような感覚が俺の体を包み込んだ。
「もう駄目、逝っちゃう、逝くーーーー」と俺は思わず口に出して叫んだ。
クンニリングスされただけこんなに気持ちいいなら男のオXンXンをオXXコに入れてもらったらもっと気持ちいいのに違いない。
「おい、もっと気持ちよくなりたいだろう、何をして欲しいのかちゃんと言うんだな。言わないとお仕置きだ」と男が俺を叱りつけてきた。
男が俺に何を言わせたいのか俺にはすぐ分かった。
「お願いします、あなたのオXンXンを私のオXXコに入れてください。どうかお願いいたします」と俺がやっとのことで言うと男は満足そうに笑みを浮かべた。
欲望の嵐が激しい竜巻となって俺の体に襲いかかってきた。
男の欲望は、楽しみを先に延ばしたいかのように、俺の身体ををじらしながら開いてきた。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがあった。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを俺は思い知らされた。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けた。
至上の楽園に放り投げられた俺の身体は、最後の瞬間を求めて宙をさまよい続けた。
男は俺の身体を一撃で貫き通すと、最後の望みを打ち砕いた。
何が起きたのかすぐには分からなかった。
目が覚めると胸に何かが載っているような重みをかんじた。
胸に目をやるとパジャマの胸が膨らんでいる。
パジャマの胸に誰かが風船でも押し込んだのかと思ったが誰がやったのか思いつかない。
それに胸が重たく感じるので風船にしては変だ。
風船に水でも入れない限りこんなに重くなる訳がない。
体を起こしてみると、やっぱり胸に変な感触がある。
いったいどうなってるんだろうと思ってパジャマを脱いでみると胸が大きく膨らんでいる。
それもかなり大きい。
それだけでなく乳首がかなりの大きさで乳輪もでかい。
どうみても女の胸にしか見えない。
どうして胸がこんなにでかくなったのか理由が分からない。
俺はなんだか変な予感がして、パジャマの上から股間を探ってみた。
あるはずのものがないのに気が付いたとき俺は訳が分からなくなった。
俺は自分の目で確かめようと思ってパジャマのズボンを脱いだ。
俺は自分が女物のパンティーを履いているのを見つけて当惑した。
どうして俺が女物の下着を履いているのか理由が分からない。
それになによりも肝心なのはパンティーの前にはみ出しているはずの膨らみがないってことだ。
俺はパンティーの下に手をつっこんで確かめたが、肉の膨らみの間に細い割れ目の感触がある。
いつもだったら指先に触れてくるはずのオXンXンがどこにもないのだ。
俺はその時になって自分の体が女になっているのに気が付いた。
いったい何がなんだか訳が分からない。
とりあえず学校にいかないといけないと思って制服を探した。
いつも制服をかけてあるクロゼットのドアを開けてみると、服は全部女物だ。
制服らしい服はセーラー服しかない。
俺は一瞬ためらった。
男の俺がセーラー服なんか着るわけにはいかない。
だがセーラー服しか着る服がない。
とりあえず着るだけ着てから後のことを考えるしかない。
ブラウスを着ようとして俺は素肌にブラウスを着るわけにはいかないと気がついた。
ベッドの横を見ると椅子の上にブラジャーが置いてあるのを見つけた。
俺はブラジャーなどしたことはないのでどうやってつければいいのか分からない。
なんとか工夫してブラジャーを胸につけると胸が前に飛び出して見える。
セーラー服に着替えてリビングルームに行くと、朝食の支度がもうできている。
おかんは洗濯をしてるらしい。
俺は急いで朝食を食べて、外に出た。
俺は高校生だから朝起きたら学校にいくしかない。
いつもの道を駅まで歩き始めたが、足元が妙に涼しい。
セーラー服を着た時には気が付かなかったけどスカートの丈が随分と短い。
歩くたびにスカートの裾が揺れて足に風が吹きつけてくる。
涼しいというより寒くて凍えてしまいそうなくらいだ。
地下鉄に乗って学校の前まで来たとき俺ははたと気が付いた。
俺の学校は男子校だ。
セーラー服を着た女の子が校舎に入れるわけがない。
俺が男だと言い張っても、どうみてもセーラー服を着た女の子にしか見えない。
俺は学校に入るのは諦めて、駅に戻った。
どこに行けばいいのか分からないのでとりあえず駅前のマクドナルドで一休みすることにした。
いつものようにシェークを頼もうと思ったが、足が冷えるのでとても冷たいものなんか飲めない。
ブレンドコーヒーを頼んで、席に着くとこの先どうしようかと思案した。
自分の身に何が起きているかいまいちちゃんと把握できていない。
このまま家に帰るかどうか俺には決心がつきかねた。
俺はもともと男の子なはず。
家に戻れば家の子じゃないと言われるに決まっている。
だが朝クロゼットを見た限りでは、服は女物ばかりだ。
どうして俺の部屋の服が女物と入れ替わってるのか説明が付かない。
俺はもう家には戻れないと思ったけど行く場所の当てはない。
財布を調べたが、金は小銭が少しあるだけでホテルになんかとても泊まれない
俺は家出した少女が渋谷のセンター街に集まるという話をテレビの番組でやっていたのを思い出した。
家出した少女を不健全な商売で働かせる業者がいるとかの話だ。
不健全な商売というのがどうゆう商売なのか、俺にはよくわからないがとりあえず泊まる場所くらいは用意してもらえるはず。
たとえ一部屋に大勢で雑魚寝するとしても、泊まる場所がないよりはましだ。
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電車に乗って渋谷駅で降りると、地下道が入り組んでいてどこから階段を上がればいいのか分からない。
駅の標識をたよりに階段を上がると、ちょうど渋谷の駅前にでた。
スクランブルの交差点が目の前にあるので、信号を渡るとセンター街に出た。
まだ昼間だというのに大変な数の通行人が行き来していて、歩いているだけでもぶつかりそうになる。
若い女の子やセーラー服を着た女子高生もいっぱいいて、テレビで見た通りだ。
家出した女の子はセンター街を歩いているだけで男に声を掛けられるとテレビでやっていた。
俺もセンター街を暇そうにあるいていればきっと男に声を掛けられるはず。
ゆっくりとセンター街の中央を歩いて見たが、通行人はみな忙しそうに足早に歩いて俺を追い越していく。
とうとうセンター街の端まで来たが、その先は人通りが少ない。
俺は仕方なく今来た道を逆に歩き始めたが、やっぱり誰も声を掛けてこない。
センター街の入り口近くまで戻ってスクランブル交差点が見えてきたので、俺は仕方なく一旦立ち止まった。
こんな事を繰り返していてもしょうがない。
財布を確かめるとコーヒー代くらいはある。
マクドナルドを見かけたので、一休みしてコーヒーを飲むことにした。
レジでコーヒーを買って席を探したが、店はかなり混んでいてなかなか席が見つからない。
しばらくトレーを持って待っていると、席が空いたのでやっと座れた。
コーヒーに砂糖とミルクを入れていると「その席座っていいわよね」と声を掛けられた。
顔を上げると女子高生がすぐ俺の目の前に立っている。
俺は女子高生の制服が俺と一緒なのに気が付いた。
俺はどう返事をしていいのか一瞬迷ったが、俺が返事をする前に女子高生は俺の前の席に勝手に座った。
「あなた今日学校さぼったんでしょう、勝手にさぼると大変よ」と女子高生が俺に話しかけてきた。
「私芳恵って言うのよ。宜しくね」と女子高生が挨拶した所をみると俺とは知り合いではないらしい。
「私は恵美です」と俺は仕方なく返事をした。
芳恵ちゃんは席に着くなり、もの凄い勢いで喋りだした。
俺は適当に相槌を打ちながら、芳恵ちゃんの話を聞いていた。
芳恵ちゃんの話は全部が全部男と女の話で、それ以外の話題は一切ない。
女子高生というのはそんなに男と女の事にしか興味がないのかと思って呆れてしまった。
しばらくお喋りが続いた後に芳恵ちゃんが「恵美ちゃんお腹空いたでしょう、ご飯食べにいかない」と誘った。
俺は「お金がないから」と断ろうとしたが「大丈夫、女の子ならただでご飯食べられる店があるのよ」と芳恵ちゃんが言い出した。
女の子ならただでご飯が食べられる店なんか聞いたこともないけど、芳恵ちゃんが言うので一緒に行くことにした。
センター街をしばらく歩いて小道に入ると、坂を上がった途中に「相席居酒屋」の看板が見えた。
「ここよ、タダでご飯食べられるのは」と芳恵ちゃんに言われて俺は一緒に中に入った。
店はランチタイムらしくて、お昼の食事をしている客の姿が見えるがどの席も男性二人に女性二人が向かい合って座っている。
男性が女性に食事を奢るシステムになってるらしくて、順番を待つ男が何人か並んでいる。
相手は選べない仕組みらしくて、誰と相席になるのかは分からない。
すぐに席に案内されると、男性が二人私達の前に座った。
見た感じはサラリーマン風の服装だけど、普通のサラリーマンがこんな店に昼間から来るはずはない。
ウェイトレスにメニューを渡されたが仔牛のアショアとかローマ風鶏の煮込みとか聞いたこともない料理の名前が並んでいて何を頼んでいいのか判らない。
俺はウェイトレスに「お薦めの料理はどれですか」と聞いてみた。
するとウェイトレスが「仔牛のアショアはいかがでしょうか。フランスの家庭料理です」と答えたので「それにしてください」と注文を済ませた。
芳恵ちゃんは楽しそうに笑顔で男達とお喋りを始めた。
男は何気ない会話の中にもエッチな下ネタを混ぜて俺達の反応を面白がってる様子だ。
俺は別に男と喋ったところで楽しくもないが、芳恵ちゃんは何を言われてもニコニコしてる。
初対面の相手なのにこんなに楽しそうに男とお喋りができるなんて女というのはとんでもない生き物だ。
食事も済んだ後、俺達は男達がレジで会計を済ませるのを待った。
お昼のランチタイムだからそれほど高額でもないがそれでも結構な金額を払ってる。
店を出ようとすると「これからカラオケに行かないか」と男達に誘われた。
お昼の食事を奢ってもらったので、カラオケに誘われたら断るわけにもいかない。
芳恵ちゃんは「わたしカラオケ大好きなんです」と嬉しそうな口ぶりで返事をした。
相席居酒屋というのは最初からナンパのための店で、食事のあとカラオケに誘われるのは当たり前の事らしい。
坂道を上がって大通りにでると、カラオケ店が見えた。
カラオケルームに案内されると、さっそく芳恵ちゃんが曲を選び始めた。
俺と芳恵ちゃんが何曲か歌うと男達は俺達に飲み物を勧めた。
喉が渇いたのでちょうどいいと思って飲み物を口に含んだが変な味がした。
飲み込んで胃に入ると胃が燃え上がったように熱くなった。
「この飲み物はね、女が飲むと気持がよくなるんだよ」と男に言われて俺は不味いことになったと気がついた。
頭が熱くなると急に眩暈がしてきた。
とても立っていられなくて俺は床にしゃがみ込んでしまった。
変な薬を飲まられたらしいと気が付いたがもう遅かった。
男は俺のパンティーを半分脱がすと口元を俺のオXXコに近づけてきた。
いきなり俺のオXXコにぬるっとして物が触れてくると俺は思わず体を震わせた。
男が俺のオXXコを舌で嘗めているらしい。
俺は男がしているのはクンニリングスらしいと気がついた。
クンニリングスは裏ビデオで何度かみたことがあるが、実際に自分がクンニリングスをされるはめになるとは思っても見なかった。
男の舌先が俺のオXXコを繰り返し嘗め廻すとその度に信じられないような快感が俺のオXXコに襲いかかった。
クンニリングスなんて男にとっても女にとっても何が楽しいのか裏ビデオを見ている時には分からなかったが
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オXXコを舌で嘗めたりしたどうして男が楽しいのか理由が分からなかったがこれだけ女が気持ちよくなるなら男がクンニリングスをするのも納得できる。
男は繰り返し俺のオXXコを嘗め続けると今度は場所を変えて花芯を嘗め始めた。
俺の花芯に強烈な快感が襲いかかって俺は涙が込み上げてきた。
繰り返し背中を仰け反らせて腰を振ると体中に快感が広がってまるで夢の中にいるようだ。
男の舌が俺の敏感な所に触れるたびにまるで射精したような感覚が俺の体を包み込んだ。
「もう駄目、逝っちゃう、逝くーーーー」と俺は思わず口に出して叫んだ。
クンニリングスされただけこんなに気持ちいいなら男のオXンXンをオXXコに入れてもらったらもっと気持ちいいのに違いない。
「おい、もっと気持ちよくなりたいだろう、何をして欲しいのかちゃんと言うんだな。言わないとお仕置きだ」と男が俺を叱りつけてきた。
男が俺に何を言わせたいのか俺にはすぐ分かった。
「お願いします、あなたのオXンXンを私のオXXコに入れてください。どうかお願いいたします」と俺がやっとのことで言うと男は満足そうに笑みを浮かべた。
欲望の嵐が激しい竜巻となって俺の体に襲いかかってきた。
男の欲望は、楽しみを先に延ばしたいかのように、俺の身体ををじらしながら開いてきた。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがあった。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを俺は思い知らされた。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けた。
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