淫獄の玩具箱

asami

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第六十四話

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 夜遅くまでゲームをしたあと俺は疲れて布団に入った。
夜中に変な夢を見た。
ゲームの中の登場人物の女戦士になり闘技場で魔界の男戦士と闘う夢だ。
戦いに負けて男戦士に犯される夢が延々と続いた。
男戦士の力強い腰の動きは信じられないほどの快感を俺の体に叩き込んだ。
繰り返し快楽の絶頂を体験すると体の震えが止まらなくなった。
目が覚めると胸に何かが載っているような重みをかんじた。
胸に目をやるとパジャマの胸が膨らんでいる。
誰かが寝ている間に俺の胸になにか載せたのかもしれないと思ったが、何が載っているのか分からない。
体を起こしてみると、やっぱり胸に変な感触がある。
いったいどうなってるんだろうと思ってパジャマを脱いでみると胸が大きく膨らんでいる。
それもかなり大きい。
それだけでなく乳首がかなりの大きさで乳輪もでかい。
どうみても女の胸にしか見えない。
どうして胸がこんなにでかくなったのか理由が分からない。
俺はなんだか変な予感がして、パジャマの上から股間を探ってみた。
あるはずのものがないのに気が付いたとき俺は訳が分からなくなった。
俺は自分の目で確かめようと思ってパジャマのズボンを脱いだ。
俺は自分が女物のパンティーを履いているのに気がついて当惑した。
いつもの紺のトランクスではなくピンクのレース模様の可愛らしいパンティーだ。
俺は女物のパンティーを履く趣味なんかない。
なんで俺が女物の下着なんかを履いているのか理由が分からない。
それになによりも肝心なのはパンティーの前にはみ出しているはずの膨らみがないってことだ。
俺はパンティーの下に手をつっこんで確かめたが、肉の膨らみの間に細い割れ目の感触がある。
いつもだったら指先に触れてくるはずのオXンXンがどこにもないのだ。
俺はその時になって自分の体が女になっているのに気が付いた。
いったい何がなんだか訳が分からない。
とりあえず学校にいかないといけないと思って制服を探した。
いつも制服をかけてあるクロゼットのドアを開けてみると、服は全部女物だ。
制服らしい服はセーラー服しかない。
俺は一瞬ためらった。
男の俺がセーラー服なんか着るわけにはいかない。
だがセーラー服しか着る服がない。
とりあえず着るだけ着てから後のことを考えるしかない。
ブラウスを着ようとして俺は素肌にブラウスを着るわけにはいかないと気がついた。
ベッドの横を見ると椅子の上にブラジャーが置いてあるのを見つけた。
俺はブラジャーなどしたことはないのでどうやってつければいいのか分からない。
なんとか工夫してブラジャーを胸につけると胸が前に飛び出して見える。
セーラー服に着替えてリビングルームに行くと、朝食の支度がもうできている。
おかんは洗濯をしてるらしい。
俺は急いで朝食を食べて、外に出た。
俺は高校生だから朝起きたら学校にいくしかない。
いつもの道を駅まで歩き始めたが、足元が妙に涼しい。
セーラー服を着た時には気が付かなかったけどスカートの丈が随分と短い。
歩くたびにスカートの裾が揺れて足に風が吹きつけてくる。
涼しいというより寒くて凍えてしまいそうなくらいだ。
駅のホームで電車を待っていると携帯にメッセージが入った。
「次の渋谷行き急行。前から二番目の車両。二番目の右側のドア」とだけ書いてある。
誰から来たメッセージなのか心当たりはない。
もしかして俺が朝女体化したのとなにか関係があるのかもしれない。
俺はきっと誰か友達と待ち合わせする予定になっているんだと思って二番目の車両の二番目のドアの行列に並んだ。
列には高校生らしい姿もあるが、俺に気づいて声を掛けてくる様子もない。
渋谷行の急行が来た。
ドアから大勢の客が降りたので入れ替わりに電車に乗ったがかなり混んでる。
なんとか体を押し込んで電車に乗ったが正直なところ胸がかなりじゃまだ。
いつもだったらちょっと体を押し込めば乗れるはずなのに、胸がじゃましてかなり頑張って体押し込まないと乗れない。
女の体というのはいろいろ不便なこともあるんだと思った。
電車が動き出したが周りに知り合いらしい顔はない。
さっきのメッセージはなんだったんだろうと不思議な気がした。
しばらくして俺のすぐ後ろから体を押し付けてくる男がいるのに気が付いた。
なんだか変なきがしたけど、電車が混んでいるので仕方がない。
携帯にまたメッセージが入ったので開けて見ると写真が送られてきた。
さっき待ち合わせのメッセージを送ってきたのと同じ相手からだ。
写真は何が写ってるのかはよく分からなかったが、スカートの下から盗撮した写真らしい。
プリーツスカートの奥にパンティーが写っている。
なんでこんな写真を送ってきたのか理由が分からない。
俺が携帯をしまおうとしたとき、俺のすぐ後ろの男が手にもった携帯を俺のすぐ目の前に押し出した。
男の携帯にはいま俺が見たのと同じ写真が表示されている。
俺は一瞬とまどったが、写真を送ってきたのは俺の後ろにいる男らしいと気が付いた。
だとすれば俺が待ち合わせをしたのはこの男に違いない。
俺は携帯に送られてきた写真がたった今俺を盗撮した写真らしいと気が付いて寒気がした。
いったい何でそんなことをするのか理由が分からない。
俺のお尻に変な感触があるのに気が付いて俺はドキッとした。
俺の後ろから体を押し付けてくる男はどうやら痴漢らしい。
さっき携帯に送られてきたメッセージは痴漢の待ち合わせのメッセージだったんだ。
男の手が俺のセーラー服のスカートの下からお尻を撫で始めた。
俺はもともと男だから痴漢にあったことはない。
女になって初めての体験が痴漢だなんてどう考えても運が悪い。
男の指先がパンティーの下に入ると直に俺のお尻を触り始めた。
俺は怖くて体が震えてきて声も出せなかった。
次の駅で電車が止まるまで俺は痴漢にされるままになっているしかなかった。



 地下鉄に乗って学校の前まで来たとき俺ははたと気が付いた。
俺の学校は男子校だ。
セーラー服を着た女の子が校舎に入れるわけがない。
俺が男だと言い張っても、どうみてもセーラー服を着た女の子にしか見えない。
俺は学校に入るのは諦めて、駅に戻った。
どこに行けばいいのか分からないのでとりあえず駅前のファーストキッチンで一休みすることにした。
いつものようにシェークを頼もうと思ったが、足が冷えるのでとても冷たいものなんか飲めない。
ブレンドコーヒーを頼んで、席に着くとこの先どうしようかと思案した。
自分の身に何が起きているかいまいちちゃんと把握できていない。
しばらくファーストキッチンで時間を潰していたが疲れが出て眠くなった。
目を覚まして腕時計を確かめると、学校の下校時間を過ぎている。
居眠りを続けている間に時間がたっていたらしい。
昼は食べていないのでさすがにお腹が空いたが食欲がない。
このまま家に帰るかどうか俺には決心がつきかねた。
俺はもともと男の子なはず。
家に戻れば家の子じゃないと言われるに決まっている。
だが朝クロゼットを見た限りでは、服は女物ばかりだ。
どうして俺の部屋の服が女物と入れ替わってるのか説明が付かない。
決心がつかづにぼんやりしていると携帯にメッセージが届いた。
携帯を開いてみると「今どこにいるの」とだけ書いてあって相手に思い当たりはない。
俺はもしやと思って朝携帯に届いたメッセージを確かめた。
やっぱりたった今メッセージを送ってきたのは朝の電車の痴漢に間違いない。
帰りの電車でも痴漢をするつもりらしいと思って俺はメッセージを無視しようと思った。
だが男が痴漢だけが目的で俺にメッセージを送ってきたのではないかもしれないと思った。
もしかして俺が女体化した事を知っていてメッセージを送ってきたのではないかとふと思った。
だったら何か事情を知ってるかもしない。
「駅前のファーストキッチンです」とだけ返事を書くとすぐに「これから会えるかな」と返事が来た。
俺はファーストキッチンでメッセージの相手と待ち合わせの約束をした。
しばらく待っていると中年の男が俺の座った席の前まで来て「いや、待たせたね」と声を掛けてきた。
やっぱり朝の痴漢の男に間違いない。
俺は朝この男にお尻を触られた時の感触を思い出して寒気がして膝が震えてきた。
「さっそくだけど昨日のお礼だ。約束通り四万円だ」と男が俺に一万円札の束を渡そうとした。
俺はなぜ男が俺に金を払うのか理由は分からなかったが、とりあえずお金はあったほうがいいと思ってお金を受け取った。
俺は男に渡された四万円が朝の痴漢の謝礼だと思ったが、どう考えても痴漢の謝礼にしては金額が多すぎる。
それに昨日の礼ということには、昨日この痴漢と何かあったらしい。
俺は男に昨日のことをどう聞いていいのか迷ったが「今日もお金はもらえるんですか」と試しに聞いてみた。
男はすぐに「もちろんだよ、遊んだ後にちゃんと渡すからね」と答えた。
やっぱり俺は昨日この男と一緒に遊んだらしいがそれと俺の女体化と関係があるのかはよく分からない。
俺が黙り込んでいるのを見て男は「今日はどんな遊びがしたいのかな」と俺に聞いてきた。
俺はとっさに「昨日と同じがいいです」と男に答えた。
そう聞けば俺が昨日男と何したのか確かめられると思ったからだ。



 ファーストキッチンを出て、裏道に入ると少し先に映画館が見えた。
スクリーンが一つしかない小さな映画館で随分と昔からある。
学校をさぼって何度か映画を見たことがあるけど、普通の映画館だ。
映画館の前まで来ると、今日はオールナイトらしくてやってる映画もかなりエッチな映画らしい。
男が入場券を二枚買ってくれたので俺は男と一緒に映画館に入った。
映画館の中はちょうど上映中でスクリーンが光って見える。
男はスクリーンから少し離れた見やすい席に俺を案内した。
俺はどうして映画を見ただけで四万円もらえるのか理由が分からなくて不安な気持ちになった。
上映中の映画はケータイ小説が原作でテレビドラマでもやってた作品だ。
ケータイ小説は一時期は女の子達の間で随分と流行ったが、ケータイ小説を読むような女の子は大体が遊んでいて成績も悪いと相場が決まってる。
内容もリストカットやら援助交際やらと暗い話ばかりで俺はとても読む気にはなれなかった。
スクリーンには援助交際で初体験を奪われる主人公の姿が延々と映し出されてる。
しつこくキスされたり、服を一枚づつ脱がされたりとか見ていても吐き気がしてくる。
だいたい初体験の相手が援助交際の中年男だなんて、いくらケータイ小説だって話が酷すぎる。
こんな映画をまだ中学生や高校生の女の子が喜んで見るなんて、女というのは訳が分からない。
初体験のシーンが終わると、今度は援助交際の相手の男に騙されて輪姦されるシーンが続いた。
主人公の女が「うぁーーー、もう止めてお願い」と大声を上げるのがスピーカーから聞こえてきて、俺は耳を塞ぎたくなった。
輪姦されるなんてどう考えたって絶対に経験したくないはずだが、輪姦されてると思うとなぜか体がぞくぞくしてくる。
俺はなんだか変な気分になってきたが、自分の体がどうなってるのか自分でもよく分からない。
隣に座った男が手を伸ばすと俺の膝に手を載せてきた。
俺はどうしていいのか分からなくてそのままじっとしていた。
男の手が俺のセーラー服のスカートの下に入るとパンティーの上から俺のオXXコを指でなぞり始めた。
俺はやっぱりと思った。
今朝は地下鉄で痴漢されたけど、今度は映画館で痴漢だ。
この男はよっぽど痴漢が好きらしい。
映画館で痴漢されて四万円もらえるのなら安いものだと思って俺はしばらく男にされるままになっていた。
男とは反対側の席に座った別の男が俺の腿に手を伸ばしてきたので俺ははっとした。
痴漢は一人ではなかったんだ。
俺の後ろからも手が伸びてきて俺の胸をもみ始めた。
いったい痴漢が何人いるのか分からない。
いくらなんでも映画館でこんな目に遭わされるなんて思ってもみなかった。
映画が終わった時やっと俺の体からは痴漢の男達の手が離れた。
俺は映画館の痴漢プレーだけで四万円もらえるはずはないと思って不安になった。


 男達は俺の両手をしっかりと掴んで歩かせると映画館の外にでた。
そとはもう真っ暗で街頭の明かりがぼんやりと見えるだけだ。
しばらく細い道を歩くとラブホテルが見えた。
俺はやっぱりと思った。
男達は俺をラブホテルに連れ込むつもりらしい。
俺はどうやって逃げ出そうかと思案したが諦めるしかなさそうだ。
部屋に入ると男達は縄を取り出して俺を縛り始めた。
相手が大勢なので俺はとても抵抗できないと思って諦めるしかなかった。
男達は器用な手つきで俺の膝を肩に縛りつけて仰向けにベッドに寝かせた。
これから男達に何をされるのか大体の見当はつく。
俺は期待と不安がいりまじった気持で心臓が縮み上がった。
男達は一斉に服を脱いで裸になると俺の周りを取り囲んだ。
男の一人が俺のすぐ顔の上にオXンXンを押しつけてきた。
俺は男達が何をしようとしているのに気がついて寒気がしてきた。
男達は俺を普通の輪姦ではなくフェ××オ輪姦するつもりらしい。
裏ビデオで女子高生がフェ××オ輪姦されるのを見たことはあるが実際に自分が体験するはめになるとは思ってもみなかった。
裏ビデオではフェ××オ輪姦された女子高生は男達の樹液を全部口の中にだされて飲み干していた。
俺は樹液を飲んだことはないが女は樹液を飲むのが大好きらしい。
樹液を飲み込むとお酒を飲んだみたいに胃袋が熱くなるって聞いたことがある。
自分の口の中で男達の樹液を味わうのを想像すると期待で体中が燃え上がった。
俺は男だから他の男にフェ××オしたことなんて在るわけがない。
フェ××オは女だったら誰でもすることだ。
フェ××オが嫌いな女だって無理やりにでもやらせれば誰でも好きになるって話だ。
俺だって今は女なんだから一度でもフェ××オを体験すれば大好きになるような気がした。
俺は自分から口を大きく開いて男がオXンXンを押し込んで来るのを待った。
男はすこし腰を浮かすとオXンXンの先端を俺の口に入れてゆっくりと腰を下に降ろしてきた。
喉の奥まで男のオXンXンが押し込まれてくると俺は息が苦しくて涙が込み上げてきた。
男が腰を上下にゆすると俺は必死で男のオXンXンをしゃぶった。
甘い舌触りを楽しむようにあなたの欲望は一気に堅くなった。
偽りのない従属を享受する快感を俺は追い続けた。
緊張から張りつめた気分はやがてなま暖かい感触に変わり、腰を揺する勢いが逞しさを増し続けた。
支配される快感がやがて俺の体中を満たして、次の瞬間にあふれ出てきた。
すこし苦みのある味が俺の口一杯に広がると俺は嬉しくて涙が止まらなくなった。
舌で口の中を嘗め廻してから樹液を飲み込むと胃袋が燃え上がるように熱くなった。
すぐに別の男が俺の顔の上に腰を近づけてきた。
繰り返す快楽の時は永遠に続いた。
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