【完結】淫獄の玩具箱

asami

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第百二十八話

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 俺は夕食の後に部屋でパソコンのスイッチを入れた。
昨日かったばかりのエロゲー「聖戦士ローラ」をやるためだ。
「聖戦士ローラ」は最新型のゲームパソコン向けに開発されたアダルトゲームで主人公は鎧をまとった女戦士だ。
魔界の城に乗り込んで護衛の兵士をやっつけて敵の王を討ち取ればゲームは終了だ。
だが敵の王に捕まって捕虜になると、とんでもない仕打ちが待ち受けている。
女戦士のコスチュームは露出度が高くてお色気たっぷりで見ているだけでも楽しめる。
俺はさっそくゲームを始めたが魔界城の至る所にいる護衛の兵士は弱くて切りつけるとすぐに死んでしまう。
ポイントを稼ぎながら魔界の大王の居所を探したがどこを探しても大王は見つからない。
もしかして隠し扉でもあるのかと思ってあちこちを剣で叩いてみたが何の反応も無い。
俺は城の中を歩き回っても魔界の王の居所が見当たらずに途方にくれてしまった
俺は腹がへってきたのでひとまず家でする作業を途中でやめてコンビニに出かけた。
サンドイッチを買って帰ろうとすると女子高生らしい女の子がコミック雑誌を立ち読みしているのが目に入った。
こんな時間に女子高生がコンビニでコミック雑誌を立ち読みしているのはどう考えても変だ。
俺は気になって女子高生のすぐ後ろまで近づいて何を読んでいるのかこっそりと確かめてみた。
女子高生が中年男と体を重ねている漫画を見て俺は女子高生が見ているのはレディースコミックらしいと気がついた。
こんな時間にコンビニでレディースコミックを立ち読みするなんてよっぽど欲求不満がたまっているに違いない。
俺は女子高生のすぐ後ろに立つと手の甲を女子高生のお尻に軽く押しつけてみた。
女子高生は嫌がる素振りもみせずにコミック雑誌を読み続けている。
俺は朝の電車で女子高生に痴漢をする勇気などとてもないが、深夜のコンビニなら話は別だ。
俺は今度は手のひらで女子高生のお尻をそっと撫でてみた。
いくらなんでもお尻を撫でれれたら自分が痴漢にあっているんだと女子高生も気がついたはずだ。
俺は調子にのってお尻を撫で廻し続けた。
この分ならスカートを後ろから捲ってパンティーの下に指をいれても大丈夫らしいと俺は思った。
急に他の客がコンビニに入ってきたので俺は慌てて手を離した。
女子高生はコミック雑誌を棚に戻すと何も買わずにコンビニを出ようとして歩きだした。
俺は女子高生が俺を誘っているような気がして女子高生のあとからコンビニを出た。
横断歩道を渡ろうとすると急に空が明るくなった。
見上げてみると空の一角に突然明るく光る星が現れたかと思うといきなり空全体が真っ赤になった。
随分と時間が経ってから俺は目を覚ました。
俺はてっきり死んだと思っていたが生きていたらしい。
生きているとしたら病院だと思って当たりを見回すとどうも病院ではないらしい。
聖戦士ローラをしたあと、コンビニに買い物に行って流れ星に直撃された事までは覚えてる
もしかしてコンビニに買い物に行ったのは夢の中で流れ星も夢の一部だったのかもしれない。
周りを見回してみると城の中にある寝室のベッドに寝ているらしい。
それも普通のベッドではなくお姫様が寝るような豪華なベッドだ。
俺は部屋の中を確かめてみようと思って起き上がったがどうもいつもと勝手がちがう。
銀色に輝く鎧を着ているのに気がついて俺は当惑した。
聖戦士ローラで女戦士が着ていた鎧に似ていて大事な所は隠れているが肌の露出度が高いお色気たっぷりの鎧だ。
なにか重いものでもぶら下げているように肩に重荷がかかっている。
変だと思って胸に手を当ててみると胸がでかい。
鎧の胸の部分がまるでブラジャーみたいに大きく膨れて飛び出しているのだ。
鎧の上から胸を押さえつけてみると肉の塊が鎧の下からはみ出した。
俺は不安な気持になって鎧の上から自分の股間を押さえつけてみた。
男だったら当然あるはずの感触がない。
どうやら俺は聖戦士ローラの世界に転生してしまったらしい。
ここは聖戦士ローラの舞台になってる魔界の城らしい。
どうしてこんなことになったのか理由がわからないが、他に説明がつかない。
俺はこんな所に長居はできないと思った。
魔界の魔王に捕まるとなにをされるのかわからない。
調教されたり輪姦されたりして面白いのはゲームの世界だからだ。
自分が実際に体験するなんてのはまっぴら御免だ。



 俺は寝室を出て廊下に誰もいないのを確かめてから出口を探して進んだ。
用心しながら曲がり角まで行くと、先が大きなホールになっていて誰かいる。
魔王の護衛の戦士かと思ったが身につけている鎧が俺の鎧と良く似ている。
鎧の胸が大きく膨らんでいる所を見ると女戦士らしい。
俺は他の女戦士達が魔王を追いかけて地下の魔界に侵入しているのだと思った。
「ねえ、魔界の魔王はどこにいるの」と俺がすぐ近くまで歩み寄って聞いてみた。
「あなた新入りね、女戦士はこんな所に来たりしたらだめよ」と女の子が言うので俺は意味がわからなかった。
「ここから出たいんですけど出口はどっちですか」と俺は女の子に聞いてみた。
「ここに来た女戦士で無事に地上にもどった女の子は一人もいないのよ」と女の子に言われて俺はどうやらまずいことになったと気がついた。
とりあえず通路を逆に戻ろうとすると別の女戦士に行く手を阻まれた。
同じ女戦士なのに俺の邪魔をするなんてなんだか変だと思ってよくよく女戦士を見ると首に変な物を付けけている。
まるで犬の首輪のようにとがった金具がついた太い革の首輪だ。
首輪には鎖がついていて首から下にさがっていて股の間を通して首輪の後ろにつながっている。
鎖にはでこぼこの変な飾りがついていて、女戦士の股間に食い込んでいる。
「あなたはもう逃げられないの、魔界の魔王の奴隷になるしかないのよ」とさっきの女の子が俺の後ろから声を掛けてきた。
いつの間にか俺は同じような首輪をした女戦士達に取り囲まれていた。
どうやら首輪をした女戦士達は魔界の魔王に捕まって奴隷にされた女の子達らしい。
このまま女戦士に捕まって魔王の奴隷にされるのは嫌だ。
俺は腰の剣の柄を握って剣を抜こうとした。
剣の刃が途中まで見えたと思った瞬間にすぐ目の前の女戦士が目にも止まらぬ早業で俺より先に剣を抜いた。
俺が剣を抜き終わるより早く女戦士の剣が俺の手元に打ち降ろされてきた。
俺は必死で女戦士の剣を避けようとしたがもう遅かった。
俺が構えた剣は女戦士の剣に弾かれて床に転がった。
女戦士が俺の喉元に剣を当てると俺はもう諦めるしかなかった。
女戦士達に囲まれて通路の奥を進むと宮殿らしい場所に出た。
王座に座っているは魔界の大王だ。
「さっそく首輪をつけて貰おうか」と魔王が言うと大きな金庫から鎖のついた首輪を取り出した。
「この首輪は奴隷のしるしだ、この首輪をしている限りはぜったいに魔界の掟にはさからえないんだ。さからったらどうなるのか教えてやろう」と魔王が言うと鎖の中程についた太い杭のような金具を手にとって俺に触らせた。
冷たい感触の金具は何に使うのかわからないが特別な魔力があるらしい。
俺は横にいる女の子が付けている首輪を見て、大変なことに気がついた。
鎖の中程にある金具は女の子のオXXコに深く食い込んでいるように見えたのだ。
俺は男だから女のオXXコがどうなっているのか知らないがこんなでかい物を入れられたらたまらない。
女戦士の女の子たちが大王に逆らえない理由も十分納得できる話だ。
「お願いします、なんとかこの首輪だけは許してもらえませんか」と俺は魔王に言うだけ言ってみた。
「俺の言う事を何でも聞くと約束するなら、首輪はしなくてもいいんだぜ」と魔王が答えたのを聞いて俺はほっとした。
「何でも言うことを聞きます、本当です」と俺は必死で魔王にお願いをした。
「だったら俺の嫁になってもらおうか」と魔王が言うので俺は当惑した。
魔王の嫁というのはどうゆうことなのか分からない。
「嫁というのはなんの事でしょうか」と俺は魔王に聞いてみた。
「毎晩夜伽をするのが魔王の嫁の勤めだ」と魔王が答えたので俺はなんとなく思い当たる事があった。
それは千夜一夜物語だ。
王の夜伽をするというのが主人公のシエラザートの役目だったはず。
千夜一夜物語は童話だから夜伽がどうゆう事かをはっきりとは書いていないがやることは決まってる。
「よかったじゃないの。毎晩大王様の夜伽をさせて貰えるなんて最高の幸せよ」と女の子に言われて俺は断る訳にはいかないと悟った。
「さっそく夜伽の準備をするんだ」と魔王が命じると女の子達がさっそく支度に取りかかった。
女の子が俺の背中の金具を外すと鎧は簡単に脱げた。
パンティーも脱がされて俺は魔王の前で丸裸になった。
自分の胸がどうなっているのか見てみたが小さなスイカくらいもある大きさの肉の塊が二つあってかなりでかい。
それに乳首も梅干しくらいの大きさだし乳輪も随分と大きい。
自分の胸だとはとても信じられなかった。
「いいからだしてるのね、うらやましいくなっちゃう」と女の子に言われたが俺は全然うれしくもなかった。
夜伽の準備はいろいろと手間がかかる。
まずは金色の湯船で風呂にはいって身体を洗ったあとは全身に丁寧に香油を塗られた。
女の子達の手が俺の身体を撫で廻すので俺は変な気分になってきた。
女の子にネグリジェらしい服を渡されたので着てみるとまるでアラビアの王宮の王妃みたいな格好だ。
そのあとは髪を結った後、丁寧にお化粧をしてもらった。
アイシャドーをして真っ赤な口紅をするとまるで別人みたいで自分で見ても美人だと思える程だった。
奥の寝室に案内されるとまるでアラビア風の飾りのついた大きなベッドがある。
俺は女の子達にかしずかれてベッドに横になった。
魔王は服を脱いで裸になると俺の膝元にかがみ込んだ。
俺のお腹の上に変な感触があるので気になってよく見ると魔王のオXンXンが普通の男性の物とは全然違うので俺はびっりした。
色が濃い色で先端にイボイボが沢山ついていて大きさも手の拳くらいの大きさがある。
さっき見た首輪に付いた金具の形とよく似ているが、それよりも一回り程大きい。
こんなでかいものが俺のオXXコの奥にいれられたりしたらどうなっちゃうのか想像もつかない。
「大丈夫怖くないから、すぐに気持ちよくなるから大丈夫よ」と女の子が俺に聞こえるようにすこし大きな声でささやいた。
俺は急に怖くなって魔王の身体を蹴飛ばすと、ベッドの外に飛び出した。
ベッドの周りにいた女戦士の女の子達が一斉に俺に飛び掛かってきた。
俺はすぐに両手両足を押さえつけられて身動きできなくなった。
「大王様、いかがいたしましょうか」女の子が魔王に聞いた。
「あれを使え」と魔王が指示すると「かしこまりました」と女の子が片膝をついて答えた。
女戦士の女の子たちは俺をベッドの裏に置いてある変な形の椅子に座らせた。
手首と足首を椅子に取り付けた枷に縛りつけると、女の子が椅子の横のハンドルを廻した。
ギシギシと音がしながら椅子が動くと俺の両足が無理矢理に大きく広がって行った。
女の子がハンドルを目一杯回すと俺は足を大きく広げた格好で身動きができなくなった。
女の子達の手が俺の胸や腿の内側を撫で始めると、今度は椅子が小刻みに震えだした。
「女戦士に生まれたことを後悔させてやるぜ」と魔王が言うと身体を重ねてきた。
熱く煮えたぎった欲望を前にして、俺の心は逆らう気力を失った。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがあった。
支配者に従順に従うことだけが、俺に許された快感だと心の底から思えてきた。
激しい渦の流れに俺の体は飲み込まれ、体ごと深く沈み込んで浮き上がる望みもなくなった。
子宮からあふれる潮の流れがつま先から頭のてっぺんまでを奔流となって走り抜けていった。
いつまで続くともわからない時間が俺の心の中で凍り付いていた。
予期しない律動が俺の身体を捕らえると、いきなり奧までしっかりと届いてきた。
魔王は俺の身体を一撃で貫き通すと、俺の目からは涙が溢れだして止まらなくなった。
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