【完結】淫獄の玩具箱

asami

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第二十六話

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 俺は14階建てのマンションの屋上にのぼった。
日没の太陽が空を赤く染めて輝いていた。
俺は屋上の柵を乗り越えて下を見た。
ここから飛び下りたら確実に死ねるはずだ。
俺はもうこの世には生きていたくないと固く決めていた。
死んだらもう毎日つらい思いをしなくてもすむと思うと気持ちがさっぱりした。
思い切って屋上から飛び下りると俺の身体はまっさかさまに地上に落ちて行った。
下をちょうど女子高生らしい女の子が通りがかるのが目に入った。
俺の身体が女子高生の身体に真上からぶつかったとき俺は意識を失った。
目が醒めたとき俺はベッドに寝ていた。
一瞬昨夜マンションから飛び下りたのは夢だったのかと思った。
ベッドのすぐ横に見知らぬ中年の女性が立っていて「徹子ちゃん気がついたのね」と声を掛けてきた。
俺の名前は徹子ではなく和夫だ、それに女の顔にも見覚えはない。
俺はベッドの周囲を見回して確かめてみたがどうやら病院の病室らしい。
周囲にいろいろな機械が置いてあるところをみると救急の患者が運ばれる集中治療室のようだ。
すこし離れたベッドには誰か寝ていて家族の人らしい数人の人影が見える。
俺はそのうちの一人が親戚の叔父であることに気がついた。
これは変だと思って人影を確かめると、俺のお母さんとお父さんもいる。
俺はお母さんに声をかけようと思ったが、どうも変だ。
お母さんが泣きながらベッドに寝ている男の身体を揺すっている。
ベッドに寝ている男はどうやら俺でもう死んでいるらしい。
しばらく様子を見ていると、男の身体はストレッチャーに載せられてどこかに運ばれていった。
俺は何がどうなっているのか分からなくて当惑した。
どうやら俺はマンションから飛び降りたとき死んだらしいが、その時にぶつかった女子高生の身体に転生してしまったらしい。
そんなことあるはずがないと何度も思ったが他に説明がつかない。
俺はさっきから胸の上になにか乗っているような息苦しさを感じて変だと思って胸を触ってみた。
手の平に柔らかくて大きな肉の塊の感触がある。
俺は自分の胸が大きくなってるのに気がついた。
俺は変だと思って、下着の中に手を入れて確かめてみたがやっぱりあるはずの物がない。
俺は間違いなく女子高生の身体に転生したらしい。



 数日たって退院前に担当の医者の先生に診察を受けた。
「名前を言って貰えますか」と最初に先生に聞かれたが俺はお母さんらしい女性に徹子ちゃんと呼ばれていたので徹子ですと答えた。
「生年月日は」と聞かれたが答えられない。
他にも随分と沢山質問をされたが、どの質問にも答えることができなかった。
そばで聞いていた母親らしい女性が急に泣きだすのを見て俺はどうも困ったことになったらしいと気がついた。
「事故の時に頭を打った衝撃で、記憶を失っているようですね。大丈夫しばらくしたら元にもどると思います」と先生が母親に答えていた。
退院した後家に帰って部屋に案内されたがまったく見覚えがない。



 翌日学校に行くことになったが学校の名前さえ覚えていなかった。
お母さんが心配をして一緒に学校までついて来るというので俺はお母さんと家をでた。
駅までの道をお母さんと一緒に歩いたが途中の景色に見覚えはない。
地下鉄に乗って学校のある駅に着いたあと、母親と一緒に歩き始めた。
しばらくして学校に着いたが、教室がどこかも分からない。
お母さんは授業参観に来たことがあるらしくて俺の教室を覚えていた。
教室のドアを開けると遅刻してしまったらしくてホームルームはもう始まっていた。
空いてる席が一つあったのでどうやらそこが俺の席らしい。
出席をとるときも俺は自分の名前を呼ばれても気がつかなくて先生に叱られてしまった。
授業が始まっても先生の顔に見覚えもないし、教科書のどこを開けばいいのかも分からなかった。
午前中の授業も終わって午後の最後の授業は体育だ。
お母さんに渡された着替えを確かめてみると体操着はブルマーだ。
女の子なら体育の時はブルマーを着るのは当たり前だがまさか自分がブルマーを履くことになるとは思わなかった。
女子更衣室に行くと、女の子たちが体操着に着替えをしている。
俺も着替えようと思ってセーラー服とブラウスを脱いだがすぐに失敗したと気がついた。
女の子が体操着に着替えるときは、スカートの下にブルマーを履いてからスカートを脱ぐのが手順らしい。
それに体操着のシャツも、先にブラウスの上から着てブラジャーが見えないように体操着の下でブラウスを脱ぐらしい。
俺は男だからそんな事は知らない。
女の子は男性に下着姿を見られたくないのは当たり前だがが女の子同士でも下着姿は見られたくないらしい。
俺は脱いだ服を今更着るわけにもいかないので大急ぎでブルマーと体操着のシャツを着た。
女の子たちと一緒に体育館に行ってみると授業はバスケットボールだ。
バスケットボールなら俺も得意だが女の身体だと勝手が違う。
すこし動くだけで胸が大きくはずんでしまうのだ。
ブラジャーをしていても、胸の揺れを抑えるのには全然役に立たない。
胸を大きく揺すらないように気をつけて身体を動かすのは結構難しくて神経がいる。
それにバスケットボール部の女の子達は普段男の子の前で見せるしおらしさとは違って身体ごとぶつかってくる。
女の子同士だから胸がぶつかろうが尻がぶつかろうと全然平気なのだ。
本番の試合じゃないのだからすこしは手加減してくれるものと思っていたが、最初から最後まで本気でぶつかってくるので危なくて逃げるので精一杯だ。
授業が終わった時には俺はほとほと疲れ果てて床に座り込んでしまった。



 「おい菅沼。大丈夫か」俺は体育の教師の野村先生に声を掛けられた。
「お前しばらく入院していたんだろう、無理するな筋肉を痛めるぞ」と野村先生が言ってくれた。
「マッサージをしてやるからこっちに来い」と野村先生に言われて俺は体育の用具室に連れて行かれた。
「俺は柔道整体師だ、マッサージの資格はちゃんともってるんだから安心しろ」と野村先生が言うと俺のふくらはぎを揉み始めた。
「身体を動かした後はこうやってちゃんとマッサージすれば疲れもとれるし怪我もしないですむんだ」と野村先生に言われて随分と親切な先生だと思った。
「ところで菅沼。事故にあったあと記憶が戻らないんだってな」と野村先生に聞かれた。
「そうなんです、自分の事を全然覚えてなくて、友達の顔も忘れていて名前も覚えてないんです」と俺は答えた。
「それは大変だ、じゃあ俺のことも全然覚えてないのか」と野村先生に言われて俺は困ってしまった。
「全然覚えてません、先生の名前も今日初めて聞いたんです」と俺が正直に答えると野村先生は「俺がマッサージするのは今日が初めてじゃないんだぜ、前から何度もマッサージをしてやってるのを覚えてないのか」と俺を問い詰めた。
「ごめんなさい。全然覚えてません」と俺は答えた。
先生は俺の返事を聞いてとても信じられないという顔をした。
「俺は徹子ちゃんの事を良く覚えているから心配するな」と野村先生が言ってくれたので俺はすこしだけ安心した。
野村先生はふくらはぎを揉み終えると太股を揉み始めた。
次第に野村先生の手が腿の上に移動してくると俺は何だか変な気分になってきた。
女の身体は男の身体とちがって身体を揉まれると気持ちよくなる場所があるらしい。
野村先生は俺の反応に気がついたのかわざと指先を震わせるようにしてオXXコのすぐ近くを揉み始めた。
俺は思わず声をだしそうになったが必死で堪えた。
「どうだもっと気持ちよくなりたいだろう、いつもみたいにして欲しいんだろう」と野村先生に言われたが俺は返事ができなかった。
「本当に全然覚えてないのか」と野村先生が言うと指先をまたオXXコに近づけてきた。
「困ります、私本当に困るんです」と俺は野村先生に抗議したが野村先生は指先の動きを止めようとはしなかった。
野村先生はマッサージを続けながら「俺の事を思い出させてやるぜ、お前は俺のことは絶対に忘れられないはずだ、俺とお前がどんな関係なのかお前の身体は覚えてるはずだ」と言い出した。
俺は野村先生の言葉を聞いて不安な気持ちになった。
もしかして俺は体育の先生と特別な男と女の関係だったのかもしれない。
「私、先生とどんな関係だったんですか」と俺は思い切って野村先生に聞いてみた。
「俺のオXンXンが大好きだっていつも言ってたのを覚えてないのか」と野村先生に言われてやっぱりと俺は思った。
「本当ですか、私そんなこと言ってたんですか」と俺は野村先生の言葉を信じられなくて聞き返した
「思い出せないなら思い出させてやるぜ」と野村先生が言うと俺のブルマーの上からオXXコに手を当てて小刻みに震わせてきた。
「だめ、野村先生だめです」と俺は思わず大声をだした。
女の身体は男に責められると気持ちよくなって抵抗できなくなってしまうらしい。
言葉ではだめといっても身体は野村先生の手の動きに反応して気持ちよくて死にそうになった。
女の身体は男で居た時には想像もつかないくらい気持ちいいのだ。
「どうだ思い出したろう」と言うと野村先生は俺のブルマーを脱がして身体を重ねてきた。
「だめです許してください」と俺は言うだけは言ってみたがとても抵抗する気力はなかった。
「俺がすぐに今までの事を思い出させてやるぜ、お前もその方がいいだろう。いつまでも記憶を失っていたんじゃ困るだろう」と野村先生に言われて俺もその通りだと思った。
俺の子宮は野村先生に乱暴に扱われるのを待ち望んでいるように熱くなった。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがあった。
逆らう気持ちが、諦めの気持ちに変わったとき、ふいに体中が喜びで震えてきた。
激しい渦の流れに俺の体は飲み込まれ、体ごと深く沈み込んで浮き上がる望みもなくなった。
信じられない感触が俺の体中に広がると許しを請うことさえできなくなった。
いつまで続くともわからない時間が俺の心の中で凍り付いていた。
このままずっと奧まで責められたら、俺の体はもう支配者に従うしかないと覚悟した。
野村先生は俺の身体を天国まで投げ上げると、次の瞬間に奈落の底に突き落とした。
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