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第八十五話
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姉の親友の咲恵ちゃんが結婚することになり俺も結婚式に呼ばれた。
姉と咲恵ちゃんは家も近所で中学も高校も同じ学校だ。
披露宴の余興でセーラー服を着て校歌を歌うようにと姉に頼まれて俺は断れなかった。
咲恵ちゃんはよく家に遊びにきておままごとをしたが、その度に俺は姉の服を着せられて女装させられたのだ。
俺がまだ小さかった頃俺は髪がながくて女の子によく間違えられたので、女装させて遊ぶにはちょうどよかったらしい。
お母さんの化粧品をこっそり使って、真っ赤な口紅を塗られたりしてさんざんおもちゃにされた。
うっかり披露宴でのコスプレを断って子供の頃の女装をばらされてはかなわない。
結婚式の当日は着替える場所がないので家からセーラー服を着ていくことにした。
姉に手伝ってもらってお化粧もすると、自分でも結構可愛いと思える女子高生に変身した。
式場は都内の高級ホテルでタクシーで行くものとばかり思っていた。
だが姉はお金がもったいないといって地下鉄で行くと言い張った。
いくらなんでも女装して地下鉄に乗るわけにはいかないので俺はタクシー代をは俺が払うからと言ってタクシーを呼んでもらった。
結婚式が終わると俺は姉の友達といっしょに二次会行くことになった。
着替える場所がないので、俺達はコスプレの衣装のまま駅前のカラオケ店になだれ込んだ。
カラオケのあと駅に行こうとしたがお酒を飲みすぎたせいで気分が悪くなった。
吐き気がしてとても歩けない。
駅前のトイレに入ろうとしたが立っていられなくなった。
「大丈夫ですか」と親切な男が俺の体を支えてトイレに一緒に入ってくれた。
トイレの便器に吐くだけ吐くとやっと気分が楽になった。
男の手が俺の背中を撫で続けるとだんだんと手の位置がさがって俺のお尻を触りだした。
俺の弱みにつけこんで介抱する振りをして痴漢をするつもりらしい。
俺は必死の思い出トイレから逃げ出した。
朝目が覚めてみると俺はいつもの自分の部屋で寝ているのでないのに気がついた。
そこそこ広い部屋には手すりのついた便器があり身体障害者用のトイレらしい。
服装は昨日のセーラー服のコスプレのままなので家には帰らなかったらしい。
昨日の事を思い出そうとしたが、カラオケを出て痴漢に遭った所までは覚えているがそのあとの記憶がない。
俺は尿意がして便器に近寄った。
セーラー服を着ているので便器に座って小便をしようとしたとき俺は愕然とした。
股間にあるべきものがないのだ。
何度も手で触って確かめたがやっぱりない。
それでも小便がでるので用は済ませたがやっぱり変だ。
トイレの鏡で自分の顔を確かめてみたがいつもの俺の顔とは全然違う。
お化粧をしているから別人に見えるのかとも思ったが顔の輪郭が全然違う。
胸に手を当てて確かめると肉の塊の感触があって本物の胸だ。
何がなんだかさっぱり訳が分からない。
俺は昨夜何があったのか思い出そうとしてみた。
俺は昨日までは確かに男だったはず。
結婚式の余興でセーラー服の女装をしたが、それだけで身体が女になるはずがない。
俺はセーラー服を着たままなので着替えようと思ったが着替えがない。
持ち物をさがすと財布と携帯をもっている。
これなら家に帰る電車賃くらいはありそうだと思って公園を出たが自分がどこにいるのか分からない。
景色を確かめると体育館が近くにあるのが見えた。
どうやら渋谷にいるらしいと俺はなんとなく気がついた。
とりあえず渋谷駅まで歩くことにした。
坂を下ってセンター街まで出ると人通りが多くて歩いているだけでも他の人とぶつかりそうになる。
渋谷の駅が見えてきたが俺はどうしようかと迷った。
このまま電車に乗って家に帰る訳にもいかないしかと言って行く当てもない。
俺はちょうど目の前に公衆電話があるのに気が付いた。
公衆電話なんて、いまどき珍しい。
公衆電話に小さいビラが一杯張り付けてあるので気になって見てみるとアルバイト募集の文字が見えた。
「女子高生お散歩」とかいうサービスで「当日支払い」と書いてある。
女子高生お散歩というのは客の男性とデートすればお金になるアルバイトだとテレビでやっていた。
適当にお喋りの相手をするだけでお金になるんなら俺には都合がいい。
俺はさっそくビラを公衆電話から剥ぎ取ると、書いてある携帯の番号に掛けてみた。
これから面接をすると言うので近くのケンタッキーで待ち合わせの約束をして電話を切った。
ケンタッキーでしばらく待っているとそられしい男が「恵美ちゃんだね」と言って声を掛けてきた。
見た感じは普通のサラリーマン風に見えるけど、それほど若くもない。
しばらく適当に世間話をしたあと店のシステムの説明を受けた。
客の男と待ち合わせをして、一緒に食事をしたりお散歩したりするだけでいいらしい。
男と話す話題は嘘でもいいから男の喜びそうな事を言えばお金もいっぱいもらえるらしい。
客から他のサービスを要求された場合は断ってもいいし、お金がもらえるならやってもいいとのことだった。
店としては援助交際は禁止の建前だけど、あくまでも建前でお客さんと仲がよくなったら恋愛関係は自由だとのこと。
これから写真撮影と身体検査をするから一緒に来るように言われた。
男と一緒にセンター街を通り抜けて裏道に入るとラブホテルの前に来た。
俺は今であったばかりの男とラブホテルに入るのは不安な気もしたが、身体検査をするためなら仕方がないと思った。
部屋に入ると目の前に大きなベッドがある。
ラブホテル何て入ったことがないので、部屋に置いてあるものが何なのかいまいちよく把握できない。
「まず最初に写真を撮らせてもらうからね。ホームページに載せる写真がいるからね」と男が言うので、俺は男の前に立った。
男は携帯を手にもって、俺の正面から写真を何枚かとった。
次に横を向いて写真を撮ってそのあとは、少し離れてから全身の写真を撮った。
「じゃあ、身体検査をするから服を脱いで裸になってもらおうか」と男に言われて俺はちょうどいいから男に俺の体をよく確かめてもらおうと思った。
女の子なら男の前で裸になるのはとっても恥ずかしいことだろうけど俺はもともと男なので、別に男の前で服を脱いだってどうってことはない。
すぐにセーラ服を脱いでブラジャーとパンティーも脱いで全裸になった。
男は俺がすぐに服を脱いだのにすこし驚いた顔をしている。
嫌がって抵抗するそぶりでも見せると思ってたらしい。
男は俺の裸の写真を何枚か撮ると、写真を確認してる。
裸の写真を撮られるのは不味いような気もしたが、女子高生お散歩のアルバイトの為ならしかたない。
「じゃあ、ベッドに横になるんだ」と男に言われて俺はさっそくベッドの上に仰向けに寝た。
「足を広げるんだ」と男に言われて俺は自分の体がよく見えるようにと膝を立てて足を左右にいっぱいに広げた。
昨日まで俺は男の体をしてたはず。
一晩で女の体になってるなんてあるはずがない。
体の全部が全部女になってるのかは自分でもよく分からない。
男に調べてもらえば俺の体がどうなってるのかはわかるはずだと思って、俺は男が俺の体を調べるのを待った。
「随分度胸がいいじゃないか、普通だったらもっと恥ずかしがるはずだ。男と散々遊んでるんだろう。相手は誰なんだ。援助交際なんだろう」と男が勝手なことを言い始めた。
たしかに普通の女の子だったらいきなり服を脱いでベッドの上で足をおっぴろげたりはしないはず。
俺は不味いことをしたかと思った。
男は俺の足元に座り込むと、俺の花園に沿ってそっと指で撫で上げてきた。
急に俺の体に電気が流れるような感触が襲った。
俺は何がなんだか分からなかったが女の体というのは男と違って随分と敏感にできているらしい。
男の体だったらちょっと触ったくらいでこんなに体が反応する訳がない。
やっぱり俺の体は全部女になっているのかもしれないと不安な気持ちが込み上げてきた。
男の指先が不意に俺の体の奥に入ってくるのを感じて俺はおののいた。
指が奥まで入るってことは俺の体にオXXコがあるってことだ。
男の指先が俺のオXXコの中で小刻みに震えるように動いた瞬間に俺の体中に電流が流れたような衝撃があった。
とんでもなく気持ちいい。
オXXコに指を入れられただけで、こんなに気持ちいいなんて女の体はいったいどうなってるんだろうと自分でも自分が怖くなった。
指で責められただけでこんなに気持ちいいなら男にオXンXンを入れてもらったらどんなに気持ちいいのか怖くて想像もできない。
「おい、随分と締まりがいいじゃないか。男とよっぽど遊んでるんだろう」と男が言う声が聞こえて俺はこの体の持ち主がふしだらな女なのかもしれないと思った。
この男は店でアルバイトする女子高生とも面接の名目で付き合ってるはず。
客に紹介する前に試しに女子高生の体を味見するくらいの事は当たり前だ。
そうだとしたら女を喜ばせるテクニックも相当なはず。
自分の体が男に可愛がられたらどんな風になるのか、経験するには絶好のチャンスだと思えてきた。
男はすぐに服を脱ぎだした。
俺は男の背中に刺青があるのに気がついて背筋が寒くなった。
背中一面に広がる刺青は随分と凝った絵柄だ。
普通の商売をしている男だったらこんな立派な刺青なんかしてるわけがない。
暴力団の組員に間違いない。
暴力団が経営する女子高生お散歩なんかでバイトしたらろくな事はない。
ここはなんとか逃げ出すしかない。
「私帰ります」と言って俺はベッドから起き上がって服を着ようとした。
男は「いまさら帰れる訳がねえだろう」と俺を怒鳴りつけると俺をベッドに押し倒した。
男は太い縄を取り出すと俺をベッドの上に仰向けに寝かせたまま、両方の膝が肩に着く位置で縛り付けた。
熱く煮えたぎった欲望を前にして、俺の心は逆らう気力を失った。
俺の期待を裏切るように、ゆっくりとした波が俺の感触を楽しむように打ち寄せてきた。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがあった。
俺の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けた。
俺の体中に欲望の電流が流し込まれて止まらなくなり、体中が許しを求めて震え始めた。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けた。
空高く舞い上がった俺の身体は、燃えあがったまま空を舞い続けた。
暗闇のなかで震えが止まらなくなった俺の身体は、男の最後の一撃を受けて粉々になった。
姉と咲恵ちゃんは家も近所で中学も高校も同じ学校だ。
披露宴の余興でセーラー服を着て校歌を歌うようにと姉に頼まれて俺は断れなかった。
咲恵ちゃんはよく家に遊びにきておままごとをしたが、その度に俺は姉の服を着せられて女装させられたのだ。
俺がまだ小さかった頃俺は髪がながくて女の子によく間違えられたので、女装させて遊ぶにはちょうどよかったらしい。
お母さんの化粧品をこっそり使って、真っ赤な口紅を塗られたりしてさんざんおもちゃにされた。
うっかり披露宴でのコスプレを断って子供の頃の女装をばらされてはかなわない。
結婚式の当日は着替える場所がないので家からセーラー服を着ていくことにした。
姉に手伝ってもらってお化粧もすると、自分でも結構可愛いと思える女子高生に変身した。
式場は都内の高級ホテルでタクシーで行くものとばかり思っていた。
だが姉はお金がもったいないといって地下鉄で行くと言い張った。
いくらなんでも女装して地下鉄に乗るわけにはいかないので俺はタクシー代をは俺が払うからと言ってタクシーを呼んでもらった。
結婚式が終わると俺は姉の友達といっしょに二次会行くことになった。
着替える場所がないので、俺達はコスプレの衣装のまま駅前のカラオケ店になだれ込んだ。
カラオケのあと駅に行こうとしたがお酒を飲みすぎたせいで気分が悪くなった。
吐き気がしてとても歩けない。
駅前のトイレに入ろうとしたが立っていられなくなった。
「大丈夫ですか」と親切な男が俺の体を支えてトイレに一緒に入ってくれた。
トイレの便器に吐くだけ吐くとやっと気分が楽になった。
男の手が俺の背中を撫で続けるとだんだんと手の位置がさがって俺のお尻を触りだした。
俺の弱みにつけこんで介抱する振りをして痴漢をするつもりらしい。
俺は必死の思い出トイレから逃げ出した。
朝目が覚めてみると俺はいつもの自分の部屋で寝ているのでないのに気がついた。
そこそこ広い部屋には手すりのついた便器があり身体障害者用のトイレらしい。
服装は昨日のセーラー服のコスプレのままなので家には帰らなかったらしい。
昨日の事を思い出そうとしたが、カラオケを出て痴漢に遭った所までは覚えているがそのあとの記憶がない。
俺は尿意がして便器に近寄った。
セーラー服を着ているので便器に座って小便をしようとしたとき俺は愕然とした。
股間にあるべきものがないのだ。
何度も手で触って確かめたがやっぱりない。
それでも小便がでるので用は済ませたがやっぱり変だ。
トイレの鏡で自分の顔を確かめてみたがいつもの俺の顔とは全然違う。
お化粧をしているから別人に見えるのかとも思ったが顔の輪郭が全然違う。
胸に手を当てて確かめると肉の塊の感触があって本物の胸だ。
何がなんだかさっぱり訳が分からない。
俺は昨夜何があったのか思い出そうとしてみた。
俺は昨日までは確かに男だったはず。
結婚式の余興でセーラー服の女装をしたが、それだけで身体が女になるはずがない。
俺はセーラー服を着たままなので着替えようと思ったが着替えがない。
持ち物をさがすと財布と携帯をもっている。
これなら家に帰る電車賃くらいはありそうだと思って公園を出たが自分がどこにいるのか分からない。
景色を確かめると体育館が近くにあるのが見えた。
どうやら渋谷にいるらしいと俺はなんとなく気がついた。
とりあえず渋谷駅まで歩くことにした。
坂を下ってセンター街まで出ると人通りが多くて歩いているだけでも他の人とぶつかりそうになる。
渋谷の駅が見えてきたが俺はどうしようかと迷った。
このまま電車に乗って家に帰る訳にもいかないしかと言って行く当てもない。
俺はちょうど目の前に公衆電話があるのに気が付いた。
公衆電話なんて、いまどき珍しい。
公衆電話に小さいビラが一杯張り付けてあるので気になって見てみるとアルバイト募集の文字が見えた。
「女子高生お散歩」とかいうサービスで「当日支払い」と書いてある。
女子高生お散歩というのは客の男性とデートすればお金になるアルバイトだとテレビでやっていた。
適当にお喋りの相手をするだけでお金になるんなら俺には都合がいい。
俺はさっそくビラを公衆電話から剥ぎ取ると、書いてある携帯の番号に掛けてみた。
これから面接をすると言うので近くのケンタッキーで待ち合わせの約束をして電話を切った。
ケンタッキーでしばらく待っているとそられしい男が「恵美ちゃんだね」と言って声を掛けてきた。
見た感じは普通のサラリーマン風に見えるけど、それほど若くもない。
しばらく適当に世間話をしたあと店のシステムの説明を受けた。
客の男と待ち合わせをして、一緒に食事をしたりお散歩したりするだけでいいらしい。
男と話す話題は嘘でもいいから男の喜びそうな事を言えばお金もいっぱいもらえるらしい。
客から他のサービスを要求された場合は断ってもいいし、お金がもらえるならやってもいいとのことだった。
店としては援助交際は禁止の建前だけど、あくまでも建前でお客さんと仲がよくなったら恋愛関係は自由だとのこと。
これから写真撮影と身体検査をするから一緒に来るように言われた。
男と一緒にセンター街を通り抜けて裏道に入るとラブホテルの前に来た。
俺は今であったばかりの男とラブホテルに入るのは不安な気もしたが、身体検査をするためなら仕方がないと思った。
部屋に入ると目の前に大きなベッドがある。
ラブホテル何て入ったことがないので、部屋に置いてあるものが何なのかいまいちよく把握できない。
「まず最初に写真を撮らせてもらうからね。ホームページに載せる写真がいるからね」と男が言うので、俺は男の前に立った。
男は携帯を手にもって、俺の正面から写真を何枚かとった。
次に横を向いて写真を撮ってそのあとは、少し離れてから全身の写真を撮った。
「じゃあ、身体検査をするから服を脱いで裸になってもらおうか」と男に言われて俺はちょうどいいから男に俺の体をよく確かめてもらおうと思った。
女の子なら男の前で裸になるのはとっても恥ずかしいことだろうけど俺はもともと男なので、別に男の前で服を脱いだってどうってことはない。
すぐにセーラ服を脱いでブラジャーとパンティーも脱いで全裸になった。
男は俺がすぐに服を脱いだのにすこし驚いた顔をしている。
嫌がって抵抗するそぶりでも見せると思ってたらしい。
男は俺の裸の写真を何枚か撮ると、写真を確認してる。
裸の写真を撮られるのは不味いような気もしたが、女子高生お散歩のアルバイトの為ならしかたない。
「じゃあ、ベッドに横になるんだ」と男に言われて俺はさっそくベッドの上に仰向けに寝た。
「足を広げるんだ」と男に言われて俺は自分の体がよく見えるようにと膝を立てて足を左右にいっぱいに広げた。
昨日まで俺は男の体をしてたはず。
一晩で女の体になってるなんてあるはずがない。
体の全部が全部女になってるのかは自分でもよく分からない。
男に調べてもらえば俺の体がどうなってるのかはわかるはずだと思って、俺は男が俺の体を調べるのを待った。
「随分度胸がいいじゃないか、普通だったらもっと恥ずかしがるはずだ。男と散々遊んでるんだろう。相手は誰なんだ。援助交際なんだろう」と男が勝手なことを言い始めた。
たしかに普通の女の子だったらいきなり服を脱いでベッドの上で足をおっぴろげたりはしないはず。
俺は不味いことをしたかと思った。
男は俺の足元に座り込むと、俺の花園に沿ってそっと指で撫で上げてきた。
急に俺の体に電気が流れるような感触が襲った。
俺は何がなんだか分からなかったが女の体というのは男と違って随分と敏感にできているらしい。
男の体だったらちょっと触ったくらいでこんなに体が反応する訳がない。
やっぱり俺の体は全部女になっているのかもしれないと不安な気持ちが込み上げてきた。
男の指先が不意に俺の体の奥に入ってくるのを感じて俺はおののいた。
指が奥まで入るってことは俺の体にオXXコがあるってことだ。
男の指先が俺のオXXコの中で小刻みに震えるように動いた瞬間に俺の体中に電流が流れたような衝撃があった。
とんでもなく気持ちいい。
オXXコに指を入れられただけで、こんなに気持ちいいなんて女の体はいったいどうなってるんだろうと自分でも自分が怖くなった。
指で責められただけでこんなに気持ちいいなら男にオXンXンを入れてもらったらどんなに気持ちいいのか怖くて想像もできない。
「おい、随分と締まりがいいじゃないか。男とよっぽど遊んでるんだろう」と男が言う声が聞こえて俺はこの体の持ち主がふしだらな女なのかもしれないと思った。
この男は店でアルバイトする女子高生とも面接の名目で付き合ってるはず。
客に紹介する前に試しに女子高生の体を味見するくらいの事は当たり前だ。
そうだとしたら女を喜ばせるテクニックも相当なはず。
自分の体が男に可愛がられたらどんな風になるのか、経験するには絶好のチャンスだと思えてきた。
男はすぐに服を脱ぎだした。
俺は男の背中に刺青があるのに気がついて背筋が寒くなった。
背中一面に広がる刺青は随分と凝った絵柄だ。
普通の商売をしている男だったらこんな立派な刺青なんかしてるわけがない。
暴力団の組員に間違いない。
暴力団が経営する女子高生お散歩なんかでバイトしたらろくな事はない。
ここはなんとか逃げ出すしかない。
「私帰ります」と言って俺はベッドから起き上がって服を着ようとした。
男は「いまさら帰れる訳がねえだろう」と俺を怒鳴りつけると俺をベッドに押し倒した。
男は太い縄を取り出すと俺をベッドの上に仰向けに寝かせたまま、両方の膝が肩に着く位置で縛り付けた。
熱く煮えたぎった欲望を前にして、俺の心は逆らう気力を失った。
俺の期待を裏切るように、ゆっくりとした波が俺の感触を楽しむように打ち寄せてきた。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがあった。
俺の体は空高く放り上げられたまま、落ちることを許されずに回り続けた。
俺の体中に欲望の電流が流し込まれて止まらなくなり、体中が許しを求めて震え始めた。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けた。
空高く舞い上がった俺の身体は、燃えあがったまま空を舞い続けた。
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