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第九十九話
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俺は夜中に夢を見た。
女になって魔界の大王と闘う夢だ。
大きな剣を両手にもって魔王に切りかかった。
魔王の剣が俺の打ち下ろした剣をなぎ払うと俺の剣は弾き飛ばされた。
何度やっても魔界の大王はとても強くてどうやっても倒せない。
今度こそと思って渾身の力を込めて剣を打ち下ろしたとき、俺の剣は手元から離れて遠くに落ちた。
魔王は間合いをつめると俺の足元をすくって床に押し倒した。
俺の体の上に魔王の大きな体がのしかかると身動きできなくなった。
魔王が腰を巧みに上下に動かすと俺の体の中に魔王のオXンXンが押し入れられてくるのがはっきりと判った。
俺は男だからオXXコはないはずだが、まるで本物のオXXコに魔王のオXンXンが奥まで入ってくるような感触だ。
信じられないような快感が俺のオXXコから沸き上がると俺は何度も大きな声で叫んだ。
朝になって目が覚めてみると体中に汗をかいている。
翌日になっても同じ夢をみた。
その次の夜も同じ夢だった。
魔王のオXンXンが一晩中俺を責めつづけて朝起きると体中が汗でびっしょりだ。
どうしてこんな変な夢を見るのか理由が分からない。
誰かに相談したほうがいいと思ったが、誰に相談すればいいのか分からない。
俺は子供のころから親しくしている親戚の叔父に相談することにした。
叔父に電話をして待ち合わせをすると、駅前の喫茶店で夢の話をした。
叔父は俺の話を一通りきいたあと心理カウンセラーに相談するように薦めてくれた。
叔父の大学の時の友達が心理カウンセラーをやってるから紹介してくれることになって俺は新宿まで出かけた。
叔父に話したのと同じ話を心理カウンセラーの先生に話したが一通り話を聞いてくれただけであとは薬を処方してくれただけだった。
俺は変な夢をみるだけでなんで薬を飲まなければいけないのか理由が分からなかった。
帰り道に俺はデパートの裏道に占いの看板がでているのを見つけた。
俺は試しに占い師に夢の事を聞いてみることにした。
一通り夢の話を聞いてもらった後に占い師は俺の手相をじっと見つめてしばらく何も言わなかった。
俺が不審に思っていると占い師は「これは珍しい魔法少女の相が出ています。あなたは生まれついての魔法少女で、魔王と闘う運命なんです。痴漢にあったときは気をつけなさい」と説明してくれた。
俺は男だから痴漢にあったことなんかない。
どうして痴漢に気をつけなければいけないのか理由が分からない。
「どうして痴漢に気をつけなければいけないんですか」と俺は占い師に聞いてみた。
すると「魔界の魔物は痴漢に化けて魔法少女に近づいてくるんです、魔界の魔物は魔法少女の敵なんです。痴漢にあったら魔法少女に変身して闘うしかないんです、そうしないと魔界の城に連れていかれて魔王の奴隷にされてしまうんですよ」と占い師が言うのを聞いて俺は自分がとんでもない運命らしいと気がついた。
あまりにも突拍子もない話を聞いて俺は半信半疑で占い師の言うことはとても信用できないと思った。
だがもしかして俺は本当に魔法少女に生まれたのかもしれないと思うと少しだけ嬉しくなった。
もし本当に俺が魔法少女なら魔界の魔王と闘って負けたらどうなるのか想像しただけで体がゾクゾクしてきた。
朝食のあといつものように制服に着替えて家を出た。
地下鉄の駅まで歩くと、階段でホームに降りて電車を待った。
いつもと同じだと俺は思ったが電車が動き出してからいつもとは違う出来事が俺を待っていた。
電車が揺れるたびに変な感触が俺のお尻に伝わってきた。
軽く手の平が触れると俺は痴漢らしいと気がついた。
俺は男だから痴漢にあったことはないが、どうやら男の身体に触る痴漢もいるらしい。
急にお尻の下から手が差し入れられてきて俺はどきっとした。
俺はズボンをはいているから直に痴漢の手が俺のお尻に触れるはずはない。
変だと思って、足元を見ると俺は大変なことに気がついた。
俺はズボンではなくスカートを履いている。
それもかなり短いスカートだ。
これじゃあ、女と間違えられて痴漢に遭うのも無理はない。
だが俺はスカートなど履いた覚えはない。
着ている服装をよくよく確かめると女の子が着るセーラー服だ。
俺はいったいどうなってるのかと訳が分からなくなった。
俺は昨夜見た夢を思い出してみた。
「魔界の魔物が現れたときは、汝は魔法少女に変身する」と言っていたような気がする。
もしかするとこの痴漢が魔界の魔物で、俺はこの魔物を退治するために魔法少女に変身したのかもしれない。
魔法少女はセーラー服を着ているのだとすると話が合う。
そんな馬鹿なことがあるはずないと思ったが他に考えようがない。
電車が学校のある駅で止まったとき俺は必死の思いでホームに降りた。
痴漢の男も俺のあとを追いかけてホームに降りた。
俺は痴漢の男の顔をよく確かめてみたが魔界の魔物なのかどうかは分からない
俺は急ぎ足で学校に行こうとしたが俺の学校は男子校なのに気がついた。
セーラー服を着たままで学校に行くわけにはいかない。
俺は途中でいつも学校の帰りに寄り道をしている神社に行くことにした。
曲がり角で学校の方向とは逆に曲がると痴漢の男もついてくる。
俺は痴漢の男が後をつけやすいようにわざとゆっくり歩きながら神社の境内に入った。
神社の賽銭箱の前でしばらく立って待っていると後ろから痴漢の男が腰を押しつけてきた。
今だと思って俺は後ろを振り返って両手で男の身体を突き飛ばした。
男は後ろ向きに倒れると、立ち上がろうとした。
俺は男の上に馬乗りになって男の顔を殴ろうとしたがあっというまに俺の身体は投げ飛ばされた。
柔道の巴投げだ。
相手はやっぱりただの痴漢ではなかったらしい。
俺は頭から境内の石畳に叩きつけられてすぐには起き上がれなかった。
男がすぐに俺の身体を後ろから抱え込んできた。
男の手は獣のような毛が生えていて、やっぱり魔界の魔物だったらしい。
俺には女神に授かった魔法の力があるはずだと思ってなんとか魔物の手を振りほどこうとしたが上手くいかない。
男が俺を後ろ向きに投げようとしたとき、俺は自分から後ろ向きに倒れ込んだ。
タイミングがよかったらしくて、男の身体は俺の背中に押されて石畳に叩きつけられた。
さっきみたいに巴投げを食らわないように俺は男の股間を蹴りつけた。
魔界の魔物でも股間は急所だったらしい。
男の身体が急に縮むとどんどん小さくなって行く。
変だと思ってよくよく確かめてみると、小さな消しゴムの人形みたいな物が境内の石畳に落ちている。
魔物の正体は消しゴムだったらしい。
俺は消しゴムを手にとるとポケットにいれた。
ひとまず魔界の魔物退治には成功したがこの先どうしたらいいのか分からない。
俺は自分の体が気になって近くにあるトイレに入った。
洗面台の前の鏡を見ると鏡に映ったのはいつもの自分の顔とは全然違う顔だ。
俺の子供の頃の顔に少しにているがどうみても女の顔だ。
着ている服は普通のセーラー服でとくに変わった所はないがスカートが極端に短い。
胸が大きく膨らんでいてブラジャーをしているらしくて息が苦しいい。
胸に手を当てて確かめると肉の塊の感触があって本物の胸だ。
俺は嫌な予感がして個室に入るとスカートをめくってパンティーを膝まで降ろした。
指先で股間を確かめるとあるべきものがない。
俺の体は全部が全部女の体になってしまったらしい。
俺はこれからどうしようかと迷ったがいい考えは思いつかない。
もしかしたら魔界の魔物を退治したらすぐにもとの身体に戻れるのかもしれない。
だがこのまま魔法少女に変身したまま元に戻れないというのも十分にありそうな話だ。
セーラー服を着た女の身体では学校に行っても相手にはされないし、家に戻るわけにもいかない。
俺は家出した少女が渋谷のセンター街に集まるという話をテレビの番組でやっていたのを思い出した。
家出した少女を不健全な商売で働かせる業者がいるとかの話だ。
不健全な商売というのがどうゆう商売なのか、俺にはよくわからないがとりあえず泊まる場所くらいは用意してもらえるはず。
たとえ一部屋に大勢で雑魚寝するとしても、泊まる場所がないよりはましだ。
渋谷までの電車賃もあるので、俺は渋谷のセンター街に行ってみることにした。
電車に乗って渋谷駅で降りると、地下道が入り組んでいてどこから階段を上がればいいのか分からない。
駅の標識をたよりに階段を上がると、ちょうど渋谷の駅前にでた。
スクランブルの交差点が目の前にあるので、信号を渡るとセンター街に出た。
まだ昼間だというのに大変な数の通行人が行き来していて、歩いているだけでもぶつかりそうになる。
若い女の子やセーラー服を着た女子高生もいっぱいいて、テレビで見た通りだ。
あてもなくしばらく通を歩いていると女性専用整体店の看板を見つけた。
整体というのはどうゆうのかは知らないが体の歪みを直すマッサージみたいな物だとテレビで見たことがある。
女性専用の整体師なら女の体の事はよく知っているはずだ。
俺は整体師に自分の体を調べてもらって変な所がないか調べてもらおうと思いついた。
ドアを開けると受け付けがあるが誰もいない。
テーブルの上にベルが置いてあるのでベルを鳴らせばいいらしい。
ベルを押すとチーンと音がして奥から整体師らしい男性がでてきた。
体格のいい小太りの中年男性だ。
「あの私の体がどこか変な所がないか調べて欲しいんです」と俺はとりあえず聞いてみた。
「どこか具合の悪い所でもあるんですか」と整体師に聞かれたがどう答えていいのか判らない。
「女の体がどうなってるのか調べて貰えませんか」と言ってみると「大丈夫、心配しなくてもいいですよ。年頃の女の子は自分の体が気になることがよくあるんです。とりあえず奥に入って貰えますか」と整体師に言われた。
整体師に案内されて奥の部屋にはいるとマッサージベッドが置いてありその横には脱衣籠もある。
「服を脱いでもらえますか」と整体師に言われて俺は魔法少女のセーラー服を脱いだ。
「下着も脱いでもらえますか」と整体師に言われたがブラジャーの外し方が判らない。
背中のホックを外せばいいらしいと思って手を後ろに廻したがどうやってもホックが外れない。
いろいろやってみてなんとかブラジャーを外すと息が楽になった。
女の子というのはいつもブラジャーをしていて苦しくないのかと不思議な気がした。
パンティーも脱いで全裸になると胸が思ったよりかなり大きい。
それだけでなく乳首がかなりの大きさで乳輪もでかい。
「そこに横になって貰えますか」と整体師に言われて俺はマッサージ台に横になった。
「歳はお幾つですか」と整体師に聞かれて俺は「13」ですと答えた。
「中学生ですね」と整体師に年を押されて俺は「そうです」と答えた。
「いい体してるじゃないですか。胸も中学生にしては大きいし。形もいいし。乳首も大きくて理想的なおっぱいですよ」と整体師に褒められたが俺はちっとも嬉しくなかった。
「中学生なんだから初体験はまだですよね」と整体師に聞かれた。
初体験というのは男とセックスすることだというのは俺も知っている。
魔法少女になったばかりなので自分の体がどうなっているのか自分でもよく判らない。
魔法少女は女なんだからもしかしたら男とセックスするのが大好きなのかもしれない。
「体験したことはないです」と整体師に答えた。
「大丈夫。女の子だったら誰でも経験することですからね。心配しなくていいですよ」と整体師に言われた。
「足を広げて貰えますか」と整体師に言われて俺は自分の体がよく見えるようにと膝を立てて足を左右にいっぱいに広げた。
整体師は俺の足元に立つと、俺の花園に沿ってそっと指で撫で上げてきた。
急に俺の体に電気が流れるような感触が襲った。
俺は何がなんだか分からなかったが女の体というのは男と違って随分と敏感にできているらしい。
男の体だったらちょっと触ったくらいでこんなに体が反応する訳がない。
やっぱり俺の体は全部女になっているのかもしれないと不安な気持ちが込み上げてきた。
整体師の指先が不意に俺の体の奥に入ってくるのを感じて俺はおののいた。
指が奥まで入るってことは俺の体にオXXコがあるってことだ。
整体師の指先が俺のオXXコの中で小刻みに震えるように動いた瞬間に俺の体中に電流が流れたような衝撃があった。
とんでもなく気持ちいい。
オXXコに指を入れられただけで、こんなに気持ちいいなんて女の体はいったいどうなってるんだろうと自分でも自分が怖くなった。
指で責められただけでこんなに気持ちいいなら男にオXンXンを入れてもらったらどんなに気持ちいいのか怖くて想像もできない。
「いい濡れ具合ですよ。これなら男とセックスしても必ず気持ちよくなれますよ」と整体師が言ってくれた。
俺は以前大人向けの官能小説を読んだとき、オXXコが濡れるという表現を見たことがある。
女の体はセックスの時に気持ちよくなるとオXXコが汗を書いたように濡れるらしいとは一応知識としては知っていたが本当に自分が濡れているのは初めての体験だ。
それもただ濡れるだけではなく、オXXコがうずうずしてもっと触わって欲しくてたまらない気分だ。
自分でもなんでこんな気持ちになるのか訳が分からない。
「これ以上調べようと思ったらオXンXンを入れてみないとだめなんですよ。よかったら今オXンXンをオXXコに入れて確かめてみませんか。そうすれば女の体がどれだけ成熟してるのかすぐわかりますよ」と整体師に言われて俺は整体師の誘いを断れなかった。
「よろしくお願いします」と俺がやっとのことで答えると「じゃあ、その前にこれを使いますからね。これを使うとオXXコの感度がよくなってオXンXンを入れたときに最高に気持ちよくなるんですよ」と整体師が言い出した。
整体師が手にしているのは紫色のずんぐりと太くてねじ曲がった変な形の道具だ。
まるでマッサージ器みたいだと思ったが、俺はその道具が普通のマッサージ器にしては、色も形も変だと不審な気がした。
よくよく見ると道具の先端がオXンXンの先端とそっくり同じ形をしている。
いったいこの道具は何に使うんだろうと思ったとき、俺は以前アダルトビデオで似たような道具を見たことを思い出した。
これと同じような道具でアダルトビデオの女優がオXXコを責められて、狂ったように泣きじゃくっている場面を思い出して俺は、整体師が手に持っているのはバイブレータに間違いないと確信した。
バイブレータはもともと女のオXXコに入れて使うものだ。
そのために形もオXンXンそっくりにできている。
整体師が道具を俺の内腿に軽く触れるようにしながら上下に動かしてきた。
くすぐったい感触が俺の腿に伝わると、まるで電気が流し込まれたように痺れるような感触が俺の腿から腰に掛けて広がった。
アダルトビデオで見た時はなんで女があんなに体を捩って気持ちよさそうにしているのか理由が分からなかったが、実際にバイブレータの実物を見ると理由に納得した。
マッサージ器みたいに、先端が細かく震えるからあんなに気持ちよくなっちゃうんだ。
普通に男のオXンXンと同じ形の物を女性のオXXコに入れたって絶対に気持がいいはずがない。
女が気持ちがいいのは大好きな男の一番大事な物をオXXコに入れてもらうからだ。
作り物のオXンXンなんか入れられても気持ちが良いはずがないが、先端が振動するとなると話は別だ。
いったいどんな風に気持ちよくなっちゃうのか、とても想像がつかない。
整体師はきっと俺のオXXコにバイブレータを入れるつもりに違いない。
バイブレータを持つ整体師の手が、俺の右側の腿の内側を上下に動きながらすこしづつオXXコに近づいてきた。
もうすぐバイブレータがオXXコに触れると思ったとき、整体師の手は俺の左側の腿に移動して下へとバイブレータの位置を移動させた。
整体師の手がまたオXXコに近づいたとき、バイブレータの先端が俺のオXXコとはすこし離れた場所に微かに触った。
そのとたんに俺の体には電流が流し込まれたような感触が襲い掛かって、思わず体が震えた。
とんでもなく気持ちが良い。
まるで俺のオXンXンの先端にバイブレータが触れたような感触だ。
俺はバイブレータが俺の花芯に触れたらしいと気が付いた。
花芯はオXXコとは少し離れていて男性のオXンXンに相当する器官だと本で読んだことがある。
大豆くらいの大きさだが触られるととんでもなく気持ちがよくて、男性のオXンXンみたいに大きくなるとかの話だ。
もちろん大きくなってもオXンXンと比べたらずっと小さいが、オXンXンよりも10倍くらい気持ちいいらしい。
実際に自分で体験してみると、10倍ところか100倍くらい気持ちいい。
バイブレータが花芯を離れると先端が少しずつ下に移動した。
俺は整体師がバイブレータを俺のオXXコに入れてくれるものとばかり思って期待で胸が一杯になった。
バイブレータの先端が俺の花びらに軽く触れた時、俺の体にはさっき花芯に感じたのとは別の快感が沸き上がった。
整体師はバイブレータの先端を捩じるように押し回して、俺の花びらを押し広げると少しずつ奥にめり込ませてきた。
未知の体験がこれから始まろうとしていると思うと俺は期待で胸がいっぱいになった。
バイブレータを持つ整体師の手に力が入ると、バイブレータの先端が俺のオXXコの奥まで入ってきた。
整体師の手はバイブレータを奥まで入れると、少し戻して俺の反応を確かめてはまた奥に入れてくる動作を繰り返した。
俺はいったいバイブレータがどこまで奥に入るのか確かめようと思って股の間に視線を向けた。
バイブレータはまだ余裕があるらしくて、オXXコからはみ出して見える。
整体師の手に力が入ると、バイブレータが俺のオXXコの一番奥を突き破るようにして入ってきた。
バイブレータの振動がオXXコを震わせると、俺の体の奥から信じられないような感触が体全体に広がった。
初めて体験する快感は期待したよりもはるかに強烈で、自分の体が壊れてしまいそうになるほどだった。
「どうです、気持ちいいでしょう。オXンXンを入れたらもっと気持ちよくなるんですよ。もっと気持ちよくなりたいでしょう」と整体師が言うとバイブレータをオXXコから抜いた。
整体師はすぐに体を重ねてきた。
欲望の嵐が激しい竜巻となって俺の体に襲いかかってきた。
俺の期待を裏切るように、ゆっくりとした波が俺の感触を楽しむように打ち寄せてきた。
これが運命の決めた時だとあきらめの気持ちは、やがてあふれ出る泉を呼び起こした。
激しい渦の流れに俺の体は飲み込まれ、体ごと深く沈み込んで浮き上がる望みもなくなった。
子宮からあふれる潮の流れがつま先から頭のてっぺんまでを奔流となって走り抜けていった。
整体師が刻むリズムは最後の瞬間が近いことを俺の身体に告げると、震えながら奧までしっかり届いてきた。
整体師は俺の身体を天高く舞い上がらせると、次の瞬間に絶望の淵に突き落とした。
女になって魔界の大王と闘う夢だ。
大きな剣を両手にもって魔王に切りかかった。
魔王の剣が俺の打ち下ろした剣をなぎ払うと俺の剣は弾き飛ばされた。
何度やっても魔界の大王はとても強くてどうやっても倒せない。
今度こそと思って渾身の力を込めて剣を打ち下ろしたとき、俺の剣は手元から離れて遠くに落ちた。
魔王は間合いをつめると俺の足元をすくって床に押し倒した。
俺の体の上に魔王の大きな体がのしかかると身動きできなくなった。
魔王が腰を巧みに上下に動かすと俺の体の中に魔王のオXンXンが押し入れられてくるのがはっきりと判った。
俺は男だからオXXコはないはずだが、まるで本物のオXXコに魔王のオXンXンが奥まで入ってくるような感触だ。
信じられないような快感が俺のオXXコから沸き上がると俺は何度も大きな声で叫んだ。
朝になって目が覚めてみると体中に汗をかいている。
翌日になっても同じ夢をみた。
その次の夜も同じ夢だった。
魔王のオXンXンが一晩中俺を責めつづけて朝起きると体中が汗でびっしょりだ。
どうしてこんな変な夢を見るのか理由が分からない。
誰かに相談したほうがいいと思ったが、誰に相談すればいいのか分からない。
俺は子供のころから親しくしている親戚の叔父に相談することにした。
叔父に電話をして待ち合わせをすると、駅前の喫茶店で夢の話をした。
叔父は俺の話を一通りきいたあと心理カウンセラーに相談するように薦めてくれた。
叔父の大学の時の友達が心理カウンセラーをやってるから紹介してくれることになって俺は新宿まで出かけた。
叔父に話したのと同じ話を心理カウンセラーの先生に話したが一通り話を聞いてくれただけであとは薬を処方してくれただけだった。
俺は変な夢をみるだけでなんで薬を飲まなければいけないのか理由が分からなかった。
帰り道に俺はデパートの裏道に占いの看板がでているのを見つけた。
俺は試しに占い師に夢の事を聞いてみることにした。
一通り夢の話を聞いてもらった後に占い師は俺の手相をじっと見つめてしばらく何も言わなかった。
俺が不審に思っていると占い師は「これは珍しい魔法少女の相が出ています。あなたは生まれついての魔法少女で、魔王と闘う運命なんです。痴漢にあったときは気をつけなさい」と説明してくれた。
俺は男だから痴漢にあったことなんかない。
どうして痴漢に気をつけなければいけないのか理由が分からない。
「どうして痴漢に気をつけなければいけないんですか」と俺は占い師に聞いてみた。
すると「魔界の魔物は痴漢に化けて魔法少女に近づいてくるんです、魔界の魔物は魔法少女の敵なんです。痴漢にあったら魔法少女に変身して闘うしかないんです、そうしないと魔界の城に連れていかれて魔王の奴隷にされてしまうんですよ」と占い師が言うのを聞いて俺は自分がとんでもない運命らしいと気がついた。
あまりにも突拍子もない話を聞いて俺は半信半疑で占い師の言うことはとても信用できないと思った。
だがもしかして俺は本当に魔法少女に生まれたのかもしれないと思うと少しだけ嬉しくなった。
もし本当に俺が魔法少女なら魔界の魔王と闘って負けたらどうなるのか想像しただけで体がゾクゾクしてきた。
朝食のあといつものように制服に着替えて家を出た。
地下鉄の駅まで歩くと、階段でホームに降りて電車を待った。
いつもと同じだと俺は思ったが電車が動き出してからいつもとは違う出来事が俺を待っていた。
電車が揺れるたびに変な感触が俺のお尻に伝わってきた。
軽く手の平が触れると俺は痴漢らしいと気がついた。
俺は男だから痴漢にあったことはないが、どうやら男の身体に触る痴漢もいるらしい。
急にお尻の下から手が差し入れられてきて俺はどきっとした。
俺はズボンをはいているから直に痴漢の手が俺のお尻に触れるはずはない。
変だと思って、足元を見ると俺は大変なことに気がついた。
俺はズボンではなくスカートを履いている。
それもかなり短いスカートだ。
これじゃあ、女と間違えられて痴漢に遭うのも無理はない。
だが俺はスカートなど履いた覚えはない。
着ている服装をよくよく確かめると女の子が着るセーラー服だ。
俺はいったいどうなってるのかと訳が分からなくなった。
俺は昨夜見た夢を思い出してみた。
「魔界の魔物が現れたときは、汝は魔法少女に変身する」と言っていたような気がする。
もしかするとこの痴漢が魔界の魔物で、俺はこの魔物を退治するために魔法少女に変身したのかもしれない。
魔法少女はセーラー服を着ているのだとすると話が合う。
そんな馬鹿なことがあるはずないと思ったが他に考えようがない。
電車が学校のある駅で止まったとき俺は必死の思いでホームに降りた。
痴漢の男も俺のあとを追いかけてホームに降りた。
俺は痴漢の男の顔をよく確かめてみたが魔界の魔物なのかどうかは分からない
俺は急ぎ足で学校に行こうとしたが俺の学校は男子校なのに気がついた。
セーラー服を着たままで学校に行くわけにはいかない。
俺は途中でいつも学校の帰りに寄り道をしている神社に行くことにした。
曲がり角で学校の方向とは逆に曲がると痴漢の男もついてくる。
俺は痴漢の男が後をつけやすいようにわざとゆっくり歩きながら神社の境内に入った。
神社の賽銭箱の前でしばらく立って待っていると後ろから痴漢の男が腰を押しつけてきた。
今だと思って俺は後ろを振り返って両手で男の身体を突き飛ばした。
男は後ろ向きに倒れると、立ち上がろうとした。
俺は男の上に馬乗りになって男の顔を殴ろうとしたがあっというまに俺の身体は投げ飛ばされた。
柔道の巴投げだ。
相手はやっぱりただの痴漢ではなかったらしい。
俺は頭から境内の石畳に叩きつけられてすぐには起き上がれなかった。
男がすぐに俺の身体を後ろから抱え込んできた。
男の手は獣のような毛が生えていて、やっぱり魔界の魔物だったらしい。
俺には女神に授かった魔法の力があるはずだと思ってなんとか魔物の手を振りほどこうとしたが上手くいかない。
男が俺を後ろ向きに投げようとしたとき、俺は自分から後ろ向きに倒れ込んだ。
タイミングがよかったらしくて、男の身体は俺の背中に押されて石畳に叩きつけられた。
さっきみたいに巴投げを食らわないように俺は男の股間を蹴りつけた。
魔界の魔物でも股間は急所だったらしい。
男の身体が急に縮むとどんどん小さくなって行く。
変だと思ってよくよく確かめてみると、小さな消しゴムの人形みたいな物が境内の石畳に落ちている。
魔物の正体は消しゴムだったらしい。
俺は消しゴムを手にとるとポケットにいれた。
ひとまず魔界の魔物退治には成功したがこの先どうしたらいいのか分からない。
俺は自分の体が気になって近くにあるトイレに入った。
洗面台の前の鏡を見ると鏡に映ったのはいつもの自分の顔とは全然違う顔だ。
俺の子供の頃の顔に少しにているがどうみても女の顔だ。
着ている服は普通のセーラー服でとくに変わった所はないがスカートが極端に短い。
胸が大きく膨らんでいてブラジャーをしているらしくて息が苦しいい。
胸に手を当てて確かめると肉の塊の感触があって本物の胸だ。
俺は嫌な予感がして個室に入るとスカートをめくってパンティーを膝まで降ろした。
指先で股間を確かめるとあるべきものがない。
俺の体は全部が全部女の体になってしまったらしい。
俺はこれからどうしようかと迷ったがいい考えは思いつかない。
もしかしたら魔界の魔物を退治したらすぐにもとの身体に戻れるのかもしれない。
だがこのまま魔法少女に変身したまま元に戻れないというのも十分にありそうな話だ。
セーラー服を着た女の身体では学校に行っても相手にはされないし、家に戻るわけにもいかない。
俺は家出した少女が渋谷のセンター街に集まるという話をテレビの番組でやっていたのを思い出した。
家出した少女を不健全な商売で働かせる業者がいるとかの話だ。
不健全な商売というのがどうゆう商売なのか、俺にはよくわからないがとりあえず泊まる場所くらいは用意してもらえるはず。
たとえ一部屋に大勢で雑魚寝するとしても、泊まる場所がないよりはましだ。
渋谷までの電車賃もあるので、俺は渋谷のセンター街に行ってみることにした。
電車に乗って渋谷駅で降りると、地下道が入り組んでいてどこから階段を上がればいいのか分からない。
駅の標識をたよりに階段を上がると、ちょうど渋谷の駅前にでた。
スクランブルの交差点が目の前にあるので、信号を渡るとセンター街に出た。
まだ昼間だというのに大変な数の通行人が行き来していて、歩いているだけでもぶつかりそうになる。
若い女の子やセーラー服を着た女子高生もいっぱいいて、テレビで見た通りだ。
あてもなくしばらく通を歩いていると女性専用整体店の看板を見つけた。
整体というのはどうゆうのかは知らないが体の歪みを直すマッサージみたいな物だとテレビで見たことがある。
女性専用の整体師なら女の体の事はよく知っているはずだ。
俺は整体師に自分の体を調べてもらって変な所がないか調べてもらおうと思いついた。
ドアを開けると受け付けがあるが誰もいない。
テーブルの上にベルが置いてあるのでベルを鳴らせばいいらしい。
ベルを押すとチーンと音がして奥から整体師らしい男性がでてきた。
体格のいい小太りの中年男性だ。
「あの私の体がどこか変な所がないか調べて欲しいんです」と俺はとりあえず聞いてみた。
「どこか具合の悪い所でもあるんですか」と整体師に聞かれたがどう答えていいのか判らない。
「女の体がどうなってるのか調べて貰えませんか」と言ってみると「大丈夫、心配しなくてもいいですよ。年頃の女の子は自分の体が気になることがよくあるんです。とりあえず奥に入って貰えますか」と整体師に言われた。
整体師に案内されて奥の部屋にはいるとマッサージベッドが置いてありその横には脱衣籠もある。
「服を脱いでもらえますか」と整体師に言われて俺は魔法少女のセーラー服を脱いだ。
「下着も脱いでもらえますか」と整体師に言われたがブラジャーの外し方が判らない。
背中のホックを外せばいいらしいと思って手を後ろに廻したがどうやってもホックが外れない。
いろいろやってみてなんとかブラジャーを外すと息が楽になった。
女の子というのはいつもブラジャーをしていて苦しくないのかと不思議な気がした。
パンティーも脱いで全裸になると胸が思ったよりかなり大きい。
それだけでなく乳首がかなりの大きさで乳輪もでかい。
「そこに横になって貰えますか」と整体師に言われて俺はマッサージ台に横になった。
「歳はお幾つですか」と整体師に聞かれて俺は「13」ですと答えた。
「中学生ですね」と整体師に年を押されて俺は「そうです」と答えた。
「いい体してるじゃないですか。胸も中学生にしては大きいし。形もいいし。乳首も大きくて理想的なおっぱいですよ」と整体師に褒められたが俺はちっとも嬉しくなかった。
「中学生なんだから初体験はまだですよね」と整体師に聞かれた。
初体験というのは男とセックスすることだというのは俺も知っている。
魔法少女になったばかりなので自分の体がどうなっているのか自分でもよく判らない。
魔法少女は女なんだからもしかしたら男とセックスするのが大好きなのかもしれない。
「体験したことはないです」と整体師に答えた。
「大丈夫。女の子だったら誰でも経験することですからね。心配しなくていいですよ」と整体師に言われた。
「足を広げて貰えますか」と整体師に言われて俺は自分の体がよく見えるようにと膝を立てて足を左右にいっぱいに広げた。
整体師は俺の足元に立つと、俺の花園に沿ってそっと指で撫で上げてきた。
急に俺の体に電気が流れるような感触が襲った。
俺は何がなんだか分からなかったが女の体というのは男と違って随分と敏感にできているらしい。
男の体だったらちょっと触ったくらいでこんなに体が反応する訳がない。
やっぱり俺の体は全部女になっているのかもしれないと不安な気持ちが込み上げてきた。
整体師の指先が不意に俺の体の奥に入ってくるのを感じて俺はおののいた。
指が奥まで入るってことは俺の体にオXXコがあるってことだ。
整体師の指先が俺のオXXコの中で小刻みに震えるように動いた瞬間に俺の体中に電流が流れたような衝撃があった。
とんでもなく気持ちいい。
オXXコに指を入れられただけで、こんなに気持ちいいなんて女の体はいったいどうなってるんだろうと自分でも自分が怖くなった。
指で責められただけでこんなに気持ちいいなら男にオXンXンを入れてもらったらどんなに気持ちいいのか怖くて想像もできない。
「いい濡れ具合ですよ。これなら男とセックスしても必ず気持ちよくなれますよ」と整体師が言ってくれた。
俺は以前大人向けの官能小説を読んだとき、オXXコが濡れるという表現を見たことがある。
女の体はセックスの時に気持ちよくなるとオXXコが汗を書いたように濡れるらしいとは一応知識としては知っていたが本当に自分が濡れているのは初めての体験だ。
それもただ濡れるだけではなく、オXXコがうずうずしてもっと触わって欲しくてたまらない気分だ。
自分でもなんでこんな気持ちになるのか訳が分からない。
「これ以上調べようと思ったらオXンXンを入れてみないとだめなんですよ。よかったら今オXンXンをオXXコに入れて確かめてみませんか。そうすれば女の体がどれだけ成熟してるのかすぐわかりますよ」と整体師に言われて俺は整体師の誘いを断れなかった。
「よろしくお願いします」と俺がやっとのことで答えると「じゃあ、その前にこれを使いますからね。これを使うとオXXコの感度がよくなってオXンXンを入れたときに最高に気持ちよくなるんですよ」と整体師が言い出した。
整体師が手にしているのは紫色のずんぐりと太くてねじ曲がった変な形の道具だ。
まるでマッサージ器みたいだと思ったが、俺はその道具が普通のマッサージ器にしては、色も形も変だと不審な気がした。
よくよく見ると道具の先端がオXンXンの先端とそっくり同じ形をしている。
いったいこの道具は何に使うんだろうと思ったとき、俺は以前アダルトビデオで似たような道具を見たことを思い出した。
これと同じような道具でアダルトビデオの女優がオXXコを責められて、狂ったように泣きじゃくっている場面を思い出して俺は、整体師が手に持っているのはバイブレータに間違いないと確信した。
バイブレータはもともと女のオXXコに入れて使うものだ。
そのために形もオXンXンそっくりにできている。
整体師が道具を俺の内腿に軽く触れるようにしながら上下に動かしてきた。
くすぐったい感触が俺の腿に伝わると、まるで電気が流し込まれたように痺れるような感触が俺の腿から腰に掛けて広がった。
アダルトビデオで見た時はなんで女があんなに体を捩って気持ちよさそうにしているのか理由が分からなかったが、実際にバイブレータの実物を見ると理由に納得した。
マッサージ器みたいに、先端が細かく震えるからあんなに気持ちよくなっちゃうんだ。
普通に男のオXンXンと同じ形の物を女性のオXXコに入れたって絶対に気持がいいはずがない。
女が気持ちがいいのは大好きな男の一番大事な物をオXXコに入れてもらうからだ。
作り物のオXンXンなんか入れられても気持ちが良いはずがないが、先端が振動するとなると話は別だ。
いったいどんな風に気持ちよくなっちゃうのか、とても想像がつかない。
整体師はきっと俺のオXXコにバイブレータを入れるつもりに違いない。
バイブレータを持つ整体師の手が、俺の右側の腿の内側を上下に動きながらすこしづつオXXコに近づいてきた。
もうすぐバイブレータがオXXコに触れると思ったとき、整体師の手は俺の左側の腿に移動して下へとバイブレータの位置を移動させた。
整体師の手がまたオXXコに近づいたとき、バイブレータの先端が俺のオXXコとはすこし離れた場所に微かに触った。
そのとたんに俺の体には電流が流し込まれたような感触が襲い掛かって、思わず体が震えた。
とんでもなく気持ちが良い。
まるで俺のオXンXンの先端にバイブレータが触れたような感触だ。
俺はバイブレータが俺の花芯に触れたらしいと気が付いた。
花芯はオXXコとは少し離れていて男性のオXンXンに相当する器官だと本で読んだことがある。
大豆くらいの大きさだが触られるととんでもなく気持ちがよくて、男性のオXンXンみたいに大きくなるとかの話だ。
もちろん大きくなってもオXンXンと比べたらずっと小さいが、オXンXンよりも10倍くらい気持ちいいらしい。
実際に自分で体験してみると、10倍ところか100倍くらい気持ちいい。
バイブレータが花芯を離れると先端が少しずつ下に移動した。
俺は整体師がバイブレータを俺のオXXコに入れてくれるものとばかり思って期待で胸が一杯になった。
バイブレータの先端が俺の花びらに軽く触れた時、俺の体にはさっき花芯に感じたのとは別の快感が沸き上がった。
整体師はバイブレータの先端を捩じるように押し回して、俺の花びらを押し広げると少しずつ奥にめり込ませてきた。
未知の体験がこれから始まろうとしていると思うと俺は期待で胸がいっぱいになった。
バイブレータを持つ整体師の手に力が入ると、バイブレータの先端が俺のオXXコの奥まで入ってきた。
整体師の手はバイブレータを奥まで入れると、少し戻して俺の反応を確かめてはまた奥に入れてくる動作を繰り返した。
俺はいったいバイブレータがどこまで奥に入るのか確かめようと思って股の間に視線を向けた。
バイブレータはまだ余裕があるらしくて、オXXコからはみ出して見える。
整体師の手に力が入ると、バイブレータが俺のオXXコの一番奥を突き破るようにして入ってきた。
バイブレータの振動がオXXコを震わせると、俺の体の奥から信じられないような感触が体全体に広がった。
初めて体験する快感は期待したよりもはるかに強烈で、自分の体が壊れてしまいそうになるほどだった。
「どうです、気持ちいいでしょう。オXンXンを入れたらもっと気持ちよくなるんですよ。もっと気持ちよくなりたいでしょう」と整体師が言うとバイブレータをオXXコから抜いた。
整体師はすぐに体を重ねてきた。
欲望の嵐が激しい竜巻となって俺の体に襲いかかってきた。
俺の期待を裏切るように、ゆっくりとした波が俺の感触を楽しむように打ち寄せてきた。
これが運命の決めた時だとあきらめの気持ちは、やがてあふれ出る泉を呼び起こした。
激しい渦の流れに俺の体は飲み込まれ、体ごと深く沈み込んで浮き上がる望みもなくなった。
子宮からあふれる潮の流れがつま先から頭のてっぺんまでを奔流となって走り抜けていった。
整体師が刻むリズムは最後の瞬間が近いことを俺の身体に告げると、震えながら奧までしっかり届いてきた。
整体師は俺の身体を天高く舞い上がらせると、次の瞬間に絶望の淵に突き落とした。
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